−独学 土地家屋調査士試験攻略法 10−

土地家屋調査士は、土地の境界に最も詳しいスペシャリストです。
土地・建物の調査、測量、登記に関する仕事で社会に貢献しています。

土地家屋調査士試験 受験対策(独学)

10.自分に最適な型を作る

型でケアレスミスを防ぐ

本試験前3カ月位までに、自分に最適な型を作りましょう。相撲でも強い力士は自分の型を持っているように、試験でも同じことが言えると思います。

型を作る目的はケアレスミスを防いで制限時間内に解答し尽くすことにあります。自分の勉強部屋なら完璧でも試験会場でもそうだろうか? というように、常に高いレベルに目標を置くようにしましょう。

ちなみに私の型は、択一土地書式(作図まで完了し求積残す)建物書式(完璧に解答)土地の求積全体の見直し完了 としていました。

択一は過去問を参考に取り組みやすい問題から解答しましたので、順番通りではなく独特な方法でした。

私のやり方はソロバン時代のものですのであまり参考にはならないかもしれませんが、型を持つことは重要なことだと思います。

最も実力が発揮できる工夫を

本試験は時間との勝負です。
時間を、どう有効に使うか、問題を解くスタイル(自分の型)について考えておいて下さい。

試験問題をどの順序で解くのか、決まりはありませんので、自分が最も実力の発揮できる順序に崩してもいいわけです。

今は、択一が20問になり、私が受験したころとは難しさも違うと思いますが、自分なりに工夫することは大いにやってみるべきではないでしょうか。

これが、本試験1カ月前だったら調子が狂ってしまうでしょうが、3カ月前なら問題ない時期です。

それから、択一問題を読むときは一度で内容を理解してしまうように訓練しましょう。同じ枝を何度も繰り返して読むようでは時間攻略はまだまだです。

ボーっとしている時間もあっていいのですが、気持ちの切り替えは訓練するしかありません。調査士の仕事も気持ちの切り替えは必須です。

なんせ、5つぐらい土地の現場を抱えていたりすると、試験よりもはるかに頭を使います。

そんな時に限って、飛び込み仕事が集まってくるんですから。
それでも同業者の皆さんは平気な顔で仕事してますよ。


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