ある夜、ふわおくさんの前に、一人の天使が現われ、もうすぐ赤ちゃんが生まれますよ、と告げます。
その予言どおりに、赤ちゃんが生まれ、大勢の動物たちがお祝いにやってきます。

うさこちゃんは、ごく普通に生まれたのですね。
大勢のお客に押しかけられて、疲れて眠ってしまって、ちょっぴり可哀想です。

ある日、うさこちゃんが、家の窓から外を見ると、あたり一面、積もった雪で覆われていました。
早速、うさこちゃんは、お父さんとお母さんに、いってきますを言って、外へ遊びに出かけました。

この作品で印象的なシーンは、うさこちゃんが緑色の小鳥と出会う場面でしょう。
小鳥が悲しんでいるのを心から同情して、なんとか助けてあげようと思う気持ちは、とても立派だと思いました。
うさこちゃんの優しさが、ストレートに伝わってくる名作です。

レビュー執筆予定

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うさこちゃん、のどが痛くて具合が悪そうです。
お医者さんに診てもらい、病院に入院することになりました。

「病院」＝「痛い」の等式が、うさこちゃんの頭の中で成立し、怖くてポロポロ涙を流す場面が可哀想です。
全体的に白色を多用していて、病院らしい雰囲気が出ています。

うさこちゃんの叔父さんが、飛行機を操縦してやって来ました。
早速、うさこちゃんは飛行機に乗せてもらいます。

ヘルメットを被ることを条件に、うさこちゃんが飛行機に乗ることを許可してくれるお母さんが粋です。
ヘルメット姿のうさこちゃんの勇姿を見て下さい。

レビュー執筆予定

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野原に、白いタマゴが落ちていました。
そこへ、めんどりやネコなどがやってきて、口々に、それは自分のタマゴだと、言い始めました。
すると、タマゴに亀裂が入って、元気な赤ちゃんが生まれました。

生まれた赤ちゃんは、とても生意気ですが、大人の動物たちが、赤ちゃんのために、せっせと世話をする姿がほほえましいです。

赤いくちばしをした黄色い小鳥がいました。
牧場に降り立った小鳥は、黒い犬に、牧場の中の様子を、いろいろ教えてもらいます。

こんなカラフルな牧場が、あったら、本当に楽しいですね。

おなかを空かした、ちいさな魚がいました。
パンをくわえたアヒルや白鳥を見かけ、自分もパンが欲しくなりました。

水の中は青、水の外は緑で描かれているだけですが、自然な奥行きを感じます。
魚の色が緑であることも、不思議としっくりきます。

子猫のネルは、インデアンになりたくて、メソメソ泣いていました。
そこへ、インデアンの国に連れていってあげると、１匹の魚が現れました。

魚は、見た目が、とても怪しいのですが、ちゃんとインデアンの国に連れていってくれます。

くんくんは小さな茶色の子犬です。
ぽっくるとんの奥さんのために、迷子になっている子供を探し出します。

名犬ジョリィみたいに賢い犬です。

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『子どもがはじめてであう絵本』第1集、第2集に、『ブルーナのゆかいななかま』より、 「うさこちゃんがっこうへいく」 「うさこちゃんのおじいちゃんとおばあちゃん」 「うさこちゃんおとまりにいく」 「うさこちゃんとじてんしゃ」を加えた合計12冊のセットです。
すべて、うさこちゃんが登場する絵本です。