構成を考える

  簡単に構成ができるやり方を説明しましょう。
(1)何について話すか→題は何か認識します。
   題が決まっていない場合は、聞き手に受け入れられやすい題を決めます。
(2)聴衆に何を訴えたいか(主題)
   その話の中で、何を伝えたいかを決めます。
(3)主題を分からせるための適切な例を探します
  →大事な事は例だけ面白くてもダメ。主題をわからせるのに適した例を選びます。
(4)どう並べたら一番わかってもらえるか組み立てます
    例えば3分以内でのスピ-チならひとつの例をどう持って行くか考えることが重要です。
   例話には会話、比較、状況、感情の推移を入れることでよりイメージしやすいものです。

その流れは、次の3つに分類されます。

○切り出し 聴衆の耳を引く導入の仕方を考え、聞いてみようという気にさせます
   →最近のニュ-ス、天候、問題提起、主題 など

○展開 展開部分は聴衆がイメージしやすいように具体的な例を並べます
    並べ方は三種類
    1.時間的
     ・過去から現在
     ・現在から過去
     ・問題時点から過去、そのあと現在
     ・同じ分量にしないで一番重要な個所を中心にします
    2.空間的
    場所、形、グループなどで分類し対比・比較させます
    3.論理的
     結果(主題)を述べた後に原因、理由、経過を話します。


○まとめ →印象を残すように要約、願望、決意、主題、問題提起
    以上のように構成すれば、だれでもわかりやすい話が作ることができます。