頻尿とは

 成人は、普通、日中に5~7回トイレに行きます。就寝後は、0~1回とされていますが、0回がベストです。日中に5~7回以上行くと頻尿とということになり、
 夜間就寝後ですと、2回以上行くと夜間頻尿と言えます。

 

神経性頻尿
 人は誰しも試験、面接、プレゼンテーション、試合、人と会う、デート、あらたまった場所への出席など、緊張する場合、尿意をもよおします。
 これは一時的に交感神経が緊張することによる尿意・排尿です。極度の緊張や恐怖の場合の失禁も同じです。

 

 たびたびトイレに行きたくなったり、行ってもそれほど尿は出ない。いつ尿意をもよおすか心配で不安になり、なれない所へ行く場合は、トイレの確認をしたり電車に乗るのも億劫になり、車の運転にも支障をきたします。

 

 神経質、心配性の人に多く見受けられます。これは年齢に関係なく男女共にありますが、男性の場合、加齢による「腎虚」や前立腺肥大による頻尿を伴う場合があります。また、女性の場合、出産や加齢により骨盤底筋が弱くなることによる頻尿を伴う場合もあります。

 

その他の尿トラブル
 神経性頻尿(心因性頻尿)は昼間に起こることが多く、夜間頻尿などは少なく、休日、自宅にいる時などには安定している場合があります。その点、過活動膀胱、腹圧性尿失禁、膀胱炎などとはまた違ったものがあります。

【夜間尿・夜間頻尿】(夜中のトイレ)

夜間頻尿 漢方芍薬堂 上郡町 赤穂市 加齢や冷えから来る夜間尿・夜間頻尿(夜中に何回もトイレに行く)は、漢方では腎虚として捉えます。若い頃は、朝までぐっすり寝ていたのに、50歳も過ぎると、夜間1回尿意のため目が覚めるようになり、それが2回3回となり睡眠不足にもつながります。誰しもそうではありませんが、加齢現象の一つです。

 

 加齢による腎虚ですが、腎を補う漢方薬で夜間尿・夜間頻尿を改善します。コツコツ飲んでおくと回数が減ってきます。50歳を過ぎらたら男性のアンチエイジングとして漢方薬をのんでおけば、予防にもなり快適な生活ができます。男性に限らず女性にも腎を補う漢方薬はお役に立ちます。腎虚を補うということは漢方の得意とする所でもありアンチエイジングを視野に夜間尿・夜間頻尿を改善していく訳です。

漢方から見た神経性頻尿

神経性頻尿は漢方では精神的な面と腎虚の面の両面からアプローチし、その改善を図ります。勿論精神的な要因が大きい訳ですから漢方薬の気剤を配合した処方を中心に使用し、緊張する場面の前に予防として飲んでおけば安心感もでき、自信がついてきます。
漢方薬は、排尿の改善だけではなく精神も安定する作用があり心身ともに改善QOLを上げてくれます。

ストレスと養生

神経性頻尿(心因性頻尿)は、ストレスによる影響が大きいので日頃から、ストレスに負けない様な工夫やリラックス法を自分なりに持っておきましょう。
 ストレス解消法としてカモミール茶やジャスミン茶などハーブティを楽しんだり、香やアロマなどもいいですね。また。何事も頑張り過ぎないことも大切です。

頻尿の食養生

尿の回数が多いのも少ないのも漢方では、腎機能の低下と捉えます。腎機能低下によって体内の水分代謝がうまく行っていないことと、水滞と言って、必要以上に水分をとっていることも原因としてあります。

 

普段から水分を取り過ぎているようであれば控えなければなりませんが、これには個人個人の体質、生活習慣、食生活などが関わっていますので個々個別に判断していかねばなりませんので、実際のご相談の中でご指導させていただいています。

 

 食養生は、頻尿改善には大変重要です。私たちの心身は、食べ物から出来ています。間違った食べ方、食べてはいけないものを改善し、食養生・薬膳の理にかなった正しい食べ方、正しい食材を理解し食養生を実践しましょう。 

 

 身近な食材を使った薬膳から、漢方食材を使った薬膳まで、漢方理論に基づいた薬膳を漢方の専門家ならではの薬膳をご自宅で実践できる方法でご提案いたします。
 薬膳は、漢方薬同様その人その人に合った薬膳を具体的にご提案いたします。

 

頻尿、夜間頻尿の漢方薬・養生法(薬膳)のご相談は漢方薬専門「漢方芍薬堂」へお気軽にどうぞ。

 

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