接客の基本的心構え

〇良い接客とは
お客様は神様と考え、なんでも言いなりになるのが良い接客ではありません。

良い接客とは、接客者にとって、お店にとって、一番良い状況を、お客様が納得して喜んで受け入れてくれることです。

そのためにお客様とコミュニケーションをしっかり取って、満足していただくことです。

○接客の基本的心構えとは
 常に接客者が持たなければならない基本的心構えとは「お客様の希望にかなうように対応し、気分のよい時間を過ごしていただくように努力すること」です。
 

皆さんの会社やお店にお客様はそれぞれ商品が欲しい、情報が知りたいなど色々な希望を持って訪れます。十人十色、希望は色々です。

しかしうちの店は商品を売ればいいんだ、料理を提供すればいいんだ等、お客様の希望を考えずに、お店や会社の考えを押しつけるような対応をすれば、お客様に満足してはもらえません。再来店しようとは思わないでしょう。

絶えずお客様を観察して、希望は何、目的は何かを考えて、あるいは尋ねるなどして探り対応します。また希望がかなっても、不愉快な時間だったと思われないように、対応するときのコミュニケーション、すなわち明るい表情や聞きやすい声、不快にさせない言葉使いに注意しましょう。

〇お客様も接客者も共にハッピー
 接客の効果は、接客者の工夫によってお店を利用したお客様が満足し、またサービスを提供した接客者もお客様の喜びや感謝の言葉で満足する、すなわち共にハッピーになることです。

お客様はお店でハッピーにならなければ二度と利用しません。

接客者も仕事をしていてハッピーでなければ辛くて仕事が続きません。

お客様も接客者もハッピーになるから、無理なくサービスが継続されるのです。