見られることの意識

○お客様は見ている
人は相手と話をしなくても相手の態度、表情、動作をみて何かを感じます。その人柄を勝手に判断してしまいます。初対面の人が怒っているように睨みつけていると「きっと気難しい人なんだろう」と思うでしょうし、ニコニコと笑っていたら「優しそうな人だな」と思うでしょう。表情、態度を見ただけで内面を判断してしまうのです。お客様は常に見ています。そして見て何かを感じます。不快に思われないように、よく感じてもらえるよう常にどう見られているか意識することが重要です。そんなつもりでしているのではないと言っても、判断するのはお客様なのですから。

○態度は心の表れ
レジで小銭を数えながらゆっくりとお客様は支払っています。つい接客者は舌打ちしながら睨みつけてしまいました。「なんと無神経で愚図な人だろう」と思ったのでしょう。その態度を見てお客様は「小銭で払ってはいけないという決まりでもあるのかー」と怒り出しました。態度は心の表れとよく言います。態度と気持ちは一致しているのです。お客様に楽しい時間を過ごしてもらう気持ちがないと不快な態度を見せてしまいやすいのです。とくに忙しい、体調が悪い、イライラする、お客様と気が合わないなどマイナスの気分の時は注意しましょう。笑顔で気分の良い時間を作る意識を絶ず持ってください。  

○身だしなみのポイント
身だしなみが大切とよく言われます。だらしない、場に合わない、不潔等のように見えるとその身だしなみからお客様は、いい加減な店、気持ちがお客様に向いてないと判断して不快になるのです。店が始まる前にスタッフ同士チェックしあう事が重要です。