〇挨拶を演出する笑顔
笑顔は接客の最高の武器といわれています。接客者の笑顔でお客様の気持ち、店の雰囲気までもやわらげます。ましてお客様との最初の接点である挨拶に笑顔は重要です。笑顔がなければ挨拶の意味は伝わらないのです。接客業に従事する人は、常に笑顔で接しましょう。

〇笑顔は接客者のサービスをカバーしてくれる
混雑時の店内、お客様は待ち時間が長くなればイライラしてきます。そんな時接客者が仕事を急げば急ぐほど、顔は真剣で怖い顔、動作が粗くなります。お客様はその態度を見て余計不快になります。ところが多少動作が粗くなっても、笑顔を忘れなければお客様の不満は吸収されます。「混んでいるのだから仕方ない」と考えてくれます。笑顔はサービスの不足をカバーしてくれます。

〇笑顔の訓練
接客者はわざとらしい笑顔にならないように笑顔の訓練を続けましょう。
　笑顔の訓練というと、鏡に向かい表情筋を動かして笑顔を作る訓練が多いのですが、変な緊張感がでて、目が笑っていなかったり、わざとらしい笑顔が身についてしまう可能性があります。自然な笑顔の出る訓練を覚えましょう。
鏡に写った自分の顔に向かって、友人に話しかけるように何かひと声、言葉をかけます。どんな言葉でもかまいません。そしてそのとき「にこっ」と笑います。この時の笑顔が一番自然なのです。

〇毎日続けよう
人は鏡に映った自分に何か声をかけると、リラックスするのです。毎日続けてください。素敵な笑顔が誰でも自然に身につきます。仲間同士で笑顔で挨拶をしあえば、店全体に自然な笑顔が広がります。