ハリー・ポッター

ハリーは、見かけはごく普通の10歳の男の子。
意地悪な叔父家族の家に住み、耐え難い生活を続けていました。
しかし11歳の誕生日を迎えようとしたとき、魔法世界へいざなう運命の扉が開かれました。

生まれつき魔法使いの能力を持つハリー・ポッターの波瀾に満ちた冒険物語です。
一冊500ページ程ある本シリーズは、小学生の高学年でも読破するのに根気が要るでしょう。
小学生が読む上で一番問題になるのは、やはり漢字です。
全ての漢字にルビがふってあるわけではないので、特に低学年では内容を理解しながら読み進むことは困難だと思います。
そこで私は、子供にも読めるようにと、サインペンで漢字にふりがなを付けていきましたが、三分の一位でさすがに根が尽きてしまいました。

低学年の児童でもハリー・ポッターの世界を堪能することができる方法はないかと探していると・・・ありました!
「オーディオブック」というものです。
「オーディオブック」とは本の朗読をcdで聞くものです。外国の絵本なんかには良くあります。
早速、「ハリー・ポッターと賢者の石」のオーディオブックを購入しました。
結構高かったです(涙)
でも出来は非常に素晴らしく、就寝時などに子供に聞かせています。 (全巻)


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ハリー・ポッターと
賢者の石
ハリー・ポッターと賢者の石

プリベット通り四番地にあるダーズリー家に、10歳の男の子ハリーが住んでいました。
ハリーは、意地悪な叔父・叔母とその息子のダドリーに毎日のようにいじめられていました。
ある日、ハリーは不思議な紋章が入った自分当ての手紙を受け取ります。

ハリー・ポッターの記念すべき第1作です。
既存のファンタジーの世界に、作者なりのアレンジが加わり、見事な世界観を持った作品となっています。
私は、ハリーが魔法世界に入っていく過程を描く冒頭部分から、いきなり物語に引き込まれてしまいました。

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ハリー・ポッターと
秘密の部屋
ハリー・ポッターと秘密の部屋

ダドリー家のハリーの部屋に、突如現れた謎の妖精「ドビー」。
ハリーがホグワーツに行くと、とても危険な目にあうと予言します。
多少気になりながらも、やはりホグワーツに行きたいと考えているハリーの前に、親友のロンが現れました。

新しい登場人物も加わり、ますます賑やかになった第2作です。
今回は推理小説のような謎解きを楽しむことができます。
迷路と化したホグワーツ魔法学校で、どんな出来事が彼らを待ち受けているのでしょうか。

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ハリー・ポッターと
アズカバンの囚人
ハリー・ポッターとアズカバンの囚人

13歳の誕生日を迎えたある夏の夜、ダーズリー家を飛び出したハリーの前に、突然、魔法世界の乗り物「夜の騎士バス」が現れます。
「夜の騎士バス」で「漏れ鍋」に向かったハリーは、自分がアズカバンから脱走した囚人に命を狙われていることを知ることになります。

今回は、新任の先生が数人登場し、面白さが倍増した授業風景が見所の一つとなっています。

オバケが苦手な私としては、最後までビクビクしどおしの1冊でした。

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ハリー・ポッターと
炎のゴブレット
ハリー・ポッターと炎のゴブレット

悪夢にうなされ思わず目を覚ましたハリー。
痛み出した稲妻の古傷を押さえながら、ハリーは何か不吉なことが起りそうな予兆を感じるのでした。
そして、そんな折、ウィーズリー氏から、ハリーをクィディッチ・ワールドカップに招待したいという手紙が来ます。

2冊組1000ページという長さに、読み終えるまで一ヵ月以上かかってしまいました。
これだけ長いと一気には読めません。

今回は息が抜けなくて、ハラハラする場面が多かったです。

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ハリー・ポッターと
不死鳥の騎士団
ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団

プリベット通りのダーズリー家で、ハリーはモヤモヤした気分で夏休みを過ごしていました。
魔法界からは何の知らせもなく、ハリーのイライラは増していきます。
そんな中、意外なかたちで事件が起り、ハリーにとっての試練の1年間がスタートします。

前作以上に完読するまで時間がかかってしまいました。(約半年!)
このシリーズは、ページ数以上にボリュームがある感じがします。

今回は、新旧の登場人物の描写にとても気合が入っていました。
ハリーも成長したせいでしょうか、作品の雰囲気も前作までとは随分と違ってきたという印象を受けました。

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ハリー・ポッターと
謎のプリンス
ハリー・ポッターと謎のプリンス

レビュー執筆予定

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ハリー・ポッターと
死の秘宝
ハリー・ポッターと死の秘宝

レビュー執筆予定

J.K. ローリング 著
松岡 佑子 翻訳
静山社 462ページ(1巻) 509ページ(2巻) 574ページ(3巻)
1139ページ(4巻) 1362ページ(5巻) 漢 児



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