摂食障害と漢方薬【漢方芍薬堂】上郡町

10才～20才代の若い女性で無理なダイエットを行った結果、拒食や過食などの摂食障害になることがあります。

 

　思春期には自分の美意識や人から言われたちょっとした一言が気になり極端なダイエットに走ってしまいます。
心に重いストレスを感じダイエットや食事をコントロールするうちに過食し、自分で吐き出し、次には拒食（神経性食欲不振症）に陥るということを繰り返してるうちに身心の状態に異変をきたすようになります。

 

　長期にわたると、著しい体重減少や、月経不順、無月経となり不妊症の原因にもなります。肌荒れしたり髪の毛が抜けたりもします。
　もともと生真面目で几帳面な性格で完璧主義のような人に多く、自己認識のずれが生じているとも言えます。最初は内科へかかり、次に心療内科へ回され、安定剤や抗うつ剤を長期服用しているケースもあります。

漢方では、気うつ、気虚（消化機能低下で虚弱な状態）としてとらえます。
特に「こころ」「気」の面に重点を置き、単に胃腸機能だけを回復させるのではなく、一番根底にあるこころの安定と気の巡りを良くすることを目的に陰陽虚実、気血水など漢方の物差しに従って漢方薬を用います。

 

　また、月経不順や無月経の場合も漢方の得意とするところであり、それに合わせ補血剤などの漢方薬を用い改善に向かいます。
摂食障害の漢方薬・養生法・食養生のご相談は、上郡町の漢方薬専門「漢方芍薬堂」へお気軽にどうぞ。

 

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