−め−

メーカー記号

めーかー・きごう(軍事/用語)

 1962年まで米海軍が使用していた機体命名法における各航空機メーカーを表わすアルファベット一文字。ぱっと思い付くところでは、

 B………ボーイング
 C………カーチス
 D………ダグラス
 F………グラマン
 H………マクダネル
 J………ノースアメリカン
 U………チャンスヴォート
 Y………コンソリデーテッド

 まあこれくらい押さえておけば不便はない。海軍機は、(戦闘機、雷撃機などの)機種の略号、各メーカーごとに何番目の機体(ただし最初の機体のときは数字はつかない)かを表わす数字、メーカー記号、ハイフンで区切ってサブタイプの略号、という形で表わされる。F4Fといえばグラマンが作った4番目の戦闘機(ワイルドキャット)、F4Uならヴォートが作った4番目の戦闘機(コルセア)と言うことになる。ちょっちややこしいかな?

メーサー殺獣砲車

めーさー・さつじゅう・ほう・しゃ(映画/メカ)

 ウェーブのキットでは"66式"という名称がわりふられている。真偽はともかく個人的には"メーサー車"よりは"66式"って呼ぶほうがカッコいいような気がしないでもない。東宝特撮メカの人気投票をやったら、間違いなくトップ3のどこかに位置するであろう人気メカ。単体としてのデザインの魅力もさることながら、その実戦シーンのシステマティックな使われ方が、リアルでカッコよいのである。東宝パラボラメカの完成型といえる。
 →フランケンシュタインの怪獣/サンダ対ガイラ

メガギラス

めがぎらす(映画/怪獣)

 古代のトンボの幼虫が、ディメンション・タイドの実験の副作用で現代に転送され、融合・巨大化した怪獣。元ネタはいうまでもなく、"空の大怪獣ラドン"に登場したメガヌロン
 →ゴジラ×メガギラス G消滅作戦

メカゴジラの逆襲

めかごじら・の・ぎゃくしゅう

 1975年東宝。監督は6年ぶりのゴジラ映画担当になる本多猪四郎。ブラックホール第三惑星人が真船博士の強力をもとに強化改良したメカゴジラに、さらにチタノザウルスを加えた強敵を迎え撃つゴジラ。特技監督が中野昭慶氏だけに爆発のハデさは天下一品(^o^)。お話的にも少々地味だが悪くない。役者さんたちにもう少し"華"があればもっと良かったのになあ。

メカニコング

めかにこんぐ(映画/メカ)

 ドクター・フーエレメントX採掘用に建造したロボット。そのコンセプトはカール・ネルスンの研究からの盗用らしい。計画は成功するかに見えたが、エレメントXが発する強力な磁場の影響で、動作不良を起こしてしまう。
 →キングコングの逆襲

メガヌロン

めがぬろん(映画/怪獣)

 鳥のエサ
 →空の大怪獣ラドン

メガロ

めがろ(映画/怪獣)

 海底王国"シートピア"を守護する怪獣で、東宝特撮には大変珍しい昆虫型の怪獣。メガヌロンとは多分血のつながりはない。あ、でも平成ゴジラシリーズが健在ならそのネタで一本映画がでっち上げられたような気も………
 →ゴジラ対メガロ

メタルーナ

めたるーな(映画/惑星)

 地球から遠く離れた惑星。近隣の好戦的な惑星、ザ−ゴンからの彗星爆弾で壊滅の危機に瀕していた。彗星爆弾の攻撃から自らの星を守るための電離層の発生に必要な核エネルギーの補充のため、地球の核物理学者を拉致、洗脳しようとした。
 →宇宙水爆戦

メタルーナ・ミュータント

めたるーな・みゅーたんと(映画/宇宙人)

 SF映画史上もっとも有名なエイリアンのひとつだが、コイツは正規のメタルーナ星人ではなく、突然変異で生まれたミュータント。体格やその力はは人間以上だが、昆虫程度の頭脳しか持っていない。メタルーナでは門番等に使われている。石森章太郎氏のマンガ、"ブルー・ゾーン"で、登場人物が見る幻覚のなかで登場する怪物がこれだ。
 →宇宙水爆戦

メディングス中尉

めでぃんぐす・ちゅうい(TV/キャラクタ)

 爆弾を仕掛けられたファイヤーフラッシュに乗り込み、爆弾を取りはずそうとした人物。日本語版では"中尉"だが、原語版では民間人らしい。ネーミングはもちろん、シリーズのSFX担当、デレク・メディングスからだろう。
 →サンダーバード