日記雑記

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【スーパー特撮大戦2001】 2001/8/31(金)

 バイト中に「スーパー特撮大戦どうするかなー。ゲーム的にはあんまり期待していないんだけど」と迷っていたら、チーフが「じゃあ映像見て決めたら。デモる場所ないから使ってないけどあるよ」と、プロモビデオを出してきてくれたので、閉店後に見てみる。へえ、スパロボα外伝を見て慌てて作り直したという(※あくまで噂。しかも外伝じゃなくてαの時の話だったらしい…)があるくらいで、実写ムービーも入るしリアル頭身でかなり動くのはイイ感じ。スパヒロのおかげでそれなりに俄知識もついたからシナリオも楽しめそうだし。と、デモに出てくるキャラを見ていたら──ああっ、ライダーマンが居る!! なら買うよ私は。決定!!!
 確かめられて良かった〜とこの問題が解決したところで(バンプレストって、仮面ライダーは1号〜ライダーマン+BLACK(RX)の5人を押さえてくれるのがパターン?)、ひととおりプロモ見ておこうと思ったら──デモ流しているお店で見た人がいるかもしれませんが、このビデオってプロモ映像の合間に登場作品のテレビOP映像が入るんですよ! 仮面ライダーに始まり、ウルトラセブン、大鉄人17、キカイダー、イナズマン、ウルトラマン、ジャイアントロボ、ゴレンジャー、宇宙刑事ギャバンの9作品も当時のままオープニングを収録。これって貴重かも!
 と盛り上がっていたら、「使うことはないだろうからあげるよ。もしデモやることがあったら、その時だけ持ってきてくれればいいし」と、貰えてしまいました! わあい♪
 実のところ私は、誰か欲しがりそうなPOPをサルベージしたり、人に頼まれてプロモビデオを入手したりはしましたが、自分が欲しくて店頭で使う物をもらったことってないんですよ。店員特権を行使するのは、中古の社販という限界まで安い買い物を利用するくらいで。あとは売場に出せないソフトで試しにプレイしたいものを借りることもあるけど、大抵はそのままちゃんと買い取るし。日頃あまり欲を出さないと、いざという時にすんなり話が決まっていいかも??

 という訳で家でこの特撮OPメドレーをBGVにしていたら、この間まで「て〜きは〜地獄の〜デ〜スとロん〜」とかいうフレーズが脳内カラオケで回り続けていて、その次はズバットメモリアルのおかげで頭に三味線の旋律がしつこく付いてしまったところに、さらに「剛力招来、超力招来♪」とかが加わってしまいました。

【スパヒロをクリア】 2001/8/31(金)
 夜中から明け方にかけて、ここ一週間また中断していた「スーパーヒーロー作戦 ダイダルの野望」を一気にクリア。ラストバトルのメンバーは、ウルトラマンガイア・V3・ライダーマン・ズバット。早川と結城さんは絶対にパーティーに入れるのですけど、結城さんは単独では必然性がないというか、結城さんを入れるなら風見志郎とコンビでないといかんだろうと。これでもう3人は固定なので残り1人はどうしようかと。途中までは南光太郎のつもりだったんですけど、BLACKから強制的にRXになっちゃたら使い勝手良くないんで…。そこでせっかくメイン主人公だし回復やバリアも持っているガイアを入れてみるかと。いきなり起用でレベルが低いガイアを鍛えつつ、他の3人はすべての技を覚えるまでレベル上げておこうとラストダンジョンをうろうろ。気が済むまで鍛えたところでラスボスに挑むことに。
 EDのネタバレは控えておきますが、割とヒーローものの王道の展開を押さえつつ、オリジナルのラスボス・帝王ダイダスの扱いに救いがあってちょっと意外な感じで良かったですよ。あれで完全に救われてしまうとまたヒーロー物としてはなんだし。
 我ながらよくゲーム的な部分のストレスを苦にせず70時間かけてクリアしたと思いますよ。この、多少のゲーム性は目をつぶって…と思わせるのは、キャラゲーとして完成度如何なのでしょうね。自分的にはイベントの期待感だけで乗り切れるレベルだったということです。
 この勢いで次は「スーパー特撮大戦」かな。

【今日の売れ行き】 2001/8/30(木)
 PSでは「パラッパラッパー2」「実況パワフルプロ野球8」「ビートマニアIIDX 5th」、DCでは「プロ野球チームをつくろう&あそぼう」「スーパーロボット大戦α for DC」「ゲットバス2」と、定番的な有名シリーズの新作が揃っていた日ですが……ことごとく続編モノですね、今日リリースされているのは。
 パラッパについては、「ウンジャマラミー」が大分セールス落ちていたものの、2という訳ではなかったことと5800円に値上げじゃ買いにくいでしょうし、期間が空いての2作目でアニメも放映中だとそけなりに売れるのかなあ…と、半信半疑でプラス方向に考えを向けながら店に行ってみると、これが見事に動いていないのでした。さすがに試遊台の反応はいいのですけどね。動きがあるのはパワプロ8だけで、それとて50%消化というところ。週末を考えると余らないでしょうが、もうちょっと勢いが欲しいところ。パラッパ2とパワプロ8は競合店対策でそれぞれ4480円と5980円に値下げ。ビートマニア5thはさすがに数が読めてきたようで控えめ入荷で3本を残すのみと無難に。ヤバイくらい動かないのが「ハンター×ハンター龍脈の祭壇」と「玉繭物語2」。そんなに数張ってはいないのですが、如何せん売れていない。DCの方では「やきゅつく&あそぼう」が完売で問い合わせも多いのですが、これは入荷自体が少なすぎたというもの。スパロボαは、自分が店に出てから一本も売っていないので、さすがにこれだけ遅れちゃダメなのか〜!?と焦ったら、午前中〜昼の早い時間には結構売れていたとのこと。確かに客層的にそういうタイプですしね。でも、わりと残っています。
 それから、既発タイトルではデビルメイクライがまだコンスタントに売れていますね。で、特典CDはまだあります(笑) これって2割じゃなかったっけ?? まあ鬼武者の時も直前で数増えたんですが(しかし全ての店でではないようですね…。やはり尋常じゃない入荷数が効いたのか)

【Dの遺伝子】 2001/8/29(水)

 90年代初め、フジテレビの深夜枠JOCX MIDNIGHTが始まった頃、フジの深夜番組は仲間内でかなり盛り上がっていまして、「カノッサの屈辱」「征服王」あたりは結構知っている人も多いのではないでしょうか。「おお愚かなる人間共よ」のセリフがまだ頭に浮かぶなあ(by 征服王)。私はそのちょっと後の「たほいや」が大好きでしたが。それ以降、あんまり面白い番組がなくて深夜番組をほとんど見ることがなかったのですが、わりと最近でかなり良かったのが97年の「Dの遺伝子」でした。これはそうメジャーではないとは思いますが。
 この「Dの遺伝子」という番組、一言でいえば内容がフィクションのドキュメンタリー番組なのです。現代ではまだ起きていないが近い将来に起こりうる現象をテーマに、ドキュメンタリー番組の形を取ったドラマでして、各話それぞれ想定を裏付ける事実があるのでかなりリアリティがありました。私はちょうど1話目から見ていたのですが、その第1話のテーマは「寿命診断」。DNA情報の解析によって高確率で寿命を診断できるようになり、20歳以上で本人の希望があれば寿命診断を受けられる制度が施行される…といった設定。この時代設定が2002年でして、今見るとこの番組の想定した「近い将来」にもう追いついてきたんだな…と感慨があったり。来年というのはともかくも、実現可能な話だと思いますし。

 これがビデオ化されていることに気が付いたのはつい最近で、先週レンタルしてきたら見ないまま返却日が明日に迫り、急いで見てしまうことに。そしたら、全話通じて私としては一番面白かった&めっちゃ怖いと思った話が収録されていて、じっくり見ておけばよかった!と後悔。
 ちなみに、12話の「生物災害」の回で、この話はいつもの番組形式とは違います。ストーリーをご紹介しますと──新薬開発の取材のため番組スタッフが製薬会社の研究室に入るのですが、そこでアクシデントに遭い、そこで起こった出来事の記録映像として公開されるといった形。以下ネタバレで最後までGO。

 抗生物質の効かない耐性菌の動物実験の模様を取材している最中、大きな地震が起こり防災機構によって研究室はロックされ、研究員と取材クルーが閉じこめられてしまう。完全密閉の実験室の中の研究員は怪我をした模様ながら助けに入ることも出来ない。最初は「撮らないでください!!」と止められているが、次第にそんな段ではなくなってくる。地震によって気圧調整装置も壊れ、実験室との気圧差がなくなったことで実験室の空気が研究室内に漏れ出る危険性も。外部と電話で連絡を取るも救助には時間がかかるという。閉じこめられたクルーの間に動揺が広がり、研究員に菌の正体を問い質したところ、それは突然変異で発生した劇症型の耐性結核菌だという。そして、実験室に倒れていた研究員がよろよろ起きあがり扉に向かってくる。開けさせまいと扉を押さえる外の研究員と取材クルー。その目の前で実験室に取り残された研究員は恨めしげに血を吐きながら息絶える…。
 沈痛な雰囲気の漂う中、うずくまっていたクルーの様子がおかしい。ひどい熱で発病した様子。もはや実験室外にも菌が漏れだして感染しているのだ。それならば実験室内にある血清を取ってきた方が生存率が高いと番組ディレクターが言いだし、危険を冒して実験室の扉を開く。事故から5時間後。もはや全員が発病し、最初に発病したクルーが激しく咳き込みながら死亡する。「血清を打ったのに…」。続いて製薬会社の主任が、次にディレクターの死がカメラに記録されてゆく。白い布を被せて横たえられた人影は4つになり、生き残っているのは女性研究員とカメラマンのみ。女性研究員が「よく落ち着いてカメラを回していられますね…。怖くないんですか?」と問いかけると、カメラマンは「こうしてファインダーを覗いているとね、自分が巻き込まれているなんて気がしなくて怖くないんだ」と応える。「だったら……私にも撮らせてください」。ここで女性研究員にカメラが渡され、初めてカメラマンの姿が映る。が、「やっぱり、怖い…」との声とともに映像が横転し……。
 そしてカメラマンがカメラを据え付け、自身でその前に現れる。「事故から9時間が経ちました。生き残っているのは僕だけです。……こんなことになるとは思ってもみませんでした。僕もそろそろしんどくなってきたので…このまま終わりまでカメラを回しておきます……。このVは、必ず放送してください。必ず…放送お願いします…!」そう言い残して身を横たえた所で画面は暗転。自衛隊の細菌処理班が救助に入ったのは事故から10時間後のことだったとのテロップが入る。
 閉じこめられた人々の全滅で幕を閉じるのかと思いきや、被害報告のテロップで生存者がいたことが判る。カメラマンは命を取り留めるも脳死状態。実は女性職員は息があって回復し、この女性研究員の証言によって隠蔽されていた事故が明らかになったという。この辺は、女性の方が極限状態に強いことや、研究員なので耐性があったと取れて説得力がある設定。

 その証拠としてこのテープが表に出てきた…というのがこの回の設定なのでしょう。ドラマとは判っていてもこの記録映像形式っていうのは下手なホラーより怖かったですよ!そして番組の最後に、「このドラマは1997年×月×日においてはフィクションです。しかし、昨年、耐性結核菌による死者が全世界で××万人にのぼったのは事実です。」とのテロップが入るあたりがまた。怖いし気分がいい話ではないのは確かですが、演出的にかなり気に入っている話です。

【そういえばX-BOX】 2001/8/28(火)

 X-BOXの発売日が2002/2/22に決定したことについては、こんな調子で書き込むのが遅れています。だって時期がねぇ、気合い入らなくて。あ、それと任天堂のスペースワールドは、本社の人が行ってきてカタログは店に送って寄越したんですけど、レポートが各タイトル1行(ほとんど平仮名)という、ギャグなんだかやる気がないんだかの使えなさで。

☆     ☆     ☆

 いや、一昨日発売日決まったのは聞いていたんですけど、立て込んでいて掲示板に書いておくこともしないでいたら、28日の新聞にも出ていたから別にいいかと。
 アメリカ市場を優先するって言い分ですが、海外発売に際して日本でヒットタイトル群を最初から用意して成功したとの話はありますが(DCとかPS2とかね)、海外既発タイトルの充実したラインナップで勝負…という成功例は聞かない訳で、あんまり意味があるようには思えないんですけどね(笑) そういう話じゃないか(笑) でも、半導体の不足は実際あるのかも? しかしまあ、本体同発タイトルがキューブとは比較にならないくらい充実するのは確かでしょうし。

 個人的には、X-BOXに関してはあんなにデカイ箱を部屋に置くのはイヤなのであんまり欲しくないです …。ただ、「式神の城」がX-BOXで出るというのは意外かつ気になっていたり。

【怪傑ズバットメモリアル】 2001/8/28(火)

 これも掲示板のリアルタイム日記がありますのでそちらから。給料日の前日、東映の通販サイトで申し込んでおいたのが届いたのです♪ しかし…いくら代引きとはいえ個人情報を送信するのにまるっきりセキュリティがないってのはどうよ?! それに、一週間はかかりすぎだろう。

☆     ☆     ☆

 とうとう「快傑ズバットメモリアル」のビデオ買っちゃいました。それと結城さんビデオも(ライダーマンを特集した「ヒーロークラブ 仮面ライダー11巻」のコト)。
 やっと本物のズバットの映像見ましたが、やっぱイカしすぎです、コレ。「日本じゃあ二番目だ」を立て続けに20数連発は効きました(笑) もっとも、用心棒と出会うシーンの総集編みたいなビデオなので、肝心の得意技対決は入っていないんですけど。ともかく現物見て、「よくこんな番組思いついたよなあ…」との思いが強まったのでした。ちゃんと番組の方も見てみたい〜!
 ──と思っていたところに、今ヤフーオークションにLDじゃなくビデオが出品されている!! 月末にスカパーのチューナーを買うつもりだったお金を使えば落札できるかも! ……待てよ? スカパーに加入しようと思ったのは、昨年初めに東映チャンネルでズバットを放送していたらしいので、また放送するかもと期待してのことで…。ビデオは全話収録されてはいないからスカパーの放送を待つ方が……でも再び放送するとは限らないし〜っ! ほんとにどうしよう。

 と、6月以来相変わらずそっちに逝ったきりの有田でした。
 で、そのきっかけのPS「スーパー特撮大戦2001」のも来週にはもう発売。出来がかなりアレな気配とか内情がヤバめとの噂とか耳にして、ネットで得た情報なので話半分に聞きつつも戦々恐々としているのですけど…。これにズバットが出ないのが納得いかんと思ったのが特撮に傾倒する発端だったのでした。しかしズバットが出ないのはしょうがないとして、結城さんが出るなら買っちゃうんだろうな…。出るかな…。登場作品に「仮面ライダーV3」としか書いていないので買うのが賭けです。V3しか出ない可能性70%なカンジ…。

【チーフ救済計画】 2001/8/26(日)
 長期休暇の挙げ句にそのままバックレたバイトはクビになり、9月からは他店から応援を頼めることになりましたが、問題の今月をどうにか乗り切らないといけません。特に、社員でもないのに一手に穴埋めを引き受けるチーフはすでに7月下旬から出っぱなし。あんまり身体が強い人でないので、なんとかチーフに休みを取ってもらうべく、みんなで自分が非番の日に希望出勤を申し出るのですが……そうしたら今日は日中の出勤予定が3人で、チーフが20時以降の夜番のシフトになっている。となると私はわざわざ出る必要はないのだけど、それだったら私ともう1人希望出勤の人で1日のシフトを2分すればチーフは休みにできるじゃないか。──それがシフト調整の結果、どーして私が今日休み、もう1人は明日が休みになってチーフが今日明日とも夜番で出勤になっているんだっ?? 本人は夜2時間だけだからとか言っているけど…いや、それでいいならいいんですけど……(汗) それじゃチーフは今月は丸々休日なしに…。
 まあ、私も休みを貰えたのはありがたいので、せっかくだからアルカディア9月号記事で気になっていた松田優作仕様ゾンビリベンジ台を見るべく、荻窪のゲーセン・プラネットギオに遊びに行ってきました。ワルキューレの伝説サービス設定台もあったりしてちょっと息抜き。

【今月の村枝漫画】 2001/8/25(土)
 マガジンZが近場の本屋に売ってません…(泣) 発売日から売り切れた模様。もしかしてコンビニに置いてないか、バイト終わった後に昼飯抜きで探し回ったのに。アマゾン編の後編が〜!!!  しかも仮面ライダーSPIRITS、今月号の分までで2巻が出ると思ったら、9月のコミックス発売予定にもないし。そうなるといつまで引っ張られればいいんだーっ!
 でも、確かに今の村枝サンは命削って描いているっぽいんで、単行本化作業なんか出来る状態じゃなさそう…。
 村枝漫画と云えば、今号の『RED』が久々に痛い話でうわあああ(泣)ってものです。 スカーレットもウィシャである以上、そういう選択をするとは思いましたけど、グレイやスタージェスが付いているからと思っていたら甘かった…。しかし今になって「スタージェスさん」ってそりゃないだろスカーレット…。

【ニュースまとめて】 2001/8/23(木)

 日記代わりの当面の措置としてリアルタイムで掲示板に書いておいた内容から収録です。

☆     ☆     ☆

 実はバイト先のゲーム屋がエライ状況になっていまして…… ただいまバイトが週5+週6という組み合わせのシフト(休日がない)のため、日記を追いつかせるのが当分先になる見込みなので、その間、その日の特筆すべきことはココに書きますわ。 今日は色々ありました。

デビルメイクライの初回入荷数がFFXの1.5倍、当日入荷分と合わせた数よりも多くて驚いたら、他店舗に振り分けたので自店の数はFFX初回の7割程度、鬼武者よりちょっと多いくらいでした。 ちなみに初日の消化率は3割。結構よく売れていたのですけど、危機感を感じた本社が21時の時点で早くも暫定価格を5,980円にするようにとの指示。POSレジの価格だけ設定してまだ店頭表示は初期値の6,460円のままのところに買いに来るお客さん多数で、6,460円で買うつもりの人にも5,980円で売ることになったのは勿体ない気がするのだけど…。ま、お客さん得したネってことで。 しかし、3割消化したのに何故あと50枚も特典CDが残っているんだっ?!

●本日をもって、今まで中古を扱えないでいたエニックス、コーエー商品も中古販売を開始することに。何かあったのか(条件が変わったのか、あるいは裁判に関して状況の変化があったのか)いきさつを訊いたら、「他の店がどこもやっているから」だとか。
 …… …… …… もしかしてウチの会社ってもの凄〜く間抜けなんじゃないかっっ?!

●皆悟っているのか誰も問い合わせてこないので、こっちも誰も考えていなかったゲームキューブの予約、実は密かに受付始めていたようです(笑) ただし、抱き合わせ!! 同時発売タイトルも1本予約してもらうのが条件。……新ハードの予約でこんな情けないコトやるのは、私が入ってからは初めてです。過去にもなかった模様。 悪いのは…任天堂ってよりは初心会の亡霊なのでしょうね。

【通販作業】 2001/8/21(火)

 この辺からは、日記が追いつかない間に代わりに掲示板の方に書いておいた内容が混ざります。この通販作業のために日記も手つかずになってきたので。

居るジャンルにもよりますけど近年めったに通販がなかったのが、18日にギガ2ページの方でピンズ通販受付を開始したので申込みが重なってきまして、慣れない通販作業でへろへろに。いや、一件一件が大変な訳ではないのですよ。たまたま何件も一度に来たから音を上げているだけで。でも、効率的にはまとめてやった方がいいから、結局一緒か…。
 その通販作業ですが、私は相当に処理が遅い奴です。申し訳ない。事務処理自体は、仕事で帰りが遅いときはともかく、こなす暇がない訳ではないのですが、問題は、私は手紙を書くのが異常に遅いのです。第一に筆圧が高く文字を書くスピード自体が遅いのですが、それに加えて文がすぐに出てこないので文章を書くのも苦手。その点、メールで通販受付するようになってから作業スピードが10倍近く上がりました。手書きしなくて済むだけでもずいぶん楽。しかし、メールで通販ってなんかネットオークション取引を思わせて、 速攻返信して入金確認したらすぐさま発送しないと!と気が焦ったり。なんてゆーか、ネットオークションと同人通販って時の流れ方が違いますよネ。
 それとも、振込用の口座でも作った方がいいのかもしれないとも考えてみたるのですが、どうせ使用頻度は高くないと思うし、口座振替だと届くのに日数かかるから メールでやりとりしつつ、ぱるるの電信振替の方がよっぽど手っ取り早そう。
 でも、後で考えてみたら、振替用紙を使う口座振替だと手数料60円で済むし、手紙書く手間もなくなるし、利用者にとって一番いいのは口座振替なんですよね……考えどころ。通販が立て込んでいるのは今だけのことだろうしなあ。

【2001年のF1チャンピオンシップ】 2001/8/20(月)
 確かに私は今のF1でチャンピオンの格なのはミハエル・シューマッハだけだと思っているのですが…チャンピオンたる者ある程度ハンデがあった上でそれでも勝つくらいでないと、というもので、こんなに早くあっさり決まってしまっても……。こんな時期に決まるのは92年のマンセル以来では?と思ったら実際そのようで。ただ敵がいないから妥当に決まっただけって感じ…。
 表彰台インタビュー後の解説で、シューマッハが4冠目、最多勝記録にも並んだということで、「──プロストが現れた時、完璧なドライバーだと思った。そしてセナの時はもうこれ以上のドライバーは現れないと思った。しかし、まだ上が居た!」といった台詞が出ましたが、うーん、記録的には最高のドライバーと評しても良いとは思いますが……そうかなあ。そりゃまあ実際に当代最高のドライバーでしょうしサイボーグとあだ名される完璧さはあるのですが、史上最高とは思えないなあ…。伝説的なカリスマに欠けるというか、四強時代のように、異なる個性のライバルとハイレベルな争いをしている訳ではない気がするし。……毎度ミカのファンにはすみません(汗) そりゃシューマッハの昔からのライバルといえばミカだし、こちらも二冠ですけど、どうもミカってどう速いってのが見えなくて(失礼)。あ、ヒルについては、あれは天敵ってゆーかお互いの相性が最悪なだけだと思っておりマス(笑)
 でも、今のF1界は将来のチャンピオンたるドライバーが見当たらない気がするのですよ。私がシューマッハ以外でチャンピオンになり得ると感じるのはモントーヤくらい。いけ好かないけど。
 ちなみに私が「格」と言っているのはあくまで感覚的な話なので、悪く思わないでくださいね。

【スパヒロの続き】 2001/8/19(日)
 夏コミのために中断していた「スーパーヒーロー作戦 ダイダルの野望」を再開。
 続きよりもまず、途中のデータから「ライダーマン誕生」の直前のセーブデータを作る方に取りかかっていたり。セーブはそこで止めつつも、せっかくなので「4号は君だ!!」の自爆イベントまでをもう一回見てしまうのでした。いきなりゲームの方から見た最初のプレイと違って、今度はちゃんと原作の「V3」ラスト10話(つまりライダーマン編だけ)を見た後でゲーム版のイベントを見たのですが、そりゃやっぱり見方が変わりますね。原作をこうアレンジしたんだなと比べられましたが、わりとスパヒロのアレンジの仕方は上手いんじゃないかと思いますよ。特撮歴の浅い人間の言うことで、リアルタイムで見て思い入れの深い人から見ればまた納得できない部分もあるかとは思いますが、知らない人間でもついていけるようかみ砕き、イベント時間短縮やゲームの整合性から結構はしょったりシチュエーションを変えつつも大筋は変えずにいて。仮面ライダーの章はかなり大急ぎでまとめているのですけど、特にV3とライダーマンに関してはそれが顕著。改めて見ると、結城が1話で仲間に加わるのでV3の邪魔をしたり散々やられたりする場面がない分(はじめ協力を拒んだりはしますが)、ライダーマンはハードな設定だけクローズアップされてかなり格好良く描かれているのだと気が付きました。おかげでゲーム版から惚れちゃったじゃないか〜。原作はさらに好みだったのでいいんですけど。でもって、原作見た後なもので、プレイしながら「結城さんの一人称は『僕』じゃなきゃイヤ〜っ!!」とか喚いてマス…。(※スパヒロでは終始一貫して『俺』)
 本編の続きの方は、街の住人がみんなバルタン星人という、バルタンに占領された丹張市(ナイスネーミング♪)のイベントを大喜びで進めたりして、後はラストダンジョンを残すのみ。途中、仮面ライダーBLACKのRXへパワーアップイベントが。せっかくBLACK格好いいのに、よりバッタ顔…というか黒くて昆虫的フォルムなため別の黒いモノを連想させるRXになんてならなくていいです…。

【イメチェンてほどでもないなあ】 2001/8/18(土)
 コスプレが終わったんで前髪伸ばしていた髪を切ってきました。眼鏡が濃いフレームのものになったので髪を軽くしたかったんすよ。新しい眼鏡のフレームは、表面モスグリーン・土台クリアイエローなんですが、セルフレームで細いとやっぱり印象くどいし。それなりに感じ変わりましたが、チャリで走り回っているといずれは風圧で勝手に中分けになってしまうのでムダなあがきなカンジも。
 歪んでいるのは顔かフレームか、右目だけレンズが近いのとずり落ちやすい問題は、鼻パッドの部分に靴擦れ防止用のシートを貼ってカスタマイズ。滑り止めになっているし肌色だから透明部分に貼ってもあんまり違和感ないの。
 今月最後の休みでしたが、美容院に行ってちょっと買い物にうろついただけで、後は更新作業で終わりました。今月は夏コミ前日の9日に準備のため休みを取った他は、休日は今日だけなのよ。

【人手不足】 2001/8/17(金)
 夏休み時期とはいえ、ゲーム屋の方では深刻な人手不足です。イベント会社と掛け持ちで働いてるって人がそちらの都合で10日間通しで休みに。今日も来るかどうか判らない…というので、備えにと私が朝出ておくことになりましたが、その人やっぱり休みで出ておいて良かった(汗) その人が抜けると朝番は2人。シフト回りません(汗) その辺の負担をチーフが一挙に被るのをなんとかしようと、夜番も日中時間が空いている限り出るようにしたり、なんとかみんなで力を合わせて頑張ってます。夏コミ3日間とも出勤したし(1日は使い物になりませんでしたが)、なんだか今月は自主的出勤が多いような。しかし本社からの応援はないの?!

【なんとかしてくれ準備会!】 2001/8/14(火)

 そりゃ毎度のことですけど…冬コミの申込み期間に余裕がなさすぎっ!!! 会場でしか売っていない申込書を出すのに、夏コミ終わってから投函までの期限が3日間ってのはあんまりですって。これで帰るのに時間のかかる遠方の人は相当キツイでしょっ?! まだバテているところに申込書書き。私の場合、主に裏面のアンケートにかける時間が尋常でないので、カットを抜きにして申込書だけでも一晩がかりです。コミケに当選し続けているのはアンケートをきっちり書いているからだと半分本気で思っていたりします。あと、売上にウソを書かない(笑) 特に今回は、3日目の遅刻サークル対応にもの申したかったので、そこのところしっかり書いていたのですけど、それより申込期間の短さをなんとかしてくれと訴えればよかったな…。と、気が付いたときには余白がなかったのですけど。

 あ、次回の参加ジャンルはギガウイング2なんです。また早々とボッツから異動していてナンですが、ギガ2の本の出し場が一度もないと困るし、あんまり先延ばしにも出来ないので、冬は一旦ギガ2。

【あんまり休む間もないのですけど】 2001/8/13(月)
 怒濤の夏コミスケジュールを乗り切ったところで心置きなく休みたいところですけど、世間的な夏休みに入ったところでコンビニのパートのおばさん達はみんな夏休み。穴を埋めるべきさっそく早出ですわ。夜はとにかくごろごろ。夏コミ中ネットに繋いでいなかったためメールの貯まりように悲鳴あげていたり。

【なんだか音沙汰ないな…】 2001/8/12(日)
 …さて、わざわざ休みのところを、またも有明から直行でバイトとなったのですが、今日は寝ていません。ちゃんと仕事になっています。
 しかし、朦朧としていたた一昨日10日は本社でミーティングだったとのこと。そこで10月発売タイトルの数を決めたりしているはずなのですが…また飛ばしやがったな。ちっ。それに、もうゲームキューブの発注は来ているはずでは? その辺の話が店にな〜んにも入っていないのです。もっともゲームキューブ本体の入荷なんて、どうせ発注数を決めるもなにもないでしょうから、店舗側に話すことこともないのかもしれません。なんだか最近、スクウェア−デジキューブより任天堂−ロッピーの方がムカつきますねー。

【初遅刻!!! 〜夏コミ3日目〜 2001/8/12(日)

 最高気温24℃。コミケ史上もっとも気温の低い夏コミか?! いや、2年位前もはや寒い!って日もあったな。
 少々行き違いがありましたが、珍しく虎沢と電車でコミケに行きました。──虎がC-ZEROと私の方が同日になる今までのつもりで友人に売り子頼んだとの話。しかし今回は日にち別だから3人分しかないのーっ! 私としては、グッズ系は荷物が多くなるのだからじまさんに車頼めないかと思っていたですけど、人にこちらから手伝い頼んでおいて断る訳にいかないと思うじゃないですかフツウ。そしたら、虎は私がじまさんに頼んだものと思って、一度頼んだご友人に断り入れてしまったそうで。お互いに当てが外れたというか、それだったらそれでさぁ…… …… ……なんだかな。
 まあ、本と違ってカートの大荷物でも比較的軽いので楽。パスネットで新木場駅の混雑をあっさり通過してりんかい線で国際展示場駅へ。9時まではあと20分、今日は楽勝と思ったのですよ…。
 しかし、コミケ参加8年目にして今回初めて、事故以外で遅刻となりました。どうも様子が違うなと思ったのは、駅を出て「東ホールはこちら」と左手に誘導されたこと。1日目はこっちには行かなかったはずだけど?? しかし、人出の違う3日目ということや雨という天候などでも違ってくるのだろうと、素直にそちらへ行ったのですが……国際展示場駅から左手に行くと、向かいは駐車場の大きな交差点。会場は対角線上に位置するのですが、横方向は横断禁止になっている。とにかく会場側に渡るしかないのですけど、ここが大渋滞なのに加え、横断歩道を渡り終えて会場側に行くには…ずら〜っと並んだ歩道橋。こっちはカート持っているのにマジっすか?! 明石の花火大会の事件の教訓ってモノはないの? そもそもこの横断歩道〜歩道橋の大渋滞、サークルも一般も混ざっている気配がするのですけど…(汗) この時点で9時を回り困惑してきた私達、歩道橋上のスタッフにサークル入場口はどうなっているのかと訊くと階段を降りた所だとのこと。また一生懸命カートを降ろしてみると、確かにサークルらしい列がある。列? また妙には思ったのですよ。なんで入場列が滞っているのかと。ともかくもそこまで行って並んでみると…「遅刻サークルの列はこちらです」とのスタッフのアナウンス。ちょ、ちょっと待てよ!! 我々がこのゲートに着いたのが9:10。今までのコミケでは15分は遅れても入れてもらえたし、1日目は実際、西側だけど15分遅れで入っているんですよ。階段で詰まっている間にもこの列は見ているから、9時ぴったりで締め切った?! いや、それは15分は大丈夫と思ったのが見通しが甘かったのだし、今回から厳しくしたということなら仕方がない。入り口手前の渋滞も、それを見越して早く来るべきで遅刻は遅刻に違いない。しかし、準備会側もサークル参加者をスムーズに誘導する義務があったんじゃないの? 遅刻は遅刻にしても、ここで待機させられている人達は入場時間を守らないつもりではなかっただろうに、なぜ雨の中、カート利用者も多いサークル参加者に広くもない歩道橋を通るルートに誘導したのか。ホールまでの距離を考えても西側から入った方が早い。そこまでは心情的な問題にしても、更に納得できなかったのは、確かに遅刻サークルは一般と同じ扱いになるとはアピールにありますが……待機させられている間、いつまで拘束されるのか、どういった形で入場することになるのか一切の説明がなかったこと。これは混雑整理の常識だと思いますよ。そして開会と同時に入場となるならば、ここで待機させられたサークル参加者が何百人、あるいは千人超の規模でそれぞれ台車やカートを持っている。一般参加者と同時に入れることになって安全は保障できるのかと。が、この考えはちょっと外れることになるのでした。というのは、開会が迫っても何やら慌ただしく走り回るスタッフ達からアナウンスはないまま、開会してなお入場ができなかったのです。開会してから「サークルチケットを用意しておいてください」とか呼びかけだしたのですけど、あのね、そういうことは開場前に行っておくべきことでしょ…。そして待機させていたサークルの入場が始まったのは10時を10分回ってから。列を区切って入場させてその辺の混乱はなかったのですが…入場した時に一般の姿を見なかったのは、一般の入場も遅れていたのか単に東は真っ先に用がある所ではないためか…?
 スペースに着いてみれば販売停止の札が貼られていて「あっちに誘導されなきゃ間に合ってんのにバカーっ!!」と憤慨しつつ、ともかく大急ぎでセッティング。角スペースのお隣が虎グッズでしたが、フクロウは他にちょっと離れてひとつだけ。どんなものやらと思っていたのですが、フクロウのニーズはあったのですね!
 今回の出し物は、携帯ストラップと、それに付いているアクセサリ単体のものが絵柄2種類(ミミズクのシルエットとシロフクロウ)、同じ絵柄+そのアレンジのシルエット&目玉のデザインで、缶の小物入れ・ランチバッグ・ポーチ・トイレットペーパーホルダー、写実画のフクロウ(ウラル)のカラー便箋とシロフクロウの一筆箋、小型のスタンプ2種(アフリカコノハズクとメンフクロウ)、便箋絵柄の写実画フクロウの紙バッグ。……割と節操ありませんな。ひととおり並べ終わって、まだ値札用意していないうちにも買っていかれる方が続き、ポーチ、ランチバッグ、ペーパーホルダーなどのアイロンプリントものは3〜6個ずつしかなかったのですけど、1時間ちょっとであらかた売れてしまったし、手作業のためあまり用意していないストラップだけでなく、単体のチャックアクセサリの方も完売。父が全部袋詰めしてくれた便箋を丸ごと持ってきていたので、何もない状態にはなりませんでしたが、用意する数がもっと必要だったなあ…と、なんとなく勝手は分かった感じ。

 そして今日は買い物できましたー。ようやく購入したカタログを見たら特撮が同日じゃん! そして昭和の仮面ライダーも割とある!! 後で虎沢が云うには「あの時の君は止められない勢い」で向かいのホールの特撮ジャンルに行ってV3関連の本を買い漁り。さすが年齢層が高いわ…。さらに、もはや資料は手に入らないと思っていた山口暁氏主演の「電人ザボーガー」の写真入りデータ本をゲット! 「ギガウイング1」のシュトックの元になった悪之宮博士ってコレか〜とか、主役メカより強い?山口さんを見てみたかったなあとか思いながら堪能しました♪
 うっかり特撮系で後先考えずに買い物をしたせいで、あとは島本和彦の「燃えよペン指南編3」を買っておしまい。せっかく評論系が近くだったのに買い物できず。見たかった歴史系は西だったのでそこまで行く気力ナシ。コミケットから前々から興味があった「マンガと著作権〜パロディと引用と著作権と〜」のシンポジウムの内容を収録した本が出ていたので、それは買っておきました。一般書ですが書店では見つけにくそうだし。

 帰りは、棚があるので荷物は減らないものの箱は軽々。行きと同じく国際展示場〜新木場〜市ヶ谷と来て中央線に繋ぐルートをパスネットで楽に進み、立川まで来て自然食品レストランなどで夕食を食べ終わったのは19:30。……今日も完徹明けとはいえ、その前の日寝ているから体力はまだあるし、なんだか身体に良さそうなご飯をちゃんと食べたし。コミケ最終日ということで体力が尽きていることを想定してバイトは休みを取っておいたのですけど、今日は他にも2人希望休みを出しているので、フォローのためチーフが終日出ることに。そりゃ黙っていればこのまま休みだけど…。自分だけ楽をするのは性に合わないな。体力的に楽でもかえって気は重い。どうせ立川に居るのだし、「思ったより早く帰ってきたので20時から替われますが?」と店に電話してみると、それなら出て欲しいとのことで、今日も有明からバイト直行になったのでした。しかもカート持ったまま!(コインロッカーに入らなかったから)

【小休止】 2001/8/11(土)
 ヒットポイント一桁台で深夜に帰ってきて、昼の12時まで眠り続けてやや回復。
 コミケ2日目のところですが、今日もバイトはあるし動物グッズで参加する明日の準備がまったく出来ていないため、一般で遊びに行くのは諦めることに。昼過ぎからホームセンターや100円ショップに出かけてディスプレイに必要なものを買い揃えてきて、夕方は便箋の変形断裁と格闘。裁断であまりに没を出していたら、私がバイトに行っている間に父が全部裁断と袋詰めをやってくれていました(汗) さすが長年写真を趣味にしているだけあって裁断機の扱いの年期が違う。そして、バイトから帰ってきて0時過ぎからアイロンプリント物を全部片づけることに。我ながら間に合うのか!? 狭い部屋に熱気がこもる中でひたすらアイロンで押し続け、明け方にアイロンの転写は完了。ペーパーバッグだけが間に合わず、現地でなんとかしようと印刷したラベルを持っていくことになりましたが、ともあれやっぱりまた徹夜です。

【体力の限界に挑め! 〜夏コミ1日目〜 2001/8/10(金)

 コピー本の原稿とその用紙など、大荷物かかえてAM5:30に出発。チャリで中央線の駅まで出て電車に乗りながらうつらうつら、道中でキンコーズに寄ってコピーを取るべく荻窪から丸の内線に。
 とりあえず、都内で最も設備が整っているというキンコーズ西新宿へ。…が、やはりメジャーな店舗なためか、6時半に到着した時にはすでに同業者で一杯。だが、それは予測済みよ! 有明までの道中で立ち寄れる場所で、24時間営業、駅からの距離が近いといった条件の店舗をもう数件リストアップしてホームページから地図をプリントしておいたのさっ! 場所的にマイナーで利用者が少ないと見込まれるのは──四谷三丁目店。丸の内線で4駅先に行ってみると、大当たり!誰も居ませんぜ。1時間で全てのコピーを終えて7:50。売り子のじまさんとの待ち合わせは、8時に市ヶ谷駅のJR-地下鉄連絡口。四谷三丁目からだと一度四谷に出て乗り換えないと。乗換のロスタイムを考えると……四谷まで歩くか。が、すぐ先に見えているような四谷駅は歩けど歩けどなかなか近づかず、携帯に一報しようと思ったら…ああっ!待ち合わせ場所は地下だ! 四谷駅に着いたのはジャスト8時。ここからは一駅だ。……ここで私は大きなミス。四谷駅というのはJRと地下鉄の駅の場所が同じ。市ヶ谷から地下鉄有楽町線に乗るつもりだったので、四谷から地下鉄に入っちゃっても一緒だと、地下鉄南北線で隣の市ヶ谷に向かうことに。ところが南北線や大江戸線など近年新設された路線って、出来上がっている地下鉄網の間をムリに通しているから、同じ駅でもものすごく離れていたりするんですよネ…。私、市ヶ谷駅内に江戸歴史散歩道なんてものが存在することを初めて知りました…。ゆうに一駅分あったんじゃないかっ!? 8:15、JR連絡口に到達。じまさんの姿はなく、どうしようかと思ったところに携帯から頼りない着信音が。おおっ、よくぞ電波届いた!「今どこ?」「着いた!」そこで電波が切れ、コールしつづけていたら…じまさんは携帯が入るよう階段上のJRホームに居たんだって。すまん!この教訓を得てもう南北線は使わないよ(汗)
 この15分の遅刻が後々大きく響くことに。会場に入ったのが9時10分過ぎ。9時過ぎると宅配便の荷物が10時半まで受け取れなくなる…。既刊などはすべて宅配荷物の中。開場待ちの間にとりあえずピンズを台紙に付けて袋詰め。そしてコピー本の製本に取りかかる前に、私は昨晩から何も食べていないので朝食を取りつつ一休み。…しかし、開場してなおスペースの上は何もなく、腰落ち着けて弁当など食べているとダミーにしか見えませんて。ボッツで出て何もナシなんて誤解は困る!! コピー本の製本にかかり始めたところで、宅配便受け渡し再開とのアナウンス。ホール反対側まで行ってみると…うそ、どこの大手かって云う長蛇の列(汗) 荷物引き取って戻ってきたのは11:20。宅配便搬入使うのは晴海以来でしたが、当時は開場30分前にホール閉鎖するまでは引き取れたと思うし、大体こんなに手際が悪くはなかったとはずなんですけどっ?! そして荷物を取ってきたところで今度はコスプレのため、東地区から西4階へ。ギガ2ピンズのアピールのためのコスプレか、あるいはコスプレのためにピンズを作ったというものか、ともかく今回ピンズを出すからにはカートの格好しないと。着替えて戻ってきたところで、ようやく荷物を開けてディスプレイ、ちゃんとスペース開けている体制になったのは12:40頃の事だったのでした。相変わらずの段取りの悪さですが、ビッグサイトの便の悪さがさらに拍車をかけました…。
 ところで、ワタクシ今回まったく買い物をしていません!!(泣) 実は、朝コピーを取り終わったら残金は千円ちょっと。会場で買うつもりだったカタログも、次回の申込書すら買えない有様。開会中もバタバタしっぱなしで買い物に出られたのは3時近くですしね。しかし、それでも買いにいくつもりだった物はひととおり手に入ってしまったのでオーライというか…わざわざうちのスペースまで来てくれたなかぢさん、チャコさん、それから買い物に行ったら結果的に本頂いてしまった風牙さん、スミマセンです&大変ありがとうございました!!
 それにしても、昨年の車(てゆーか花火)に続く今回のガンはペリカン便。帰りに荷物を出すにも、梱包用のテープはどこでも切らすし、処理は遅いし、今後フットワークに代わってコミケの荷物を引き受けようってならもっとしっかりしてくださいよっ!! 閉会後に荷物を出しに行ったら17時過ぎまでかかり、へろへろになって国際展示場駅へ。昨冬にも居たトロ車(「どこでもいっしょ」のトロ仕様の車)が見物人を集めておりました。おお、今度はリッキーカーも居る。

 立川に着いたのは19:25。20時からバイトなのですが、ちゃんとした食事をとる暇もなくファーストフードで済ませてゲーム屋へ。が、ここで体力が限界にきました。普段なら少々体調が悪くても店に出ている間は調子があがるのですけど、前日もほとんど寝ないまま完徹に突入して、それでも今まで眠気を感じなかった反動が一気に来まして、幸い客もいなかったことだし売場は相方の人に任せてパックルームで少し休ませてもらうことに。──って、少しじゃないです。結局1時間は寝ていました。やっぱりコミケからバイト直行というのはかなりムリ……ガク。

【決戦準備】 2001/8/9(木)
 1日かけて最終準備。コピー本の原稿もこの昨晩〜今日1日で全てのトーン貼りをすることに。ううう、ペーパーのたった1カットに丸2日間もかけているというのに、16ページ分のトーンを1日でとやるというのはバランスが悪い。それに、今やコンビニで両面コピーがしにくいので、コピーショップを利用しようと思うと夕方までには原稿を完成させなくては。昨晩から「あ〜る」のビデオはすでに3周しております。地元のコピーショップが18時までだから、16時くらいには終わらせて……終わりません。……ギリギリだけど17時半に出れば…ま、まだちょっと揃わないっす(泣) 大丈夫だ! 3Hほど離れた所にある安いコピーショップは19時までやっている。あと3ページほど残ってはいるけど、それは置いといて他のページを面付けして18時半。これから15分で駆け込もんでなんとかやれるだけ…。と、チャリですっ飛びだして5分後に走りながら気がつきました。原稿、持ってないよ…! 取りに帰って10分ロス。これで行っても着いたら閉店。も、いいや…こうなりゃ明日の朝イチでキンコーズだな……ガク。少し落ち着こう自分。
 24時間営業のビジネスコンビニ、キンコーズを使うとなると、夜中に都心まで行って帰ってくるよりは、朝早くに出発して現地に向かう途中に寄った方が効率が良い。となると、ここはコピー本の原稿だけにかかずらっていないで、その他の準備も進めておかないと。そんな訳で、買ってから2週間近く放置していたインクジェットプリンタを初めて使って諸々の出力をしたのですが…初めて使う物にはそんなギリギリになって取りかかるものじゃないってのにねー(汗) そりゃ解ってはいますが、それまでマニュアル開くなんて余裕はなかったんですって。結果、用紙を詰まらせてインクが流出してクリーニングに手間取ったり、使うつもりだった用紙が対応していなかったりと散々な有様ながら、ギガ2ピンズ台紙、コスプレ用服のアイロンプリント、スペースの看板などが完成。
 それからコピー本の残ったページをやっつけてみると、この時点で午前4時。最後にペーパーの扉絵が残っていたのですけど……題材は決まっていたので、下書・ペンまでを10分で描きました(泣) 仕上げまで入れても30分。裏カットに2日かけたペーパーの表紙が30分…。
 そうして荷造りをして5時。結局、今回も一睡もできず明日に続く…。

【デビルメイクライ試遊台カスタマイズ】 2001/8/8(水)
 既にFFXが発売された直後、7月の20日過ぎ頃から、本社より「店内を『デビルメイクライ』だらけにするように」とのお達しがあり──FFが出たばかりで?!と思いますが、店としちゃ発売日過ぎちゃうともう次の商品で勝負って体勢になるもので──大量に送られてきたポスターを使い尽くして店中に貼りまくっていたりするのですが、そろそろデモ映像だけでなく試遊台の設置に。
 発注の時にも吃驚したのですけど、デビルメイクライの入荷数は、そこまでこのタイトルに賭けているのかココの会社!?ってくらいなのです。FFXより多いです。しかしまあ、その初回入荷数を反映してか、それに体制やら経営方針やらに少々難有りとはいえやはり正規取扱店なのはダテではないということか、これでもかとばかりに販促物が送られてきております。普段は持ち腐れなのですけど、今回はデビルメイクライのアピールに賭けているようなのでフル活用。
 そして、試遊台なのですけど、皆様ドリームキャストの専用試遊台をご覧になったことがあるかと思いますが──やたらと表面積の広い白いヤツです。試遊台の中で最も場所を取っているソレにデビルメイクライを入れることに。ドリームキャスト本体が収まっていたスペースには当然PS2に。DCのロゴは看板POPで隠すとして…が、どうも収まりが悪い。チーフは「やはり『デビルメイクライ』の周りが白じゃ違うだろう!」と言うと、わざわざ立体状に張り出している台座の部分にポスターを切って貼り、見事にDC専用試遊台は、黒と赤に彩られたデビルメイクライ仕様へ生まれ変わったのでした。……しかしこの台もこの店に来た時には、よもやこんなどこから見てもPS2のゲームな外装にされてしまう運命とは思わなかっただろうに。「この台に心があったらさぞ不本意だろうなあ」とチーフが言うんですけど、やったのアンタでしょう!って(笑)

【新メガネ完成】 2001/8/8(水)

 午前中に明後日のための諸々の買い物を済ませてから、先週注文していたメガネが出来上がったというので取りに行ってきました。
 予想はしていましたが──現在主流の縦幅が非常に狭いフレームって、それほど度が強くない人にはいいのですけど、極度の近視の人間には不向き。というのは、細フレームでは視野の上下がレンズから外れることになりますね。大して度の強くない人にはレンズの中と外の見え方のギャップはそう問題ないのでしょうが、レンズから外れるともう何も見えないくらいの人にしてみれば視野が非常に限られます。慣れの問題もあるでしょうが、それにしても物を見る時に眼球だけでなく顔ごと持っていかなくてはならない訳で。フレームが視野にはいるのも邪魔だし。目を大きく開けるとフレーム外が目に入るので、視界を狭めるよう目を細めがちになるのは自分だけ? レンズが厚くならずに済んで、掛けた感じが軽いのはいいんですけどね。
 それと、従来の球面状のレンズが中心から離れるほど屈折率が高まるのに対し、位置による屈折率の差が少なく裸眼状態の見え方に近いという非球面レンズにしてみたのですが、……なにしろ十数年間これまでの球面レンズを通してものを見てきたせいか、かえって中心部以外の見え方に違和感を感じる…。この新しいメガネをかけてバイトに行ったら、平衡感覚が狂って足取りがアヤシイ上、強くした度に慣れないため2時間でギブアップして元のメガネに戻ることに。
 小脳を鍛えて早いとこ新しいメガネの見え方に適応させるんだっ!

 ところで、セルフレームのメガネは脚がないので眼との距離が近いものですが、なんか右目だけレンズが睫毛に当たって邪魔なんですけど…私、右目だけ睫毛長いのか!? それより顔曲がってる??

【対修羅場究極アイテム】 2001/8/7(火)

 島本和彦の名言集「炎の言霊」と並んで、私が原稿と闘う際の究極アイテム、それは「究極超人あ〜る」のOVA。というのは、このビデオを修羅場中に見ながらやった原稿は必ず間に合っているのです。もはやこれはジンクスとして、絶対に間に合わせたい原稿を描くときに見ることにしていますが、昨夏、どーしても出さない訳にはいかなかったブラド本下巻の執筆中に使って以来1年ぶりです。もう10年も前に出たものだし、セリフも完全に憶えちゃってるくらいに繰り返し見ているので、BGVに流しているだけで画面を見ちゃいないんですけどね。
 つい最近、7月にDVD化もされましたが(いいかげん何度も見て劣化が心配なのでDVD版欲しいんですよねー)、この「あ〜る」のOVAというのは、一言でいえば「無理なスケジュールを非常識な手段で達成する」話なのですよ。緊迫感はないんですけど同人原稿の修羅場中に見るとやる気がわく…かも? 特にラストの15分、スタンプラリーの期限が迫る中、ひとつ前の駅から自転車10人乗りで最終地点へ向かって爆走するくだりは、つられてこっちの手も早く動くような気が。

 問題の原稿の進みはというと、ペン入れは確かに早く終わった…けど、主線の修正が非常に多いのと、ベタ入れ・アミも同時にやっていたら、むしろそっちの方が時間食うじゃないか!?って感じぃ…

【意外と順調】 2001/8/5(日)
 昨日は早々に自分の強すぎる筆圧によって右手が音を上げ、これはペン入れがそう早く片付かないかと思ったのですが、あれこれとペン先を替えたりロットリングを発掘してきたりと筆を取っかえ引っかえするうちにはかどってきましたよ。メカ以外はペンが入り、予定としては月曜日にペン入れ完了、火曜にセリフ打ちと貼り込み、仕上げに水・木の2日取れれば余裕っぽい。

【夏コミ準備進行中】 2001/8/4(土)
 先週に続いて虎沢が打ち合わせ&手伝いに来てくれたのですが、今日は主に打ち合わせで、出来上がってきたグッズの仕上がりを見たり。そこへ丁度ギガ2のピンズも届いて、発注物はこれで全て出来上がってきました。虎沢はうちに来て携帯ストラップを作って、妹さんと婆娑羅2をやりに行くと言って早々に引き上げたので、原稿の手伝いは枠線引きしかやってくれませんでした。こちらのコピー本は下書がようやく完了。引き続き1人でペン入れにかかったのですが、ペン入れ始めて気が付いたのは……やばい!ボッツって久々に描くものだしメカもあるから通常のペースでペン入れが進まない! 焦ったところでおもむろに友人連中に謎の怪電波メールを送ってみたり。

【メガネ作ってきました】 2001/8/3(金)
 昨年の今頃にレンズを入れ替えたばかりなのに、早くも見えづらくなってきたような…。まあ、こうモニタに向かってばかりだと、あっというまに度が進みますな。という訳で、近所のメガネ屋で新しいメガネ作ってきました。今度はフレームごと。今のメガネ屋って、中国産の安いフレームでレンズとセットで1万円以内とか、レンズ代無料とかの安売りやっていますからね。
 本当は、昔作った度の強いメガネがあるものの(普段は、メガネかけて0.3程度とごく近距離用のものを使っている)、一年前にもレンズ交換中に使用していたのですが、アラレちゃんのようなでっかいセルフレームで始終ずり落ちて鬱陶しいわ邪魔だわで使いづらかったので、現在主流の狭いフレームにレンズを移し替えようかと。ところが、レンズの入れ換えだと加工料を取られるし、レンズ位置のズレも生じるとのこと。それで、レンズ無料の店で計り直して新しい物を作ることに。
 まあ、安いセットで9000円くらいで〜とか考えていたのですよ。ところが、私のように度が強い人間は、そのレンズが収まるフレームを選ばないといけないワケて、それだけでも選択肢が限られるんですよ。今より度が強くなると、レンズの厚みを目立たせなくするにはセルフレーム。細フレームだとそれだけレンズも削られるので厚みも出にくくなるのだけど…。が、フレームの厚みが出るセルフレームで幅が狭いものだと、かなり見た目の印象がキツイっつーかくどくなるんですよね。そうなると色の黒い物はパス。そうして選んでいくと…結構高いものに行きつくことに。で、レンズの方もUVカットは入れたいし非球面加工も付けてみると──なんだかんだで当初の予算の倍以上に。

【恐怖の夏休みシフト】 2001/8/1(水)
 完全にシフトが曜日で決まっているコンビニの方はいいとして、ゲーム屋の方は人数が減ったところにみんなして好き放題に休み希望を出すものだから、7月が残り2日になってもシフトが決まっていない有様。水曜日は普段は出番なのでとりあえず店に行ってみたら…非番でした。まあ最初から店に電話でもして聞いてみればよかったことだし、どっちみちシフト表を見たかったので、まずは出番をチェックしてみると…アイタ、恐れていた事態。
 交替で出番の子がGLAYのライブを追っかけるそうで、3週にわたり金〜日に休み入れてきたのですよ。その穴は私が埋めるワケで、しかしコンビニの方は休みが土日。つまり、3週間は私が丸1日休みになる日はなくなる。…でも勤務時間が長い日はないから、休日でちょっとだけ働きに出ると思っておけばね。しかし問題は、8月の10〜12日という夏コミ日程がもろにバッティングしていまして…。あり得ると覚悟はしていましたが、コミケに出た後に有明から立川へバイト直行することになるのですネ(泣) ええもう、ツアーを追ってどこだかに行っている相方の人と違って、私は東京に居ることには違いないのですから何だってやりますとも。しかしこれで一般で遊びに行こうかと思っていた11日は行けないこと確定。よりによって東京湾の花火大会で交通規制入りますから、巻き込まれたらバイト出られません。昨年の、都内なのに帰るのに7時間半の悪夢が蘇ります。

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