岡村淳 |
このサイトは、ブラジル在住の記録映像作家、岡村淳さんがコラム等で発表した文章を再録するものです。岡村さんが現在コラムを連載しているブラジル発行の日本語雑誌「Bumba(ブンバ)」編集部、および岡村さんご本人の協力を得て、開設の運びとなりました。 順次、岡村さんの書いたエッセイをアップロードしております。岡村さんご自身の才気煥発な弁舌を思わせる、饒舌の魅力に満ちた言葉の世界を、お楽しみください。 この文章に中毒となった方には、岡村淳さんのドキュメンタリーに登場された移民の方々をつづった民族誌、『忘れられない日本人移民 ブラジルへ渡った記録映像作家の旅』(発行:港の人)が刊行されています。これもとても優れた記録であり、文章です。解説を私が書きました。 また、岡村さんご自身のサイト「岡村淳のオフレコ日記」では、毎日の活動報告を日記として記録されているほか、上映会や新作等の情報も掲載されています。併せてお読みいただくと、岡村ワールドの聖と俗をたっぷり堪能できるでしょう。 |
管理人・星野智幸 |
オーパ誌連載エッセイ『ドキュメンタリー屋さんのオフレコ話』 1995年〜1998年 ◎処女作はナメクジ オーパ No.142 1995年 ◎金魚売りと原爆報道 森田隆さん(在ブラジル原爆被爆者協会理事長)の聞き書き オーパ No.144 1995年 ◎南米大陸 とんだ体験 オーパ No.145 1995年 ◎大アマゾン 究極のグルメ オーパ No.146 1995年 ◎ヤノマモ・インディオとの神話的関係 オーパ No.147 1995年 ◎和風インディー・ジョーンズを探して オーパ No.148 1996年 ◎シャーマンたちの黄昏(たそがれ) オーパ No.149 1996年 ◎それぞれのシャーマン オーパ No.150 1996年 ◎骨ふれあう縁 日伯往来こぼれ話1 オーパ No.151 1996年 ◎イルカと共に遊んで働く オーパ No.152 1996年 ◎あの人は、イルカ オーパ No.153 1996年 ◎冥土 in Brazil オーパ No.154 1996年 ◎大西洋の壁 オーパ No.158 1996年 ◎エコロジーを騙(かた)る オーパ No.160 1997年 ◎南米に病む――私の病歴―― オーパ No.161 1997年 ◎貧しくなりたい ある日本人シスターの聞き書き1 オーパ No.166 1997年 ◎ジャージ姿のシスターさん ある日本人シスターの聞き書き2 オーパ No.167 1997年 Bumba誌連載エッセイ『ドキュメンタリー屋さんのブラジルまんだら』 1999年〜2004年まで当サイト掲載 ◎NHKが来た! Bumba No.1 1999年 ◎長老の下僕となりて Bumba No.2 1999年 ◎人の死ぬ取材 人を生かす取材 Bumba No.3 1999年 ◎ゲテモノ蠢(うごめ)く夜 Bumba No.4 1999年 ◎トンボ王国にハメられる Bumba No.5 1999年 ◎蚊取りがない Bumba No.6 1999年 ◎日伯トンボ交流記 Bumba No.7 1999年 ◎レンズ玉対鉄砲玉 Bumba No.8 2000年 ◎フォトジャーナリストのタマゴ ブラジル上陸編 Bumba No.9 2000年 ◎フォトジャーナリストのタマゴ ブラジル漫遊編 Bumba No.10 2000年 ◎インディオ500年の孤独 「私は白人を殺した」 Bumba No.11 2000年 ◎探検される側の事情 Bumba No.12 2001年 ◎あこがれのアマゾン航路 Bumba No.13 2001年 ◎誤植にショック Bumba No.14 2001年 ◎DEKASSEGUIタウンを観光する Bumba No.15 2001年 ◎ポロロッカの思いでぽろぽろ Bumba No.16 2002年 ◎パタゴニアと言へば Bumba No.17 2002年 ◎ぱたごにあノオト パタゴニアの音 Bumba No.18 2003年 ◎北朝鮮的現実 ブラジル的現実 Bumba No.19 2003年 ◎ブラジル学の巨人・中隅哲郎伝 中隅みつ子夫人に聞く(上) 「アマゾンが原因です」 Bumba No.22 2004年 ◎ブラジル学の巨人・中隅哲郎伝 中隅みつ子夫人に聞く(下) 「ブラジル学と寅さん」 Bumba No.23 2004年 |
岡村淳(おかむら・じゅん) 自筆プロフィール |
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西暦1958年11月7日生まれ。東京都目黒区出身。 1982年、早稲田大学第一文学部日本史学専攻卒業。 考古学・民俗学・人類学などから、現代日本文化に潜む縄文文化の痕跡を研究。 同年、日本映像記録センター(映像記録)入社。 牛山純一代表プロデュ―サーにテレビ・ドキュメンタリーの作法を叩き込まれる。 処女作はシンガポールにロケした「すばらしい世界旅行」『ナメクジの空中サーカス 廃屋に潜む大群』(1983年)。 以後、「すばらしい世界旅行」「知られざる世界」(いずれも日本テレビで放送)の番組ディレクターを担当し、ブラジルを始めとする中南米を主に取材。 特にアマゾン川流域の取材が多く、「すばらしい世界旅行」『大アマゾンの浮気女 最後の裸族地帯』(1984年)などインディオの生活や大逆流ポロロッカ、吸血コウモリの生態などをお茶の間に紹介する。 1987年、フリーランスとなり、ブラジルに移住。 その後「すばらしい世界旅行」の他に「新世界紀行」(TBS)、「スーパーテレビ情報最前線」(日本テレビ)などのディレクターを担当。 1991年、「フリーゾーン2000」(衛星チャンネル)の取材を契機に、小型ビデオカメラを用いた単独取材によるドキュメンタリー制作に開眼。 以降、記録映像作家としてNHK、朝日ニュースター、東京MXテレビなどで20本以上の作品を放送。 1997年より自主制作によるドキュメンタリーづくりを始める。 ブラジルの日本人移民、そして社会・環境問題をテーマとした作品の制作を継続中。 自主制作の代表作に『郷愁は夢のなかで』(1998年)、『ブラジルの土に生きて』(2000年)、『赤い大地の仲間たち フマニタス25年の歩み』(2002年)、5時間16分の長編『アマゾンの読経』(2006年改訂)、『あもーる あもれいら』三部作(2007−2012年)、『橋本梧郎と水底の滝』シリーズ(2011年〜)など。 最新作は『佐々木治夫神父の死者の日のミサ』(短編)。 作品のDVD化やレンタルをせずに、上映には制作責任者である岡村の立会いを原則する「ライブ上映会」を行なっている。 「ひとりでもご覧になりたい方がいればおうかがいする」という方針で、日本とブラジルをはじめ、台湾、アメリカ、チリ、アルゼンチン、オランダなどでライブ上映会を実施している。 2013年にはじめての著書『忘れられない日本人移民 ブラジルへ渡った記録映像作家の旅』(発行:港の人)を刊行、日本図書館協会推薦図書となる。 ツイッター名は、岡村淳@junbrasil、facebookは本名・岡村淳で発信中。 |
(作成=岡村淳、2017年4月) |
岡村淳のオフレコ日記
岡村さんが2004年2月11日より開始した日記。
日々の活動報告ほか、岡村さん自身によるフィルモグラフィー等も充実しています。
住めばブラジル ブラジルと日本
南米ブラジル専門の旅行会社「ウニベルツール」のサイトに、岡村さんがコラムを連載しています。
岡村淳 僕は移民ストーカー
1999年までの岡村作品の簡単な紹介をしている非公式サイト。
映像作品のごく一部が動画ファイルで見られます。