日記雑記

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【更新しつつ年越しです】 2001/12/31(月)

 今年は曜日の巡り合わせで、大晦日が週始めで正月三が日も平日ですから、コンビニアルバイターはふつーに仕事です。ゲーム屋の方は、年中無休ではありますが年末年始は閉店が早まるので夜番の出番無し。まあ、自分にとっては冬コミさえ終わってしまえば休みたい理由もないので、いつも通りに出勤です。ただ、年末年始はパートのおばさん達はみんな休んでしまって、別の時間の学生バイトの人が穴埋めに入っていたりするので、勝手が分からない人と同シフトだやりにくかったりはするのですけどね。客層も一見客が多かったりと普段どおりではないあたりはやはり大晦日。

 冬コミの新刊が片付いてない以上、のんびりしているような暇もないのですけど、冬コミという峠を越えたところでたまったメールを片づけたり、コンテンツ整理をしないといけなかったり。
 ふくろう掲示板は年内で一旦閉めることにしたのですが、その締めに行くにも自分で提示した期限の今日ギリギリってものですからね。それにともないTOPメニューのリンクもメイン掲示板直通に直してと。──そういった作業をしているうちに年を越してしまいました。

 なんだか日頃の自分らしいと情けなくなるやら、真面目にホームページ活動していると思えばいいやら。忘年会帰りの電車で世紀を跨いでいる昨年の方がまだ有意義なことをしている気がします…昨年は21世紀になった瞬間0:00打刻の切符などを買ってもいるし。
 つくづく、時間はただ流れゆくのみというもの。何をしていようが時は常に流れゆき、人間が決めた定義に従って新しい年へ移ってゆくのだから、それに自分なりの意味づけをするもよし、普段どおりに過ごして変わらぬ自分を確認するもよし、またそういった年の終わりと新年を迎えての各人の胸中も、ただ時が経過する事実の前では本人以外には意味のないことなのだろうし、しかしその本人が意味を感じるのならそれで充分なのかもしれない。まあ私は年の終わりまで相変わらずで、年末に体調崩さなかっただけでも今年は上出来というものです。
 それでは、2001年お付き合いいただきましてありがとうございました。

【のんびり買い物です】 2001/12/30(日)

 冬コミ2日目はアギトを見てからのんびり出発。一般ならではです。荷物も小さいショルダーひとつ。本を入れるには無理があるのですが、ちょうど雑誌なども入るトートバッグが欲しかったので、行きに八重洲地下街ででも買っていこうと。が、八重洲でコレだ!というトートは見つからず、とりあえずそのまま現地へ。
 会場に着いたのは12時過ぎと昨日とほぼ変わらず…(苦笑) そして、バス降車場から国際展示場駅まで続く入場列も昨日と同様。階段をおりてぐるーっと回って、でも意外と並んでしまえば進みは早かったのですけどね。入場フリーになったのが14時という昨日は異常としか。
 真っ先にする買い物は、一日目に買っていない次回申込み用紙なのですが、まずは今日の目当てが特撮、歴史、芸能と集中している西へ。特撮は評論と女性向けが棲み分けられているのは助かるのですけど、自分が回る場所が少なくて寂しいです…。冬だからスペース自体少ないかな。それから東の評論系スペースにしばらく居着くことに。文章が多いだけに読んでみないと判らないし、面白そうなら既刊まとめて買ってみるのでここで荷物がドカンと増えます。あ、買ったのは「コミケットのあるき方」と新古書店についての本。この辺を歩き回っていたらホンモノの岡田斗司夫氏を発見。新刊は落ちたそうなのでペーパーをもらってきました。次回夏コミで「BSマンガ"裏"夜話」。読みたいっ!! それと動物系グッズも様子見てきたところ、やっぱりジャンル自体のスペース数が少ないため、メジャー系の猫とインコばかりが目立ってバリエーションが少ない印象。14時を回ったところで引き上げかけて、人がはけた後に行くつもりだった大手の壁スペースに行き忘れていたことに気が付き──元々、並ばないと買えない所には行かないし──島本和彦の所に行ってみたら「燃えペン4」持ち込み分は完売とのこと。今までは15時頃でも平気だったので甘く見ていたなあ。

 それにしても、買うはずだった鞄を買わなかったために、帰りまでコミケ紙袋を持ち歩くハメになってしまいました…。何回か前の、芸術的なアンモナイトの紙袋のようなのだったら良かったのですけど、ビビッドな色合いでえらくファンシーなうさぎの紙袋はあまり趣味ではないんで…。帰りに、また国分寺で降りて丸井のセールを見ていくことに。で、トートを買ったのはセールと関係ないテナントだったり。ついでに靴下屋(名前そのものの店)であったかそうな靴下を買う。
 そして、島本の新刊を買えなかったのは悔しいので、地元で見つからなかった『吼えろペン』を3巻まで一気買い。アシスタントのヤスさん、冷静な判断と気配りに惚れます。ニセ炎尾こと萌ちゃん可愛い〜。『吼えペン』だけ読んで力尽きて寝てしまうのでした…。

【開場時はキンコーズ…】 2001/12/29(土)

 前日から続きます。準備を終えて出発したのは7時近く。会場までの所要時間は1時間半ほど。途中でコピーして行く時間をみていないタイムスケジュールなのは、最初から自分はサークル入場しない前提だからなのです。F1ジャンルに居た時、コピー本の印刷のためスペースの方は他のメンバーに任せて開会後に入ったことがありまして、自分一人ではない時に時間を有効に使うにはその手だと。今回も売り子にじまさんが来てくれるので、じまさんに荷物を託してサークル入場してもらい、自分はその間にコピーをするという算段。サークル員というには違うのにスペース押し付けてしまうのはかなり強引なのですが。なお虎沢は自分がスペース取れないときは不参加。ヤツは取れていても行きたがらないけど。イベント行くのが好きじゃない同人屋も不思議な気がするのだが…。
 待ち合わせは、今回は地下鉄は危険との教訓から、道中のアクセスポイントでキンコーズのある場所の神田駅で7:45。8時だとギリギリかと余裕を見て。しかし私の方が出発に手間取り、到着は8時になりそうなのでメールを入れたら…じまさんはさらにかかると返事。そして8時の時点でじまさんは新宿にも着いていないとの事態。この時点で、計画失敗を覚悟したり、そりゃ自分の事でさえ計算通りに運ばないのだから、人の都合がどうなるかなど考え通りにいくはずはないよな〜とか、まあ所詮、自分が現地に行けないところからして無茶な段取りだったのだし…と自分に言い聞かせつつ、寒風吹きすさぶ神田駅ホームで待つこと30分。とりあえず…ホームの自販機で釣り銭をつくったり、「新刊(見本)とペーパーと本人は12時頃着」との貼り紙を用意しておく。
 合流した8:30からでは、多分タクシーを使ってもギリギリで無理っぽい…。どこで入場を打ち切るかによるところ。まあ無理なら無理で仕方ない、ともかく開場待ちになるにしても、遅刻の手続きなどを任せるのは心苦しいながらじまさんには先に行ってもらうことに。

 そして自分は神田で降りて、まずは駅前のマクドナルドへ。数年ぶりの朝マックメニュー。目的はペーパーのカットを埋めることなのですけど、飯抜きが常のコミケで珍しく食事も取れるし。間に合わせなので10分でカット描いて9:00、次にキンコーズへ。時間が時間のせいか誰もいない!(笑)
 さて、ここですぐコピーにかかれる訳ではないのです…。後からオフセット本にすることになったからには、原稿を断ち切りに出来ない。原稿を元の状態に保ったままコピー本にするには……まず、四カ所のトンボを打つ。32ページ分。そして1枚ずつコピーを取る。そのコピーした原稿をトンボ位置で裁断する。32ページ分。そして面付けをする。すでに二つ折りだと綴じられないので面倒でも両面刷り中綴じにするしかない。トンボ打ちに30分、裁断に30分。見本誌用と、未完成状態でも欲しいという人がいたら渡してもいいかと予備に10部ほどコピー。部数が少ないのでコピーに入ったら早かったのですけど、作業を終えたのが11:30過ぎ。
 会場に着いたのは12時をやや回った頃と計算通り。しかし、バスを降りて誘導された一般入場列は…国際展示場駅方面へ階段を下ってずーっと続いている!! 12時過ぎでなんで?! 絶望的な気分になりつつ、サークルで遅刻なのだが一般列に並ばないとだめかスタッフに交渉してみる…。通行証見せたら入れてくれました。よ、よかった…。
 かくして、12時半頃ようやくスペース到着して製本。現地に着いてはじめて、カートの白衣を持ってくるのを忘れたことに気が付いたのだけど、どっちみち着替えるような余裕はなかったし。製本しつつ見本を出すと、見本でいいので欲しいという人が現れ──なにしろ地方から来る人には他にそう機会はないし、とりあえず100円で販売、完全版をお買い上げの時にその代金はキャッシュバックという措置に。なんだかんだで製本わんこそば、じまさんと交替したらスペースも空けられないうちに、見本誌を準備会に提出しに行けないまま出せる分は完売になってしまいました(爆) サークル受付の人があちらから来てくれて、見本誌チェック済ませられました…(汗) あうう、留守にしてでも提出しに行くべきだったか。落選したことのないウチですが、次回ペナルティが心配です…。
 そして意外にも、コミケではブランクのあったシューティングジャンルで新規の人に見てもらえたのか、既刊をまとめて買っていく人が多く、私が着いたすぐ後くらいに持ち込んだブラド本は完売。小冊子抜きで打ってしまうことになっちゃったなあ…。それに、だったらもーちょっと持ってきておいても…なにげにサイキックに居た時より売れてます。
 3時近くなって、会いたい人のスペースに行ってみたり西ホールをうろうろしていましたが、東へは通行が凄いことになっていると聞いて断念。今回も買い物はできませんでしたが、欲しかった本はみんな戴いてしまうことに。…それはそれで有り難いのですけど……い、いいんデスか?(汗)
 と、昼から来たにしても、異様に短く感じた01年冬コミでした。

 荷物が少ないので帰りは水上バス。都心だと降りるの面倒なので国分寺で食事にしたあと、ゲーセンを覗いて「斑鳩」を初プレイ。22時頃帰りつき、明日のサークルチェックをして早々に寝てしまうのでした。ゆっくり寝るのも久しぶり〜。

【在庫がない!】 2001/12/28(金)
 冬コミ前日。原稿よりむしろその他の準備。
 号外ペーパーを作るのに、A4両面から片面に内容を圧縮するためインフォメ丸々作り直しで意外と時間を要し、一旦バイトに行った後は見本誌用+多少配布用の表紙用紙とペーパー用紙の買い出し。
 また、せっかく夏コミで背面にロゴ入れた白衣を用意したのだから、ギガ2スペースでこそコスプレをしようとは思っているけど、地と色の薄いジーンズが衣替え時に仕舞われてしまったため、発掘するより買ってしまうことにしてジーンズメイトへ。が、そこで色の落ち方や形などコレだ!と気に入ったのはコスプレ用とは全然関係ないローライズのワイドパンツ。衝動買い。…まあ普段に履かないものを買うよりはいいでしょ。冬コミ前日でこんな所で予定外の出費をしていいのだろうかと些か不安に思いつつ…。
 そして、夏コミのペリカンの手際の悪さに懲りて宅配搬入をしなかったので、前日になって慌てて在庫の準備。ジャンル的にそう在庫を持って行くつもりもないし。……が、ここで15日の日記の危惧が現実のものになるのでした。留守のうちに親の手によって環境改善された自分の部屋。──在庫、どこよっ?! 最近の本で残っているブラド本は一応持って行くことにしたら…在庫自体はいっぱいあるんですが、問題は下巻。こちらには小冊子が付くのですけど、それが挟みこんである在庫がどこにもない! 設定・解説なので別になくても困る物じゃないけど、同じ値段で付いたり付かなかったりは悪いし、出来れば見てもらった方がうれしい。1時間以上家捜しした挙げ句あきらめて、「どうせジャンル違う本だから置いてはおくけど売れないだろうし…」と、小冊子は自分のストック分にあった1部だけ入れて持っていくことに。もしかして小冊子入れた分は売り切っちゃったのかなあ。
 午前2時あたりに体力の限界を感じて1時間仮眠。コミケは倒れちゃ話にならない。
 残りの時間でギガ2本原稿のネーム貼り込み。昨日の時点で「この状態で見本誌だけ作る」と決めた所から進めてはいないので問題ないかと思ったら──友人にネーム打ちをお願いしたところ感性に任せて違うコト打っているのをちょこちょこ発見しては打ち直すことに。うわー! しかし自分でやるべき所を人に任せての結果なのだから文句は言うまい。しかし「旗艦」→「艦隊」くらいはまだ解るのだけど、「段階」→「段落」はチガウ言葉じゃないかい…??
 一晩で準備は最低限整い、準備を終えて出発したのは7時近く。会場までの所要時間は1時間半ほど。途中でコピーして行く時間をみていないタイムスケジュールながら、これはこれで算段があったのですが……世の中そう計算通りにはいかないことは当日明らかとなるのでした。

【納得いかん!】 2001/12/27(木)
 準備用としてあらかじめバイトは休み希望を出してあったので(日中)、一気に背景ペン入れと仕上げ。が、大体この辺まで来ると自分の作業スピードが判ってくるので、換算するとおそらく当日の出発間際で本に出来るだけのトーン貼りがギリギリ。扉などの端ページと表紙に手を入れる余裕はないかも。ページ数が4の倍数にまとめてあるので、漫画だけの本には出来ないことはない……しかし、ギガ2本をその状態で出していいのか!? コピーだと後から改訂もできますけど、それじゃ最初に買った人に申し訳ないし、ギガ2本はむしろ布教目的なので知らない人にも渡せるようにしたいし、それで半端な作りじゃ許せない。とはいえ、ならどうする…?
 と、夕方の時点で、今回は販売しない方針を固めました。しかしストーリーは出来ているのだし、今後ギガ2でスペースを取る機会があるとは限らなので、どんなものを描いたのか見てもらうために見本展示。で、見本誌を作るにもそれなりに手が入っていなければいけない訳で、仕上げは続けることに。それに、そうなったならそれで作るつもりの無かったペーパーなども告知のため作らないとまずいし。でも、ここで気が抜けたもので一気に風邪と疲れが襲いかかってくる〜。

【今年最後の出番】 2001/12/27(木)
 12月後半は、「ホントにこれでいいの!?…いや、いいですいいです絶対シフト動かさないでくださいっ!!」というくらい休みが多くなっていたのですが、3日ぶりに行ってみると…X'mas明けとはいえ、なんともいーかげんなことになっておりました。そして労働争議再燃の挙げ句、さらにこの店の体制はダメダメになっていくことが見て取れたりもするのですけど、今ちょっとそれについて詳しく語っているような時間はないので、また日を改めて…。

【起き得ることは起こる】 2001/12/25(火)

 ↑それがマーフィーの法則。
 今までのツケで面倒なコマを一気に埋めています。飛行機まとめてと、ボスの方々をまとめて下描き。けったいな飛行機には慣れました。だけどサメフがまだ控えている…(※ギガ2の5面ボス。10の塔がぐるぐる回る&ビット装備の巨大祭壇でス…)。コイツらのペン入れまでを明日中に進めたとして、トーン・仕上げ32ページに一日…。表紙や扉などは手つかず。き、厳しいなあ…。
 あとは昨年のように直前に風邪をひかないようにすれば…と思っていたら、昨日、母が急激に本格的な風邪をひいたらしく、具合が悪そうと思ったら38℃を越える熱があるとのこと。数時間でいきなり来たらしい。うわ、そりゃ母の具合も心配ですけど、同じ家に風邪の人間がいると…確実に伝染りますがな。実際、自分もすでに風邪っぽいし…。昨夜は予防策に薬を飲んでおいたら眠くなり過ぎで1時過ぎには寝てしまうことに。そのおかげか今のところ37℃程度。まだ大丈夫。緊張状態を保って風邪に抵抗し続けないと。「仮面ライダーBLACK RX」のCDエンドレスで気合い入れ続けています。

 ♪自分を信じろよ、こんな時こそ〜 ピンチに強くなれ 燃えろ 燃えろ もっともっと〜♪

ついでに、勢いで携帯の着メロは仮面ライダーアギトになってしまいました(←脱線したラシイ)

【インクが!!!】 2001/12/23(日)
 人物コマは最後に白いまま残っていたコマまでペン入れ終わり、これから背景&メカというところまで進めて仕事へ。バイト終わったら、今回はコミケ不参加の虎沢が手伝ってくれるというので、上がったあと合流して帰ってきたところ──今朝ペン入れたページの半分がインクに覆われているっ?! うそぉぉ!!! ……今朝方、親が私の部屋を通って布団干していたのでなんとなく不安を感じたのですが…しかし、私もインクの蓋を閉め忘れて出掛けてしまったのだから仕方ない(泣) インクが傾いた拍子に上にあった物にかかっただけで、インク瓶が倒れたという訳ではなかったのでまだ被害は少なかったのですが…キャラ4人入るコマで面倒だから最後まで残っていたページだったのに……ガックリと机に突っ伏す大打撃。まだ日数があって良かったじゃないかと虎沢に励まされつつ、無事なコマは修正してコピー、修復不可能なコマはトレスしてリカバーすることに。
 機を見て出すつもりのブリガンダイン本も、茶をこぼしてしまったのを描き直す気になれずそのままなくらいで、こういったアクシデントは辛い。
 とにかく、メカなどは相変わらず残ったままだし、修復作業に時間を取られてしまったし、力の限りがんばりましょお…。前進翼で後部プロペラなんて形状のキングフィッシャーが描きづらいっす。あと一週間ないぞー!

【本格的にX'mas商戦…か?】 2001/12/20(木)
 3日ほどシフトが空いていて、いきなり行くと発売日でチラシ折り込みのセール。これでいきなり何の説明もなしに途中交替で放り込まれても混乱するばかりなのですけど…(汗) 発売タイトルが多すぎてカウンター内の整理がついていないので、どの在庫がどこにあるか、何の特典が付いてそれがどこにあるか、それを把握していないのに、売り場に行くと伝達聞く前にすぐさまレジ打ちだったりラッピングだったり、で、本数限定商品の在庫の有無や保管場所などを知らなくて右往左往……ついでに、発売日に責任者は非番。全員バイトってのはしょうがないにしても、コミュニケ意識の低さはなんとかしてくれないと、自分で調べるにも限りがあるのですが…。なんとか在庫状況などを把握できたのは1時間経過して21時になってのことなのでした。
 しかし、今日は特に何が売れた…と言う訳ではなくて、ここ1ヶ月くらいのタイトルがまんべんなく動いていたといった様子。特に目立って動いていたのではないという点では、今日発売のタイトルも同じ。さすがに今日発売の物の方がやや数は伸びましたが、頭抜けたものはなし。それなりに好調なのは、PS2「ときめきメモリアル3」、GBA「トルネコ2」、「遊戯王DM6」、WSC「ロマンシング サ・ガ1」あたり。「ロマサガ1」はかなり健闘ですが、タイトルバリューからすればPSやGBAに移植orリメイクならもっと数が行くだろうし。自分が居た夜の時間帯だと「ときメモ3」の比率が高めといったところ。「クラッシュ・バンディクー4」「ジャック×ダクスター」も日中は多少売れていたようですが、数的にはどうも…。週末にラッシュが来るんですかねー。今日びのゲーム屋、この時期で売れないとヤバイので週末のラッシュに期待したいような、人員も削減されちゃっているもので来客多すぎても対応しきれるか不安なような。

【『RED』が…泥沼】 2001/12/18(火)
 いま一番好き、というか、その姿勢を尊敬していたり憧れだったりする漫画家が村枝賢一なのですけど、原稿描きながらこの人の漫画見ることが多いです。といっても、参考にするには位置が高すぎて影響を受けた気配がナイのですけど、せめて見せ方くらいは見習いたいところで。…ついでに私、村枝さんがデビューしたての頃の絵柄に影響受けていたりするので、絵柄が似るかどうかはともかくこの人の絵に引きずられやすくなっています。
 それはさておき。今号アッパーズの『RED』は久々にレッド編の続きー♪と思ったら、やっぱりますます殺伐としていくのですネ…。グレイの背景が少し見えてきましたけど、お母さんのその後がツライし、伊衛郎の顔が思ったほど酷いことにはなっていなくて安心したら、左目は見えていないっぽいし(泣) それより、はじめは伊衛郎が主人公と思ったくらいで、レッドが伊衛郎との出会いで立ち直れるのかと思ったら、そんな甘い話じゃないにしても、逆に伊衛郎の方がレッドの闇に引きずられていくようで…。ああもう、スカーレットだけでも幸せになってくれと祈るしか…。
 やっぱ『RED』は痛い…と気分的に沈みつつ、自分の原稿に取りかかりたいと思います。

【環境改善…】 2001/12/15(土)
 気が付くと親の手によって部屋の環境がおおいに改善されていたりしました…。いや、それは私が散らかしっぱなしなのが問題で、いい歳して親に片づけてもらっているのもアレだし、見かねて色々収納ボックスを買ってきてくれるのもたいへん有り難いことなのですけど……散らかっているのは、ただいま原稿修羅場中でして必要なものを出してきてそばに置いているからであって、それを片づけられると困るのよ…(泣) ウチの親は人の物を勝手に捨てたりはしないのでその点はまだ安心できるのですけど、多重構造の収納の仕方をするので、すぐに出せるところに置いておきたい物がとんでもなく奥深くに埋まって頭を抱えることになったり。
 ──で。ギガ2原稿を描くのにゲーム画面を確認する必要があって、全デモを録ったビデオを出してきて出しておいたところ……棚にしまわれていなかったためにギガ2資料ビデオはいずこかの収納ボックスだか引き出しだかダンボールだかの中に…。なんてこったーっ!! 必死に探しまくって件のビデオは無事発見。
 今日はキッズステーションでOVA「サイバーフォーミュラSIN」を放送。「SAGA」も中古で買おうと思っていたらアニマックスでやってくれたのを撮れたし、スカパー加入した目的のひとつにはサイバーフォーミュラがあったワケで。その「SAGA」のテープの後に続けて「SIN」録ろうと思ったら…だああ!!「SAGA」のテープどこよっ?! なんとか発見できたのは再放送の10分前。
 この上まだ必要になるものが埋まっていなければいいのですけど…。そ、そういや在庫の箱がバラされてその中身らしき物が点在しているぞ!? あああ〜冬コミ前にあれこれ物探す手間を取りたくないんだから〜〜(泣)

【で、任天堂系ですが】 2001/12/14(金)
 客層的にそれほど強くない&平日にしても、GCの「どうぶつの森+」、GBAの「スーパーマリオアドバンス2」ともに動きが鈍い。数的には昨日発売のPS2「ウイニングイレブン5FE」の方が引き続き今日も売れていましたし。──ま、ファミリー向けのものは北口の量販店の方にお任せって気もしますが。GBAでは再販待ちだった「ヒカルの碁」が今日入荷。今ならどこも在庫持っているでしょうが、全国的に欠品中の間もアニメ中にはCM入り続けているし…。今日すぐ売れる、というより再入荷予約分と他店舗からの移動要請であっという間に半分持って行かれてしまいました。
 準新作では「連邦VSジオンDX」が売れ続けていますが、「メタルギアソリッド2」は止まってきた+中古の戻りの方が多い状況。そういや「連邦VSジオン」は特に買取価格を競合店合わせで上げていたりはしないせいか、数売っている割には戻りが少ないな…。量販店対策で新品の価格を下げざるを得ないので、中古も新品価格とあんまり大差ないのですけど。

【定番で本日のTOP3】 2001/12/13(木)

 11月後半〜12月第1週よりも期待できるものってある?と心許ないところでしたが、意外と売上的には悪くない発売日。それでも11/29の売上の半分ですけど。
 今日はサッカー2タイトル、PS2の「ワールドサッカーウイニングイレブン5FE」とDCの「サカつく特大号2」。それに次ぐのは「桃鉄X」。TOP3はこれ…といっても、入荷数はいずれも2桁ですし、売れ方も突出しているのはウイニングイレブンだけ。初日消化率74%はイニシャルがちょっと少なかったというものでしょうし。土曜にリピート入るにしても、金曜は保たないかもよ〜! サカつく特大号2は40%、桃鉄Xは30%程度の初日消化率。で、ほとんど動きがないのがPS2の「パチスロアルゼ王国6」「零」「浜崎あゆみ」。浜崎はまあいいや。アルゼはPS2への移行はいいとしても間隔が短すぎ&題材が弱い? 零は夜になって社会人層中心になるまで動かず。

 明日は任天堂系の発売日で、GCに合わせた新カラーのGBA本体も発売されるのですが……問屋の手違いで入荷数が違っているため保留だと!? いや、多いのか少ないのか聞いていないんですけどね。とにかく問題解決するまで出せないらしい…。そんな発売日前夜に保留ってどうするつもりだと思わずにいられないのですが。──いくら師走にしてもしっかりしくれよ、もう!! 問屋のミスで矢面に立つのは店だし困るのはお客さんだ! おまけに「サンサーラナーガ1+2」に至っては何故か(ってミスなんだろうけど)初日に入ってこなくなってしまいましたし。

【気力ダメージ大】 2001/12/12(水)
 話が通じない相手との会話がいかに疲れるものかと、今日ほど実感した日はありませんでした…。いや、単に話を聞かない相手だったら会話放棄して聞いちゃいないのですけど、相手は職場の上司で、また話の内容もなんとか意図を通じさせないと埒があかなかったので──まあ、結局かみあわないままだったので、結果的に時間の無駄だし、お互い不快な思いと精神的疲労を味わうだけ損だったのですが──問い質される→説明しようとする→何言っているかワカラナイorそんなこと関係ないの一点張りの反応→諦めかける→問い質される……の無限ループで、だったら聞くなよ!!と逆ギレしたいところながら、あまりにかみあわないので頭を抱えつつだんだんロウになるしかない…という状態でした。何につけてもぶちまけずにいられない性分の私が、この件に関してはまるで説明する気が起きず、(あらましはともかく中身ついては)もう何も語りたくない心境ってなくらいです。
 喋る気力はもとより、あまりに疲れたので帰るなり小一時間寝ていましたが、23時になって起きてきても原稿にとりかかる気力が出ません。はー、しかしせっかく夜は非番の日に原稿がまったく進まないのではまずいし、あるいは原稿に集中すると気力が出てくるかもしれないから、気が乗らなくても取りかかってみることにしますか…。店長代理の人が慰めのつもりかボコボコのコーヒー(缶へこんで売り物にならないやつ)くれたので、それ飲みながら一頑張りしよ。気分がへこんでいるより腰が痛いのも問題ですけど。そもそも、今日の問題もそこから始まったんですけどね。はあああ。

【マジで資料が死活問題】 2001/12/11(火)
 同人屋らしくまともにやっている時くらい、進行状況を日記にしておきましょう。
 ギガ2本のネームの第一稿から多少台詞回しを見直し&半分くらいのページはコマ割りを変えて、ネームが完成したのが日曜。ただいま下書き段階ですが……相変わらず悩みの種が戦闘機の資料。
 航空雑誌のバックナンバーを探してはいるものの、コレだ!というものがない。そもそも、ゲーム中に出てこない戦闘機を描くにも、あの世界の飛行機がやっぱり実在機が参考にならない。ふと思い至ったのが隠し機体。そうだ、カートが昔乗っていたのは裏機体の雷迅にすればいいかも!……が、ポリゴンの雷迅見て挫折。あんなけったいな飛行機描くのイヤです…。でもまあアレはライトニングっぽいの…か? 何度見ても後ろに飛びそうなキングフィッシャー(ゲーム中の搭乗機)よりはいいのかも…。そして、構図や場面描写用にとりあえず既存の漫画を参考にしようと、空軍で傭兵部隊、古めの戦場テイストと条件ぴったりの、新谷かおるの『エリア88』買ってきました。なんだ、整備風景とか求めていたシーンがここにあるじゃん!(結局カットしちゃったけど) それより、読み出したら面白かったので目的とは別にまともに読み始めてしまったり…。しかし『エリア88』だとちょっと時代が新しめなんだなあ。図書館で航空機年鑑でも探してみよう。
 結局、今のところ人物コマだけ埋めていっているので、後でタイヘン苦労しそうです。

【手袋と靴のサイズ】 2001/12/10(月)

 今日の虫歯の治療は痛かった。銀かぶせた横から侵食しているっぽいのを、金属削りとりながらいきなり掘っていったら実は深かった。麻酔なしだとキツイくらいに。どっと疲れたー。

 夜遅い時間に自転車でバイトに行くには手袋が必要な気候になってきました。今までの手袋はハンドルで擦り切れかけだったので、土曜に新しいのを買ってきましたが…あったかくない。革だから。チャリだと風を通さないのがいいので革にしたんですけど。通常用は別に買ってこよ。
 いや、それより問題は! なかなかサイズがないんですよ。今まで革手袋は買ったことなかったので、まず普通に並んでいる物を試しにはめてみようとしたのですが……入らねえ。キツイ以前にまるっきり手が入りません。ということは、一般的なサイズらしい21cmでは無理ってことか…。その21cm以上がほとんどないんですよ! それなりに色やデザインに求めるものはあったのですが、その前にとにかく入るサイズでなくてはしょうがない。値段も安いものだとサイズがないし〜! なんとか数少ない選択肢の中から、口に切り込み入りで入りやすい22cmを見つけてきました。
 手の大きさというのは、足の大きさと比例するそうです。足のサイズと長さが一緒になるのは顔の長さだったか。顔が長いかはともかく、足もでかいです私。近頃は大きい靴が増えてきたのであまり苦労はなくなったのですけど。それに成長期より足縮んだみたいで。高校の頃は25cmでしたが(現在24.5cm)、普通の靴でもほぼ上限、スキーやスケート靴を探すのに困ります。しかし今度は手袋で探すのに苦労することになろうとは…とほほ。
 それにしても、手、靴、肩幅などが軒並み男性のSサイズって域なのに、なんでこれで身長低いんだか、自分…。体重は…痩せちゃいないけど標準値ですよ?

【シャンゼリオン最終回の衝撃(ネタバレ含) 2001/12/8(土)

 今日でシャンゼリオンはダビング完了。結城さんビデオ(仮面ライダーV3の43話以降と、客演で結城さんが出る回だけを編集したビデオになる予定…)もV3本編は収録し終わったし、とりあえずレンタルビデオ屋通いの連鎖は止められて一安心。

 最終回近くのシャンゼリオンは、もはや特撮ヒーローの掟どころか番組製作の掟をも覆すところがあったようで…。36話の番組中にニュースに切り替わる形式は、60年代に本当の火星人侵略かとパニックを引き起こしたラジオドラマから禁じ手になっているらしいですけど──突然ニュースに変わるというより、TVで「シャンゼリオン」を見ている途中でニュース速報になって困惑する親子の映像に切り替わり、今までの内容を「テレビの中の番組」と映しちゃっているあたり大胆だなあと。もっとも、ニュースから健康自慢お年寄り紹介コーナー、尋ね人へと番組は二転三転し、そちらにも主人公達が登場してきて全部繋がった話になっており、お遊びとしてちゃんと成立していますが。

 物語上の最終回…は、38話「皇帝の握ったもの」となるのでしょう。中盤で都知事になった黒岩が独裁色を強めていく課程は、30分の子供向け番組ですからかなり駆け足で飛ばし気味とはいえ、絵空事ではない脅威をちゃんと描いています。教育現場での思想統制や、税金カットや口当たりの良い演説で圧倒的支持を獲得してクーデターを決行し、その後「劣悪な遺伝子を排除する」として弱者を抹殺していくところまで独裁者の轍を辿っている…。その間、主人公は罠にはまって世界一周旅行したりひたすら宴会しています(苦笑) 皇帝となった黒岩を倒すのは、駆けつけた主人公ではなく黒岩によって親を失った子供達。銃を手にする子供に対して、黒岩は本来の闇生物の姿に戻れば造作もなく殺せるはずなのに、あえて変身を止めて「虫ケラでないことを証明してみろ!」と身をさらす。そして銃弾を受け、よくやったと言いたげな笑いを浮かべて瀕死の状態で沼の中へと消えていく…。その手には「人間は貴方が思っているほど弱くはない」と言い残して去った人間の恋人のハンカチを握って。──子供の手で殺されることを覚悟した黒岩が逃げる必要はないのだし、沼に入っていったのは…闇生物の姿を見せずに最期まで権力を握った人間でいるためと取るべきなのでしょうね。キャラクター的には面白いのにどうも好きになれなかった黒岩ですが、この最期には泣きました。

 ライバル亡き後は? 敵も組織立っていないし、脅威となる者はない…という状況での最終回は、夢オチ?パラレルワールド? いわば「サザエさんのガセ最終回」(ドラえもんにもそんな噂あったな)のような、繰り返す日常の最終回として想像はしても実際やるとは思えないもの。
 突然、闇生物の大侵攻の前に人類滅亡が迫った状況で始まり、暁は正義の組織のメンバーとして戦いに赴く。──が、それは暁の夢で、相変わらず迷い犬探しの仕事をやっている。もう一方の暁も過酷な戦いの中で、まったく違ったいいかげんな性格の自分が毎日を楽しく過ごしている夢を見る。この2つの世界が交互に展開していき、シリアスな世界では真面目な暁が、絶望的な状況下で「夢の世界に行けたら、これが俺の見ている夢だったらどんなにいいだろう」と語り、今までの不真面目な暁は「もしかしたら夢の世界の方が現実で、今の俺達の世界が夢かもしれない」と言い出す。そして、おなじみの銀行員や間抜けな誘拐犯を交えての迷い犬探しが、そのまま第一話の冒頭とリンク。エンドレスワールドを予感させながらシリアスな世界に切り替わり、そちらではたった一人生き残った暁が一斉砲火の中で変身アクションを取る場面でエンドロールへ。
 この二つの世界の関係や、別世界の暁のその後は想像に任せられているのですが、どうやら絶望的な方が現実で今までの話は夢だった、という見方が多い模様。締めが別世界の方ですしね。私の見方としては、どちらも「あり得たかもしれない可能性」のパラレルだと受け取っているのですけど。なにしろ36話で一度「テレビの中の話」として見せてしまっていますし、コンセプトからして「勧善懲悪のヒーローなんて作り物」と否定している向きが感じられますから、「作り物の番組であってもこんな世界の可能性があるかもしれない」ということを見せてくれたように思うのです。または、もう一つの世界で「この次生まれ変わっても、俺達は友達になろう」と言った暁と速水が生まれ変わった後の世界と考えたい気も。そう思うと今までの二人のコメディ友情劇もまた味わい深いものが。
 ただ、リアルタイムで見ていた子供は──やっぱり夢オチと捉えそうな気はしますね。つくづく、この番組はTVシリーズでよくやったというのが感想です…。それと、もうちょっと見たかったなと。

【状況…どうだろう?】 2001/12/7(金)
 今週前半、PS2の中古の場所を拡張するべく棚替えがあったので、それにともなってカウンター内が惨憺たる有様に。展示から下げた中古PSソフトはしまう場所もなく山と積まれているし、未研磨のソフトも山積みだし、そこへ新たに買い取った中古も未整理なのに、今週発売の少なくない数のタイトルが入荷されている訳で。
 それをなんとかしようとするのに手一杯で、新作の在庫数などのチェックまで回らなかったのですが、「ガンダム 連邦VSジオンDX」は順当に売れています。数としては去年のPS2のガンダム並といったところなのですけど、まあ今度は途中というワケでもないですし、アーケード移植もの・通信対戦といった内容から、そう持続性がないということは思いますが。2日間で3分の2ほど消化。
 先週書いていたPS2「ギルティギアXプラス」の方は、4,980円まで下げて試遊台に入れておいたら一旦は完売したので、ウチとしては危険がなくなった模様。他店で余った分を回されたのか、再入荷して4,980円続行中ですが。
 最終出荷のドリームキャストは5台くらいは入ってきた模様。すかさず買われていきます。
 さて、この先は今週・先週以上に売れそうなものが思い当たらず、頼みはクリスマス需要といった感じで心許ないのですけど…。
 GC版「どうぶつの森+」はそれなりに期待は出来そうですが、「スマブラDX」でさえ動きが弱い、しかも「スマブラDX」ならクリスマスやお正月に向けて見込みがありますが「どうぶつの森」はそういったタイプとも違うでしょうから、最初からそう動くとも思えませんし。──それにしても、64版からのデータコンバートが電撃オンラインで報じられていますが……その方法がデータの入った64コントローラパックとGCメモリーカードを任天堂に送付するって…もーちょっと何とかならなかったんですか?! サービス開始も1ヶ月近く後だとか。
 オレンジ&ブラックのゲームボーイアドバンスは今の時期に出るとイイ感じ。個人的にはオレンジのGBAだったら欲しいなあ。ただ、新カラー本体の液晶は改良されているのか、その一点は気になるところ。現行は初期のものより多少マシですが、それでもまだ明るさ不十分でしょう。

【放浪サークルの法則】 2001/12/7(金)
 突然はたと気付く。いわゆるジャンルをどんどん移動していく放浪サークルって珍しくはない…むしろ、流行り志向サークルって大概はそうなのか!と。いや、我ながらボケたことをとは思うのですけど、メジャーどころとはさっぱり縁がないので、売れ筋を狙うサークルの存在を知ってはいても失念していたのです。流行=世に求められているモノということで、そのサークルの好きな作品が流行と一致しているだけなのか、売れることを狙って世のニーズに合わせたジャンルに行っているのかは知りませんけどね。まあどっちにしても結果は同じ事だし。
 で、常々ウチが「ジャンルに定住しない」と行っていても、上記のような事情ではないことは【同人出張所】のTOPをご覧になればご理解いただけると思うのですが……逆にどんどん人口の少ないジャンルに移動していったって不思議はないですよねっ、ねぇ?! それって変?? しかし、描く人がいないからと自分からそのジャンルに飛び込むのはいいとして、そのジャンルの読み手もいなかったら…さすがに虚しいなあ(汗) 幸い、今までそういう事態に直面したことはないんですけどね。それよりは「○○の同人を読みたいと思ってくれる人はこれだけ居たんだ。よかった!」という達成感の方が大きいし。こればかりは、いくらマイナーな題材でもネットで同志が見つけやすくなったとはいえ、実際にコミケの会場で出会える範囲で出会える同志の人となると確信が持てないです。そもそも、サイトと同様で「マイナーな作品でも他に描いてくれる人がいて、自分がそれを読んで充分ならわざわざ自分で描かなくて済むのに」と思っているあたり、要は横着者なのかもしれません。

【沈黙提督の配役】 2001/12/5(水)
 3期以降はCS放送で初めて見ている銀英伝はただいま106話。原作10巻の帝国VSイゼルローンの最終決戦を前に、ついにアイゼナッハの「チェックメイト」の台詞が出ました。次の瞬間の、居合わせた提督達の衝撃ぶりが絵で見るとスゴイ(笑) ピッテンフェルトやワーレンが「あいつ、口が利けたのか!」「は、初めて聞いた!!」とか口々に勝手なこと言ってるし(さすがに優等生のミュラーやメックリンガーはそう失礼なことは言わないのね)。えらく渋い声でしたが一言では判らなかったのでEDで確認したら……うわ、大ベテランの津嘉山正種さんをこのためだけに起用したのか!!

【ネームと闘え!】 2001/12/5(水)

 ギガ2本のネームがあまりに難産で(9月に文字稿作ろうとしてザセツしたくらい)、延々とネーム切り続けていたところ、物量が増えるのはともかく、焦点がボケてきてしまのが問題で詰め直しになりそうな予感。いかんいかん、なにしろ描きたいシーンだけ最初にあって、後付けで筋立てしているものだし、なおかつ元を知らない人にも読めるようにしようとすると、ストーリーをそのままなぞる部分が多くなりすぎる。で、そうなるとカートはストーリーの謎云々とはあまり関わりのないキャラクターだから、話がうまくかみ合わなくなったり散漫になったりする……。しかし、新谷かおるも言っています。「毎回〆切ギリギリまでアイディアを練って…」(※「原稿を描いて」ではない)と(by島本和彦『新谷かおるになる方法』)

 ところで、ここ何年か、特に人口が少ないジャンルに居る時は大概コピー本にしているのですが、その方が部数の融通も効くしコスト的にも楽、なにより〆切が遅い。ヘタにドキュテックなどの少部数印刷を使った方が印刷が汚いこともあるので、コピーの方がメリットが大きかった訳です。期間限定でやっている都合もあるので在庫を残したくもないし。オフセットにするのは装丁上そうしたい必要がある場合くらいで。だから今回も、自分で製本するにはツライようなページ数にならない限りはコピー本にしておきたい。ページ数が増えても自力で製本する手段がなくはないですけど…手間と見た目からすればオフセットの方がねえ。ところが、ページ数が増える→製本の問題でオフセット、とすると、より時間はかかるのに〆切はより早くなるというこの矛盾! む、ムリだ…! ……頑張って手作りしましょう。

【外見年齢と実年齢ともに悩むところ】 2001/12/2(日)

 誕生日が遅い方ですから、同学年の友人より歳は1コ下になる期間が長めなのですが、これで並んでしまうワケで。歳が1つ増える前に就職活動しておければよかったんですけどね…。一応、自分はフリーターというのではなく、現在の立場がアルバイトというだけのつもりだし(だからアルバイターだがフリーではないということ。仕事移らない)、無理なく働けそうな環境が見つかればいつでも辞めるつもりだとは公言しているのですが、コンビニの方では10月以降、お菓子の発注とディスプレイを8割方受け持つことになり──先日は店長代理に「有田さんがお菓子の担当者ですから…」と言われて、思わず「担当者だったんですか」と聞き返してしまったり──それは面白いのですけど、バイトなんだからいつまでも居ると思われてもなあと複雑な心境だったり。これでまた一年は就職急ぐ必然性はないか、などと思っていると、さすがに20代半ばというより後半という域に入ってしまいましたからね(汗)

 が、先月観劇に行った帰りのこと。食事していたら終電・バスともなくなってしまい、歩いて帰れる所でしたが深夜に一人歩き30分というのも物騒なので、タクシーを使うことにしたのですよ。その運転手の人に「明日から連休ですか」と聞かれたので「勤めているのが店なので祝日は関係ないんですよ」と答えたところ、「えっ、働いてるの?!」とかなり驚かれまして。やっぱり、まず学生に見られるのかなあと思ったのですが──考えてみたら、大学生の年頃なら高校を出て働いていたって不思議はないのだし、……もしや高校生に見られたのかっ!? いや、いい歳してさすがにソレは…(汗) その日はふつーに出掛ける時の格好で、そりゃ特に社会人らしい服装というものでもないですが…。ちなみに、アイボリーの合皮ジップアップジャケットにおそろいの素材のキャスケット、細めの黒サテンパンツ、アースカラー系混色の手編みマフラーという格好。学生はともかく「どう見ても高校生」って訳でも…。

【今日のシャンゼリオン】 2001/12/1(土)
 今日がレンタル期限だったビデオ3本を一気にダビングしながら、相変わらずギガ2本のネーム切り。ネームが3面までで16ページ行ってしまってまずいーっ!! 分量的に終わるのか?!
 ビデオ見ながら…ではキケンなので、自室のビデオを居間に持っていって隔離してダビングすることに。夜になって返しに行ったら……なんじゃこの異様な混み方はーっ!? と思ったところ、今日明日はTSUTAYAのビデオレンタル100円デーだったのですね。じゃあ…シャンゼリオンは残り2巻だけど、せっかくだから仮面ライダーV3の最終回の巻も借りていこ。コレは前に見ていて結城さんビデオ編集用だからいいの! ZXの特番は貸出中だったので次回。 

 20話以降のシャンゼリオン、どんどん暴走していてスゴイです…。ただひたすら埋蔵金掘っている話かと思うと、次はいきなり4分の3が法廷劇と化しているわ、ストーカーに狙われるわ。しかしこれらの話がちゃんと全部繋がっているあたりは狙ってやっているのでしょうが…。そして噂の都知事選。黒岩に対抗して出馬した暁の公約、消費税廃止に子供にお小遣い支給などどこかの政党と一緒?!(笑・しかし5年前の番組なのだから現実の政策の方が後なのか?) そして当選してしまった黒岩が本当に都知事の仕事をこなしているあたりが面白い。シャンゼリオンの場合、敵の闇生物=悪ではないし(住む世界を失って人間界に流入したが、人間の生気を食料とするため共存はできない)。
 そもそもヒーロー番組へのアンチテーゼとして作られた作品とのことですが、それで従来のヒーロー物のパロディもやっちゃうし。ヒーローマニアの闇生物に「違うでしょ!登場したらまず名乗りでしょ!!」と言われて「だから俺はそういうことはやらないんだって!」なんて言っていたら、人質を取られてヒーローのお約束を実践することを強要されてしまい、宮内洋ばりの衣装でトランペット吹きながら登場し、まるっきり棒読みでヒロインとの会話を演じたり、それらしい必殺技の名前を叫んだり(字幕付き)、徹底的にギャグにしているのがスゴイ。それがシャンゼらしくなさすぎでひたすら可笑しいのですけど、そのうちすっかり感化されて「若さってなんだ? 振り向かないことさ」などと言いだしてしまうオチ付き。

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