日記雑記

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【やっちゃうし…。】 2001/11/30(金)

 28日付で言っている『仮面ライダーSPIRITS』ページ、TOPだけは一日で出来てしまったので、せっかくだからUPしてしまうことに。実は日記書いた後にレイアウトを考えていたらその日のうちに出来てしまったのですけど、昨日がウイルス流行に触発されておもむろにウイルス対策に取りかかってしまったもので。

 話は前後するのですが、水曜日に仕事中ちょっと指を怪我したんですよ。指と爪の間がパクっと離れてしまうヤツですが、これが右手の親指。脂の固まりが完全に固形化して熱湯でも洗剤でも取れないのを、お湯で少し柔らかくなったところを爪でこそげ落としていたのですけど、脂の方が強かったワケで。爪が離れた痛み方というか、異物感がするので脂の欠片が中に入っちゃったのかも。いやん。それでペンも握れないし、昨日など何かに指が当たるたびに痛みで「おわ」とか「ぎゃあ」とか言っている有様。ウチの親は「爪の間の傷は化膿したら爪剥がさないといけなくなるよ」なんて脅かすし。この時期にペン持つ指の爪はがすことにでもなったら冬コミの本はオシマイですがな! でも今日になったら、傷は残っていますが爪はくっついたみたいなのでもう大丈夫そうです。

 で、筆が持てない間にライダーSPIRITSページを作っていた……には違いないのですけど、怪我したのが水曜の日中。サイト準備していたのが水曜夜で、この時はキーボードしか触らず、ペンを握れないと気が付いたのは木曜になってから。──まあ、気が付いていようといまいと物が書けない状態には違いなかったのだから結果オーライ。
 ここでSPIRITSのあらすじ紹介まで始めてしまったら確実に原稿がアウトなので、年内は仮公開のままです。年明けから内容埋めていきます。そりゃあ力いっぱい2号編やライダーマン編やストロンガー編を語りまくりたいところなのですけど。

【ノートン先生出張】 2001/11/29(木)
 そりゃあ存在は知っていますが、実際にウイルス添付のメールを受け取ったことなんて初めてですよ。ニムダの時にもなかったし。それだけ今回の感染力は凄まじいと実感したのですが。
 最初に届いたのは昨日。知らない相手からタイトル「Re.」のみのメールで添付ファイル付き。あ、これは十中八九そうだな、とは思ったのですが、うっかりアウトルックで受けちゃったから削除するにもプレビューすることになるし、でもプレビューしただけで自動展開だったら……とか思ったらそのとおりでした(苦笑) で、何か壊れているっぽい表示のみだったので、てことはWindows系のワームかと。この時点ではまだちょっと探した限りではウイルスのニュースが見つからず、それはそれで放っておいたのですが、今日になってまた同様のメールが届いて今度は友人から。相手にはとりあえず携帯メールから教えておいて、シマンテック社のサイトに行って正体を確認。この頃にはどこでもニュースになっていたし。現在2種類が猛威をふるっているようですね。特に質の悪いのがワーム+木馬のbadtransですが、これって別に新種という訳でもないのに? 変種?
 Macには感染しないんで放っといてもいいのですが、メール開けちゃっているだけに気持ちが悪い。今までウイルスチェックをやっていないので、種類が少ないとはいえMacのウイルスに既に感染していないとも限らないのだし。そこで思い立ってノートン・アンチウイルスの体験版と最新ウイルス定義をシマンテックからダウンロードしてくることに。アナログ回線で時間かけてダウンロードしてインストールしてディスクスキャンして、結局ひと晩がかり。まあ必然性はないとはいえ、あった方がいいには違いないのだから良しとするか。…てゆーか、こう落ち着かない思いするんだからいい加減ノートン買お。

【今日のTOP3】 2001/11/29(木)

 「メタルギアソリッド2」「トロと休日」「ロックマンX6」というところですが、メタルギア2と以下2つでは桁がちがうというもので。
 それでも、夕方まではメタルギアもそれほど動いているといった感じでなく、新作がそれなりにまんべんなく売れていたそうなのですが、夕方以降、年齢層が高くなってくるととにかくメタルギア一色。いちおー最初から北口の量販店と価格合わせていますしね。あっちが閉まる20時以降は関係ナイ気もするのですが。夜21時過ぎに「メタルギア2はまだありますか!? そちらのお店は何時までやっていますか?」と息せき切って電話をかけてくる人ありでなかなか微笑ましかったり。消化率の方はちょうど50%なのですが、日曜まで考えると足りるのか丁度良いのか悩むところ。メーカーも在庫持っていないようですし、余ることはないと思うのですけど。
 余るといえば、「ギルティギアXプラス」がヤバげだと閉店間際に本社の仕入れ主任から電話が。バージョンアップにしてもDC版から一年遅れですし、DC版があれだけ売れた後だからムリもない(←そう売れないのも、しかし店が取りすぎるのも)かなあ。実際、私も当初の発注数見て少ないのではと思ってしまったくらいだったのだし。明日から前面に展開するようにとの通達ですが、他所もこうだと…崩れる確率の方が高いかも…?
 また、PS版「ドラクエIV」はやはりリピート分が火曜日の方となり、今のところ在庫はかなり余裕、コンスタントに売れているのでちゃんと計算したら「トロ休」を上回っているのかも。「レガイア」は意外と(悪いけどまさに「意外」なほど)売れています。

 
 ああうう、目の前にキャンセルの出たメタルギア2のプレミアムパッケージが置いてあるのがとても目に毒なんですけど。でも、キャンセル待ちの人に電話したら大喜びしてくれたのでいいんです。ロックマンX6もかなり目に毒なのですが、なにしろ今月11日に買った「X4」も手を着けずに取ってあるし、ドラクエIVだって来年までお預けと覚悟しているので、これだけプレイしたいものが貯まっているとさすがに諦めもつきます。

【ライダーSPIRITS部屋計画】 2001/11/28(水)
 今月のマガジンZは『仮面ライダーSPIRITS』は休載。そりゃ休んでくれないと心配なんですけどあと1ヶ月が長いなあ…。と、この空白期間に『仮面ライダーSPIRITS』別館を立ち上げてしまおうかと目論んでいたのですけど、いくらテキストだけのページにしても冬コミ準備が遅れに遅れているので、さすがに今の時期となってはムリっぽいか。素直にスカイ編掲載後に考えるかなあ…。 今のところ、村枝さんが描くのは10号・ZXまでと表明されているので、村枝調絵柄でBLACK=南光太郎とか描いてみたい気が(って、自分で描いてもそれでうれしいのか???)

【DCの最期】 2001/11/27(火)
 ドリームキャストの国内在庫はすっかり片付いて、11月の出荷分が最後になると聞いておりましたが、12/7の出荷が最後とのリリースがありましたね。やっぱり国内分は既になく、海外版の手直しで賄うとのことですが。しかし2万台か…何台入ってくることやら。それより周辺機器類のフォローをしっかりしてもらいところ。
 DCが発売された11/27に最後の出荷発表。ソフトはまだリリースされるにしても、市場的にはひとつの終わりと見なされることになりますが、ユーザーに取っては「終わり」ではありません。遊び込めるタイトルもあるでしょうし、使い続けている限り消耗品も必要になることがある。店がそういったニーズを安易に切り捨ててよい訳はないのですが、商業的に限界があるのは確か。そうなると、単体でネット対応機能を持つDCでこそユーザーサポートの真価が問われると思うのですが……セガってその辺がいまひとつ当てにならないというか…ホントにお願いしますよー。

【PS2本格的値下げの事】 2001/11/26(月)

 いきなりFAXでPS2が29.800円に値下げと通知が来ましたが、まあ時期的にあり得るとはいえまた急な。本体の値下げが実施されるのはやはり年末商戦、あるいは決算期に合わせてのことが多いですし、6月に35000円に下がったのはそれほどインパクトがなかったし、そう遠くないうちに29.800円という価格は出してくるだろうとの見方はあったので、あ、やっぱり年末合わせで来たのかと云うところ。実施日ギリギリまで告知しない…というのも無理もないんですけどね。ウチも本社から、もし競合店が既に29.800円にしてきているようなら合わせるよう指示されていますから。──ということは、詳しい話はまだ聞いていませんが、今回は価格の幅が大きいだけに在庫の差額保証はされるのでしょう。損失が出ないのだったらなにも29日からを待たずに…となりますから、メーカーがフライング阻止を図ろうとすればギリギリまで通告しないに尽きる。
 ……ん?? 差額の保証っていえば──ドットコム通販のみの限定カラーのPS2はプレミア物ってことでやっぱりあの値段? なにしろハードを5台セット25万円とかいうある意味バカ企画…もとい、金を惜しまないコレクター向けの商品ですから、値下げとは無縁でしょうが…。
 年末のPS2タイトルでは一番大きい「メタルギアソリッド2」に合わせてということで、MGS2のさらなる伸びを期待したいところです。

 ドラクエIVがやっぱり土曜で切れたので連休後半以降は寂しいです。ま、発注が消極的だったワケで自業自得なんですけど〜。GBのドラクエIIIを余らせたことなどから弱気だったみたいです。逆に、スマブラDXがGC本体ごと動き止まっているのも恐いところなのですけど…。メタルギア2の予約ばかりがガンガン増えています。それほど予約の依存度が高くない店なので、3分の1予約で埋まっているというのはかなりのもの。いや、新品は量販店に客持っていかれているからどうだろうなあ…。

【特撮カラオケ大会】 2001/11/25(日)

 ここ何年かカラオケに行っていないなー。元々つきあい以外で行くことはなかったけど、退社してからさらに行く機会がなくなったような。昨年の忘年会が最後だけど、この時は風邪でほとんど喋れないほどで歌うなど論外。──と、思い返すと、燃える歌が歌いたくなる。あ、かといってこれまではそうアニソンを歌う方ではないのですよ。あまり知っている歌がないのと、キーの高い曲が歌えないもので。男性ボーカル曲は自分で歌うよりは男の人の声で聴いた方がかっこいいんだし。

 で、木曜に劇を観た帰りにでもカラオケに流れようかと思っていたら、とてもそんな時間はなかったので、日を改めて藤条さんを巻き込んでカラオケに。しかしどこに店があるのか知らないのだが…と思いつつ待ち合わせの国立駅前を歩いていると、予期していていたとおりにビラ巻きの人がカラオケ屋の割引券を配っている。タイムリー♪
 割引券の地図を見て行ってみたらここはセガカラ。それならシャンゼリオンはあるはず!!(セガがスポンサーだったので) と、特撮主題歌っぽくないシャンゼOPから始めたものの、昼飯抜きでバイトからから直行の私はお腹空いて何か食べないとダメとしばらくお休み。ルームサービスの軽食を貪ったあと仮面ライダーBLACK RX、BLACKに挑戦したところでネタが尽き、中島みゆきに走るのでした。宇崎竜堂が歌うヒトのことを考えないで作曲したと思われる仮面ライダーBLACK、歌って歌えないことはないかも。ただしサビからいきなり1オクターブ下がるのを無視してのことですけど。

【今日のシャンゼリオン】 2001/11/24(土)

 今日の、といってもリアルタイムじゃないので、勿論レンタルして見ている状況のことですが。
 なんでも「シャンゼリオン」は、当時のTV雑誌かなにかで「敵も味方もホストに見える」と称されたとのウワサですが、一挙に敵の大物が何人も出てくる17話「ライバルいっぱい」を見たら頷きたくなります。私的には、暁は顔がキレイなのと喋り方でホストに居そうなタイプながら普通に軽い兄ちゃんには見えるし、黒岩はキザだけどむしろ野心家ヤングエグゼクティブのイメージだなーと思っていまたが、速水はホストに見えてしまいます…。ビシッと後ろで結んだ長髪+スタンドカラーのシャツ+黒の皮パンという取り合わせがどーも堅気に見えない。
 17、18話は敵がみな人間形態で出てきて、そろいも揃ってカッコつけ系いい男と、見た目に楽しい話でした(笑) 闇生物の人間形は必ずイヤーカフスを付けているのが尚更ホストっぽく見せているのか?! エリートっぽいスーツが決まる黒岩はまあいいとして、将軍ザンダーはいきなり危険な香りのギャンブラー・片桐として登場するわ、優雅なピアニスト・花柳はどこにでもグランドピアノと共に出現するわ、さらにハーモニカを吹きながら現れる白スーツの男・日向と、よくもまあ怪しげな美形ばかり揃えたというもので。特に日向の登場シーンでは背後を飛行機が横切っていく演出に度肝を抜かれました。か、かっこええーっ!! てゆーか作品が違う気さえする!

 シャンゼリオンをダビングしつつ、怒濤の勢いで冬コミ用ギガ2本のネーム切り。ギガ2本では戦闘機を描くことになる──それも、ゲーム中の機体は資料がありますが、カートの過去を描こうとすると、その時の機体は?ということに。母国にいたとしたらモチーフは満州国? それにギガ2の舞台設定は現実の1950年代あたりに相当するはずだし、その頃の機体というと第二次大戦中のものを参考にしていいの?? 戦闘描写も悩むところで、夏頃から適当な資料がないか探してはいるのですが…とりあえず資料用に買ってきたのは、航空雑誌よりまず松本零士の「ザ・コクピット」だったりします。

【11月の目玉・2】 2001/11/23(金)

 「ドラクエIV」の当日の状況は気になっていたのですが、昨日は舞台を見に行くために休み。今日のところは…やはりドラクエIV一色。今日になって一度切れて、他店舗から30本移動でもらってなんとかしのいでいたそうです。なおリピート状況の方は、土曜日発送分の6万本が〆切になったとFAXで通知が。その分の発注が間に合っていればいいのですが、締め切られた後だとしたら次は火曜。それもあまり数がないようですが。あ、ちなみにコンビニでの流通の方は、現在供給停止とのこと。
 大作効果と、チラシの効果もあってか客足は良く、中古などもよく動いているのですが、新作はドラクエIVばかり。「Rez」はかなり抑えた入荷で、まあ「せいぜいTSUTAYAで売ってくれ」と云うことでしょ〜?と思っていたりするのですけど、実際、通常版だとそれでも半分程度の消化ですし。また、先週発売のソフトでは、予想以上の売れ行きで問い合わせの多かった「BUSIN」がこれでもかとばかりに入ってきたのですが…今頃タイミング悪いってーっ!!

 ところで、ドラクエIVの買取りは、先着で6000円となっていたのですが、競合店対策によりこれで継続することに。中古販売価格の方は5780円と売価が買取を下回ってしまうのは客寄せだから仕方ないとしても……新品の販売価格の方がまた、量販店に対抗して5980円。そしてレシート持参だと買取10%UPとなるワケで、ウチで購入していれば買取6600円に。販売・買取ともにポイントも入りますし、再びウチの店だけで回せます……。いや、さすがにその場で実行するヒトはいませんでしたけどね。

【「魍魎の匣」観劇】 2001/11/22(木)

 昨年の夏に「京極堂」シリーズを知った時には、もう一年早く知っていれば「魍魎の匣」の舞台化を見に行けたのに〜!と思ったものですが、それを再演するというのでしっかり見に行きましたよ。といっても今回もまた再演のことは知らなかったのですけど。藤条さんがチケット申し込むと云うので一緒に取ってもらい、赤坂に行ってきましたよ、劇団てぃんかーべるの「魍魎の匣」! 唯一空きがあったのが平日の夕方しかなかったので、バイト早退してもかなりギリギリでしたけど。
 
 しかし、「魍魎の匣」とはまた舞台化するにはかなり難解な話なのではないかと思っていたのですが、チラシで原作を既読の人が見ることをお勧めするとの断り書きがあったりして、そこはやはり観客が筋書きを知っていることが前提な訳ですね。ただ、長い。18時開演でせいぜい20時半くらいまでと思っていたら、途中に休憩入って3時間15分!? うわ、そんなに長いのかと思うと同時にやっぱりとは思うのですが。でも、それは観ている分にはまったく長いと感じないです。シナリオをうまく絞ってテンポ良く進むのでダレないし。座りっぱなしが疲れるだけです。話は視覚化されることで随分把握しやすくなっていましたが、舞台としては登場人物が多い気はします。鳥口の役どころが敦子になっていたりと整理されてはいるのですが。
 ほとんどを女性が演じていることも、キャラクターが忠実に演じられているのであまり違和感なし。私的に違和感が強かったのは、京極堂が榎さんより茶髪だったことだけです。それと異様な早口がウリの増岡弁護士の喋りが普通だったのはちょっと物足りなかったのですが、そうは言っても劇なのだから観客がついていけないような早口にはする訳にはいかないだろう、と納得したところ、京極堂の長口舌の方がスゴイ勢いでした(笑) あの膨大な台詞を舞台でやるというのも考えてみれば偉業かも…! また、関口君の対人恐怖症で胡乱な態度が見事なまでに体現されていて、これこそ関口!!と文句なし。敦子に取材に引っ張っていかれる時の「ちょっと待ってぇ〜っ!!」と裏返った声は笑いを呼んでいました。榎木津も「魍魎」の頃は奇人レベルがそう高くないし、躁の気がある演技は丁度良い感じではないかと。場面ごとに変わる奇天烈な服はちょっと見物でした。そして、役者の演技を観たことで原作よりもかえってキャラクター像がつかめたのが、加奈子と頼子の女学生コンビ。特に、頼子のドリーミング少女ぶりはある種の迫力さえ感じました。電波入ってる?!という域ながら、だけど中学生くらいの女の子ってああだよね、と納得。また声がとても可愛らしいだけに、ふと「嘘だ」など本音の台詞を喋るときの口調が激コワ。
 また、特徴的だったのは舞台の構造。階段状の観客席が向かい合わせに配置された中央が舞台となっていて、観客席の中も舞台の一部になっています。この構造が効果的だったのが終盤の研究所のシーン。「この建物自体が彼の創った人間なのだ。我々はその中に居る!」と言われた時、観客自身もその場にいるかのような臨場感を感じさせられました。
 原作ファンの中には、印象的な台詞のカットに不満がある人もいるかもしれませんが、単体の劇として考えると妥当な措置だと思いますし。クライマックスで、匣を開けようとする関口を「君なんかが覗くには百年早い!」と京極堂が一喝するのはカットされていますが、原作がシリーズ物の2作目ならではであって、観客が原作を読んでいることが前提とはいえ単発の劇では唐突な台詞でしょう。「原作そのまんま」にやるなら演劇化する意味もないだろうし。

 私としては、「魍魎の匣」は夕飯を食いっぱぐれたこと以外は概ね満足できるもので、次回は「小袖の手」と「鬼一口」と、「魍魎」関連でまた舞台化するというのも楽しみです。
 あ、夕飯食いっぱぐれた…というのは、開場が17:30だから夕飯には早いし、しかし終わって出てくると22時近くで開いている店が少ない。他の人はご飯どうしたんだろ…。かといって平日で17時開演じゃ無理があるので仕方ないのだけど。
 そのまま渋谷に出ても22時過ぎ。地元近くまで戻ってから何か食べようと井の頭線で渋谷から吉祥寺まで出てみたら、中央線で事故ぉ?! ちょうど復旧したところだったのは幸いながら、前が詰まっていて進まず、国立で降りて飯にありつけたのは23時回ってのことでした。

【11月の目玉・1】 2001/11/21(水)

 ドラクエIV他の発売日を控え、22日に折り込みチラシも入るので、セール準備のため出番に。自分はひたすら準備にかかっていてレジに立っていないので尚更実感なかったのですけど、考えてみれば「大乱闘スマッシュブラザーズDX」他GC関連は今日発売なのだから、もう少し売場が忙しくてもいいはずなのにそうでもないような? そこで売上ログを見ると、実は「スマブラDX」ってそれほど動いていない?! 分納のところが初日の消化率が50%と充分間に合っちゃっているんだから。また、新カラーのGC本体の方は数が少なすぎて参考にならないとしても、既存カラーの本体の方は──まあ、何台か売ってはいますが、本体の同時購入もそれほどはなく、「スマブラDX」と一緒に売れているのはコントローラばかりというものです。うわー。「スマブラDX」でも本体が牽引されないとしたら…キューブってヤバイでしょ。とはいえ、客層的にはクリスマス前の需要が見込めるタイトルですし、初動よりはむしろロングセラーが期待できるタイプですから、週の半ばで給料日前の今の時点で慌てるようなものではないかと思いますが。

 それはそうと、問題の明日は夜番が全員休みというヒドイ状況です(苦笑)

【IEユーザーの人大丈夫?】 2001/11/19(月)

 Internet Explorerのセキュリティホールは常々問題になっていますが、ニムダ対策で5.5、6.0にバージョンアップを促した矢先、さっそく新たなセキュリティホールが見つかっているとはまったくご苦労様な事で。といってもこれは一週間前のニュースですが。
 Netscape使いの自分にはあんまり関わりのないことですけど、どうしてもという必要性のあるページでIEでないと見られないものがあるので、不本意ながらそこのためだけにIEも使わざるを得ません。クッキーを無効にはしないものの警告を出すようにしているのでうざい。そこまでの必要性のあるページ以外は、IEでしか見られないページだったらわざわざ見ないですけど。

 
 週末の間にキリ番イラストを4枚ほど一気に描いていますが、彩色段階で必ずしも順番通りでなくなってきてしまいました。どうしても絵柄的に早く仕上がるものと手間かかるものとに差が付くし。ですが、下書き→順番通り、スキャン→同時、彩色→同時進行でやっていった結果、後の番号の方が早く出来てしまうこともありますが、リクエストの題材によりということでご了承ください。

【ウワサの「鯖」見ました…】 2001/11/18(日)
 近場を探し回って見つからなかった「超光戦士シャンゼリオン」は、それでも近年の番組だけに20年前の「快傑ズバット」よりは遙かに探しやすく、府中のTSUTAYAで全巻発見。即座に入会して借りてきました。
 既存のヒーロー番組の掟を破るというこの作品、実際見てみると「特撮の設定を借りたコメディドラマ?」との印象を受けました。ロボット呼ぶシーンとの繋ぎが違和感ありすぎなくらい。OPからして主人公の名前や技などが入らない女性ボーカル曲で、アニメでは普通ながら特撮ヒーロー物では異質な気もするし、作品自体もおしゃれな雰囲気。近いのはやっぱり「シティーハンター」かなあ。年齢層が高い話に思えるのだけど…まあ、TVアニメ化されたシティーハンターやルパン三世だって子供が普通に見ていたのだから不思議はないかも。たまたまヒーローに変身する能力を手に入れたお調子者の主人公・暁は、正義の戦士の自覚ナシで今が楽しければいい現代的な若者だし、本来のヒーロー候補者だった正義漢のエリート・速水は、当然「なんでこんな奴が!」と許せないワケで、この2人の掛け合いがストーリーの中心といったところ。最初からキャラは立っていましたが、面白くなってきたのは2人の間にだんだん友情が生まれてくるあたり。
 そして、この番組のジャンルはコメディだろうと確信したのは、気になっていた例の「サバじゃねえ!」の回でした。話自体はつまり“伝言ゲーム”ネタなんですけどね。丸ごとスラップスティックな話なので力業のギャグで笑わせられてしまいました。某国の王女消失事件の捜査を依頼されるが、その言葉が3カ国語の通訳を介さないと通じない。それで手がかりを知る執事に情報を聞くのに3人の通訳を伝わるうちにまるっきりズレた訳になっているというもの。通訳3人+執事を引き連れて敵の闇生物を追っていたところ、暁&速水は部屋に閉じこめられ、しかも変身用アイテム「シャンバイザー」を扉の向こうに落としてしまう。ドアの窓ごしに通訳達にシャンバイザーを取ってくれと頼んだところ、通訳Aが通訳Bに、BがCに、Cが執事に伝えて、執事が持ってきたのが…冷凍サバ。そりゃあ確かに「サバじゃねぇ!」って!!
 いや、これでも結構シリアスな話もやるんですが、12話まで見たところ真髄はギャグ。

【キューブの別カラー】 2001/11/18(日)
 バイオレットのゲームキューブからして品余り気味で、ここへさらに別カラーの本体を入れるのも気が進まないところに、そもそも分納だかカットだかで、生産・販売サイドともにあんまりやる気ない?! カンジながら、欲しい色が出るのを待っているユーザーは確かに居て、それなりに用意しない訳にはいかない…といった風の、なんとも微妙なゲームキューブ、オレンジ・ブラックver.ですが、初日分があんまりに少ないことが判明して、うかつに予約取らなくてよかった〜という程。そして2日後に入荷する分は初日の倍以上だったり。相変わらずです。
 そして、スタッフがみんなして別カラーはアウトオブ眼中で、店で扱いのない「Q」の方を欲しがっているあたりもなんだかなあ(苦笑)

【良い歯医者と、下手な運転の見分け方】 2001/11/17(土)

 知っている人には当たり前のことかと思いますが、素人からするとちょっとした発見の話2つ。

 厄介な歯の治療をするのにかかりつけの歯医者に行って、当てにしていたベテランの先生ではなくその息子さんの方に回されてしまった──という次第でしたが、若先生の方も上手くやってくれて一安心。しかし、腕より感心したのはその治療方針。
 昔と今とでは医者の在り方が大分違ってきているというのは聞く話です。昔の医者が少なかった時代、治してやるんだから文句を言うなとふんぞり返っている医者は論外としても(でもって、このタイプが現在も居ない訳ではない)。この歯科の院長先生の方はいわゆる職人気質とでもいおうか、説明らしいことは言わないし、「どうですか?」ということも聞かない。それでいて確かに不具合はないし、痛い治療をされたこともないので、さすがと納得して任せられるのですが。
 そして息子さんの方は対照的に、これからどういった処置をするか丁寧に説明してくれて、初めて診てもらうにも安心できました。おや、と思ったのは、椅子をたおす際にも必ず声をかけてくれたことで、患者に不安を与えないやり方が徹底されていると感じたと同時に、現在の医者の教育では患者の心理状態についても教わるのかなと思ったり。この辺に縁のない自分には知る由もないことで、昔から患者心理のカリキュラムはあったのかもしれませんし、教えられたところで必ず実践されるとも限りませんが。それとも、あの先生の息子だけに親を反面教師にしたってこともありそうな気が…。ともあれ、きちんと説明してくれる先生はそれだけで安心して通えます。

 歯医者まで父の車に乗せて行ってもらう道すがら、車の運転の上手・下手の話に。
 父は定年退職するまで無事故無違反のタクシー運転手(元・ハイヤー)で、陸運ナントカ賞と云うエライ賞状やバッジも持っている、いわば人を乗せる運転のプロだったので、私はどうも父の運転以外の乗用車に乗るのは恐かったり酔ったりします。ちなみに、「免許を取って1年以内の人間の車には乗るな」というのが父の教えです。まあ、同年代の友人の車に乗る分には…それなりに覚悟もするし、慣れた(覚悟しないと乗れないのか!)。それで、普通のドライバーとプロの運転のどこが違うのかといった話を色々聞かされたのですけど、免許を持っていない自分にはちょっと面白かったのが「左寄りの車」。左車線ギリギリに走っている車は、運転席のある右側から見るのに正しい目測が出来ていないからで下手な証拠だとのこと。あー、車庫入れと同じな訳ね。確かになぜか左側ベタベタに走っている車がいるなあと思ったら、そうか、あれはヘタなだけだったのか…。

【だいぶ環境向上】 2001/11/16(金)
 CD-Rドライブに続いて、それを繋ぐためにUSBハブまで貰ってしまいました。至れり尽くせり。 

【やや盛況】 2001/11/15(木)

 入り口正面のモニタで、ニュース番組(風)映像を流しているというのも妙な光景…。
 というわけで、PS2版「シーマン」をメインに持ってきての発売日です。が、これが昼まではそう動いていなかったそうで、立て続けに売れ出したのは夕方以降。やはり客層の差ではないかと思うのですが。早い時間から売れていたのはむしろ「BUSIN」だったとのこと。雑誌等での扱いの大きさの割には、一般知名度は薄いと見てなのか仕入れはそう多くなかったもので20時過ぎに完売。その後も、いかにもゲーム好きそうな感じのお兄さん達から問い合わせが続きました。「正義の味方」は派手な露出があれば内容的には目を引きそうな気はするのですが、意外に地味なジャケットといい押し出しが弱くて損をしているような。まあユーザー層も微妙っぽいですけど…。版権物の「特撮大戦2001」より動いていないかなあ、初日としては。

 TVCMでまず体験版配布を大々的に告知するという従来なかった販促方法に、「こう来たかー」意外かつ感心かつ疑問視のPS2「ジャック×ダクスター」、やはりテレビの影響力は偉大なもので、立て続けに問い合わせの電話がありました。いずれも「子供がテレビで何か体験版を配るって見たと言うんですけど〜」とお母さんが電話をかけてきたもので、見事狙い通りなのでしょうが、ただし誰もタイトルの方は知らないです。ゲームが貰えるという点が認識されているだけで。もっともゲーム自体を認知してもらうには、CMの方より体験版をプレイしてもらうことが本番といえるでしょうが。

 そうそう、にわか特撮フリークと化している自分のことで、やはり「正義の味方」は好きそうと話題を振られるのですけど、私の場合、特撮ヒーローというジャンルが好きというよりは、たまたま興味を持った番組が特撮といったところなので、オリジナル物にはそれほど興味がないかなあ…。いわゆる“お約束のシチュエーション”を自分の好きにプレイできるとあたり、確かにやってみたら面白いかなとは思いますが。でも6000円あったら「シャンゼリオン」のビデオ買うしぃ〜。
 それより、「逆転裁判」中に出てくる「大江戸戦士トノサマン」の方が気になっています。GBA本体ごと買ってやってみてもいいかも!と思っているくらい。──要はオリジナルでも作り手のセンス次第なんですかね…?

【ヒカルの碁って…】 2001/11/14(水)
 不覚にも、アニメ版見ていて親が指摘するまで、「ヒカルの碁」の学校名が魚だと気が付きませんでした…。だって、実際に地名としてあっても不思議でないような普通の字を当てているから、漫画を見る分には違和感なかったんですよう。アニメで音声が付いたことで、声に出すと気付きやすくなりますけど。佐和良や葉瀬はまだいいとして川萩や阿由はやっぱ判るか…。で、その頂点として「海王」だったワケなんですね。「帯をギュッとね」で対戦相手の名前がみんな和菓子だったのはさすがに気が付いたんだけどなあ。←気が付くわなアレは

【「シャンゼリオン」を見たい!!】 2001/11/13(火)

 またもおもむろに知らない特撮番組に興味を示しております。「超光戦士シャンゼリオン」。なにかと「スゴイ」らしいとの噂を聞いて、タイトルに覚えもないけどいつ頃の番組なのかと調べてみたら、5年前と比較的最近のものなのですね。公式サイトを発見して、まず手始めにキャラクターから見てみたところ──違う!これは確かに何かが違う! この「シャンゼリオン」、ヒーロー番組の定石をすべて覆した作品だそうで、その点では、これでもか!とばかりのお約束の展開がウリの「快傑ズバット」の対極にありそうですが、どちらも伝説のカルト番組な訳ね…。

 とりあえず、断片的に入ってきた知識。
・主人公がえらく軽薄なナンパ男で、手違いでヒーローになったらしい。
・変身セリフは「燦然!」
・ヒーローのスーツ造形は新技術のクリスタル仕様。撮影で壊れやすい?
・主人公の相棒は、梅干しを食べて長いプロセスを経てヒーローに変身するらしい。
・正義の組織は司令官が家屋敷を抵当に入れ私財をなげうって創設したものらしい。
・悪の幹部が都知事になる。さらに東京独立国宣言して東京国皇帝に?!
・黒岩さんは「知っているか! ○○は〜」と必要性のない蘊蓄を語る。
・箸袋を集めたり、女装したり、手当たり次第ナンパしたり、秘書オーディションをする。
・サブタイトルのセンスがスゴイ。というか脚本がスゴイ。
・最終回の展開が伝説。

 主人公が軽くて女好きの私立探偵という設定や、手違いで変身ヒーローにというシチュエーションからすると、シティーハンター+夢戦士ウイングマンみたいな感じに思えるのですが、それだけじゃない模様。敵ボスが都知事選に出馬して当選し、支持を固めて独立国宣言という、このような正しい人類征服の方法を実践した悪の組織がかつてあっただろうか?!(今の都知事がアレだからシャレにならないな)。さらに、公式サイトで見た井上敏樹氏自筆の素晴らしい脚本表紙はインパクト絶大で、これまで漠然と抱いていた番組の脚本という物のイメージを大きく覆してくれました…。台本ってああやって上がってくるのか…。しかし「鯖じゃねえ!」って…「尽くす女」って何のタイトルよ!? 大体、鯖って何?何なのっ!?──これは…是非、実際の番組を見なければなるまい!!
 これはレンタル用にしかビデオ化されていないのですね。東映チャンネルなどCS放送での再放送を期待するには時代が新しめだし、まずはレンタルビデオ店をあたりまくるか。

【冬コミ当落】 2001/11/12(月)

 夜中にネットやっていて、そういえば当落はもう判るのか、調べてみようと思ったものの受付確認ハガキが見当たらず、まあ昼まで待てばいいかと諦めて寝てしまったのですが──ともかく、当落通知が来るまでの時間は待っていると長い気がするのに、のほほんとしててるとあっさり来ます。
 この前のシューティング系イベントで、隣のサークルさんが初参加だから落ちるだろうと言っていたので、サークルの絶対数が少ないジャンルはまず落ちませんよとフォローしておいたのですが、やっぱり落ちないものですね…。そりゃあ申し込んだからには取れているに越したことはないのですけど。そんなに倍率高いという実感はないけど、半数以上のサークルが落選という抽選倍率だそうですから、ありがたいと思わないと。うん。
 そしてすかさず場所チェック。ウチはこれまで大抵、島の角や端に配置されています。角=ジャンルがその2スペースだけで収まってしまう、端=そのジャンルが自分だけなので島の終わりに配置されている、ということを表していたのですが……おお、今回は平スペースだよ。てことは仲間がいるのか!と一瞬思ったのですが、作品が細かくてジャンル自体が少数だからシューティングというくくりで十把一絡げにされているだけかもしれない…。まあ、夏コミを見る限りだと何サークルかいるかとは思うのですけど。ギガウイング2。
 虎沢からは連絡がない。ジンクス通りC-ZEROは冬は落ちるのか?

 まずは目先の冬コミなのですが、ちゃんと予定を消化していけたとしたら、冬コミ目標のギガ2本と次のボッツ本が終わったら、同人で描きたいものはなくなるんですよね…。あ、出し場がなくて宙に浮いているブリガンダイン本は、どこかで機会作って出しておかないと表紙刷ってあるだけにもったいないのですけど、どうもペン入れまで終わってネタを8割方形にすることが出来たものだから、そこで自分の気が済んでしまったのかもしれません。どうしてもこれを本にして人に見てもらいたいという気持ちがそれほどないのですよ。意外と自分は好きなものを描いて自分が満足すれば同人誌を出すことにこだわらないタイプだったのか??
 自分の同人活動スタンスは、同人誌を見たいのに好きな作品がマイナーなため出会えないでいた人に「こういうものを見たかったんだ!」と喜んでもらえる物が作りたい、ということが前提としてあったはずなのだけど。だから本に限らないし、ギガ2の場合も真っ先に騎兵団ピンズを作ったのは「こういう物が実際あったらニヤリとするでしょ」ということですし。最初に同人を始めたF1で、ドライバーのSDイラストバッジを始めたのも「誰もやらないけどちょっと面白いのでは」と思ってのことでしたが、それは予想外の反響を呼んだことで、何のために同人をやっているのかを見失うことになったのだけれど…。見てくれる人のため、でやっていては義務感に囚われることに繋がりますが、私の活動動機は「人の反応を見たい」+「言いたいことを黙っていられない」に尽きるのでしょう(この両方の場合もあるし、どちらか一方に偏重のこともある)
 あ、それで当初の、予定が片付いたら描きたい本はないという話の方ですが、ダラ外のCGとかグッズでやりたいものもあるから既刊を売りつつゲーム系で続けることになるかもしれないし、あるいはゲーム系を離れて別ジャンルに行くこともあり得るし、ゲーム系の個人ユニットを一旦休止することになったとしても、合同創作グッズのC-ZEROで出ることには変わりないのですが。

【日曜日だけ生活サイクルが変わる模様】 2001/11/11(日)

 現在のところ日曜は朝番で入っているのだから、日曜だけちゃんと昼型に切り替わっているのは良いことなのですが、だから8時に目が覚めるってのは…。常になくまともに朝起きるものだから、夜眠くなってダメです。夕飯食べるなり(19時頃)仮眠してしまうので、かえって一日の使い方として有効じゃないです。

 バイト中にPS版の「ロックマンX4」の買取りが来たので、新品のベスト版も在庫がないところですから(それにベスト版X4は箱が厚いからイヤ)この機を逃さず買っていきました。しかし明日には冬コミの当落が判ると思うと手を出せず。

【CD-R/RWドライブをゲット】 2001/11/10(土)

 先週に続いてまたも休みの土曜日が寒くて雨。まだ自分の部屋の防寒対策が出来ていないので、今に出してあるオイルヒーターのそばから離れられません。ヒーターに張り付いて一日おとなしく課題のイラストを片っ端から描いていました。→だから下書きばかり何枚も完成させないで、一枚ずつ最後まで描いた方が絶対進行しそうな気はするだけど…マシンに取り込むとヒーターのそばを離れなくちゃいけない。

 果報は寝て待てと云うもので、母が親戚からCD-R/RWドライブを貰ってきてくれました。伯父が初期からのMacユーザーなのですが、買ったドライブが最近のOSにしか対応していなくて使えなかったのだとか。今のところMOで用は足りているけどCD-Rドライブはいずれ買うつもりだったし、USB接続でかなりコンパクト、カラーも丁度マシンと同じブルーベリーで、これは良い物だぁ。

【金八第6シリーズ第5話】 2001/11/8(木)
 謎のリコーダー男・賢の奇行に注目しているのですけど、3話以降は出来過ぎているくらいの優等生ぶりを発揮するのみ。ちゃんと男の転校生が絡まれても助けてあげるし、パニックになった自閉症児を身を挺して止めたり、さわやかでカッコイイんだけどあそこまで非の打ち所がないとどうも怪しく思えてしまう。いや、非の打ち所は…その演技力か…。あ、それで序盤はあまり喋らせないで唐突に行動させていたのかも…。それに“奇行子”は遠藤先生が一手に引き受けているし。今回の遠藤さん、研修先の書店が休みなので文化祭の準備に燃えて戻ってきたのに、誰にも構ってもらえないで一人ソーラン節の練習を開始。すでに大森巡査と同レベルの人に。
 今回は、第5シリーズの元3B達が幸作を、ひしては金八先生を勇気づけるために、現3Bに文化祭でソーラン節を踊ってほしいと頼む、見せ様によってはいくらでも燃えるエピソードに出来そうな話なのですが──実際OBが口出してきたら反発あるだろうし、その辺は描かれているのだけど──今期の生徒に気合いが感じられないので、「違ぁうっ!! 3Bのソーラン節とはもっと深い想いを込めて踊られるものなんだーっっ!!」と思わずにいられなかったり。まだ話が進んでいないから現3Bにとってはソーラン節が意味を持ってこないのは当然なんですけど、前作の最終回の衣装があっさり引き継がれているあたりもまた…。衣装を渡すときの健次郎の寂しそうな表情は◎。
 前振りが長くなりましたが、今回一番言いたいのはそこじゃないんです。話の説明に力がこもりすぎただけです。今回のインパクト大賞は、抗ガン剤で髪が抜けていく幸作を励ますため、健次郎が送ったメールの結びの「愛をこめて」です。…いや、変な意味に取っている訳じゃなくて、シチュエーション的に使い方は正しいのだけど……今時の男子高校生が親友へのメールとして「愛をこめて」って使うのか!!?と。いや…ある程度アメリカナイズされた環境で育った子だと、手紙などで使わなくもないか…? 愛を込めたメールなら幸作はちはるちゃんからの方が喜ぶと思うが。
 ついでに、文化祭のアーチの「ぼくドラえ門」が直球すぎて不覚にもウケてしまいました。(が、金八はTBS…)

【ぼちぼちです】 2001/11/8(木)

 新作発売日で月に一度の定例セール日なので客足はまずまず。とはいえ、新作ではPS2の「プロ野球JAPAN2001」がコンスタントに売れているくらい。完売はしませんでしたがリピート取らないと週末切れるなといったペースで、なんとか前半のつなぎ役になって欲しいところ。そして「コードベロニカ ガンサバイバー」がさっぱり。単品はまだ時々売れるのですが、ガンコン同梱版が一個も売れていません。購買層がガンシューティング人口に留まっているようですね。12月まで月イチでガンコン2対応ゲームが出ているのは大したものだと思っているのですが(我ながら随分エラそうな言い様ですね(汗) しかし専用コントローラを出しておいて、以後対応ソフトを出さずにユーザーほったらかしなんてザラなので)、タイムクライシス2+ガンコンを買ったからには1ヶ月も経てば新しいものが欲しいところでしょうし、家庭用オリジナルのガンシューなので買ってくれるようですが、バイオユーザーがわざわざ手を出してはくれないのですね。
 まあPSの最初の「ガンサバイバー」も、冷え込む1月発売+主人公が新キャラでしたから、1月の目玉にと気張って仕入れた所なんかで崩れた様ですけど…。

 来週発売のPS2「シーマン」に関して、予約キャンペーンは11日までなのですが、今予約してフィギュア(MIUのシリーズ?!)が貰えるかどうか問い合わせがあり、そのキャンペーンのお知らせやら予約要項やらを探し回っていたのですが、そのPOP一式がスポーツ新聞の下に埋まっていて見えなかった……と思ったらスポーツ新聞じゃありませんでした。シーマン新聞でした。ちゃんと新聞の作りをしているところに四ツ折で表になっていたのが東京タワーのシーマン展広告の部分だったので、こればゃ絶対気付きませんて! デモビデオも来たのですが、ニュース番組そのままに真面目に馬鹿やっていてさすがです。面白すぎ(映像関係ないだろう(笑)?!)。

 それにしても、なんだって発売日とセールが重なる日に業者清掃なんて入れるんだーっ!! 知らされたのは今日。閉店と同時に業者が来るのに閉店時間までかなり人が居たので、掃除のための片付けも出来ていないし、セールの片付けは業者が帰ってからやることになる。問答無用で2時間残業。文句は言わせんとばかりに、清掃待ち時間の間ずっと先月1ヶ月分も含めた超過勤務報告書の山を書き続けていました。

【歯医者。】 2001/11/7(水)

 歯医者の予約が取れたのが午前中で、それも車で1時間近い距離のため早起き。別段、地方じゃないので車で行く距離にしか歯医者がないわけではなく、いくらでも近場に歯医者はあるのですけど、近年引っ越してきたのでどこの歯科が良いのか知らないし、穴も大きいので、前によく通っていた歯科まで行った方が詳しいカルテもあるだろうし安心と思った次第。
 お世話になっていたのは10年近く前のことながら、顎が狭いためはみ出した位置に90度曲がって生えてしまった歯を抜くのに、他所で1日がかりになると言われたのを10分であっさり抜いてくれたり、神経を抜くのにそれと気付かなった程の手際だったりと、自分の知る最も上手い歯医者の先生なのですが、その歯医者の先生もだいぶ高齢で今は息子と共同でやっているのだとか。どちらに当たるかと思って行ってみたところ古い先生の方でひとまず安心。
 銀歯が隙間から浸食するのはしょうがないとして、歯の質が悪い、一度レントゲンを撮って悪い所を全部調べさせてくれと怒られてしまい、お金がないので今はちょっと…と逃げておく。そして問題の箇所は、「厄介だから若先生(息子さんの方)にやってもらおう」だそうで。がああん、それじゃわざわざ来た意味ないんだってば! 親譲りで腕の良い先生であることに期待しよう…。

ついで。厄介というのは、大穴があいている割に痛くないので神経が残っていないのかと思ったら、削った後にエナメル質が再生していて薄皮一枚で神経が覆われていたのだそうで。歯も生体だから神経を残した方が良いのだけど、その薄皮一枚の所で削るのを止めなければならないため、たぶん高齢の先生では目が悪くてやりづらいのではないかと。しかし、歯もわずかながら再生するとは聞いていましたが、生き物の身体って偉大だなあ。

【歯が…】 2001/11/5(月)
 夜バイトに向かう途上、チャリ走らせながらソフトキャンディを食べていたら口の中でガチッという感触。……金属の塊!? キャンディに異物混入なワケではないので、銀歯が取れたんですな。歯に大穴の気配が判る。あうー、歯の治療跡多いんだから歯にくっつく物食べない方がいいって解っているのに…。が、考え直す。歯を削って詰め物をしたところで10年程度で寿命なのだとか(腕が悪いともっと保たないでしょう)。だったらいずれはダメになる運命で、それがたまたま今だっただけで何食っていても取れる時は取れるかと。むしろ、医者が休みの年末年始などもっと悪いタイミングでなかっただけいいのかも。が、なにも印刷費が入り用なこんな時期にぃ〜! 取れた銀歯以外に治療の必要がある所が何カ所かあることも知っているので、ここで歯医者に行ったら通い続けることになって、一万近い費用がかかることになって、となると印刷費に回せるお金が……
 と、咄嗟に頭の中をぐるぐるした考えは結局そんなことだったりするのでした。
 子供の頃は、歯医者に行くのがイヤなのは単に痛いからでしたが、社会人になると行きたくない理由が、治療に何度も通わないといけないことと費用が高いことになりますね。

【財布を落とすも無事でした】 2001/11/4(日)

 昨日一日中寝ていたおかげでかなり快復。
 いくら寝だめしておいたからといって、8時ジャストに目が覚めてしまわなくても…(汗) 今日はアギトは駅伝で休みだってば! 大体アギトも頭から見たのはまだ2回くらいなのに、もはや条件反射で目が覚めるようになってしまったのか…?! 寝直し。アギトは演出などカッコイイと思う所はあるものの特に好きなキャラクターはいないし造形的に惹かれるものがないのですけど、話は気になるなあ。最近の特撮番組って1話完結じゃなくて続き物なんですねー。
 ともあれ、割と平気で2時間ほど延長で働いておきました。

 帰りに、部屋着にちょうどよさそうなユニクロのフリースズボンを買って、そのまましばらく立川を見て回る。そういえばネームを切り始めようにも原稿用紙がなかったなー、と世界堂に寄ったところで財布を出そうとしたら…ない。財布だけ。落としたかスられたか。自転車で来ているので家には帰れるので心当たりを探してみよう。最後に財布を出したのは…北口をウロウロしていてゲーセンに寄った時のはず。両替したコインはポケットに入れてそこから使ったので、両替した時? そのゲーセンに行って財布を落としたかもしれないと尋ねてみたら、ホントに届いてましたよ! しかも中身そのまま無事!! 拾ってくれたのが店員さんだったにしても、拾われる前に中身だけ抜かれて放置されている可能性もありますからね。以前に池袋のゲーセンで給料下ろしたての財布を盗まれた事がありまして、思い当たるのは、掃除している人が足下に置いたバッグを動かす気配を感じたものの、店員さんだからと不審に思わなかった事でしたから。その時まではゲーセンに来るような連中は…といった色眼鏡で見たくはないと思っていたものの、ある程度そういった認識をせざるを得ないと思うようになった事件です。もっとも、父曰く「池袋なんて昔から東京で一番柄の悪い場所だ」と、土地柄もあるのでしょうが。ブラボー立川。ありがとうUFOの店員さん。長閑な街でよかった。

 財布を取り戻して、店が閉まる前にギリギリで原稿用紙を買ってくることが出来たのですが、フリースズボンが暖かくて軽くて幸せ〜、と帰って着替えるなりいい気持ちで寝てしまうのでした。

【一回休み】 2001/11/3(土)

 なんとか週末まで保ちましたがちっとも微熱が引かない。ひどくならないだけ良いのですけど。起きたら午後3時。せっかく週1の休みの時くらい、原稿を描いたりまとめて更新に取りかかったりしようと思ってはいたのに…。おまけに一日冷たい雨。地元は市民祭&学園祭で一帯がお祭りになるのだけど、この天候じゃ足を向ける気にもならないし。用意されていた朝御飯を夕方近くなって食べた後、風邪はみかん食べて寝ているに限ると再び寝てしまうことにしました。一日の4分の3近くを寝て過ごすことに。

 翌日のシフトがまた未確定だったもので、再三その連絡が入る。明日は朝番なのだけど交替で来る人が時間を遅らせたいと言う。こっちだって風邪と疲れで出来れば用事もないけど休みにしたいところなのに、月曜日は日中のバイト先の方で早出を頼まれていて、連日で時間延長となると気が重い。それで、出掛けてから来たいという交替のK君の希望時間を確認しようと思ったら、39℃近い熱を出して休みだと。そりゃあ出掛けるもなにもバイト出るの自体が無理だろう?! 彼の場合も、熱は高いけど熱と頭痛だけでくしゃみや鼻水などのうるさい症状がなく、風邪なのか何なのか?との話。どうやら今の風邪は表に出る症状なしのタイプらしいですね。……てゆーか、自分が伝染したのか?!

【労働争議はまだ続く?】 2001/11/2(金)

 もうしばらく続いてしまうんです。労働闘争。

 給与明細を見てみたところ、どうも時間数が自分の計算とかみ合っていないような…。同シフトの人に訊いてみると、その人は10時間近く減らされているという。私と交替出勤の人には確認できないとして、どういうことか計算してみると──問答無用で22:30以降の分がカットされている模様。
 先週、不当に時給を出さないのなら従業員の自主性というタテマエで逃げないで堂々とやってみろと書きましたが、少なくとも堂々とはしていたようです。この会社。
 混乱したのは、この件に関して「23時過ぎ〜」と「23時以降」という2通りの書き方をしてきましたが、これは実際に混在して話されたのであってどちらが正しいのかはっきりしていなかったのです。もちろん「23時過ぎは時給出ない」と「23時以降は時給出ない」では意味が違います。しかし、23時より遅くなるようなら〜と聞いたからには23時までは出るように聞こえるし、そもそも制度が変わるというのなら「来月分から出ないので」と事前に通告するのが筋で、締め日過ぎた後で通告されて当月分からいきなり引かれているというのは一方的な事後通告ですよ!
 納得いかーん!!!と再びチーフに談判。まあ心労をさらに増やすのも悪い気はしないでもないのだけど、それも責任者の責任の一端と思ってもらうよりほかない。時給が支払われなかったのは超過勤務報告書が未提出だったという理由によるとしても、それは何時以降になった場合に報告書を用意するという明確な基準を説明されていなかったためで、説明を怠った本部長なり店舗責任者の責任なのだから、後からでも報告書を提出すれば時給が支払われるように取りはからえと要求。
 が、今日は本部長が休みで回答待ちということなのでしょうがない。

 ピクミンのCMソングでも聴いて心を和ませておくことにします。うっかり目の前の試遊台で流れているのをまともに聴いてしまったもので頭についてしまったよ…。

【防犯対策始動】 2001/11/1(木)

 前々から検討されていたことではありますが、中古のPS2ソフトに関してはキーパーに入れての現物展示をやめて中身を抜いての空き箱展示に切り替わりました。見本として出ている空き箱の中身はホルダーに入れて保管しておくので、お買い求めのソフトが展示の現品のみの場合はそのソフトを探して箱に入れる分、今までより時間がかかるのですが。あと、DVDケースはキーパーに入れないとちゃんと立たないので棚にきれいに並ばないのが難だなあ。カラーコピー等のダミージャケットでは見た目で劣りますし、防犯面と併せれば空き箱展示がベストかとは思いますが。
 じゃあ何故今までそうしなかったといえば、推測になりますが、中古開始があまりに突然だったため体制を整えないまま始めてそのままになっていたことと、それまでがこの店はグループ内でも在庫の狂いは最も少なかったので、万引きに対する警戒心が薄かったのではないでしょうか。それと、この店の場合カウンター内スペースがかなり狭く商品ストックがしづらいこともあります。そのため、空き箱展示はとりあえずPS2の方だけ。タイトル数が膨大なPSの方はストック方法の問題が解決しない限り無理でしょうね。今後PSの在庫数が減っていかない限りは。ただし、万引きが一番深刻なのはキーパーが単純なPSソフトの方なのですが。
 それと、本体など大型商品用のタグも新型が来ました。他店舗では既に導入済みというラップ型のタグって何のことかちょっと想像が付かなかったのですけど、現物を見て納得。アラームをラップ状のベルトで商品に密着させて装置が少しでも浮き上がると鳴るという物のことだったのね。

 
 ところで、昨日は休みだったので給料の明細を今日見たところ……ほほー、そう来たか…。

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