話材はどうする

話を考える時、話材がなくて困るという人が結構います。話材とは何も特別なものではありません。自分の身の回りで見聞きするものすべてが話材になるのです。そして話すべき内容の主題に合った話材をそこに当てはめればいいのです。
 それでは話材はどのように探せるのでしょうか。
 大きく分けて4つあります。


 まず(1)体験です。自分の過去の体験、喜怒哀楽の種々の体験は誰でも経験しています。その内容が話材になります。


 (2)観察です。
 自分の生活の中で、見たものはいろいろあるのではないですか。日常でも電車の中での
 乗客のやり取り、あるいはご近所の方の経験など、結構記憶の中には多くあるのではないでしょうか。


(3)読む 
書籍、雑誌、新聞などなど、今ではスマートフォン、タブレットから豊富な文字情報が集まってきます。


(4)聞く
友人、家族との会話の中やTVでいろいろな興味のある話が聞こえてくるでしょう。それがすべて話材になるのです。
そうした情報から、言いたい事に合った話材を選ぶことが大切です。そのためには、日ごろから、いい話だ、感動した内容だなど何か感じることがあったら、メモなどしておくと、いざ話をするときに話材として活用できます。