◆ TKKI カナヤマ オフィシャル ホームページ。     

   TKKI KANAYAMA’S OFFICIAL HOMEPAGE.

◆ カナヤマ古生物学ハンドブック。

   KANAYAMA’S PALEONTOLOGY HANDBOOK

 

 

 カナヤマ 古生物学辞典 

 日本語版 

 見出し語 『 ゆ 』。

 

 

メ ニュー (目次)  #jpmenu      

 次の項目を選び、クリックして下さい。    

□ 古生物学 辞典 (総合)

□     ● 五十音順 (アイウエオ順)。

 □ 見出し語 ゆうた

 □ 見出し語 ゆうよ

 

 

〇 ゆー  ユーステノプテロン。

               《魚類》。

          (⇒ 魚類)。

          ○ 初めて淡水域に進出した、脊椎

          (せきつい)動物の 、魚類。

             ■ ユーステノプテロンは、 約3億7000万

             年前に生息し、初めて淡水域に進出した魚

             類である。

             ● ユーステノプテロン(魚類)は、 アラン

             ダスピス(魚類)から進化した、魚類である。

             ● ユーステノプテロン(魚類)は、 アカン

             ソステガ(魚類)へ進化した。

             ● ユーステノプテロン(魚類)は、生存競争

             の激しい浅い海から陸の淡水域の河川湖

             沼に進出した。

                弱者の魚類のユーステノプテロンは、

             浅い海で、強者の板皮類(ばんぴるい)の

             魚類に生存を脅かされ、 浅い海を去り、

             淡水域の河川に逃げた。

             ● ユーステノプテロン(魚類)は、 淡水域

             の河川湖沼で、 約1000万年をかけて、

             乾期の水不足と水中の酸素不足で肺を持

             ち、 浅瀬の水中で落ち葉をかきわけるた

             め手足を持ち、 アカンソステガに進化した。

             ■ 脊椎(せきつい)動物の進化。 

             ● 脊索(せきさく)動物→ 魚類→ 両生類

              →爬(は)虫類→ 哺(ほ)乳類→ 霊長類

                 → 人類。    

             ■ 脊椎(せきつい)動物の、魚類の進化。 

             ● ハイコウイクチス (無顎類(むがくるい)

             の、魚類)⇒ アランダスピス (無顎類の、

             魚類) ⇒ 軟骨(なんこつ)魚類の魚類 ⇒ 

             ユーステノプテロン(硬骨(こうこつ)魚類の、

             魚類)⇒ アカンソステガ (硬骨魚類の、魚

             類)⇒ ペデルペス (両生類)。

          ■ ユーステノプテロン  

                 <硬骨(こうこつ)魚類

                 <魚類。

                 <脊椎(せきつい)動物

              <動物。 

              <真核生物。 

              <地球生物。 

 

#yuuta

〇 ゆう  有胎盤哺乳類

            (ゆうたいばんほにゅうるい)。

          《哺乳(ほ)》。

          (= 真獣類 、有胎盤類)。

          (約1億2500万年前〜現在) 。

          (<哺乳(ほ)類 <脊椎(せきつい)動物

           <動物)。

           有胎盤類の哺乳類。

           (例) アリクイ、 ゾウ、人類、

          クジラ。 

              ● 現生有胎盤哺乳類(現生真獣類 : 

          異節類(いせつるい)、 アフリカ獣類(あ

          ふりかじゅうるい)、 真主齧類しんしゅげつ

          るい)、ローラシア獣類(ろーらしあじゅうる

                     い) の4つ。

 

〇 ゆう  有袋類

            (ゆうたいるい)。  《(ほ)乳類》。

          (= 有袋類の哺乳類で、哺(ほ)

          類の後獣類の1つ)。

          (<後獣類 <哺乳類)。

 

#yuuyo

〇 ゆう  有羊膜類

            (ゆうようまくるい)。 脊椎動物》。

          (<脊椎動物)。

          ○ 初期の有羊膜類,単弓類 (た

             んきゅうるい),無弓類(むきゅうるい)

          双弓類(そうきゅうるい)の爬(は)

          類と哺(ほ)乳類と鳥類 。

 

 

  ● 五十音順 (アイウエオ順)。

 

 

■ 上位のWEBサイト。

□ (KOH) カナヤマ オフィシャル    >

         ホームページ。   

□ (Cse)  国際理解総合サイト          >

        われら地球市民 

□ (Ke)   百科事典。            >

□ (Kph) 古生物学ハンドブック。     >

□ (Kph) 古生物学辞典(総合版)。   >

□ (Kph) 古生物学辞典・日本語版。  > 

□ (Kph) この日本語ページ。

 

 

ようこそ TKK カナヤマのホームページへ !             WELCOME TO TKK KANAYAMA’S HOMEPAGE !  

 

 

■ 当ホームページの制作・著作権 TKKI カナヤマ。

 

■ Copyright(C)TKKI Kanayama . 

  All Rights Reserved.

 

 

#jpdictionary(general)

 

◆ 古生物学辞典。

 

● 見出し語はグリーンでマークされています

 

□ メニュー (目次) の先頭へ戻る

□ 古生物学 辞典 の先頭ページへ 。

□ 古生物学 ハンドブック 日本語版へ

 

 

#yu

 

#placentals

 

■ 有胎盤哺乳類

     (ゆうたいばんほにゅうるい)。

      (= 真獣類 )

 

■ 有胎盤哺乳類 。

■ 名称 : 有胎盤哺乳類 

  (ゆう たいばんほにゅうるい)。 

● 別名 : 有胎盤類 (ゆう たいばんるい)。  真

   獣類(しんじゅうるい)。  正獣類。

● 有胎盤(哺乳)類の、学名: Placentalia

  英語名:PLACENTAL(S)、PLACENTAL 

  MAMMAL(S)。

● 真獣類の、学名: Eutheria, 

  英名:EUTHERIAN(S)。

■ 有胎盤(哺乳)類= 真獣類。

■ 学術 分類 ランク : 真獣下綱 、 正獣下綱 

   Infraclass Eutheria

■ 有胎盤類(ゆう たいばんるい、= 真獣類)の哺

    (ほ)乳類。 

■ 有胎盤(哺乳)類(=真獣類)の現生種類の例  : 

  アリクイ、 ゾウ、 人類 クジラ。

 

□ 有胎盤哺乳類の進化

□ 有胎盤哺乳類(総合)

□ 有胎盤哺乳類の学術分類表

□ 先史有胎盤哺(ほ)乳類 (=真獣類) 

   画像アルバム NO.1

□ 現生 哺(ほ)乳類 画像アルバム 

   NO.1  (有胎盤哺乳類)。

□ 現生 霊長類 画像アルバム NO.1 

   (有胎盤哺乳類)。 

□ 現生 霊長類 画像アルバム NO.2

   (有胎盤哺乳類)。 

□ 現生 類人猿 画像アルバム NO.1 

   (有胎盤哺乳類)。

 

 

■ 有胎盤哺乳類の地球上での出現。

● ジュラマイアは、 約1億6000万年前に出現し

  た、初期の有胎盤哺乳類(ゆうたいばんほにゅう

  るい)であり、 小型の哺(ほ)乳類で、 2011年

  に中国の遼寧省(りょうねいしょう)で発見された。 

 

 約1億6000万年前に、  小型哺(ほ)乳類は、

  レトロウイルスに感染して、多くが死滅し、生き

  残った哺(ほ)乳類の細胞の核DNAの一部が変

  化し、胎盤をつくるPEG10遺伝子(ぺぐてんいで

  んし)が核DNAに出現して、哺(ほ)乳類が、胎盤

  を形成して、有胎盤哺乳類のジュラマイアが出現

  したと推測される。

 

■ 有胎盤哺乳類の進化 : 

     単細胞微生物 ⇒ 多細胞微生物 ⇒ 

     無脊椎(むせきつい)動物 (脊索動物、可視大型

   生物) ⇒ 脊椎(せきつい)動物の、魚類 ⇒ 

   両生類 ⇒ 初期の爬(は)虫類 (有羊膜類) ⇒ 

   爬(は)虫類の、「単弓類 (= 哺乳類型 爬(は)虫類)」

    初期の哺乳類 ⇒ 哺(ほ)乳類の、有胎盤類

   ⇒ 霊長(れいちょう)類 ⇒ 人類。

 

■ 現生の有胎盤哺乳類やその分類の詳細に関しては、

  生物学 辞典の 「有胎盤哺乳類」を参照して下さい。

 

 

■ 有胎盤(哺乳)類(= 真獣類)。

  <哺(ほ)乳類。 

  <脊椎 (せきつい)動物 

  <動物

 

■ 哺(ほ)乳類。

■ 有胎盤(哺乳)類(= 真獣類)は 、哺(ほ)乳類・

    3種類 (真獣類(= 有胎盤(哺乳)類)、後獣類

  獣類) の1つ である。

■ 有胎盤(哺乳)類(= 真獣類)は 、現生哺(ほ)

  乳類・3種類 (有胎盤(哺乳)類(= 真獣類)

  有袋類単孔類) の1つ  である。

 

 

■ 有胎盤(哺乳)類(= 真獣類)は 、 次の4つの動物

  群 に分かれる。

 @ 異節類 (いせつるい)。

     異節上目 Superorder Xenarthra、

     英名:XENARTHRAN(S))。

     (現生動物例) アリクイ、ナマケモノ、アルマジロ。

 

 A アフリカ獣類  (あふりかじゅうるい) 

     アフリカ獣上目 Superorder Afrotheria 、

      英名:AFROTHERIAN(S))。

        (現生動物例) ゾウ、マナティー。

 

 B 真主齧類 (しんしゅげつるい)。  

          真主齧上目 Superorder uarchontoglires

        (現生動物例) 人類類人猿、ネズミ、ウサギ、リス。

 

 C ローラシア獣類  (ろーらしあじゅうるい)。

     ローラシア獣上目 Superorder Laurasiatheria、

     (現生動物例) 

     @ ネコ、ジャイアント・パンダ A ウマ、シマウマ

     B クジラ、 C ウシ、 D コウモリ。

    (絶滅動物の例) 

         @ スミロドン (サーベルダイガー)、 

     A パラケラテリウム (インドリコテリウム)、

     B アンブロケトウス (初期のクジラ)

 

 

■ 有胎盤(哺乳)類(=真獣類)は、 胎盤で 長く子

    育てし、出産後子 供を母乳によって育てる (子

    供に乳を飲ませて育てる) 哺(ほ)乳類 である。 

 

■ 現生哺(ほ)乳類の種の約90%は、 胎盤で 長

    く子育てをする、有胎盤(哺乳)類(=真獣類) 

    ある。

 

 

#placentals-evolution

 

■ 有胎盤哺乳類の進化。

 

■ 有胎盤哺乳類の進化 : 

  単細胞微生物 ⇒ 多細胞微生物 ⇒ 無脊椎

  (むせきつい)動物 (脊索動物、可視大型生物) 

  ⇒ 脊椎(せきつい)動物の、魚類 ⇒ 両生類 

  ⇒ 初期の爬(は)虫類 (有羊膜類) ⇒ 爬(は)

  虫類の、「単弓類 (= 哺乳類型爬(は)虫類)」 

   初期の哺乳類 ⇒ 哺(ほ)乳類の、有胎盤類 

  ⇒ 霊長(れいちょう) 類 ⇒ 人類。

 

■ 動物の進化 : 

   単細胞微生物 ⇒ 多細胞微生物 ⇒ 無脊椎

   (むせきつい)動物 (脊索動物、可視大型生物) 

   ⇒ 脊椎(せきつい)動物の、魚類 ⇒ 両生類

   ⇒ 爬(は)虫類 ⇒ 哺(ほ)乳類 と 鳥類。

 

■ 有胎盤哺乳類の地球上での出現。

● 胎盤で長く子育てし出産後乳を飲ませ育てる、

  有胎盤類(ゆうたいば んるい)は、 約1億6000

  万年前から現在まで、 生存する。

● TKKI カナヤマ 著 古生物学辞典。

 

● ジュラマイアは、 約1億6000万年前に出現し

  た、初期の有胎盤哺乳類(ゆうたいばんほにゅう

  るい)であり、 小型の哺(ほ)乳類で、 2011年

  に中国の遼寧省(りょうねいしょう)で発見された。 

● TKKI カナヤマ 著 古生物学辞典。

 

 約1億6000万年前に、  小型哺(ほ)乳類は、

  レトロウイルスに感染して、多くが死滅し、生き

  残った哺(ほ)乳類の細胞の核DNAの一部が変

  化し、胎盤をつくるPEG10遺伝子(ぺぐてんいで

  んし)が核DNAに出現して、哺(ほ)乳類が、胎盤

  を形成して、有胎盤哺乳類のジュラマイアが出現

  したと推測される。

● TKKI カナヤマ 著 古生物学辞典。

 

■ (例) 有胎盤類の、エオマイア。

    哺(ほ)乳類の、有胎盤類(ゆうたいばんるい、真

  獣類) のエオマイアは、 白亜紀前期の約1億25

  00万年前に、哺乳類より分岐して、出現した。

● TKKI カナヤマ 著 古生物学辞典。

 

 

#placentals-general

 

 有胎盤(哺乳)類(= 真獣類) 

  (総合)。

 

■ 有胎盤(哺乳)類(= 真獣類)は、 現生哺(ほ)乳

  類・3種類 (有胎盤(哺乳)類、有袋類、単孔類) 

  の1つである。

 

■ 有胎盤(哺乳)類(= 真獣類)は、 哺(ほ)乳類の

  1つで、 現生種類の例 として、アリクイ、ゾウ、

  人類 クジラ などがいる。

● TKKI カナヤマ 著 古生物学辞典。

 

■ 種類 : 哺乳綱 亜綱  真獣下綱。

  (The Class Mammalia,The Subclass 

  Theria ,The Infraclass Eutheria)。

 

■ 哺(ほ)乳類は、 子供を母乳によって育てる 

  (子供に乳を飲ませて育てる) 脊椎(せきつい)

  動物 である。 

 

■ 有胎盤(哺乳)類(=真獣類)は、 胎盤で 長く子

  育てし、出産後子供を母乳によって育てる (子供

  に乳を飲ませて育てる) 哺(ほ)乳類 である。 

■ 現生哺(ほ)乳類の種の約90%は、 胎盤で

  長く子育てをする、有胎盤(哺乳)類(=真獣類) 

  である。

■ <哺乳類の現生種の例> 

● 真獣類(=有胎盤類真獣下)のアリクイ、ゾウ、 人類、クジラ。

● 後獣類(後獣下綱 )の中の有袋類のコアラやカンガルー。

● 原獣類 (=単孔類、原獣亜綱)のカモノハシやハリモグラ。

 

■ 現生真獣類(現生有胎盤哺乳類 は 次の4つの動物群 に分かれる。

 真獣類  (真獣下綱 Infraclass Eutheria、英名:EUTHERIAN(S))。

 @ 異節類 (いせつるい) (異節上目 (Superorder Xenarthra、

  英名:XENARTHRAN(S))。

  (例) アリクイ、ナマケモノ、アルマジロ。

 A アフリカ獣類 (あふりかじゅうるい) アフリカ獣上目 (Superorder

  Afrotheria 、英名:AFROTHERIAN(S))。

   (例)  ゾウ、マナティー。

 B 真主齧類 (しんしゅげつるい)  真主齧上目 (Superorder 

  Euarchontoglires)。

   (例) 人類、類人猿、サル、ウサギ、リス、ネズミ。

 C ローラシア獣類 (ろーらしあじゅうるい) ローラシア獣上目 、

  Superorder Laurasiatheria )。

  (例) トラ、オオカミ、クマ、シカ、ウシ、クジラ、イルカ、アザラシ、ウマ、

  コウモリ。    

 

■ 哺(ほ)乳類の中で、 有胎盤類 (ゆうたいばんるい、=真獣類(しんじゅ

 うるい)) と 有袋類 (ゆうたいるい、後獣類(こうじゅうるい)の1つ) と 

 単孔類 (たんこうるい、=原獣類(げんじゅうるい)) が現存する。

■ 有胎盤哺乳類 < 哺(ほ)乳類 < 有羊膜類(ゆうようまくるい) 

 < 四肢(しし)動物 < 有顎(ゆうがく)動物 (顎口類) (Gnath- 

 ostomata) < 脊椎(せきつい)動物 < 動物 。

 

■ 有胎盤哺乳類の現生群 即ち、現生真獣類(現生有胎盤哺乳類) は、

 異節上目(いせつじょうもく,Xenarthra)、 アフリカ獣上目(Afroth-

 eria)、 真主齧上目(しんしゅげつじょうもく,Euarchontoglires)、

 ローラシア獣上目(Laurasiatheria)  の4つのグループに分かれる。

● TKKI カナヤマ 著 生物学 辞典。

 

■ 有胎盤哺乳類 (ゆう たいばんほにゅうるい) は、 有胎盤類(ゆう た

 いばんるい) で、 別名は、 真獣類(しんじゅうるい)。 正獣類 である。

● 有胎盤類の哺乳類の、学名は Placentalia、 英名 は 

 PLACENTAL(S)、PLACENTAL MAMMAL(S) である。

● 真獣類の哺乳類の、学名は、 Eutheria, 英名 は EUTHERIAN

 (S) である。

■ 有胎盤哺乳類の、学術 分類 ランク は、 真獣下綱 (しんじゅうかこ

 う)、 正獣下綱 である。

■ 有胎盤哺乳類 は、 有胎盤類(ゆう たいばんるい)の哺(ほ)乳類 で

 ある。

■ 有胎盤哺乳類 は、 真獣類(しんじゅうるい)の哺(ほ)乳類 である

■ 有胎盤哺乳類 は、 脊椎(せきつい)動物の哺乳類 である。

■ 有胎盤哺乳類の例として、アリクイ、ゾウ、人類、ネコ などがいる。

● TKKI カナヤマ 著 生物学 辞典。

■ 現生有胎盤哺乳類(現生真獣類 は 次の4つの動物群 に分かれる。

 @ 異節上目(いせつじょうもく)  (例) アリクイ、ナマケモノ、アルマジロ。

 A アフリカ獣上目          (例)  ゾウ、マナティー。

 B 真主齧(しんしゅげつ)上目   (例) 人類、サル、ネズミ、ウサギ。

 C ローラシア獣上目        (例) クジラ、イルカ、ウマ、ウシ。    

 

■ 現生真獣類(現生有胎盤哺乳類は、 次の4つの動物群

   に分かれる。

      有胎盤哺乳類は、 真獣類  (真獣下綱 

   Infraclass Eutheria、英名:EUTHERIAN(S))  

   である。

 @ 異節類 (いせつるい) 。 

     (異節上目 (Superorder Xenarthra、

     英名:XENARTHRAN(S))。

     (例) アリクイ、ナマケモノ、アルマジロ。

 

 A アフリカ獣類 (あふりかじゅうるい) 。

     アフリカ獣上目 (Superorder Afrotheria 、

     英名:AFROTHERIAN(S))。

      (例)  ゾウ、マナティー。

 

 B 真主齧類 (しんしゅげつるい) 。

     真主齧上目 (Superorder Euarchontoglires)。

      (例) 人類、類人猿、サル、ウサギ、リス、ネズミ。

 

 C ローラシア獣類 (ろーらしあじゅうるい) 。

     ローラシア獣上目 (Superorder Laurasiatheria)。

     (例) トラ、オオカミ、クマ、シカ、ウシ、クジラ、

      イルカ、アザラシ、ウマ、コウモリ。    

 

■ 有胎盤哺乳類 は、 胎盤で子育てし、出産後子供を母乳によって育て

 る(子供に乳を飲ませて育てる) 哺(ほ)乳類の動物 である。 

■ 現生の哺(ほ)乳類の90% は、 胎盤で子育てをする有胎盤類の哺

 (ほ)乳類 (有胎盤哺乳類) である。

 

■ 有胎盤哺乳類 は、 動物 の、 脊椎動物 の、 有顎(ゆうがく)動物 

 (顎口類)(Gnathostomata) の、 四肢(しし)動物 の、 有羊膜類

 (ゆうようまくるい) の、 哺(ほ)乳類 に属する。

 

■ 有胎盤類。

■ 有胎盤類は、胎盤で子育てし、出産後子供を母乳によって育てる 

 (子供に乳を飲ませて育てる) 脊椎(せきつい)動物 である。 

■ 現在の哺(ほ)乳類の90% は、 胎盤で子育てをする有胎盤類の

 哺(ほ)乳類 (有胎盤哺乳類) である。

 

■ 有胎盤哺乳類の現生群 即ち、現生真獣類(現生有胎盤哺乳類) は、

 異節上目(いせつじょうもく,Xenarthra)、 アフリカ獣上目(Afroth-

 eria)、 真主齧上目(しんしゅげつじょうもく,Euarchontoglires)、

 ローラシア獣上目(Laurasiatheria)  の4つのグループに分かれる。

● TKKI カナヤマ 著 生物学 辞典。

 

■ 有胎盤哺乳類 (ゆう たいばんほにゅうるい) は、 有胎盤類(ゆう た

 いばんるい) で、 別名は、 真獣類(しんじゅうるい)。 正獣類 である。

● 有胎盤類の哺乳類の、学名は Placentalia、 英名 は 

 PLACENTAL(S)、PLACENTAL MAMMAL(S) である。

● 真獣類の哺乳類の、学名は、 Eutheria, 英名 は EUTHERIAN

 (S) である。

■ 有胎盤哺乳類の、学術 分類 ランク は、 真獣下綱 (しんじゅうかこ

 う)、 正獣下綱 である。

■ 有胎盤哺乳類 は、 有胎盤類(ゆう たいばんるい)の哺(ほ)乳類 で

 ある。

■ 有胎盤哺乳類 は、 真獣類(しんじゅうるい)の哺(ほ)乳類 である

■ 有胎盤哺乳類 は、 脊椎(せきつい)動物の哺乳類 である。

■ 有胎盤哺乳類の例として、アリクイ、ゾウ、人類、ネコ などがいる。

● TKKI カナヤマ 著 生物学 辞典。

 

■ 現生有胎盤哺乳類(現生真獣類 は 次の4つの動物群 に分かれる。

 @ 異節上目(いせつじょうもく)  (例) アリクイ、ナマケモノ、アルマジロ。

 A アフリカ獣上目          (例)  ゾウ、マナティー。

 B 真主齧(しんしゅげつ)上目   (例) 人類、サル、ネズミ、ウサギ。

 C ローラシア獣上目        (例) クジラ、イルカ、ウマ、ウシ。    

 

 @ 異節類(いせつるい) (例) アリクイ、ナマケモノ、アルマジロ。

  英名:XENARTHRAN(S)、 

  異節上目 (いせつじょうもく、The Superorder Xenarthra)

 A アフリカ獣類  (例)  ゾウ。

  英名:AFROTHERIAN(S)、 

  アフリカ獣上目 (The Superorder Afrotheria)。

 B 真主齧(しんしゅげつ)類  (例) 人類、サル、ネズミ、ウサギ。

  英名:EUARCHONTOGLIRES、 

  真主齧上目 (The Superorder Euarchontoglires)。

 C ローラシア獣類        (例) クジラ、イルカ、ウマ、ウシ。    

  英名:LAURASIATHERIA、 

  ローラシア獣上目 (The Superorder Laurasiatheria)。

■ 有胎盤哺乳類 は、 胎盤で子育てし、出産後子供を母乳によって育て

 る(子供に乳を飲ませて育てる) 脊椎(せきつい)動物 である。 

■ 現在の哺(ほ)乳類の90% は、 胎盤で子育てをする有胎盤類の哺

 (ほ)乳類 (有胎盤哺乳類) である。

■ 有胎盤哺乳類 は、 動物 の、 脊椎動物 の、 有顎(ゆうがく)動物 

 (顎口類)(Gnathostomata) の、 四肢(しし)動物 の、 有羊膜類

 (ゆうようまくるい) の、 哺(ほ)乳類 に属する。

 

 

■ 哺(ほ)乳類の中で、有胎盤類 (ゆうたいばんるい) と 有袋類 (ゆ

 うたいるい) と 単孔類(たんこうるい) が現存する。

■ 現生哺乳類 : 真獣類(=有胎盤類)、 後獣類の中の有袋類、 原獣

           類 (=単孔類))。

  絶滅哺乳類 : 異獣類(多丘類他2種)、 三錐歯類。

■ 子供を母乳によって育てる (子供に乳を飲ませて育てる) 脊椎(せ

 きつい)動物。 

■ (例) 有胎盤類の人類 、有袋類のカンガルー、 単孔類のカモノハ

 シやハリモグラ。

● TKKI カナヤマ 著 生物学 辞典。

 

■ 哺(ほ)乳類 とは、 子供を母乳によって育てる (子供に乳を飲ま

 せて育てる) 動物 である。

 

■ 現生哺乳類 は、 大きく分けて、 有胎盤類 (ゆうたいばんるい)、

 有袋類 (ゆうたいるい)、単孔類 (たんこうるい) の3つのグループ

 に分けられる。

 

■ 現在、生存する (現存する) 哺(ほ)乳類 は、 有胎盤類 (ゆうた

 いばんるい,学名:Placentalia英名:PLACENTAL(S)) と有袋

 類 (ゆうたいるい,学名:Marsupialia、英名:MARSUPIAL(S))

 と 単孔類 (たんこうるい,学名:Monotremata、英名:MONOTR−

 EME(S)) の3種類である。  現在の哺(ほ)乳類の90%は、 胎盤

 で子育てをする有胎盤類 である。

● TKKI カナヤマ 著 生物学 辞典。

 

■ 現生哺(ほ)乳類 は、 真獣類 (しんじゅうるい,学名:Eutheria

 英名:EUTHERIAN(S))(=有胎盤類) と 後獣類 (こうじゅうるい,

 学名:Metatheria、英名:METATHERIAN(S))の中の有袋類、 と 

 原獣類 (げんじゅうるい,学名:Prototheria、英名:PROTOTHE−

 RIAN(S))(=単孔類)) である。

 

■ 絶滅哺(ほ)乳類 は、 異獣類 (いじゅうるい,学名:Allotheria、

 英名:ALLOTHERIAN(S))の多丘類 (学名:Multituberculata、

 英名:MULTITUBERCULATE(S)) 及び他2種、 と 三錐歯類

 (さんすいしるい,学名:Tricondonta、英名:TRICONDONT(S))

 である。

● TKKI カナヤマ 著 生物学 辞典。

 

 

■ 有袋類や単孔類は、現生哺乳類の主流である有胎盤類とは、異な

 っている。

■ 有袋類 は、胎盤を持たないため、子宮内で子を育てることができ

 ない。 このため、未熟な状態で生まれた子を、袋(育児嚢(いくじの

 う))で、育てる。 育児嚢(いくじのう)は、通常腹部にある袋で、中に

 は乳頭があり、子供は、 これをくわえて母乳を摂取(せっしゅ)する。

   有袋類は、恒温動物(内温動物)でありながら、有胎盤類に比べて、

 体温調節機能がやや低いが、 単孔類よりは、その機能は、高い。

 

■ 単孔類 は、 卵を生み、卵を温めて子を孵化(ふか)させ、母乳に

 よって育てる。 母親は、他の哺乳類のような乳首をもたず、子は、母

 親の乳腺(にゅうせん)からしみだした乳をなめとる。

   単孔類 は、 恒温動物(内温動物)であるが、有胎盤類に比べて、

 体温調節能力が低い。

 

■ 哺乳類(ほにゅうるい) は、脊椎動物(せきついどうぶつ)の1種類

 である。

■ 哺(ほ)乳類 は、 有羊膜類 (ゆうようまくるい,Amniota) の1

 種類 である。

■ 哺(ほ)乳類 は、 中生代三畳紀後期の約2億2000万年前より、 

 現在まで、生存する。 

● TKKI カナヤマ 著 生物学 辞典。

■ 人類 は、 子供を体内で育て大きくし出産後は乳を飲ませて育てる、 

 有胎盤類の哺(ほ)乳類 である。

■ 現在、新生代(約6550万年前〜現在)に、人類を含め、「有胎盤類

 哺(ほ)乳類」が、 この地球で、 他の生物との生存競争に勝ち抜き、

 繁栄しているのは、 卵で子育てするのではなく、 子孫を確実に残せ

 胎盤で子育てをする機能を持っているからである。

 

 

◆ 脊椎動物の分類。

■ 脊椎(せきつい)動物 は、 無顎(むがく)類、  板皮類(ばんぴるい、

 絶滅)、 軟骨(なんこつ)魚類、 硬骨(こうこつ)魚類、  両生類

 爬(は)虫類、 哺(ほ)乳類、 鳥類  に分類される。

■ 脊椎(せきつい)動物 は、 無顎(むがく)動物 (無顎類、無顎口類、

 Agnatha) と 有顎(ゆうがく)動物 (顎口類、有顎類、Gnathost-

 omata) に分類される。

■ 有顎(ゆうが く)動物 (顎口類、有顎類、Gnathostomata) は、

 無顎(むがく)動物 (無顎類、無顎口類、Agnatha) 以外の他のすべ

 ての脊椎(せきつい)動物 で、 板皮類(ばんぴるい、絶滅)、軟骨魚類、

 硬骨魚類、 両生類、 爬(は)虫類、 哺(ほ)乳類、 鳥類 である。

■ 四肢(しし)動物 は、 両生類 と、有羊膜類 (ゆうようまくるい) で

 ある。 即ち、 四肢(しし)動物 は、 両生類、 爬(は)虫類、 哺(ほ)

 乳類、 鳥類 である。 

■ 有羊膜類 (ゆうようまくるい) は、 爬(は)虫類、 哺(ほ)乳類、 鳥

 類 である。

● TKKI カナヤマ 著 生物学 辞典。

 

◆ 脊椎動物の進化。

■ 脊椎(せきつい)動物 は、 無顎類(むがくるい)、 板皮類(ばんぴるい、

 絶滅)、 軟骨(なんこつ)魚類、 硬骨(こうこつ)魚類、 両生(りょうせい)

 類、 爬(は)虫類、 哺(ほ)乳類、 鳥(ちょう)類 に分類される。

■ 脊椎動物の進化 : 単細胞微生物 ⇒ 多細胞微生物 ⇒ 無脊椎動物

 ⇒ 脊椎(せきつい)動物の、無顎類(むがくるい、顎(あご)のない魚) ⇒ 

 板皮類(絶滅) と 軟骨魚類 (顎(あご)のある魚)⇒ 硬骨魚類 ⇒ 

 両生類 ⇒ 爬(は)虫類 ⇒ 哺(ほ)乳類 と 鳥類。 

■ 無顎類は、無脊椎動物から分岐(ぶんき)した。 板皮類(絶滅)と軟骨魚

 類は、無顎類から分岐した。 硬骨魚類は、 軟骨魚類から分岐した。 両

 生類は、硬骨魚類から分岐した。 爬(は)虫類は、両生類から分岐した。 

 哺(ほ)乳類と鳥類 は、 爬(は)虫類から分岐した。

 

 

■ 哺(ほ)乳類の出現。    

■ 哺乳類 (生存2.2億年前頃〜現在)(人類に連なる祖先) が、

 約2.2億年前、 中生代の三畳紀 ((約2.5 1〜2億年前)に、

 単弓類(哺乳類型爬虫類) より進化して、出現する。

■ 単弓類 (哺(ほ)乳類型爬(は)虫類) の一部 は、 約2.2億年前

 に、 哺(ほ)乳類へ進化した。 

● 単弓類の一部 は、 陸地で、単弓類の獣弓類より、 約2億2000

 万年前 に、 中生代の三畳紀 (約2.51億〜2億年前) の中期に、哺

 (ほ)乳類 へと進化する。

(例)  初期の哺(ほ)乳類の、アデロバシレウス。

● TKKI カナヤマ 著 生物学 辞典。

● 初期の哺乳類である、アデロバシレウス ( Adelobasileus

 cromptoni ) が、約2億2500万年前に、出現する。

 

 

■ 哺乳類の分類。

■ 哺乳類は、 有胎盤類(=真獣類)、 有袋類 と 

  北半球後獣類(2つ合わせて後獣類)、 単孔類、 

  三錐歯類、 多丘歯類 の6つに分類される。

● TKKI カナヤマ 著 生物学 辞典。

 

 

#placentals-classificationtable

 

■ 有胎盤類哺乳類(真獣類)の学術分類表  

   (詳細上位分類、上位所属の分類、日本語・学名・

   英語対照)。

○ THE SCIENTIFIC CLASSIFICATION TABLE 

 OF PLACENTAL MAMMALS .  

● TKKI カナヤマ著 古生物学 辞典。

■ 有胎盤類(ほ)乳類(真獣類)   

    (学名: EutheriaPlacentalia、英語名:  

    EUTHERIAN(S),PLACENTAL 

    MAMMAL(S))。

■ 地球生物           LIFE ON EARTH 。

⇒ 動物              ( 界 : 動物界      

                   Kingdom Animalia) 

                   (英 名:ANIMAL (S))。

⇒ 脊索(せきさく)動物     ( 門 : 脊索動物門   

                   Phylum Chordata) 

                   (英名:CHORDATE (S))

⇒ 脊椎(せきつい)動物    (亜門 : 脊椎動物亜門 

                    Subphylum Vertebrata) 

                   (英 名:VERTEBRATE (S))

⇒ 有顎(ゆうがく)動物    (下門 : 有顎動物下門 

  (顎口類、有顎類)      Infraphylum Gnathostomata) 

                    (英名: VERTEBRATE (S) 

                    WITH JAW(S)).

                   ● TKKI カナヤマ著 古生物学辞典。

⇒ 四肢(しし)動物       (上 : 四肢動物上綱  

                   Superclass Tetrapoda ) 

                   (英名:TETRAPOD (S))  

⇒ 有羊膜(ゆうようまく)類  ( ランク(階級)なし     

                   Amniota) (英名:AMNIOTE (S))。   

⇒ 哺乳類            ( 綱 : 哺乳        

                    Class Mammalia

                   (英名:MAMMAL(S))。

⇒ 獣類               (亜綱 : 亜綱        

                   Subclass Theria)  

                   (英名:THERIAN(S))。

⇒ 真獣類(有胎盤類)    綱 : 真獣下 (正獣下)  

                   Infraclass Eutheria) 

                     英 名:EUTHERIAN(S))

                   英 名:PLACENTAL MAMMAL(S))。

                   ● TKKI カナヤマ著 古生物学辞典。

 

□ メニュー (目次) の先頭へ戻る

□ 古生物学 辞典 の先頭ページへ 。

□ 古生物学 ハンドブック 日本語版へ

 

 

#marsupials

 

■ 有袋類 

     (ゆうたいるい)。

 

■ 有袋類 

■ 名称 : 有袋類 (ゆうたいるい)。 

 学名:Marsupialia、 英名:MARSUPIAL(S)。

■ 学術 分類 ランク : ランク(階級)なし 有袋類  Unranked 

 Marsupialia

 有袋類の哺(ほ)乳類。

 後獣類。

■ 有袋類 <後獣類  <哺(ほ)乳類脊椎 (せきつい)動物動物

■ 哺(ほ)乳類・3種類 (真獣類(= 有胎盤(哺乳)類)、後獣類

 獣類) の1つ、後獣類(こうじゅうるい)の中の1つの種類が、有袋類

 である。 

■ 現生哺(ほ)乳類・3種類 (有胎盤(哺乳)類(= 真獣類)有袋類

 単孔類) の1つ。

■ 有袋類の現生種類の例: コアラ、 カンガルー。

■ 有袋類の種類 (下位分類)。

(A) アメリカ有袋大目            Superorder Ameridelphia

(Aa) オポッサム目 現生約93種    Order Didelphimorphia 

(Ab) ケノレステス目 現生約6種    Order Paucituberculata

(B) オーストラリア有袋大目        Superorder Australidelphia

(Ba) ミクロビオテリウム目 現生1種  Order Microbiotheria

(Bb) フクロネコ目  現生約71種    Order Dasyuromorphia

(Bc) バンディクート目  現生約24種  Order Peramelemorphia

(Bd) フクロモグラ目  現生2種     Order Notoryctemorphia

(Be) カンガルー目 現生約137種    Order Diprotodontia  .

 

■ 哺(ほ)乳類の後獣類の、有袋類 は、  胎盤が未発達で、胎盤内で

 長く子を育てることができない。 このため、未熟な状態で生まれた子を、

 母親の袋(育児嚢(いくじのう))で、育てる。 育児嚢(いくじのう)は、通

 常腹部にある袋で、中には乳頭があり、子供は、母親の乳頭をくわえて

 母乳を摂取(せっしゅ)し、栄養分を得る。

● 哺(ほ)乳類の後獣類の、有袋類 は、恒温動物(内温動物)でありな

 がら、有胎盤(哺乳 )類(= 真獣類)に比べて、体温調節機能がやや低い

 が、 哺乳類の原獣類の、単孔類よりは、その機能は、高い。

 

■ 有袋類の進化 : 単細胞微生物 ⇒ 多細胞微生物 ⇒ 無脊椎動物

 (脊索動物、可視大型動物) ⇒ 魚類 (脊椎(せきつい)動物) ⇒ 両生  

 類 ⇒ 爬(は)虫類 ⇒爬虫類の「単弓類 (=哺乳類型爬虫類)」⇒ 初期 

 哺乳類 ⇒ 哺(ほ)乳類の後獣類 ⇒ 有袋類 。

■ 現生の有袋類や その分類の詳細に関しては、生物学 辞典の「有袋類 

 を参照して下さい。

 

□ 有袋類の進化

  有袋類 (総合)

□ 有袋類の学術分類表

□ 哺(ほ)乳類 画像 アルバム NO.1 (有袋類)。

□ 有袋類  画像 アルバム NO.1 。

 

 

#marsupials-evolution

 

■ 有袋類の進化。

 

◆ 哺(ほ)乳類の 進化。

 

■ 動物の進化では、 多細胞微生物は、 単細胞微生物から分岐した。

 無脊椎動物は、 多細胞微生物から分岐した。 脊椎(せきつい)動物の、

 無顎(むがく)類は、 無脊椎動物から分岐した。 軟骨魚類 は、 脊椎

 (せきつい)動物の、無顎類(むがくるい、顎(あご)のない魚) から分岐

 した。 硬骨魚類は、 軟骨魚類より分岐した。 両生類は、 硬骨魚類よ

 り分岐した。 爬(は)虫類は、 両生類から分岐した。  哺(ほ)乳類

 鳥類 は、爬(は)虫類から分岐した

● TKKI カナヤマ 著 生物学 辞典。

 

■ 哺(ほ)乳類の出現。    

■ 哺乳類 (生存2.2億年前頃〜現在)(人類に連なる祖先) が、

 約2.2億年前、 中生代の三畳紀 ((約2.5 1〜2億年前)に、

 単弓類(哺乳類型爬虫類) より進化して、出現する。

■ 単弓類 (哺(ほ)乳類型爬(は)虫類) の一部 は、 約2億2000

 万年前に、 哺(ほ)乳類へ進化した。 

● 単弓類の一部 は、 陸地で、単弓類の獣弓類より、 約2億2000

 万年前 に、 中生代の三畳紀 (約2.51億〜2億年前) の中期に、哺

 (ほ)乳類 へと進化する。

(例)  初期の哺(ほ)乳類の、アデロバシレウス。

● TKKI カナヤマ 著 古生物学 辞典。

● 初期の哺乳類である、アデロバシレウス ( Adelobasileus

 cromptoni ) が、約2億2500万年前に、出現する。

 

■ 後獣類の、有袋類の出現。

■ 哺(ほ)乳類の、後獣類の、有袋類(ゆうたいるい) は、白亜

 紀後期の約7100万年前に、哺乳類より分岐して、出現した。

● 出産後袋(育児嚢(いくじのう)で子育てし乳を飲ませ育てる、有袋類

 (ゆうたいるい) は、 約7100万年前から現在まで、生存する。

(例) 初期の有袋類の、 ディデルフォドン (Didelphodon

 

■ 後獣類の、北半球後獣類の出現。 

■ 哺(ほ)乳類の、後獣類の、北半球後獣類 (絶滅) は、白亜紀前期の

 約1.2億年前に、哺乳類より分岐して、出現した。

● 出産後袋(育児嚢(いくじのう)で子育てし乳を飲ませ育てる、北半球

 後獣類 は、約1.2年億前から約6550万年前まで、生存する。

(例) 初期の北半球後獣類の、 シノデルフィス。

● TKKI カナヤマ 著 生物学 辞典。

 

■ 真獣類(= 有胎盤哺乳類)の出現。 

■ 哺(ほ)乳類の、有胎盤類(ゆうたいばんるい) (=真獣類 は、 白

 亜紀前期の約1億2500万年前に、哺乳類より分岐して、出現した。

● 胎盤で子育てし出産後乳を飲ませ育てる、有胎盤類(ゆうたいばんる

 い)は、 約1億2500万年前から現在まで、 生存する。

(例) 初期の有胎盤類の、 エオマイア。

● TKKI カナヤマ 著 生物学 辞典。

 

■ 原獣類の、単孔類の出現。 

■ 哺(ほ)乳類の、原獣類の、単孔類(たんこうるい) は、白亜紀初め

 の約1億4500万年前に、哺乳類より分岐して、出現した。

● 卵で子育てし孵化後乳を飲ませ育てる、単孔類(たんこうるい) は、

 約1億4500万年前から現在まで、生存する。

 

 

#marsupials-general

 

■ 有袋類 (総合)。

 

■ 有袋類は、 現生哺(ほ)乳類・3種類 (有胎盤(哺乳)類、有袋類、

 単孔類)の1つである。

■ 有袋類は、 哺(ほ)乳類の後獣(こうじゅう)類の1つで、 現生種

 類の例 として、 コアラ、 カンガルー などがいる。

 

■ 有袋類 < 後獣類 < 哺(ほ)乳類 < 有羊膜(ゆうようまく)類 

 < 四肢(しし)動物 <有顎(ゆうがく)動物(顎口類) <脊椎(せき

 つい)動物 < 動物 。

■ 脊椎(せきつい)動物の哺(ほ)乳類の後獣類(こうじゅうるい)

 哺(ほ)乳類の、後獣類(こうじゅうるい)の1つ。

 哺(ほ)乳類後獣類の中の有袋類。

■ 種類 : 哺乳綱 亜綱  後獣下綱(こうじゅうかこう)の1グルー

  プの有袋類。

 Class Mammalia, Subclass Theria , Infraclass 

 Metatheria、  unranked Marsupialia

 

■ 有袋類 は、アメリカ有袋大目とオーストラリア有袋大目の2大目

 の総称 である。

■ 有袋類 は、アメリカ有袋大目  Superorder Ameridelphia 

  オーストラリア有袋大目  Superorder Australidelphia 

 の2つに大きく分かれる。

 

■ 哺(ほ)乳類の後獣類の、有袋類 は、  胎盤が未発達で、胎盤内で

 長く子を育てることができない。 このため、未熟な状態で生まれた子を、

 母親の袋(育児嚢(いくじのう))で、育てる。 育児嚢(いくじのう)は、通

 常腹部にある袋で、中には乳頭があり、子供は、母親の乳頭をくわえて

 母乳を摂取(せっしゅ)し、栄養分を得る。

● 哺(ほ)乳類の後獣類の、有袋類 は、恒温動物(内温動物)でありな

 がら、有胎盤哺乳類(= 真獣類)に比べて、体温調節機能がやや低い

 が、 哺乳類の原獣類の、単孔類よりは、その機能は、高い。

 

■ 哺(ほ)乳類 とは、子供を母乳によって育てる (子供に乳を飲ませ

 て育てる) 脊椎(せきつい)動物 である。 

■ 現生哺乳類 : 真獣類 (= 有胎盤哺乳類)、 後獣類有袋類、 原獣

             単孔類

  絶滅哺乳類 :  異獣類、 三錐歯類 。

■ <哺乳類の現生種の例> 

● 真獣類(=有胎盤 哺乳類真獣下)のアリクイ、ゾウ、 人類、クジラ。

● 後獣類(後獣下綱 )の中の有袋類のコアラやカンガルー。

● 原獣類原獣亜綱)の中の単孔類のカモノハシやハリモグラ。

■ 哺(ほ)乳類の中で、 有胎盤哺乳類 (ゆうたいばん ほにゅうるい、

 =真獣類(しんじゅうるい)) と 有袋類 (ゆうたいるい、後獣類(こうじゅ

 うるい)の1つ)  と 単孔類 (たんこうるい、原獣類(げんじゅうるい)の

 1つ) が現存する。

 

■ 後獣類   (学名・英名併記)

  学名:Metatheria   英名:METATHERIAN。

1. デルタテリディウム  絶滅       

      Deltatheroida DELTATHEROIDA  .

2. ボレオメタテリア   絶滅       

      Boreometatheria BOREOMETATHERIA . 

3. ノトメタテリア              

      Notometatheria NOTOMETATHERIA .

● TKKI カナヤマ 著 古生物学 辞典。

3−1. 有袋類              

  学名: Marsupialia 英名:MARSUPIAL 。

3−1−1. アメリカ有袋大目       

     Superorder Ameridelphia AMERIDELPHIA.

3−1−2−1. オポッサム目 約93種  

    Order Didelphimorphia DIDELPHIMORPHIA 

    (ABOUT 93 SPECIES). 

3−1−2−2. ケノレステス目 約6種  

    Order Paucituberculata PAUCITUBERCULATA  

     (ABOUT 6 SPECIES).

3−1−2. オーストラリア有袋大目   

    Superorder Australidelphia AUSTRALIDELPHIA .

3−1−2−1. ミクロビオテリウム目 1種 

    Order Microbiotheria  MICROBIOTHERIA 

    (1 SPECIES).

3−1−2−2. フクロネコ目  約71種  

    Order Dasyuromorphia DASYUROMORPHIA 

     (ABOUT 71 SPECIES).

3−1−2−3. バンディクート目 約24種 

    Order Peramelemorphia PERAMELEMORPHIA 

     (ABOUT 24 SPECIES).

3−1−2−4. フクロモグラ目  2種   

    Order Notoryctemorphia NOTORYCTEMORPHIA  

    (2 SPECIES).

3−1−2−5. カンガルー目 約137種  

    Order Diprotodontia  DIPROTODONT 

    (ABOUT 137 SPECIES).

 

 

◆ 哺(ほ)乳類の特徴。

■ 哺(ほ)乳類 とは、 子供を母乳によって育てる (子供に乳を飲ま

 せて育てる) 動物 である。

 

■ 人類 は、 子供を体内で育て大きくし出産後は乳を飲ませて育てる、 

 有胎盤類の哺(ほ)乳類 である。

■ 現在、新生代(約6550万年前〜現在)に、人類を含め、「有胎盤類

 哺(ほ)乳類」が、 この地球で、 他の生物との生存競争に勝ち抜き、

 繁栄しているのは、 卵で子育てするのではなく、 子孫を確実に残せ

 胎盤で子育てをする機能を持っているからである。

● TKKI カナヤマ 著 生物学 辞典。

 

■ 子供を母乳によって育てる (子供に乳を飲ませて育てる) 脊椎(せ

 きつい)動物 である。 

■ 有袋類や単孔類は、現生哺乳類の主流である有胎盤哺乳類 とは、

 異なっている。

■ 有袋類 は、 胎盤が未発達なため(完成した胎盤を持たないため)、

 胎盤で長く子を育てることができない。 このため、未熟な状態で生ま

 れた子を、袋(育児嚢(いくじのう))で、育てる。 育児嚢(いくじのう)は、

 通常腹部にある袋で、中には乳頭があり、子供は、これをくわえて母乳

 を摂取(せっしゅ)する。

  有袋類 は、恒温動物(内温動物)でありながら、有胎盤哺乳類に比

 べて、体温調節機能がやや低いが、単孔類よりは、その機能は、高い。

 

□ 有袋類  画像 アルバム NO.1  (哺(ほ)乳動物)。

 

■ 単孔類 は、 卵を生み、卵を温めて子を孵化(ふか)させ、母乳に

 よって育てる。 母親は、他の哺乳類のような乳首をもたず、子は、母

 親の乳腺(にゅうせん)からしみだした乳をなめとる。

   単孔類 は、 恒温動物(内温動物)であるが、有胎盤類に比べて、

 体温調節能力が低い。

 

 

◆ 哺(ほ)乳類の分類。

■ 哺(ほ)乳類 は、 真獣類 (しんじゅうるい、=有胎盤 哺乳類)、後

 獣類 (こうじゅうるい)、 原獣類 (げんじゅうるい)、 異獣類 (いじ

 ゅうるい、絶滅)、 三錐歯類 (さんすいしるい、絶滅) に分類される。

■ 現存する哺(ほ)乳類 は、 有胎盤哺乳類 (ゆうたいばん ほにゅう

 るい、=真獣類(しんじゅうるい)) と 有袋類 (ゆうたいるい、後獣類

 (こうじゅうるい)の1つ) と 単孔類 (たんこうるい、原獣類(げんじゅ

 うるい)の1つ) である。

● TKKI カナヤマ 著 生物学 辞典。

 

■ 哺乳類(ほにゅうるい) は、脊椎動物(せきついどうぶつ)の1種類

 である。

■ 哺(ほ)乳類 は、 有羊膜類 (ゆうようまくるい,Amniota) の1

 種類 である。

■ 哺(ほ)乳類 は、 中生代三畳紀後期の約2億2000万年前より、 

 現在まで、生存する。 

 

■ 現生哺乳類 は、 大きく分けて、 有胎盤類 (ゆうたいばんるい)、

 有袋類 (ゆうたいるい)、単孔類 (たんこうるい) の3つのグループ

 に分けられる。

 

■ 現生哺(ほ)乳類

■ 現在、生存する (現存する) 哺(ほ)乳類 は、 有胎盤 哺乳類 (ゆ

 うたいばんほにゅうるい,学名Placentalia英名:PLACENTAL(S)) 

 と 有袋類 (ゆうたいるい,学名:Marsupialia、英名:MARSUPIAL

 (S)) と 単孔類 (たんこうるい,学名:Monotremata、英名:MON-

 OTREME(S)) の3種類である。  現在の哺(ほ)乳類の90% は、 

 胎盤で長く子育てをする有胎盤哺乳類 である。

 

■ 現生哺(ほ)乳類 は、 真獣類 (しんじゅうるい,学名:Eutheria

 英名:EUTHERIAN(S))(=有胎盤哺乳類) と 後獣類 (こうじゅうる

 い,学名:Metatheria、英名:METATHERIAN(S)) の中の有袋類 

 (学名:Marsupialia、英名:MARSUPIAL(S),他)  と 原獣類

 (げんじゅうるい,学名:Prototheria、 英名:PROTOTHERIAN(S))

 の中の単孔類 (学名:Monotremata,英名:MONOTREME (S) )

 である。

 

■ 絶滅哺(ほ)乳類

■ 絶滅哺(ほ)乳類 は、  異獣類  (いじゅうるい,学名:Allotheria

 英名:ALLOTHERIAN(S)) の多丘類 (学名Multituberculata

 英名:MULTITUBERCULATE(S)) 及び他2種 と、 三錐歯類 (さ

 んすいしるい,学名:Tricondonta英名:  TRICONDONT(S))  と 、

 後獣類の北半球後獣類 等である。

● TKKI カナヤマ 著 生物学 辞典。

 

 

#marsupials-classificationtable

 

■ 有袋類の学術分類表  

詳細上位分類、上位所属の分類、日本語・学名・英語対照)。

○ THE SCIENTIFIC CLASSIFICATION TABLE 

 OF MARSUPIALS .  

● TKKI カナヤマ 著 古生物学 辞典。

■ 有袋類 (ゆうたいるい)   

 (  学名: Marsupialia、 英名:MARSUPIAL(S) )。

● 地球生物          LIFE ON EARTH 。

⇒ 真核生物             ( ドメイン : 真核生物域    

                   Domain Eukaryota

                     (英名: EUKARYOTE(S))。

⇒ 動物              (界 : 動物界      

                    Kingdom Animalia)                 

                                      (英 名:ANIMAL (S))。

⇒ 脊索(せきさく)動物    (門 : 脊索動物門   

                      Phylum Chordata 

                             英名:CHORDATE (S))

⇒ 脊椎(せきつい)動物    (亜門: 脊椎動物亜門 

                      Subphylum Vertebrata) 

                            (英 名:VERTEBRATE (S))

⇒ 有顎(ゆうがく)動物     (下門 : 有顎動物下門 

  (顎口類、有顎類)      Infraphylum Gnathostomata) 

                     (英名:VERTEBRATE (S) 

                   WITH JAW(S))).

⇒ 四肢(しし)動物       (上 : 四肢動物上綱  

                   Superclass Tetrapoda ) 

                     英名:TETRAPOD (S)。  

⇒ 有羊膜(ゆうようまく)類  ( ランク(階級)なし    

                                  Amniota) (英名:AMNIOTE (S))。   

⇒ 哺乳類             (綱 : 哺乳      

                    Class Mammalia) 

                   (英 名:MAMMAL(S))。

⇒ 獣類               (亜綱 : 亜綱       

                    Subclass Theria)  

                   (英 名:THERIAN(S))。

⇒ 後獣類 (こうじゅうるい)   (下綱 : 後獣下綱     

                    Infraclass Metatheria 

                   (英 名:METATHERIAN(S))。

⇒ 有袋類 (ゆうたいるい)   ランク(階級)なし      

                       Marsupialia

                      英名:MARSUPIAL(S))。

 

□ メニュー (目次) の先頭へ戻る

□ 古生物学 辞典 の先頭ページへ 。

□ 古生物学 ハンドブック 日本語版へ

 

 

#amniotes

 

■ 有羊膜類   

     (ゆうようまくるい)

 

■ 有羊膜類。

■ 有羊膜類 (ゆうようまくるい、学名:Amniota英名:AMNIOTE) 。

■ 有羊膜類 (ゆうようまくるい) とは、 初期の有羊膜類(ゆうようまくるい),

 単弓類 (たんきゅうるい), 無弓類(むきゅうるい), 双弓類(そうきゅうるい),

 哺 (ほ)乳類, 鳥類  の6種類 である。

 

 

◆ 有羊膜類の概要。

■ 有羊膜類 の 種類 (下位分類)。

■ 有羊膜類 (ゆうようまくるい,Amniota) の種類 には初期の有羊 

 膜類 (カシネリア、Casineria) と 単弓類  (たんきゅうるい、

 Synapsida) と  無弓類 ( むきゅうるい、 Anapsida) と  

 双弓類 (そうきゅうるい、Diapsida) と 哺 (ほ)乳類 (Mammalia

 と 鳥類 (Aves)  の6種類 が、ある。

 ● TKKI カナヤマ 著 古生物学 辞典。

 

 □ エダフォサウルス 画像 NO.1    (単弓類)

 □ スクトサウルス 画像 NO.1       (無弓類)

 □ ペトロラコサウルス  画像 NO.1  (双弓類)。

 

 

◆ 有羊膜類 の 生存期間。

■ 初期の有羊膜類 は、 約3.4億年前より、約3億年前まで、生存する。

■ 単弓類 は、 約3億年前より、約1.4億年前まで、生存する。

■ 無弓類 は、 約3億年前より、約2.1億年前まで、生存する。  

■ 双弓類 は、 約3億年前より、現在まで、生存する。 

■ 哺(ほ)乳類 は、 約2.2億年前より、現在まで、生存する。 

■ 鳥類 は、 約1.37億年前より、現在まで、生存する。 

 

 

■ 爬 (は)虫類 の定義。

■ 初期の有羊膜類と単弓類を含めた、広義の爬虫類 は、

 初期の有羊膜類 と 単弓類Synapsida) と 無弓類Anapsida) 

  と 双弓類 (Diapsida) である。

■ 単弓類を含めた、広義の爬(は)虫類 は、

 単弓類 (Synapsidaと 無弓類Anapsida) と 双弓類 

 (Diapsidaである。

■ 単弓類を含めない、狭義の爬(は)虫類 (Sauropsida) は、

 無弓類 (Anapsid a) と 双弓類 (Diapsida)である。

 

● 初期の有羊膜類 や 単弓類 (たんきゅうるい) を、 爬(は)

 虫類に含める場合 (広義の爬虫類) と 爬(は)虫類に含めない

 場合 (狭義の爬虫類、Sauropsida) がある。

● TKKI カナヤマ 著 古生物学 辞典。

 

 

■ 有羊膜類の出現。

■ 有羊膜類 (ゆうようまくるい) 、  約3.4億年前、両生類より進 

 化して、 地球の陸上で出現する。

 

● 原始的な有羊膜類 (ゆうようまくるい、英AMNIOTE) が、 両生

 類より進化して、 3.4億年前頃に、 古生代の石炭紀(約3.59億

 〜2.99億年前)の前期に、地球の陸上で、 出現する。

● 約3.4億年前の、初期の、有羊膜類 (爬(は)虫類の祖先) の化

 石 が、 スコットランドで、 発見される。

 

 

■ 有羊膜類の進化。

■ その後、 有羊膜類の進化。

 原始的な有羊膜類 (ゆうようまくるい) 、 陸地で、約3億年前

 、古生代の石炭紀 (3.59億〜2.99億年前頃)に、 単弓類 

 (たん きゅうるい学名:Synapsida,英名 :Synapsid)   無

 弓類 (むき ゅうるい、学名:Anapsida,英名:Anapsid)  と 

 双弓類 (そうきゅうるい,学名:Diapsida,英名:Diapsid) に、

 分岐する。

● TKKI カナヤマ 著 古生物学 辞典。

 

■ その後、 単弓類 (たんきゅうるい) の進化

● 単弓類の一部 は、 陸地で、単弓類の獣弓類より、 約2.2億年

 前 に、 中生代の三畳紀 (2.51億〜2億年前頃) の中期に、 

 (ほ)乳類 へと進化する。

● TKKI カナヤマ 著 古生物学 辞典。

 

□ エダフォサウルス 画像 NO.1

 

■ その後、 無弓類 (むきゅうるい) の進化

● 無弓類の一部の、 パレイアサウルス類 が、 陸地で、 約3億年

 前から、約2.1億年前まで、 中生代の三畳紀(約2.51億〜2億年

 前)の後期まで、 存続し、それを最後に、 約2.1億年前に、 無弓

 類は、 絶滅する。

 

■ その後、 双弓類 (そうきゅうるい) の進化

● 陸地にいた、双弓類の一部 が、 約2.5億年前に、 中生代の三

 畳紀(約2.51億〜2億年前)の前期に、 海中へ進出する。 爬(は) 

 虫類の 双弓類 は、 陸生爬(は)虫類 と 海生爬(は)虫類 に分

 岐する。 

● 双弓類の一部 が、 陸地で、 約2.5億年前に、 中生代の三畳

 紀(約2.51億〜2億年前)の前期に、 魚竜類 (ぎょりゅうるい) と 

 鱗竜形類 (りんりゅうけいるい) と 主竜形類 (しゅりゅうけいるい) 

 へと進化する。

● 双弓類の一部 が、 陸地で、 約1. 5億年前に、  中生代のジュ

 ラ紀(約2億〜1.46億万年前)の後期に、 鱗竜形類の、トカゲ類 

 と進化する。

● 双弓類の一部 が、 陸地で、 約2.1億年前に、 中生代の三畳紀

 (約2.51億〜2億年前)の後期に、 主竜形類の、 カメ類 へと進化

 する。

● 双弓類の一部 が、 陸地で、 約2.2億年前 に、 中生代の三畳紀

 (約2.51億〜2億年前)の中期に、 主竜形類の主竜類の、 ワニ類 

 へと進化する。

● 双弓類の一部 が、 陸地で、 約2.3億年前に、 中生代の三畳紀

 (約2.51億〜2億年前)の前期に、 主竜形類の主竜類の、 恐竜 

 と進化する。 しかし、鳥類 を除く、恐竜は約6550万年前に絶滅する。

● その恐竜の一部 、 陸地で、  獣脚類の恐竜より、 約1. 37億

 年前に、 中生代の白亜紀(約1.46億〜6550万年前)に、 鳥類 

 と進化する。  

 

□ メニュー (目次) の先頭へ戻る

□ 古生物学 辞典 の先頭ページへ 。

□ 古生物学 ハンドブック 日本語版へ

 

 

『 あなたのハートには 何が残りましたか? 』

 

 

以  上