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KANAYAMA’S PALEONTOLOGY HANDBOOK.
カナヤマ 古生物学 辞典
日本語版
見出し語 『 ほ 』。
No.2285。
メ ニュー (目次)。
■ 次の項目を選び、クリックして下さい。
□ 古生物学 辞典 (総合)。
□ ほ ● 事柄順。
〇 ほに 哺乳類。
(ほにゅうるい)。
Class Mammalia.
《脊椎(せきつい)動物》。
(約2億2000万年前ー現在、
生存)。
MAMMAL(S).
○ 哺(ほ)乳類の現生種:
約5400種。
○ 哺(ほ)乳類の現生種類の例 :
人類(有胎盤哺乳類)、 カンガ
ルー(有袋類)、 カモノハシ(単
孔類)。
■ 現生哺乳類と絶滅哺乳類。
■ 現生哺乳類 : 有胎盤哺乳
類(ゆう たいばんほにゅうるい) と、
有袋類(ゆうたいるい) と 、 単孔
類(た んこうるい)。
● 現生哺乳類 :
@ 有胎盤哺乳類 (ゆうたいばん
ほにゅうるい、= 有胎盤類(ゆうたい
ばんるい)、真獣類( しんじゅうるい))。
A 後獣類(こうじゅうるい)の 、
有袋類(ゆうたいるい)。
B 原獣類(げんじゅうるい)の 、
単孔類(たんこうるい)。
■ 絶滅哺乳類 :
@ 異獣類(いじゅうるい)。
A 三錐歯類(さんすいしるい)。
■ 哺乳類 (ほにゅうるい、Class
Mammalia、英 :MAMMAL(S)) は、
脊椎(せきつい)動物であり、 約2億
2000万年前から現在まで生息し、地球
上で、現在、約5400種の哺(ほ)乳類
が生息する。
■ 哺(ほ)乳類の現生種類には、人類
(有胎盤哺乳類)、 カンガルー(有袋類)、
カモノハシ(単孔類)などがいる。
■ 現生哺(ほ)乳類と絶滅哺(ほ)乳類。
■ 現生哺(ほ)乳類は、 有胎盤哺乳類
(ゆう たいばんほにゅうるい) と、 有袋、
類 (ゆうたいるい) と、 単孔類 (たん
こうるい)である。
● 現生哺(ほ)乳類は、
@ 有胎盤哺乳類 (ゆうたいばんほに
ゅうるい、= 有胎盤類 (ゆうたいばん
るい)、真獣類(しんじゅうるい)) であり、
A 後獣類(こうじゅうるい)の、有袋類
(ゆうたいるい)であり、
B 原獣類(げんじゅうるい)の、単孔類
(たんこうるい)である。
■ 絶滅哺(ほ)乳類は、
@ 異獣類(いじゅうるい)であり、
A 三錐歯類(さんすいしるい)である。
■ 哺(ほ)乳類は、 約2億2000万年
前に、 爬(は)虫類の単弓類(たんきゅう
るい、= 哺乳類型爬虫類)の一部から、
分岐して(進化して)、出現する。
■ 哺(ほ)乳類。
<魚類、両生類、爬(は)虫類、哺(ほ)
乳類、鳥類の5種類の脊椎動物。
<脊椎(せきつい)動物。
<動物。
<真核(しんかく)生物。
<地球生物。
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◆ 古生物学辞典
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■ 哺乳類。
(ほにゅうるい)。
■ 哺(ほ)乳類。
■ 名称 : 哺乳類 (ほにゅうるい)。
■ 学名: Mammalia。
■ 英名: MAMMAL(S)。
■ 学術 分類 ランク : 哺乳綱 (ほにゅうこう) 。
■ 哺(ほ)乳類とは、
子供を母乳によって育てる (子供に乳を飲ませ
て育てる) 脊椎(せきつい)動物である。
■ 現生種の例 : 人類、カンガルー、カモノハシ。
■ 哺(ほ)乳類
(英名:VERTEBRATE ANIMAL (S))。
<動物 。
● TKKI カナヤマ著 古生物学辞典 32238。
□ 哺(ほ)乳類 (総合)。
□ 哺(ほ)乳類の特徴/動物比較表。
NO.1。
(哺(ほ)乳動物)。
(哺(ほ)乳動物)。
(哺(ほ)乳動物)。
■ 哺(ほ)乳類。
■ 現生哺乳類 と 絶滅哺乳類。
● 現生哺乳類 :
@ 真獣類 (= 有胎盤哺乳類,真獣下綱
Infraclass Eutheria)。
A 後獣類(= 後獣下綱 Infraclass
Metatheria)の有袋類。
Prototheria)の単孔類。
● 絶滅哺乳類 :
@ 異獣類(= 異獣亜綱 Subclass
Allotheria)、
A 三錐歯類(= 三錐歯下綱 Infraclass
Triconodonta)。
■ 有胎盤哺乳類
(ゆうたいばんほにゅうるい)。
■ 有胎盤哺乳類 (真獣類、
真獣下綱 Infraclass Eutheria、
英:EUTHERIAN(S))は、
次の4つの動物群に分かれる。
@ 異節類 (いせつるい)
(異節上目 Superorder Xenarthra、
英:XENARTHRAN(S))。
(例) アリクイ、ナマケモノ、アルマジロ。
A アフリカ獣類 (あふりかじゅうるい)
(アフリカ獣上目 Superorder Afrotheria、
英:AFROTHERIAN(S))。
(例) ゾウ、マナティー。
B 真主齧類 (しんしゅげつるい)
(真主齧上目
Superorder Euarchontoglires)。
(例) 人類、類人猿、サル、ウサギ、
リス、ネズミ。
C ローラシア獣類 (ろーらしあじゅうるい)
(ローラシア獣上目
Superorder Laurasiatheria )。
(例) トラ、オオカミ、クマ、シカ、ウシ、
クジラ、イルカ、アザラシ、ウマ、
コウモリ。
■ 現生哺(ほ)乳類。
■ 現存種の哺(ほ)乳類は、 約5400 種である。
■ <哺(ほ)乳類の現生種の例>
■ 現生哺(ほ)乳類は、 次の3種類である。
@ 真獣類(=有胎盤哺乳類、真獣下綱)
のアリクイ、ゾウ、 人類、クジラ。
のコアラやカンガルー。
のカモノハシやハリモグラ。
@ 胎盤で長く子育てし出産後乳を飲ませ育てる、
有胎盤 哺乳類(ゆうたいばんほにゅうるい)。
A 胎盤で短期間子育てし出産後袋(育児嚢(い
くじのう)で子育てし乳を飲ませ育てる、
有袋類(ゆうたいるい)。
B 卵を産み、孵化(ふか)後乳を飲ませ育てる、
単孔類(たんこうるい)。
■ 哺(ほ)乳類。
■ 哺(ほ)乳類は、 約2億2000万年前に、
地球上に出現する。
■ 動物の進化 :
● 単細胞微生物 ⇒
多細胞微生物 ⇒
無脊椎(むせきつい)動物 (脊索動物、
可視大型生物)⇒
脊椎(せきつい)動物の、魚類 ⇒
両生類 ⇒
爬(は)虫類 ⇒
哺(ほ)乳類 と 鳥類。
■ 現生の哺(ほ)乳類や その分類の詳細
参照してください。
■ 哺(ほ)乳類の進化。
■ 哺(ほ)乳類の出現。
■ 哺乳類 (生存2.2億年前頃〜現在)(人類に連なる祖先) が、
約2.2億年前、 中生代の三畳紀 ((約2.5 1〜2億年前)に、
単弓類(哺乳類型爬虫類) より進化して、出現する。
■ 単弓類 (哺(ほ)乳類型爬(は)虫類) の一部 は、 約2.2億年前
に、 哺(ほ)乳類へ進化した。
● 単弓類の一部 は、 陸地で、単弓類の獣弓類より、 約2億2000
万年前 に、 中生代の三畳紀 (約2.51億〜2億年前) の中期に、哺
(ほ)乳類 へと進化する。
(例) 初期の哺(ほ)乳類の、アデロバシレウス。
● TKKI カナヤマ 著 生物学 辞典。
● 初期の哺乳類である、アデロバシレウス ( Adelobasileus
cromptoni ) が、約2億2500万年前に、出現する。
■ 動物の進化では、 多細胞微生物は、 単細胞微生物から分岐した。
無脊椎動物は、 多細胞微生物から分岐した。 脊椎(せきつい)動物の、
無顎(むがく)類は、 無脊椎動物から分岐した。 軟骨魚類 は、 脊椎
(せきつい)動物の、無顎類(むがくるい、顎(あご)のない魚) から分岐
した。 硬骨魚類は、 軟骨魚類より分岐した。 両生類は、 硬骨魚類よ
り分岐した。 爬(は)虫類は、 両生類から分岐した。 哺(ほ)乳類 と
鳥類 は、爬(は)虫類から分岐した。
● TKKI カナヤマ 著 生物学 辞典。
■ 動物の進化 : 単細胞微生物 ⇒ 多細胞微生物 ⇒
無脊椎動物の脊索動物⇒ 脊椎(せきつい)動物の、
無顎(むがく)類 (顎(あご)のない魚類) ⇒軟骨魚類 ⇒
硬骨魚類 ⇒両生類 ⇒ 爬(は)虫類 ⇒ 哺(ほ)乳類 と 鳥類。
■ 人類の進化 : 単細胞微生物 ⇒ 多細胞微生物
⇒ 無脊椎(むせきつい)動物の脊索動物 ⇒
脊椎(せきつい)動物の、魚類(脊椎動物) ⇒
両生類 ⇒ 爬(は)虫類(有羊膜類)の、「単弓類」 ⇒
哺(ほ)乳類の、有胎盤類 ⇒ 霊長(れいちょう)類 ⇒ 人類。
■ 哺(ほ)乳類の出現。
■ 哺乳類 (生存2.2億年前頃〜現在)(人類に連なる祖先) が、
約2.2億年前、 中生代の三畳紀 ((約2.5 1〜2億年前)に、
単弓類(哺乳類型爬虫類) より進化して、出現する。
■ 単弓類 (哺(ほ)乳類型爬(は)虫類) の一部 は、 約2億2000
万年前に、 哺(ほ)乳類へ進化した。
● 単弓類の一部 は、 陸地で、単弓類の獣弓類より、 約2億2000
万年前 に、 中生代の三畳紀 (約2.51億〜2億年前) の中期に、哺
(ほ)乳類 へと進化する。
(例) 初期の哺(ほ)乳類の、アデロバシレウス。
● TKKI カナヤマ 著 生物学 辞典。
● 初期の哺乳類である、アデロバシレウス ( Adelobasileus
cromptoni ) が、約2億2500万年前に、出現する。
■ 真獣類(= 有胎盤哺乳類)の出現。
■ 哺(ほ)乳類の、有胎盤類(ゆうたいばんるい) (=真獣類) は、中生
代の白亜紀前期の約1億2500万年前に、哺乳類より分岐して、出現
した。
● 胎盤で子育てし出産後乳を飲ませ育てる、有胎盤類(ゆうたいばんる
い)は、 約1億2500万年前から現在まで、 生存する。
(例) 初期の有胎盤類の、 エオマイア。
● TKKI カナヤマ 著 生物学 辞典。
■ 後獣類の、北半球後獣類の出現。
■ 哺(ほ)乳類の、後獣類の、北半球後獣類 (絶滅) は、中生代の白亜
紀前期の約1.2億年前に、哺乳類より分岐して、出現した。
● 出産後袋(育児嚢(いくじのう)で子育てし乳を飲ませ育てる、北半球
後獣類 は、約1.2年億前から約6550万年前まで、生存する。
(例) 初期の北半球後獣類の、 シノデルフィス。
● TKKI カナヤマ 著 生物学 辞典。
■ 後獣類の、有袋類の出現。
■ 哺(ほ)乳類の、後獣類の、有袋類(ゆうたいるい) は、 中生代の白
亜紀後期の約7100万年前に、哺乳類より分岐して、出現した。
● 出産後袋(育児嚢(いくじのう)で子育てし乳を飲ませ育てる、有袋類
(ゆうたいるい) は、 約7100万年前から現在まで、生存する。
(例) 初期の有袋類の、ディデルフォドン (Didelphodon)。
■ 原獣類の、単孔類の出現。
■ 哺(ほ)乳類の、原獣類の、単孔類(たんこうるい) は、白亜紀初め
の約1億4500万年前に、哺乳類より分岐して、出現した。
● 卵を産み、孵化(ふか)後乳を飲ませ育てる、単孔類(たんこうるい)
は、約1億4500万年前から現在まで、生存する。
■ 三錐歯類の出現。
■ 哺(ほ)乳類の、三錐歯類(さんすいしるい) は、 中生代の三畳紀後
期の約2.2億年前に、キノドン類より分岐して、出現した。
● 三錐歯類 は、 約2.2億年前から約9000万年前まで、生存する。
(例) 〇 アデロバシレウス (学名:Adelobasileus cromptoni、
三畳紀後期の約2.2億年前に生存)。
○ トリコノドン (ジュラ紀後期の約1.5億年前に生存)。
○ 進化し大型化した三錐歯類のレペノマムス (Repenomamus
gigantics, 白亜紀前期の約1.3億年前に生存)。
● TKKI カナヤマ 著 生物学 辞典。
■ 異獣類の、多丘歯類 の出現。
■ 哺(ほ)乳類の、多丘歯類(たきゅうしるい) は、 中生代のジュラ紀後期
の約1.5億年前に、哺乳類より分岐して、出現した。
● 多丘歯類 は、 約1億5000万年前から約5000万年前まで、生存
する。
(例) 初期の多丘歯類の、クエネオドン(Kuehneodon hahni, 約1
億5000万年前に生存)。
◆ 中生代の、哺(ほ)乳類の進化。
■ 約2億2000万年前に、 哺(ほ)乳類が、 単弓類(哺乳類型爬
虫類(ほにゅうるいがたはちゅうるい)のキノドン類から進化して、 出現する。
● 中生代の三畳紀後期の、約2億2000万年前に、 アデロバシレウス
(学名:Adelobasileus cromptoni、哺乳類・三錐歯類・トリコノドン
科) という初期の哺(ほ)乳類 が、出現する。 体長10〜14cm、体
重20〜30gで、ネズミのよう な姿であった。 主に、昆虫を食べていた。
● アデロバシレウス出現の同時代に、 コエロフィシス(体長約1m、肉
食)などの初期の恐竜が、既に、出現していて、2足歩行で、敏速に行
動していた。
● 私達の祖先の哺(ほ)乳類は、 中生代の間(約1億5000万年の間)、
陸上で、恐竜におびえながら、 生活していた。
● 哺(ほ)乳類は、 中生代の間、つまり、約2億2000万年前に出現し、
それから中生代末の約6550万年前までの間、 陸上で、強者の恐竜
等の動物にはかなわず、 弱者として、原則として、小型の動物(体長
10〜15cm)として、生き続けた。 但し、中生代に、一時的に、レペ
ノマムスなどの中型の陸生哺乳類が、短期間、出現したが、 強者の
恐竜などの動物との生存競争に負けて、絶滅した。
■ 約1億5000万年前に、耳や脳の進化した哺(ほ)乳類が、 出現
する。
● 中生代のジュラ紀の、約1億5000万年前に、ラオレステスという哺
(ほ)乳類が、 出現する。 体長約10cmで、ネズミのような姿であっ
た。 主に、昆虫を食べていた。 ラオレステスなどのジュラ紀の哺(ほ)
乳類 は、 昼間は、天敵が多く、他の大・中型動物に食べられてしま
い危険なため、 夜間に行動をとり、 夜行性であった。
● 弱者の哺乳類の、耳と脳の進化。
ラオレステスなどのジュラ紀の哺(ほ)哺乳類は、夜間に行動 し、主
に昆虫などを探して食べていたが、 夜中の見えない暗黒の世界では
(月の光りもない、何も見えない暗闇では)、 食探しや天敵防御では、
音だけが頼りで、 夜間行動で、よく音を聞くため、耳に「ツチ骨やキヌ
タ骨」を持ち、耳の能力を高めた。 また、夜間行動で、音を分析するた
め、脳に「大脳新皮質」を持ち、 脳の能力を高めた。
■ 約1億2500万年前に、有胎盤哺乳類(有胎盤類)が、出現した。
● 中生代の白亜紀前期の、約1億2500万年前に、 エオマイアという
哺(ほ)乳類が、 出現する。 体長約10cmで、ネズミのような姿であ
った。 初期の胎生哺乳類である。
● 約1億2500万年前に、エオマイアなどの哺(ほ)乳類は、 子孫を
より多く残すため、卵生より胎生になり、 胎盤で子育てをするように
なった。
■ 約6550万年前の巨大隕石の地球衝突時に、哺(ほ)乳類は、生き
残った。
● 中生代の白亜紀末の、約6550万年前に、 キモレステスという哺
(ほ)乳類が、 出現する。 体長約15cmで、ネズミのような姿であっ
た。 昆虫、植物の実、種などなんでも食べ、雑食性であった。
● キモレステスなどの小型の哺(ほ)乳類は、 約6550万年前の巨大
隕石の地球衝突時に、生き残った。 小さな体(からだ、体長約15c
m)であり、地下の穴にもぐり、助かった。 一方、恐竜などの巨大な体
(からだ)を持つ動物は、 逆境には不利であった。 中生代に繁栄を誇
った、恐竜は、 巨大隕石の地球衝突時に、絶滅した。
■ 約6550万年前の巨大隕石の地球衝突時に、哺(ほ)乳類が生き残
った理由。
(理由@) 体長約15cmの哺(ほ)乳類は、雑食性で、昆虫から植物の
種まで、何でも食べて生きていた。 巨大隕石の地球衝突直後の数年
〜数十年間(「衝突の冬」の時期)の食料不足を乗り越え、生き残った。
一方、恐竜は、特定の食物に依存していた。
(理由A) 体長約15cmの哺(ほ)乳類は、2、3年の短い命(いのち)、
つまり、短い寿命であった。 2、3年周期で世代交代していた。
哺(ほ)乳類は、巨大隕石の地球衝突直後の数年〜数十年間(「衝突
の冬」の時期)の時期に、世代交代し、生き残った。
一方、恐竜は、数十年で世代交代していた。
(理由B) 体長約15cmの哺(ほ)乳類は、 胎盤による繁殖術により、
子供を残せた。 巨大隕石の地球衝突直後の数年〜数十年間(「衝突
の冬」の時期)に、 気温が下がっても(約10度下降)、胎盤で育て、赤
ちゃんを生き残らせた。
一方、恐竜は、卵生で、卵で育て、気温低下で打撃を受けた。
◆ 脊椎(せきつい)動物の進化。
■ 脊椎(せきつい)動物 は、 無顎類(むがくるい)、 板皮類(ばんぴるい、
絶滅)、 軟骨(なんこつ)魚類、 硬骨(こうこつ)魚類、 両生(りょうせい)
類、 爬(は)虫類、 哺(ほ)乳類、 鳥(ちょう)類 に分類される。
■ 脊椎動物の進化 : 単細胞微生物 ⇒ 多細胞微生物 ⇒ 無脊椎動物
⇒ 脊椎(せきつい)動物の、無顎類(むがくるい、顎(あご)のない魚) ⇒
板皮類(絶滅) と 軟骨魚類 (顎(あご)のある魚)⇒ 硬骨魚類 ⇒
両生類 ⇒ 爬(は)虫類 ⇒ 哺(ほ)乳類 と 鳥類。
● TKKI カナヤマ 著 生物学 辞典。
■ 無顎類(むがくるい) は、無脊椎(むせきつい)動物から分岐(ぶんき)し
た。 板皮類(絶滅)と軟骨魚類 は、無顎類から分岐した。 硬骨魚類 は、
軟骨魚類から分岐した。 両生類 は、硬骨魚類から分岐した。 爬(は)虫
類 は、両生類から分岐した。 哺(ほ)乳類と鳥類 は、 爬(は)虫類から
分岐した。
■ 哺乳類 (総合)。
■ 哺乳類の分類。
■ 哺乳類 は、 有胎盤類(=真獣類)、 有袋類 と 北半球後獣類
(2つ合わせて後獣類)、 単孔類、 三錐歯類、 多丘歯類 の6つに
分類される。
● TKKI カナヤマ 著 生物学 辞典。
■ 哺(ほ)乳類とは、子供を母乳によって育てる (子供に乳を飲ませて育
てる) 脊椎(せきつい)動物 である。
■ 哺(ほ)乳類 < 有羊膜類(ゆうようまくるい) < 四肢(しし)動物
< 有顎(ゆうがく)動物 (顎口類) (Gnathostomata) < 脊椎(せ
■ 哺(ほ)乳類の分類。
■ 哺(ほ)乳類 は、 真獣類 (しんじゅうるい、=有胎盤 哺乳類)、 後
獣類 (こうじゅうるい)、 原獣類 (げんじゅうるい)、 異獣類 (いじゅ
うるい、絶滅)、 三錐歯類 ( さんすいしるい、絶滅) に分類される。
■ 現生哺乳類 : 真獣類 (= 有胎盤哺乳類)、 後獣類の有袋類、 原獣
類の単孔類。
絶滅哺乳類 : 異獣類、 三錐歯類 。
■ 現生哺乳類
■ 現生哺(ほ)乳類 は、大きく分けて、真獣類 (しんじゅうるい、 有胎盤
哺乳類) と 後獣類 (こうじゅうるい) と 原獣類 (げんじゅうるい) に
分かれる。
■ 哺(ほ)乳類の中で、 有胎盤哺乳類 (ゆうたいばんほにゅうるい、=真
獣類(しんじゅうるい)) と 有袋類 (ゆうたいるい、後獣類(こうじゅうる
い)の1つ) と 単孔類 (たんこうるい、原獣類(げんじゅうるい)の1つ)
が現存する。
■ <哺乳類の現生種の例>
● 真獣類 (しんじゅうるい) (= 真獣下綱 Infraclass Eutheria、
英名:EUTHERIAN(S)) (= 有胎盤 哺乳類、 英名: PLACENTAL
MAMMAL(S))。
○ 真獣類の、アリクイ、ナマケモノ、ゾウ、人類、類人猿、サル、ウサギ、
リス、ネズミ、トラ、オオカミ、クマ、シカ、クジラ、イルカ、ウシ、アザラシ、
ウマ、コウモリ など。
● 後獣類 (こうじゅうるい) (= 後獣下綱 、 Infraclass Metatheria、
英名:METATHERIAN (S))。 その1つの有袋類 (ゆうたいるい、
Marsupialia、 英名:MARSUPIAL(S))。
○ 後獣類の有袋類の コアラ (英名:KOALA(S)), や カンガル
ー (英名:KANGAROO(S)) など。
○ 中生代の白亜紀後期出現。卵生。 現生後獣類は、有袋類に含ま
れる。 胎盤不完全で、育児嚢(いくじの)で子を育てる。
● 原獣類 (げんじゅうるい) (= 原獣亜綱、Subclass Prototheria 、
英名:PRO TOTHERIAN(S))。 その1つの単孔類 (たんこうるい、
Order Monotremata、 英名:MONOTREME(S))。
○ 原獣類の単孔類の カモノハシ (英名:PLATYPUS(ES)) や
ハリモグラ など。
○ 中生代の三畳紀出現。卵生。 現生原獣類は、単孔類のみ。
■ 哺(ほ)乳類 < 有羊膜類(ゆうようまくるい) < 四肢(しし)動物
< 有顎(ゆうがく)動物 (顎口類) (Gnathostomata) < 脊椎(せ
■ 哺(ほ)乳類 は、 動物 の、脊椎(せきつい)動物 の、 有顎(ゆう
がく)動物 (顎口類) (Gnathostomata) の、 四肢(しし)動物 の、
有羊膜類(ゆうようまくるい) に属する。
■ 哺乳類(ほにゅうるい) は、脊椎動物(せきついどうぶつ)の1種類
である。
■ 哺(ほ)乳類 は、 有羊膜類 (ゆうようまくるい,Amniota) の1
種類 である。
■ 哺(ほ)乳類 は、 中生代三畳紀後期の約2億2000万年前に出現
し、その後、 現在まで生存する。
● 哺(ほ)乳類の進化の詳細に関しては、 古生物学辞典の「哺乳類」を
参照して下さい。
● TKKI カナヤマ 著 生物学 辞典。
■ 哺(ほ)乳類。
■ 哺(ほ)乳類の中で、有胎盤類 (ゆうたいばんるい) と 有袋類 (ゆ
うたいるい) と 単孔類(たんこうるい) が現存する。
■ 現生哺乳類 : 真獣類(=有胎盤類)、 後獣類の中の有袋類、 原獣
類 (=単孔類))。
絶滅哺乳類 : 異獣類(多丘類他2種)、 三錐歯類。
■ 子供を母乳によって育てる (子供に乳を飲ませて育てる) 脊椎(せ
きつい)動物。
■ (例) 有胎盤類の人類 、有袋類のカンガルー、 単孔類のカモノハ
シやハリモグラ。
■ 哺(ほ)乳類 とは、 子供を母乳によって育てる (子供に乳を飲ま
せて育てる) 動物 である。
■ 現生哺乳類 は、 大きく分けて、 有胎盤類 (ゆうたいばんるい)、
有袋類 (ゆうたいるい)、単孔類 (たんこうるい) の3つのグループ
に分けられる。
■ 現在、生存する (現存する) 哺(ほ)乳類 は、 有胎盤類 (ゆうた
いばんるい,学名:Placentalia、英名:PLACENTAL(S)) と有袋
類(ゆうたいるい,学名:Marsupialia、英名:MARSUPIAL(S))
と 単孔類(たんこうるい,学名:Monotremata、英名:MONOTR−
EME(S)) の3種類である。 現在の哺(ほ)乳類の90%は、 胎盤
で子育てをする有胎盤類 である。
■ 現生哺(ほ)乳類 は、 真獣類 (しんじゅうるい,学名:Eutheria、
英名:EUTHERIAN(S))(=有胎盤類) と 後獣類 (こうじゅうるい,
学名:Metatheria、英名:METATHERIAN(S))の中の有袋類、 と
原獣類 (げんじゅうるい,学名:Prototheria、英名:PROTOTHE−
RIAN(S))(=単孔類)) である。
■ 絶滅哺(ほ)乳類 は、 異獣類 (いじゅうるい,学名:Allotheria、
英名:ALLOTHERIAN(S))の多丘類 (学名:Multituberculata、
英名:MULTITUBERCULATE(S)) 及び他2種、 と 三錐歯類
(さんすいしるい,学名:Tricondonta、英名:TRICONDONT(S))
である。
● TKKI カナヤマ 著 生物学 辞典。
■ 有袋類や単孔類は、現生哺乳類の主流である有胎盤類とは、異な
っている。
■ 有袋類 は、胎盤が未発達なため、胎盤で短く子を育て、出産後
未熟な状態で生まれた子を、袋(育児嚢(いくじのう))で、育てる。
育児嚢(いくじのう)は、通常腹部にある袋で、中には乳頭があり、
子供は、 これをくわえて母乳を摂取(せっしゅ)する。
有袋類は、恒温動物(内温動物)でありながら、有胎盤類に比べて、
体温調節機能がやや低いが、 単孔類よりは、その機能は、高い。
■ 単孔類 は、 卵を生み、卵を温めて子を孵化(ふか)させ、母乳に
よって育てる。 母親は、他の哺乳類のような乳首をもたず、子は、母
親の乳腺(にゅうせん)からしみだした乳をなめとる。
単孔類 は、 恒温動物(内温動物)であるが、有胎盤類に比べて、
体温調節能力が低い。
■ 哺乳類(ほにゅうるい) は、脊椎動物(せきついどうぶつ)の1種類
である。
■ 哺(ほ)乳類 は、 有羊膜類 (ゆうようまくるい,Amniota) の1
種類 である。
■ 哺(ほ)乳類 は、 中生代三畳紀後期の約2億2000万年前より、
現在まで、生存する。
● TKKI カナヤマ 著 生物学 辞典。
■ 人類 は、 子供を体内で育て大きくし出産後は乳を飲ませて育てる、
有胎盤類の哺(ほ)乳類 である。
■ 現在、新生代(約6550万年前〜現在)に、人類を含め、「有胎盤類
の哺(ほ)乳類」が、 この地球で、 他の生物との生存競争に勝ち抜き、
繁栄しているのは、 卵で子育てするのではなく、 子孫を確実に残せ
る胎盤で子育てをする機能を持っているからである。
■ 哺(ほ)乳類。
■ 哺(ほ)乳類 とは、 子供に乳を飲ませて育てる (子供を母乳によ
って育てる) 動物 である。
■ 哺乳類(ほにゅうるい) は、 脊椎動物の1種類 である。
■ 哺(ほ)乳類 は、 有羊膜類 (ゆうようまくるい,Amniota) の1
種類 である。
■ 哺(ほ)乳類 は、 中生代三畳紀後期の約2.2億年前より、 現在
まで、生存する。
■ 哺(ほ)乳類 は、 子供に乳を飲ませて育てる動物 で、 現在、生
存する (現存する) 哺(ほ)乳類 は、 有胎盤類 (ゆうたいばんる
い) と 有袋類 (ゆうたいるい) と 単孔類(たんこうるい) の3種
類である。 現在の哺(ほ)乳類の種の90%は、 胎盤で子育てをす
る有胎盤類 である。
● (現存の哺乳類の例) 有胎盤類の人類 、有袋類のカンガルー、
単孔類のカモノハシやハリモグラ。
● TKKI カナヤマ 著 古生物学 辞典。
■ 人類 は、 子供を体内で育て大きくし出産後は乳を飲ませて育て
る、有胎盤類の哺(ほ)乳類 である。
■ 現在、新生代(約6550万年前〜現在)に、人類を含め、有胎盤類
の哺(ほ)乳類が、 この地球で、 他の生物との生存競争に勝ち抜き、
繁栄しているのは、 卵で子育てするのではなく、 子孫を確実に残せ
る胎盤で子育てをする機能を持っているからである。
■ 人類の進化 : 単細胞微生物 ⇒ 多細胞微生物 ⇒ 無脊椎(む
せきつい)動物 ⇒ 魚類(脊椎動物) ⇒ 両生類 ⇒ 爬(は)虫類
(有羊膜類)の、「単弓類」 ⇒ 哺(ほ)乳類 ⇒ 霊長(れいちょう)類
⇒ 人類。
● TKKI カナヤマ 著 古生物学 辞典。
NO.1 (哺乳類)。
■ 哺(ほ)乳類の出現。
■ 哺乳類 (生存2.2億年前頃〜現在)(人類に連なる祖先) が、
約2.2億年前、 中生代の三畳紀 ((約2.5 1〜2億年前)に、
単弓類(哺乳類型爬虫類) より進化して、出現する。
■ 単弓類 (哺(ほ)乳類型爬(は)虫類) の一部 は、 約2億2000
万年前に、 哺(ほ)乳類へ進化した。
● 単弓類の一部 は、 陸地で、単弓類の獣弓類より、 約2億2000
万年前 に、 中生代の三畳紀 (約2.51億〜2億年前) の中期に、哺
(ほ)乳類 へと進化する。
(例) 初期の哺(ほ)乳類の、アデロバシレウス。
● TKKI カナヤマ 著 生物学 辞典。
● 初期の哺乳類である、アデロバシレウス ( Adelobasileus
cromptoni ) が、約2億2500万年前に、出現する。
■ 有袋類や単孔類は、現生哺乳類の主流である有胎盤類とは、異な
っている。
■ 有袋類 は、 完成した胎盤を持たないため、胎盤内で長く子を育て
ることができない。 このため、未熟な状態で生まれた子を、母親の袋
(育児嚢(いくじのう))で、育てる。 育児嚢(いくじのう)は、通常腹部
にある袋で、中には乳頭があり、子供は、母親の乳頭をくわえて母乳
を摂取(せっしゅ)し、栄養分を得る。
有袋類は、恒温動物(内温動物)でありながら、有胎盤類に比べて、
体温調節機能がやや低いが、単孔類よりは、その機能は、高い。
■ 単孔類 は、 卵を生み、卵を温めて子を孵化(ふか)させ、母乳に
よって育てる。 母親は、他の哺乳類のような乳首をもたず、子は、母
親の乳腺(にゅうせん)からしみだした乳をなめとる。
単孔類 は、 恒温動物(内温動物)であるが、有胎盤類に比べて、
体温調節能力が低い。
■ 恐竜時代の、哺(ほ)乳類。
■ 恐竜時代 とは、 恐竜が出現した約2億3000万年前から恐竜が絶
滅した約6550万年前まで (中生代の三畳紀中期から白亜紀まで)の、
時代である。
■ 哺(ほ)乳類 は、恐竜より少し遅れて、中生代三畳紀後期の約2億2
000万年前に出現し、 弱者として、 約1億5000万年の間、 強者
の恐竜と共に共存し、生息した。
■ 哺(ほ)乳類 は、 誕生した約2億2000万年前から恐竜が絶滅した
約6550万年前まで (中生代の三畳紀後期から白亜紀まで)、 原則
として、ネズミ位の、約10〜15CMの大きさの小型の哺乳類 であった。
● 哺(ほ)乳類 は、昆虫等を食べて生存していた。 寿命はたった数
年しかなく、 数年の寿命を連ねて、 約1億5000万年の間、 生き抜
いた。
● 哺(ほ)乳類 は、 弱者のため、 昼間は捕食されるので、昼間の世
界へ大きく進出できず、 夜の世界へ大きく進出し、夜間に活動し、脳が
発達し進化する。
● TKKI カナヤマ 著 古生物学 辞典。
■ 強者の恐竜 と 弱者の哺(ほ)乳類 との比較。
● 哺(ほ)乳類 は、 中生代の三畳紀(約2.51憶〜2億年前)後期の、
約2億2000万年前に、 出現した。 初期の哺(ほ)乳類 は、アデロ
バシレウス で、 体長約10CMの小型であった。 この時期にいた、
恐竜は、コエロフィシスで、 体長約1Mであった。
● ジュラ紀後期の、約1.55億年前には、 進化した恒温動物の、羽
毛恐竜 (約1億5500万年前〜約6550万年前生存) が出現し、哺
(ほ)乳類の強敵となる。 哺(ほ)乳類は、弱者から強者になれず、昼
間の世界にも大きく進出できず。 初期の羽毛(うもう)恐竜のコエルロ
サウルス類のグアンロン が、 約1.55億年前に、出現した。
● 哺(ほ)乳類 は、 中生代のジュラ紀(約2億〜1.46億年前)末の、
約1.5億年前には、 ラオレステス がいて、体長は約15CMの小型
であった。 この時期にいた恐竜は、 巨大なスーパーサウルス(全長
約33M)であった。
● 白亜紀前期の、約1.3億年前には、進化し大型化した、レペノマムス
が出現し、体長は約1M(メートル)であった。 例外的に大型化した哺
(ほ)乳類であったが、その後、恐竜との生存競争に負けて、絶滅した。
● 哺(ほ)乳類 は、 白亜紀末の約6550万年前に、 有胎盤類の、キ
モレステス がいて、やはり、体長 は、 約15CMの小型であった。こ
の時期にいた恐竜は、 巨大なティラノサウルスであった。
● TKKI カナヤマ 著 古生物学 辞典。
■ 哺乳類の分類。
■ 哺乳類 は、 有胎盤類(=真獣類)、 有袋類 と 北半球後獣類
(2つ合わせて後獣類)、 単孔類、 三錐歯類、 多丘歯類 の6つに
分類される。
● TKKI カナヤマ 著 古生物学 辞典。
■ 哺(ほ)乳類の、真獣類の、有胎盤類(ゆうたいばんるい) は、 白亜
紀前期の約1.25億年前に、哺乳類より分岐して、出現した。
● 胎盤で子育てし出産後乳を飲ませ育てる、有胎盤類(ゆうたいばんる
い)は、 約1.25億年前から現在まで、 生存する。
(例) 初期の有胎盤類の、 エオマイア。
● TKKI カナヤマ 著 古生物学 辞典。
■ 哺(ほ)乳類の、後獣類の、現存の有袋類(ゆうたいるい) は、白亜
紀後期の約7100万年前に、哺乳類より分岐して、出現した。
● 出産後袋(育児嚢(いくじのう)で子育てし乳を飲ませ育てる、有袋類
(ゆうたいるい) は、 約7100万年前から現在まで、生存する。
(例) 初期の有袋類の、 ディデルフォドン (Didelphodon)。
■ 哺(ほ)乳類の、後獣類の、北半球後獣類 は、白亜紀前期の約1.2
億年前に、哺乳類より分岐して、出現した。
● 出産後袋(育児嚢(いくじのう)で子育てし乳を飲ませ育てる、北半球
後獣類 は、約1.2年億前から約6550万年前まで、生存する。
(例) 初期の北半球後獣類の、 シノデルフィス。
● TKKI カナヤマ 著 古生物学 辞典。
■ 哺(ほ)乳類の、単孔類(たんこうるい) は、白亜紀初めの約1.45
億年前に、哺乳類より分岐して、出現した。
● 卵で子育てし孵化後乳を飲ませ育てる、単孔類(たんこうるい) は、
約1.45億年前から現在まで、生存する。
■ 哺(ほ)乳類の、三錐歯類(さんすいしるい) は、 ジュラ紀後期の約
1.5億年前に、哺乳類より分岐して、出現した。
● 三錐歯類 は、 約1.5億年前から約9000万年前まで、生存する。
(例) 初期の三錐歯類の、 トリコノドン。 進化し大型化した三錐歯類の
レペノマムス (Repenomamus gigantics, 約1.3億年前に
生存)。
● TKKI カナヤマ 著 古生物学 辞典。
■ 哺(ほ)乳類の、多丘歯類(たきゅうしるい) は、 ジュラ紀後期の約
1.5億年前に、哺乳類より分岐して、出現した。
● 多丘歯類 は、 約1.5億年前から約5000万年前まで、生存する。
(例) 初期の多丘歯類の、クエネオドン (Kuehneodon hahni,
約1.5億年前に生存)。
■ 袋(育児嚢(いくじのう)で子育をする、哺(ほ)
乳類が、白亜紀前期の約1.2億年前に、出現。
● 袋(育児嚢(いくじのう)で子育をする、哺(ほ)乳類 が 白亜紀(約1
億4600万年前〜6550万年前)の前期の、約1.2億年前に、出現し
た。 哺(ほ)乳類は、 卵で子供を育てるのではなく、 子供を産み袋
(育児嚢(いくじのう)で育てる機能を持った。
初期の後獣類の哺(ほ)乳類 には、 シノデルフィス がいて、体内
に袋骨があり、 中国で化石が発見されている。
● TKKI カナヤマ 著 古生物学 辞典。
■ 胎盤で子育てをする、哺(ほ)乳類が、白亜紀
前期の約1.25億年前に、出現。
■ 哺(ほ)乳類 は、白亜紀(約1億4600万年前〜6550万年前)の 前
期の約1.25億年に、 卵で子供を育てるのではなく、 胎盤で子育てを
する機能を獲得した。
初期の有胎盤類のの哺(ほ)乳類 には、 エオマイア がいて、体内
に胎盤があり、 中国で化石が発見されている。
● TKKI カナヤマ 著 古生物学 辞典。
■ 哺(ほ)乳類が、白亜紀後期に、胎盤で子育て
を盛んに行う。
■ 哺(ほ)乳類 が、 胎盤で子育てするには (おなかの中で子供を長く
育てるには)、 「栄養」 と 「酸素」 が 必要である。
● 動物が 卵での子育てでなく 胎盤で子育てするには、 長い間、体
内(おなか)の胎児に供給するための、 高カロリーの「栄養」 と (高い
酸素濃度の大気からとりいれた) 豊富な「酸素」 を得る必要がある。
■ 哺(ほ)乳類 が、 盛んに胎盤で子育てをするには、 高カロリーの「栄
養」 と 豊富な「酸素」 が必要であった。
■ 被子(ひし)植物は、哺(ほ)乳類の共存のパートナー。
● 白亜紀(はくあき、約1億4600万年前〜6550万年前)の後期 には、
花と実を付け葉の多い被子(ひし)植物が繁殖したため、 哺(ほ)乳類は、
増加した豊富な昆虫や果実から高カロリーの栄養をとりいれて、 そして、
葉の多い(葉を多くつける)被子植物が光合成で酸素を増やし酸素濃度
の高まった大気から、 豊富な酸素をとりいれて、 白亜紀の後期に、盛
んに胎盤で子育てをするようになった。
● TKKI カナヤマ 著 古生物学 辞典。
● 被子(ひし)植物は、白亜紀の前期の約1.25億年前に、出現した。
初期の被子(ひし)植物には、アーケフルクトウス (Archaefructus)
がある。
その後、被子(ひし)植物は、 白亜紀の後期に、繁殖した。 被子(ひ
し)植物は、 花から蜜(みつ)を出し、昆虫を花に誘い、受粉したり、 果
実をつけたりする。 そのため、 被子(ひし)植物の花の蜜をすう昆虫の
数と種類が増え、 哺(ほ)乳類は、 その昆虫や果実を食べて、高カロリ
ーの栄養をとるこができるようになったり、 数や種類も増加して多様化し
たりした。
■ 恐竜時代の、酸素濃度の変遷と哺(ほ)乳類の子育ての変化。
● 現在の大気中の酸素濃度は、21%である。
● 恐竜時代の大気中の酸素濃度の変遷をみてみると、 哺(ほ)乳類が
誕生した中生代三畳紀後期の約2.2億年前の大気中の酸素濃度 は、
10%であり、 中生代白亜紀前期の約1.2億年前の大気中の酸素
濃度 は、15%であり、 中生代白亜紀末の約6550万年前の大気中
の酸素濃度は、 18%であった。
● TKKI カナヤマ 著 古生物学 辞典。
■ 有羊膜類 の 種類 (下位分類)。
■ 有羊膜類 (ゆうようまくるい,Amniota) の種類
には、爬虫類 (はちゅうるい) と 哺 (ほ)乳類 (Mammalia)
と 鳥類 (Aves) の3種類 がある。
● TKKI カナヤマ 著 古生物学 辞典。
爬虫類 (はちゅうるい) は、初期の 爬虫類(初期の有羊
膜類 (カシネリア、Casineria) ) と、 単弓類 (たんきゅうるい、
Synapsida) と、 無弓類 ( むきゅうるい、 Anapsida) と、
双弓類 (そうきゅうるい、Diapsida) がある。
#mammals-featuresandanimalscomparativetable
■ 哺(ほ)乳類の特徴/動物比較表。
■ 《現生種例》 アリクイ、ゾウ、人類、クジラ、カンガルー、カモノハシ。
■ 《 形 態 》 (a) 三胚葉性(内+中+外)
(b) 真体腔、
(c) 新口動物、
(d) 原腸体腔幹。
○ 脊椎(せきつい)骨をもつ。 脊椎(せきつい)動物。
■ 《 循環系 》 閉鎖血管系。
■ 《 神経系 》 集中神経系、 管状神経系。
■ 《 排出器 》 腎臓。
■ 《 呼 吸 》 肺呼吸。
■ 《他の特徴》 ○ 陸上生活 または 水中生活。
○ 羊膜(ようまく)あり。
○ 恒温(こうおん)動物。
○ 体表は毛。
● TKKI カナヤマ 著 生物学 辞典。
■ 哺(ほ)乳類の 基本的特徴一覧表。
● TKKI カナヤマ 著 生物学 辞典。
■ 哺(ほ)乳類
(哺乳綱 Class Mammalia、英名:MAMMAL(S))。
■ 恒温動物
(英名:HOMOIOTHERM(S) ,
ENDOTHERM(S),WARM-BLOODED
ANIMAL(S))。
(陸生生物 英名:TERRESTRIAL (LAND)
ORGANISM(S) または、
水生生物 英名: AQUATIC ORGANISM(S))。
■ (Ka) 好気性生物
(英名:AEROBIC ORGANISM(S))。
■ (Eb) 従属栄養生物
(英名:HETEROTROPH(S))。
(学名:Amniota、英名:AMNIOTE(S))。.
■ 四肢(しし)動物
(学名:Tetrapoda、英名:TETRAPOD(S))。
(学名:Gnathostomata、
英 名:VERTEBRATE(S) WITH JAWN)。
(学名:Vertebrata、
英名:VERTEBRATE ANIMAL(S))。
■ 動物
(学名:Animalia、英名:ANIMAL(S))。.
■ (Hb) 可視大型生物
(英 名:VISIBLE BIG LIVING BEING(S))。
■ (Cb) 多細胞生物
(英名:MULTICELLULAR ORGANISM(S))。
■ (Db) 真核生物
(英名:EUKARYOTE(S))。
■ (Ma) 細胞性生物
(英名:LIVING BEING(S) WITH CELL)。
■ (Aa) 地球・地表生物
(英 名:LIVING BEING(S) ON THE
SURFACE OF THE EARTH)。
■ (Na) 地球生物
(英名: LIFE ON EARTH)。
■ 哺乳類の学術分類表
( 詳細上位分類、上位所属の分類、日本語・学名・英語対照)。
○ THE SCIENTIFIC CLASSIFICATION TABLE
OF MAMMALS .
■ 哺(ほ)乳類
( 学名: Mammalia、 英名:MAMMAL(S) )。
● 地球生物 LIFE ON EARTH 。
⇒ 真核生物 ( ドメイン : 真核生物域
Domain Eukaryota)
(英名: EUKARYOTE(S))。
⇒ 動物 (界 : 動物界
Kingdom Animalia)
(英 名:ANIMAL (S))。
● TKKI カナヤマ 著 古生物学 辞典。
⇒ 脊索(せきさく)動物 (門 : 脊索動物門
Phylum Chordata)
(英名:CHORDATE (S))。
⇒ 脊椎(せきつい)動物 (亜門: 脊椎動物亜門
Subphylum Vertebrata)
(英 名:VERTEBRATE (S))。
⇒ 有顎(ゆうがく)動物 (下門 : 有顎動物下門
(顎口類、有顎類) Infraphylum Gnathostomata)
(英名: VERTEBRATE (S)
WITH JAW)).
⇒ 四肢(しし)動物 (上綱 : 四肢動物上綱
Superclass Tetrapoda )
(英名:TETRAPOD (S))。
● TKKI カナヤマ 著 古生物学 辞典。
⇒ 有羊膜類 ( ランク(階級)なし
(ゆうようまくるい) Amniota) (英名:AMNIOTE(S))。
⇒ 哺乳類 (綱 : 哺乳綱
Class Mammalia)
(英 名:MAMMAL(S))。
◆ 哺(ほ)乳類の種類 (下位分類)。
■ 哺(ほ)乳類 とは、 子供を母乳によって育てる (子供に乳を飲ま
せて育てる) 動物 である。
■ 哺乳類 (ほにゅうるい) は、 学名は Mammalia、 英名は
MAMMAL(S) である。
■ 哺乳類の、学術 分類 ランク は、 哺乳綱 (ほにゅうこう) である。
■ 哺乳類 は、 脊椎(せきつい)動物 である。
■ 現生哺乳類 は、 大きく分けて、 有胎盤類 (ゆうたいばんるい)、
有袋類 (ゆうたいるい)、単孔類 (たんこうるい) の3つのグループ
に分けられる。
■ 現在、 地球上には、 現存の哺乳類が、 約5400 種 いる。
● 現在、 地球上には、 現存の哺乳類が、 約4,500 〜5,400 種
いる。
■ 哺乳類 とは、 子供を母乳によって育てる (子供に乳を飲ませて育て
る) 脊椎(せきつい)動物 である。
■ 哺(ほ)乳類 は、 真獣類 (しんじゅうるい、=有胎盤 哺乳類)、 後
獣類 (こうじゅうるい)、 原獣類 (げんじゅうるい)、 異獣類 (いじゅ
うるい、絶滅)、 三錐歯類 ( さんすいしるい、絶滅) に分類される。
■ 現存する哺(ほ)乳類 は、 有胎盤哺乳類 (ゆうたいばん ほにゅう
るい、=真獣類(しんじゅうるい)) と 有袋類 (ゆうたいるい、後獣類
(こうじゅうるい)の1つ) と 単孔類 (たんこうるい、原獣類(げんじゅ
うるい)の1つ) である。
● TKKI カナヤマ 著 生物学 辞典。
■ 現生哺乳類 : 真獣類 (= 有胎盤哺乳類)、 後獣類の有袋類、
絶滅哺乳類 : 異獣類、 三錐歯類 。
■ 哺(ほ)乳類の分類。
● 現生哺乳類 :
・真獣類 (= 有胎盤哺乳類,真獣下綱 Infraclass Eutheria)。
・後獣類(= 後獣下綱 Infraclass Metatheria)の有袋類。
・原獣類(= 原獣亜綱 Subclass Prototheria)の単孔類。
● 絶滅哺乳類 :
・ 異獣類 (= 異獣亜綱 Subclass Allotheria)、
・ 三錐歯類(= 三錐歯下綱,Infraclass Triconodonta)。
■ 哺(ほ)乳類の中で、 有胎盤 哺乳類 (ゆうたいばんるい、
=真獣類(しんじゅうるい)) と 有袋類 (ゆうたいるい、後獣
類(こうじゅうるい)の1つ) と 単孔類 (たんこうるい、原獣
類(げんじゅうるい)の1つ) が現存する。
■ <哺乳類の現生種の例> として、
● 真獣類 (=有胎盤 哺乳類、真獣下綱)のアリクイ、ゾウ、 人類、クジラ。
● 後獣類 (= 後獣下綱 )の中の、有袋類のコアラやカンガルー。
● 原獣類 (= 原獣亜綱)の中の、単孔類のカモノハシやハリモグラ。
などがいる。
● 真獣類 (しんじゅうるい) (= 真獣下綱 Infraclass Eutheria、
英名:EUTHERIAN(S)) (= 有胎盤類、 英名: PLACENTAL
MAMMAL(S))。
○ 真獣類の、アリクイ、ナマケモノ、ゾウ、人類、類人猿、サル、ウサギ、
リス、ネズミ、トラ、オオカミ、クマ、シカ、クジラ、イルカ、ウシ、アザラシ、
ウマ、コウモリ など。
● 後獣類 (こうじゅうるい)(= 後獣下綱 、 Infraclass Metatheria、
英名:METATHERIAN (S))。 その1つの有袋類 (ゆうたいるい、
Marsupialia、 英名:MARSUPIAL(S))。
○ 後獣類の有袋類の コアラ (英名:KOALA(S)), や カンガル
ー (英名:KANGAROO(S)) など。
○ 中生代の白亜紀後期出現。卵生。 現生後獣類は、有袋類に含ま
れる。 胎盤不完全で、育児嚢(いくじの)で子を育てる。
● 原獣類 (げんじゅうるい) (= 原獣亜綱、Subclass Prototheria 、
英名:PRO TOTHERIAN(S))。 その1つの単孔類 (たんこうるい、
Order Monotremata、 英名:MONOTREME(S))。
○ 原獣類の単孔類の カモノハシ (英名:PLATYPUS(ES)) や
ハリモグラ など。
○ 中生代の三畳紀出現。卵生。 現生原獣類は、単孔類のみ。
■ 現生哺(ほ)乳類
■ 現在、生存する (現存する) 哺(ほ)乳類 は、 有胎盤 哺乳類 (ゆ
うたいばんほにゅうるい,学名:Placentalia、英名:PLACENTAL(S))
と 有袋類 (ゆうたいるい,学名:Marsupialia、英名:MARSUPIAL
(S)) と 単孔類 (たんこうるい,学名:Monotremata、英名:MON-
OTREME(S)) の3種類である。 現在の哺(ほ)乳類の90% は、
胎盤で子育てをする有胎盤哺乳類 である。
■ 現生哺(ほ)乳類 は、 真獣類 (しんじゅうるい,学名:Eutheria、
英名:EUTHERIAN(S))(=有胎盤哺乳類) と 後獣類 (こうじゅうる
い,学名:Metatheria、英名:METATHERIAN(S)) の中の有袋類
(学名:Marsupialia、英名:MARSUPIAL(S)),他) と 原獣類
(げんじゅうるい,学名:Prototheria、 英名:PROTOTHERIAN(S))
の中の単孔類 (学名:Monotremata,英名:MONOTREME (S) )
である。
■ 絶滅哺(ほ)乳類
■ 絶滅哺(ほ)乳類 は、 異獣類 (いじゅうるい,学名:Allotheria、
英名:ALLOTHERIAN(S)) の多丘類 (学 名:Multituberculata、
英名:MULTITUBERCULATE(S)) 及び他2種 と、 三錐歯類 (さ
んすいしるい,学名:Tricondonta、英名: TRICONDONT(S)) と 、
後獣類の北半球後獣類 等である。
● TKKI カナヤマ 著 生物学 辞典。
◆ 脊椎動物の分類。
■ 脊椎(せきつい)動物 は、 無顎(むがく)類、 板皮類(ばんぴるい、
絶滅)、 軟骨(なんこつ)魚類、 硬骨(こうこつ)魚類、 両生類、
■ 脊椎(せきつい)動物 は、 無顎(むがく)動物 (無顎類、無顎口類、
Agnatha) と 有顎(ゆうがく)動物 (顎口類、有顎類、Gnathost-
omata) に分類される。
■ 有顎(ゆうが く)動物 (顎口類、有顎類、Gnathostomata) は、
無顎(むがく)動物 (無顎類、無顎口類、Agnatha) 以外の他のすべ
ての脊椎(せきつい)動物 で、 板皮類(ばんぴるい、絶滅)、軟骨魚類、
硬骨魚類、 両生類、 爬(は)虫類、 哺(ほ)乳類、 鳥類 である。
■ 四肢(しし)動物 は、 両生類 と、有羊膜類 (ゆうようまくるい) で
ある。 即ち、 四肢(しし)動物 は、 両生類、 爬(は)虫類、 哺(ほ)
乳類、 鳥類 である。
■ 有羊膜類 (ゆうようまくるい) は、 爬(は)虫類、 哺(ほ)乳類、 鳥
類 である。
● TKKI カナヤマ 著 生物学 辞典。
◆ 脊椎動物の分類。
■ 脊椎(せきつい)動物 は、 無顎(むがく)類、 板皮類(ばんぴるい、
絶滅)、 軟骨(なんこつ)魚類、 硬骨(こうこつ)魚類、 両生類、
■ 脊椎(せきつい)動物 は、 無顎(むがく)動物 (無顎類、無顎口類、
Agnatha) と 有顎(ゆうがく)動物 (顎口類、有顎類、Gnathost-
omata) に分類される。
■ 有顎(ゆうが く)動物 (顎口類、有顎類、Gnathostomata) は、
無顎(むがく)動物 (無顎類、無顎口類、Agnatha) 以外の他のすべ
ての脊椎(せきつい)動物 で、 板皮類(ばんぴるい、絶滅)、軟骨魚類、
硬骨魚類、 両生類、 爬(は)虫類、 哺(ほ)乳類、 鳥類 である。
■ 四肢(しし)動物 は、 両生類 と、有羊膜類 (ゆうようまくるい) で
ある。 即ち、 四肢(しし)動物 は、 両生類、 爬(は)虫類、 哺(ほ)
乳類、 鳥類 である。
■ 有羊膜類 (ゆうようまくるい) は、 爬(は)虫類、 哺(ほ)乳類、 鳥
類 である。
● TKKI カナヤマ 著 生物学 辞典。
■ 現生有胎盤哺乳類(現生真獣類) の種類
(下位分類)。
■ 現生真獣類(現生有胎盤哺乳類) は 次の4つの動物群 に分かれる。
@ 異節上目(いせつじょうもく) (例) アリクイ、ナマケモノ、アルマジロ。
A アフリカ獣上目 (例) ゾウ、マナティー。
B 真主齧(しんしゅげつ)上目 (例) 人類、類人猿、サル、ウサギ、リス、
ネズミ。
C ローラシア獣上目 (例) トラ、オオカミ、クマ、シカ、ウシ、
クジラ、イルカ、アザラシ、ウマ、コウモリ。
■ 現生真獣類(現生有胎盤哺乳類) は 次の4つの動物群 に分かれる。
真獣類 (真獣下綱 Infraclass Eutheria、英名:EUTHERIAN(S))。
@ 異節類 (いせつるい) (異節上目 (Superorder Xenarthra、
英名:XENARTHRAN(S))。
(例) アリクイ、ナマケモノ、アルマジロ。
A アフリカ獣類 (あふりかじゅうるい) アフリカ獣上目 (Superorder
Afrotheria 、英名:AFROTHERIAN(S))。
(例) ゾウ、マナティー。
B 真主齧類 (しんしゅげつるい) 真主齧上目 (Superorder
Euarchontoglires)。
(例) 人類、サル、ウサギ、リス、ネズミ。
C ローラシア獣類 (ろーらしあじゅうるい) ローラシア獣上目 、
Superorder Laurasiatheria )。
(例) トラ、オオカミ、クマ、シカ、ウシ、クジラ、イルカ、アザラシ、ウマ、
コウモリ。
◆ 哺(ほ)乳類の特徴。
■ 人類 は、 子供を体内で育て大きくし出産後は乳を飲ませて育てる、
有胎盤類の哺(ほ)乳類 である。
■ 現在、新生代(約6550万年前〜現在)に、人類を含め、「有胎盤類
の哺(ほ)乳類」が、 この地球で、 他の生物との生存競争に勝ち抜き、
繁栄しているのは、 卵で子育てするのではなく、 子孫を確実に残せ
る胎盤で子育てをする機能を持っているからである。
● TKKI カナヤマ 著 生物学 辞典。
■ 子供を母乳によって育てる (子供に乳を飲ませて育てる) 脊椎(せ
きつい)動物 である。
■ 有袋類や単孔類は、現生哺乳類の主流である有胎盤哺乳類 とは、
異なっている。
■ 有袋類 は、 完成した胎盤を持たないため、胎盤内で長く子を育て
ることができない。 このため、未熟な状態で生まれた子を、母親の袋
(育児嚢(いくじのう))で、育てる。 育児嚢(いくじのう)は、通常腹部
にある袋で、中には乳頭があり、子供は、母親の乳頭をくわえて母乳
を摂取(せっしゅ)し、栄養分を得る。
有袋類 は、恒温動物(内温動物)でありながら、有胎盤哺乳類に比
べて、体温調節機能がやや低いが、単孔類よりは、その機能は、高い。
□ 有袋類 画像 アルバム NO.1 (哺(ほ)乳動物)。
■ 単孔類 は、 卵を生み、卵を温めて子を孵化(ふか)させ、母乳に
よって育てる。 母親は、他の哺乳類のような乳首をもたず、子は、母
親の乳腺(にゅうせん)からしみだした乳をなめとる。
単孔類 は、 恒温動物(内温動物)であるが、有胎盤類に比べて、
体温調節能力が低い。
#mammals-animalsbrieftaxonomytable
■ 動物の簡略分類一覧表
(下位分類)。
○ 現在の標準的な、動物の分類 (下位分類)。
(学名: Vertebrata、 英名: VERTEBRATE(S))。
(学名: Invertebrata、 英名:INVERTEBRATE(S))。
● TKKI カナヤマ 著 古生物学 辞典。
■ @ 節足(せっそく)動物
C 袋形(たいけい)動物 の、線形(せんけい)動物
D 袋形(たいけい)動物 の、輪形(りんけい)動物
● TKKI カナヤマ 著 古生物学 辞典。
■ 生物、地球生物、動物、植物の分類の詳細については、
#mammals-vertebratestaxonomysummary
■ 脊椎(せきつい)動物の 分類要覧
(下位分類)。
■ 脊椎(せきつい)動物 は、 無顎(むがく)類、 板皮類(ばんぴるい、
絶滅)、 軟骨(なんこつ)魚類、 硬骨(こうこつ)魚類、 両生類、
■ 脊椎(せきつい)動物 は、 無顎(むがく)動物 (無顎類、無顎口類、
Agnatha) と 有顎(ゆうがく)動物 (顎口類、有顎類、Gnathostom-
ata) に分類される。
■ 有顎(ゆうが く)動物 (顎口類、有顎類、Gnathostomata) は、
無顎(むがく)動物 (無顎類、無顎口類、Agnatha) 以外の他のすべ
ての脊椎(せきつい)動物 で、 板皮類(ばんぴるい、絶滅)、軟骨魚類、
硬骨魚類、 両生類、 爬(は)虫類、 哺(ほ)乳類、 鳥類 である。
● TKKI カナヤマ 著 生物学 辞典。
■ 四肢(しし)動物 は、両生類 と、有羊膜類 (ゆうようまくるい) である。
即ち、 四肢(しし)動物 は、 両生類、 爬(は)虫類、 哺(ほ)乳類、
鳥類 である。
■ 有羊膜類 (ゆうようまくるい) は、 爬(は)虫類、 哺(ほ)乳類、 鳥類
である。
♪♪ 哺(ほ)乳類が登場する、興味深い、
関連ドキュメンタリー、ドラマ、映画。
★ 哺(ほ)乳類が登場する、興味深い、
関連ドキュメンタリー。
◆ 先史哺(ほ)乳類。
■ 『 動物たちの進化の謎に迫る! 』。
(イギリスのBBC・2009年制作テレビ科学
ドキュメンタリー、1〜3回)。
● 「1.クジラの起源」。
● 「2.恐竜は生きている」。
● 「3.進化するクマ」。
■ 『 恐竜誕生 』。
(NHKテレビ・放送テレビ・ドキュメン
タリー番組)。
● 主に、初期の恐竜等が登場する。
● 強者・恐竜におびえながら暮らす弱者の
哺(ほ)乳類も登場する。
■ 『 我らほ乳類。
2億2000万年の戦い 』。
(NHKテレビの科学・ドキュメンタリー)。
■ 地球の地質時代の中生代(2億5100万年前
〜6550万年前)や新生代(6550万年前〜
現在)に登場する哺(ほ)乳類 やその他の動物
を描く。
■ 恐竜、巨鳥、ワニ類等と哺乳類との生存競争
や哺(ほ)乳類同士の戦いを描く。
■ 『 恐竜 vs ほ乳類。
1億5000万年の戦い 』。
(NHKテレビの2006年・科学
ドキュメンタリー)。
■ 地球の地質時代の中生代(2億5100万年前
〜6550万年前)に登場する哺(ほ)乳類 、恐
竜、その他の動物を描く。
■ 『 恐竜 VS ほ乳類 』
(NHKテレビ・放送ドキュメンタリー番組)。
■ 恐竜時代(2億3000万年前〜6550万年前)
の恐竜、哺乳類、その他の動物を描く。
◆ 現生哺(ほ)乳類。
■ 『 オーシャンズ 』。
(英語題名:‘‘ OCEANS ’’)。
(2010年 フランス・自然ドキュメンタリ
ー映画)。
● ジャック・ペランが世界中の海を取材し、
世界各地の海(海中、海上、海岸)に生息
する生物を描いた自然ドキュメンタリー。
■ 『 アース 』。
(英語題名:‘‘ EARTH ’’)。
(2009年 イギリス・ドイツ・
自然ドキュメンタリー映画)。
● イギリスBBC制作スタッフが中心となり、
世界各地の陸海空に生息する生物を描いた
自然ドキュメンタリー。
■ 『 ディープ・ブルー 』。
(英語題名:‘‘ DEEP BLUE ’’)。
(イギリス・ドイツ・2003年自然ドキュメン
タリー映画)。
● イギリスBBC制作スタッフが中心となり、
世界各地の海(海中、海上、海岸)に生息
する生物を描いた自然ドキュメンタリー。
★ 哺(ほ)乳類が登場する、興味深い、
関連ドラマ・映画。
■ 『 ファインディング・ニモ 』
(英語題名:‘‘ FINDING NEMO ’’)。
(2003年・アメリカ映画)。
■ 色々な海洋生物や海岸の鳥が現れる、
興味深いアニメ映画。
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『 あなたのハートには 何が残りましたか? 』
以 上