坐骨神経痛

坐骨神経痛・腰痛、足の痺れの症状としてよくある神経痛の一つです。体の向きを変えた時や歩くときに坐骨神経に沿って痛みが起こります。腰痛 漢方芍薬堂 上郡町
坐骨神経痛は、気候の影響を受けやすく、特に冷えや湿気に影響されます。また夏期の冷房は知らず知らずのうちに体を冷やしています。

 

 原因としては、椎間板ヘルニアやすべり症が多く脊椎、腰椎の変形やがんの場合もあります。痛みが激しい時は、マッサージや整体などをせず、安静にして血行を良くすることが肝腎です。

脊柱管狭窄症

背骨は、頚椎、胸椎、腰椎、仙骨でできていますが、その背骨の中に脊椎管がありその中を神経や血管が通っています。
先天性の脊柱管狭窄症は、別として多くは加齢により変性した椎間板や変性した椎体、すべり症、椎間板の膨隆、靭帯の肥厚などにより神経や血管が圧迫されて起こります。
 脊柱管狭窄症は、腰痛、足にしびれや痛みを感じます。歩くと足がしびれて歩きにくくなり、少し休むとまた歩けるようになる(間欠跛行)の症状が出ます。
両足の場合もありますし片足の場合もあります。加齢による脊柱の変形が元ですが冷えや湿気で悪化します。

坐骨神経痛・脊柱管狭窄症の漢方薬

漢方では、痛みやしびれに関して「不通則痛」という捉え方があり、「不通」つまり気血水の流れが悪くなればすなわち痛むということを言っており、人によってその原因は様々ですが、いずれも気血水の流れが要となります。

 

 特に冷えと湿はその症状を悪化させたり誘発させたりします。冷えは外気の寒さは勿論のこと、その人の冷え症も原因となり補血、活血の漢方薬で改善します。湿も同じで、梅雨時期の湿気は勿論のこと体内の水分の偏在(水毒)も湿であり、体内の利水を漢方薬で行い、痛みやシビレの改善を行います。特に日本は、大陸と違い海に囲まれ湿気が多く湿は大敵です。
その影響で体内に湿気が溜まりやすく、水はけの悪い状態になりやすく、日本漢方では、水剤と言って水分代謝を良くする生薬を加味した漢方薬処方を坐骨神経痛や脊椎管狭窄症に用います。気候風土を勘案し漢方薬を選定し処方するのが日本漢方の真骨頂とも言えます。

 

 脊柱管狭窄症は、加齢現象でもあり、漢方のとらえ方としては腎虚とみなします。
腎は五行論では骨髄や水に関係し腎虚を補腎することで痺れ痛みに対応できます。
 また、鎮痛時の頓用としての漢方薬もあり、治療から予防、寛解期のコントロールまで幅広く漢方薬がお役に立ちます。

 

#赤穂市 #姫路市 #たつの市 #相生市 #備前市 #佐用町

坐骨神経痛・脊柱管狭窄症の漢方薬のご相談は漢方芍薬堂へ

漢方芍薬堂

兵庫県赤穂郡上郡町岩木甲158-55

TEL0791-57-3708

漢方芍薬堂は、兵庫県神戸市・明石市のお客様はもとより上郡町、西播磨、赤穂市、相生市、たつの市、備前市、佐用町、姫路市、和気町からのお客様を心よりお待ちしています。