日記雑記

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【そういえばゲームショウだっけ】 2000/3/31(金)

 ゲームショウが始まって以来、97年春の回を除いて毎回行ってきたけど、今回は行きません。てゆーか、仕事じゃなきゃわざわざ行きたいような所じゃありません。──初期に行った人はご存じのように、元々ユーザーを対象にしたゲームショウには、第1回の時はビジネスデーがありませんでした。そのため仕事上で見たい業者の人に大ブーイング受けて2回目からは業者日が設けられたとのこと。第1回で尋常でない人混みに懲りた私と社長は、2回目の時にビジネスデーのチケットが手に入らなかったので、だったら行ってられるかとパス。結局、やっぱり行かないと仕事上困るのでその後は行ったけど──
 しかしまあ、今度は別に困ることはないだろうし、情報の点だったら次週には雑誌に載るんだから。それに、金・土はバイトで日曜はちょうどHARUコミじゃ行けないや。
 バイト先のゲーム屋の方でも、チケットが配分されて誰かが行くらしいんだけど、まあ、誰か行くのか急遽シフトが空いて朝〜昼に入ることに。まー、こっちの件は居直りましたよ。誰かに言われない限り、掃除とレジ以外は一切やらないことにしましたよ。つーか、こう(主に親と)モメる前から、既に機会あれば他を探そうと思っていたし。
二、三日前にネットで、PS2用のメモリーカードが出荷できるようになったと見たので、そろそろかと思ったら、ちょうど今日入ってきた。10個もあれば、まぁまともなのかな。PS用はすでに店頭にないけど。
 夕方から行ったコンビニの方では、PS2のユーティリティディスクの交換のことについて打ち合わせしているものの、パートの奥さん達はよく解ってない模様。海外DVDが見られるのをなぜ交換しなくちゃいけないの?って…そりゃ〜、かえって交換しない方が得ってものだろうし。アメリカだと日本でまだ公開していない映画でもDVD化されているので、映画会社が困る、と言ったら納得したようで。でも、問い合わせもないし誰も交換に来ないだろうって噂してますけど。

 ところで、明後日がイベントで、それから印刷所の〆切まで間がなく、スケジュールが厳しくなってきたので、日記以外の更新はしばらくお休みさせていただきます。4月中頃にはキリ番イラストの部屋を作って、リンク作業やレビュー・裏方稼業の続きも更新しますね。

 あ、行けないといえば、結局、国分寺セガには行けなかったな…。

【金八最終回】 2000/3/30(木)

 昨日は下にある日曜日のバイト先の件で親と大衝突。すでに一昨日、先輩バイトの人は予想通りの反応だったし。
 しかし、親がなんと言おうが、新人としては分が過ぎているとか、前からいる人達の心情はとか、私は最初からわかっていてやっているんだから。それ正義の押しつけっていやあそれはそう。ただ、我を通すというか、自分が嫌われる分には別に構わないと思っているとしなあ。そーいうことは当の店の人に言われるならともかく、親に口出しされたくはない。と言ったって自分が喋らなきゃよかったんだから、めんどくさいし余計なことは喋らないことにした2日間。基本的に私は喋りすぎなんだけど、喋らないでいようと思えばいくらでも黙っていられるし(常に頭の中でひとりで喋っているから)。まー、大人げないっていやそうだろうけど、機嫌が悪い時ってのはどうせ口を開いたって角が立つ言葉ばかり出てくるものなんだから、黙っていた方がいいんです。問題は、私は黙っていると怒っているように見えるらしいということだが…なにも黙っているのと機嫌が悪いのは常にイコールじゃないんだけど。

 さて、金八先生が最終回。今回のタイトルは「さよなら金八先生」だけど、果たして次のシリーズはあるんだろうか…。齢や役職からいっても、もうクラス担任ってことなさそうだし(今回だって代理の臨時担任)。
 乾先生の数学の授業にはじまり、健次郎のいない卒業式のシーンのあたりで断続的に泣く。それにしても、春がきた乾先生、幸せそうだ〜。卒業式では、好太が壇上から大西先生の遺影に礼をするのに涙。問題の渦中の生徒が代々努めたという答辞は、健次郎がいないとなると…と、ちょっと期待していた邦平だったものの、おとなしい邦平からは意外な内容の過激さ。役柄だけのことなんだからと思いつつも、病弱な邦平が途中からマイクなしで生徒達の方に向かって、声も嗄れそうなほど大声を張り上げていたのでハラハラしていたり(つくづく邦平ファン)。
 健次郎が3B全員に謝り、受け入れられるシーンではもらい泣き。家裁の審判のことよりも、クラスのみんなが許してくれないのではと恐れていた健次郎。でも、ちゃんと謝ってけじめをつけるまでは卒業証書を受け取れないという心の葛藤。このシーンが良かったのは、最後の「ごめんなさい」という言葉が嗚咽で出てこない健次郎に対して、脅されていた友達、ヒノケイがそこで「もういい、わかってる」と許すのではなく、「がんばれ!」と励ましてきちんと最後まで言わせることなんですよ! こういうのって意外とありそうでないような。良いもの見せてもらいましたって思いなのです。良いものといえば、ソーラン節ももう一度見られたし。贈られたハッピだけじゃなく、その下にどんぶり、パッチまで衣装揃えていたようで(足がスニーカーで惜しい)、小学〜高校まで和太鼓をやっていた私としては、懐かし〜と思う一方、いい金額するだろうにとか、その動きで裾の長い衣装は相当キツイとか気にせずにいられなかったりする。
 今までで最高と個人的に思う金八第5シリーズが終わったので、今度はこれで頭を切り換えて前のシリーズのビデオを見よう。掲示板で図書館が有効との情報を寄せていただいたので、まずは地元の図書館をあたってみよう。

【不穏なMac】 2000/3/27(月)

 自前のマシンを買ったのは昨年暮れなものの、仕事で4年半使っていたので、Macだからいきなりフリーズしても落ちても驚かない……が、起動画面の「?」マークが出るのだけは、これが出ると泣きそお(システムが見つからないという表示)。この場合、まずCDから起動する……らしいし、実際、職場のはそれで大丈夫だったんだけど、うちのiMacはそのCDすら読み込まないで吐き出してしまうから問題。前は、CDを吐き出した後、勝手に起動してますます謎だったりしたけど、今日はその気配もない。買ってすぐの頃、画面がONにならないトラブル(一体型で画面の表示だけでないって何事だよ)の時は、いったん電源落として1時間ほど置いてから起動させてみるという手だてを聞いて試したところ、それで復活したので、今度も頼るのはそれか。──と、しばらく放っておく間に、『究極超人あ〜る』でも読んで不安な心を落ち着けて、再挑戦してみたところ、ちゃんと起動してくれやがる。なんだろなー、まったく。来月の給料出たらノートン先生でも買っておこうか。

 コンビニのバイトでは、4日目にしていきなり発注をやらされることに。えええっ!? 前には半年やっていても発注なんかとは無縁だったのに。いや、やりたくないって訳じゃないけど、商品の流れとか客層とか把握してからの方が…。とは思うものの、バイトでも担当箇所をつくって責任持って売場づくりに参加させるというのがその店の方針なのだそうで。もう一方のバイト先のゲーム屋と比較せずにいられない。
 まず、端末の操作から覚えないといけないので、実際に今日発注をやってみたのはほんの一端。でも、コンビニの場合だと納品のサイクルが早いのと、ロット数が多くないからずいぶん気が楽。それに、前の職場で発注のアドバイスだけしていて、実際に商品に携わるのではないことに物足りなさを感じていたのが転職の第一の理由だから、分野は大きく変わってもお店に直接携わって自分で発注ができるのが楽しい。

【なんつーかね…】 2000/3/26(日)

 私に言わせれば、今バイトしているゲーム屋は持論からすれば「つぶれてよし」って店なんだなー。そこはまあ、周りにちゃんとしたゲームショップがないから成り立っちゃう訳で。結局、システム的な疑問や納得いかない点をバイトの人に聞いたって、「どうでもいい」の一言でかわされちゃうんだしさ。そりゃ、現場でやる仕事以上のことはバイトには知る必要はないといえばそうなんだろうし、私もそこらへんを黙っているタイプじゃないからうるさがられてるのかもしれないけど。正直、あんまり栄えてほしくないや。この店には。しかし、ゲームショップの経営組織なんて、どこ行ったってあんまりろくなもんじゃないと思うしなー。
 ともかく、今のところ自分にも出来そうなことを考えてみる。昨日が土曜で早番だったので、品出しなどの作業をやっていると、よく見ればソフトの陳列がかなり謎。有り体に言えば並び方に脈絡がない。そういえば、自分が客として買いに来たときに目的のソフトを探しづらかった覚えがあるし、それだってPSだったからまだ良かったというもので、他のハードだとジャンルPOPもないんじゃないか。DCで1列(4スパン)、他は2スパンずつだから、ジャンルPOP入れて分ける程のことはないけど、DCの1列ともなるといけない。ジャンル訳はされているPSにしたって、傾向ごとに分け様があるだろうに。
 聞いてみたところ、上段が新作・ヒット作の他は特に決まっていなくて感性によるらしい。並べ替えようかと言ってみたものの「そこまでしなくていいよ」と。ええい、良かぁない。やらないと気が済まないんだ!
 そこで、昨日は品出しついでに、一番ジャンル内でも多種多様なシミュレーションの棚を大幅に並べ替え、アドベンチャーも推理系、ホラー系、恋愛系と分ける。今日はDCの棚を大まかにジャンルごとになるよう形を付けた。
 しかし、今までのだって、前からいる人達は「ここにアレ」と覚えていて、勝手に動かすとかえって都合が悪いのかもしれない。それこそ、入って間もないのに独断でいじってよかったものだろうか…と気にはなるものの、スタッフに判りやすくたって、お客さんが探すのに判りにくかったら本末転倒ってものさ。

 ところで、今月あと5日を残して、ネット利用時間のリミットに達した模様。そりゃ追加料金も多少なら問題ないし、すぐに請求くるってものでもないけど、今月いっぱいはあまり更新もしないでおこう…。掲示板くらいなら様子を見ていられるけど。

【Super Comic City】 2000/3/24(金)
 4月2日が同人誌即売会(イベントって呼ぶけど)Comic Cityで、その準備を考えているところに(とは言っても今回私は新発行物ないよ)5月のS.C.Cityの参加証が。「同人出張所」のスケジュール欄にちょっと追加。
 5月の新刊のために「ブリガンダイン」をプレイし返していたものの、レベル上げが目的だったはずなのに、あまりにサクサク進むので、気が変わってそのままクリアしちゃうことに。ノルガルド・上級でジャスト2年。途中で時間つぶしていたからまだ縮まるな。もう1回早解き目指してやろうかな、と思ったものの、またここで時間食っていたらやばそうだ。
 とりあえず、印刷所をどこ使うか決めないと…と思案して、〆切を取るか印刷料金を取るか考える。でも、多少時間やコストがかかっても再生紙を使いたいし…。
 印刷屋の広告を見るために、冬のコミケのカタログを引っぱり出す。え、まんがレポートの〆切3月末じゃん!(※まんがレポート:カタログの末尾に掲載される、コミケ中や同人誌をめぐる出来事を1コマ形式で投稿する物。掲載倍率は10〜17倍らしい。)2、3年前までは送れば8割方載っていたので常連を目指そうと思っていたけど、ここ3回は時間がなくて参加申込み時に同封できず、後日送ろうとしては〆切を逃していたので、今回こそ送りたいところ。とりあえず、原稿の前にまんがレポート書かなきゃ!

【金八スペシャル】 2000/3/23(木)
 22日分の日記の題字日付が20日になってたので訂正。やばいやばい。
 来週で最終回の「3年B組金八先生」がスペシャルで2時間番組だったので、見終わって11時じゃ、今日は日記を更新できないだろうと思ったら案の定。
 スペシャルといっても特別授業の回なので、泣ける話というんじゃないんだけど。でも、ようやく担任暴行事件のけりがついて、第1話からずっとひきずっていた問題が解決して安心。まだ、健次郎は家裁の審判待ちだし、クラスに全面的に受け入れられてはいないという点で、すべてが解決したとはいえないけど。
 放送直後の藤条嬢から電話で、幸作と健次郎の高校の制服の話題で盛り上がる。
 健次郎が無事に高校入学できるのか不安は残るものの、新しい制服を取りに行くシーン。店内には、合格していたのに兄の事件のため入学手続きができなかった名門私立校、開栄高校の制服が。開栄の制服を見つめる健次郎がちょっと切ない。しかも、間の悪いことに、そこに更衣室から出てきたのは、健次郎に追いつめられて不登校に陥るも、立ち直って開栄合格を果たした篤。
 ……しかし、自分が篤に似てるって言われたもんだから(確かに顔の感じは似てる気がするんだよな〜)そっちが気になってしょうがないや。
 次回、最終回の予告でも、やはり健次郎は卒業式に出られない模様。制作発表の時点で、今までのシリーズのような卒業式にはならないと宣言されていたそうだから、このことかと予想はしていたけど、やっぱりなぁ…。

【「いらっしゃいませぇ〜♪」】 2000/3/22(水)

 今日からは昼間のバイトも開始。なんかねー、我ながら客商売向きでもないと思うんだけど、コンビニです。
 いや、応対が悪いということはないはずだし、むしろお客さんには気を使う方だと思うんすよ。しかし人当たりが良くはないだろう。営業とかウェイトレスなんかはよほどの覚悟がないと無理そう。
 距離や時間の都合で選んだものの、一応、学生の時に同じコンビニでバイトをしている。別店舗だってそう仕事は変わらないはずで仕事しやすいだろうと。
 しかし、それから5年以上経っているわけで、相当様変わりしていたらしい。それ以上に、自分が作業の仕方を忘れてる。もっとも、半年ちょっとの間しかやっていなかったけど。それにしても、コンピュータ化が大幅に進んでいるようで。もはやタイムカードもないんだなあ。店の端末に入力するんすよ! レジにも大幅な変化があって、バーコード以外の部分はほとんどタッチパネル方式で感覚的に判りやすい。科学の進歩って素晴らしい!と本気で実感。それと、まず新人教育用ビデオをまず30分ほど見せられたおかげで(前にはそんなもんなかった)、ほとんど戸惑うことなく作業はできた…はず。桂三枝似の店長さんも付いていてくれたし。ただし、レジ系バイトのかけもちだと、レジの構造の違いに混乱するなあ、やっぱり。

 ところで、2、3週間前に掲示板に書き込んだ、現行PSのメモリーカードの件は、今日コンビニのバイトに行って初めて詳細が判明! ったく、これじゃなんのためにゲーム屋でバイトをしているんだか。まあ、あの店のシステムじゃ仕方ないし、まして夜の短時間だけだから情報も入ってこないのかもしれないけど。
 その事情というのは、「PS2のメモリーカードの生産が追いついていないので、当面の間、PS用メモリーカードの生産を停止します」ということらしい。それで、ソニーが「生産停止の事実はない」と言った訳か。そのまま停止じゃなくて一時休止のつもりってことね。でも、じゃあいつから再生産するのかということには触れられていないし(これはゲームの流通系では通達されている可能性はあるけど)、このまま再開しなければ製造中止と同じ事だろう。それに、「メモリーカードの代用にポケステ売ってくれ」というのは本音だろう、実際。

 夜は、久しぶりに虎沢とC-ZEROのインフォメーションペーパー用の対談。なんと実に1年ぶり近い。ここしばらくHP制作にかまけていて、せっかく時間が出来たのに原稿の進んでいない私も私だが(その代わり、今度は印刷費がないという問題に直面)、とらりんも描いてないんじゃんよう〜〜。てゆーか、奴の場合、いまいちやる気がなさげなのが気がかり。そりゃ同人なんだから気が乗らないのに無理にやる必要はないし、かえって、気が乗らないのなら描かない方がいいと思ってはいるんだが。ネタがなくて惰性で…って訳でもないらしいのに。
 その後、HPに載せる訳にはいかないかも…というゲーム流通系の話題で盛り上がる。私としては載せようかどうか本当に悩んでいるだけに、喋ってストレス解消。
 ついでに、やっぱり小売の仕組み的な話って、一般層にはそう認識されていないんだなーと思ったので(別に知る必要もないしそりゃそうなのか)、せっかくだから書いておこうかという考えが浮かぶも、そういうことなら、実際にお店やってる人のHPで解りやすく教えてくれるところが色々あるのでいいか。

【だるい…】 2000/3/20(月)

 表題からしてなんだけど、この2、3日異様に眠いしだるい。あ、花粉症の薬のせいか! なんというか、頭は起きているのに神経が寝ている感覚っていうんですかね。昨日は、土曜日にまとまった時間働いたせいかと思ってしたけど、それにしたって6時間なんだから、時間はそれまでの半分以下、これくらいでバテるはずはないだろう…と言い切れないのが不安なところ。仕事辞めてしばらくはカラータイマー(活動限界時間)が3時間しか保たなかったんだから。ったく、なんでこ〜人並みの体力ないかなー。いや、根性を使えばなんとかなるものだけど。精神力ロール判定のダイス振って(判る人しか判らんよ、この表現じゃ)。そんな日常から根性使っていたくはないのよ。これから同人原稿描くのに散々根性を使うことになりそうなので。

 しかし、前は文字原稿を会社で暇を見ちゃ作っていたものだけど、今は自前のマシンがあるものだから、ついそのままネットに…。5月予定のブリガンダイン本はプレイ記なので、データ見るためにPSをつなげる。入っているセーブデータが、目的のイベントだけ見て中断したものだ。……案の定、続きを始めて止まらなくなる。

【今日のバイト日記(後半、個人的事情)】 2000/3/18(土)

 昨日もらってきた花粉症の薬の効き目はてきめんで、ウソのように鼻水が出ない。異様に口の中が乾くのが気になるけど、それくらいなら薬を飲んでおいた方がよさそう。しかし、眠くなるかもと言われたとおりなのか、朝は寝過ごしそうになるし、昼間もぼーっとしていたけど、これは単に朝が弱いし、暇で暖かいから眠くなっただけかも。それでも朝は起きている。ただ、やっぱり過敏性腸症候群が炸裂するので、結局、今日は1分遅刻。今のところ2度目の朝番だけど、2日とも店入ってからも1時間以内にお腹痛くなってトイレ行き…。これだから朝からの仕事は避けた方がいいんだよなー(嘆息)

 週に一度、仕事を覚えられる唯一の機会といえるのが朝番の土曜日。しかし、他の曜日が夜だけだからと、あまり積極的に仕事を教えてはもらえない。そりゃ、教えるだけ手間だし、慣れるまでは作業遅いから効率悪いから、出来る人がやればいいというのは解るけどさー。私だって、別にレジ打ちするためにゲームショップのバイト選んだ訳でもなければ、わざわざ、相場以下の時給で時間外や交通費出ないような条件でもやろうってんじゃないんだから。とりあえず、やり方だけ聞いておくといった格好で、入庫管理の操作を教えてもらう。
 それでも、レジに私だけ残して他の人は奥行っていたりするのは、しょうがない。誰かがレジ番してなきゃいけないさね。と言い聞かせて一人レジに居ると問い合わせの電話が。PS2の縦置きスタンドの問い合わせ。この問い合わせは多いけど、さっきアクセサリの棚見て置いたら出ていなかったなー、と品切れと入荷状況の説明をしつつ棚の裏側を見てみる。あれ、見慣れない青い箱が……あるじゃん! なんで出ていない!? 店頭に置いてないってことは、まだ出せないのか…箱から出ているから未検品ってことはなさそうだけど、予約や取り置きか…いやいや、予約の品物は別に入れる箱がある。いいや、答えちゃえ! で、じゃあ取り置きしておいてくれと頼まれたけど、この場合、どう答えたものだろう。周りに誰もいないし、普通の店のケースと同様でいいのかな…と、とりあえず名前だけ聞いてすぐに来られるか確認しておいた。あ、期間とか確認するべきだったのか…でも、すぐって言っていたから今日中に来るかな。先輩バイトの人が戻ってきたので聞いたところ、取り置きは会員のみのサービスとのことで、会員番号を聞いて、会員でない人なら来店時に入会してもらうこと、当日のみと言わなくちゃダメなどと注意される。その話は聞いていないよぅ…それにすぐ呼べるような場所に誰もいなかったし…とは思ったものの、誰かいたら聞くか変わってもらうかしたんだから、間が悪かったんだろう。それに、自分が居る間に取りに来てくれたから事なきを得たし。その後、何故か店頭に出ていなかったスタンドは(まさか、すぐなくなって陳列直さなきゃいけなくなるから…って訳ないよなぁ)ちゃんと棚に展示した。早速売れる売れる。
 予約を受け付けるだけでなく、受けた予約をコンピュータに登録する方法と、それに付随して入荷本数を調べるやり方を教わったので、暇を見て気になっていたことを実行。「ブリガンダインGE」この店に何本入るのかな〜と。4本。うーん…店舗の規模からすると足りなそうな気はするけど、正直、ここの客層はまだ解っていない。特にここのお客さんにファンが居なければ初週は間に合うかもしれないし、デッドストックにしないためにはこんなもんなのか。でも前作の時は、全国的に消えて再版だったのか、チェーンの専門店でもリピートに3週間かかってるからなあ…なんて思い返しつつ予約状況を見てみる。もっとも、店頭に出す分を優先すべだろうから、予約入れるつもりはないんだけど。あ、予約票は1枚だ。当日買えるかな♪ ……なんだこれ、一人で4本予約してるっっ!なんでも、保存用に同じソフトを何本も買うマニアとして有名なお客さんらしい。…それにしたって、S級タイトル以外でも、一人で複数の本数の予約を受けるなやーっ! 予約はお一人様一本ってセオリーじゃないのか…!? 今は出来るだけ確実にさばきたいだろうから、予約枠を決めて店頭販売分を残すというやり方をしないにしても、こう予約完売の状況なら、初回分の追加(イニシャルバックでいいんだっけ?)で入れる可能性もあるかな、と望みを託したものの、先輩が言うには、発注は全部本社任せで、こちらは一応希望数を言うだけでリピート状況も関知しないから、予約分を見て追加するという判断がなされているかは判らない。本社に聞かないと。とのこと。ちっ、これだから本部一括形式は…。他の店をあたらない限り、私がブリガンダインGEを当日に買える可能性、望み薄か…?(泣)

【ブリガンダインGE】 2000/3/17(金)

 花粉症はそうひどくはないものの、やっぱり店の仕事なんだから…と、耳鼻科に行って薬をもらうことにした。高い、高いよ医療費! 当座の資金にと親が1万円貸してくれたのが2月末。ほとんど手を着けないようにしてきたのに、あっという間に札が消えてゆく…。あー、今日のザ・プレイステーションはブリガンダインの記事が載ってるのかー。う、本屋にはない。じゃあ図書カード使えないけどコンビニで…。今日だけで財布の残りは1500円に。

 で、「ブリガンダイン グランドエディション」。私は4文字に略するのが好きではないので(まー定着している呼称はいーんだけどさ)GEと略することにしている。キャスト一覧が載っていたので押さえておいたものの、どっちかというと多人数可のマルチプレイモードの設定の方に関心。進んだ年代の仮想設定にしても、主人公格のはずの西アルメキア、影うすーっ! 一年半後ですでに滅亡しとるんですか…。それより、政略としては当然のことだけど、ノルガルドがレオニアを滅ぼして、ヴェイナードがリオネッセを后にしている…という舞台設定は、かなり多そうなヴェイナードのファンが黙っていなさそう(笑)リオネッセもキルーフとでないと!ってファンもいるはずだし。218年シナリオの方は、帝国まで滅んでいるのが意外。それより、大陸の半分以上がノルガルド領なのが…なんかむかむか。しかし、イスカリオが予想外にがんばっているので良しとしよう。記事を見たら多人数プレイをやってみたいけど、仲間内は誰もS・RPGをやらないからなあ…。もっとも、私もブリガンダインで初めてS・RPGに手も出した初心者。
 キャストの方は、あまりイメージが湧かないかな…。個人的には、この声優陣ならこのキャラにはこっちの人を当てて欲しいと思う配役がいくつもあるけど、聞いてみなきゃ判らん。

 ところで、ザ・プレでコミックレビュアーを募集している。んー…、面白そうだけど、商売で絵を描かないって信条が…。いや、そう決意してるってものじゃないけど、期日に追われてビジネスとして描くっていうのは性に合わないと体験済みなもんだから。レビューをやること自体は興味あるし、そりゃまあ採用されるかどうかってのが大前提だけど、気が向いたら応募してみようかと思案中。

【金八先生21話(一応落ち着いてきた)】 2000/3/16(木)

 タイトルが「ガラスの少年IV」だったので、また兼末家の辛い話かと思って構えていたものの、だいぶ解決が見えてきて一安心。今回は、前回のあらすじが流れる間ずっとBGMがずっとアメイジング・グレイスだったので、条件反射になるまでもなかったし。養護の本田先生の「切っちゃうわ!」の問題発言が一番インパクトあったくらいで。見た人は判るのであまり追及しないように…。金八先生も「切らずにすみました」ってね…(汗)
 ところで、家では「なごみ系(?)」な金八の息子の幸作がポイント高い。父曰く「顔からして足りなそうでいい」…ってそりゃ誉め言葉じゃないだろう。今朝の読売新聞テレビ番組表が「金八先生の“教え子”」という表題で、健次郎・ちはる・幸作役の3人がクローズアップされていて、インタビュー記事によると、幸作を演じる佐野君は役柄そのまんまらしい。幸作、あのニヤケっぷりは地かあ。

 それにしても、そろそろ5月に向けて原稿にとりかからないと。更新ペースは落とすと思います。手書きでなくて済むホームページの方がはかどって楽しいもんだから、せっかく時間が取れるようになったのに仕事辞めてからまるっきり同人には手つかずだ!

【今日のバイト日記】 2000/3/14(火)
 ゲームショップのバイトの話となると、「裏方稼業」に入れておいた方がいいような気もするんだけど…現在進行形の話というのと、特に参考になるってものでもないだろうから。
 発注は全部本部で決めるとはいえ、一応、5月分の発売タイトルと提案数のFAXは来るらしい。ただ、それで希望数を連絡する…というものでもないらしいし、そうにしたって、私が口出す筋合いもないだろうしなあ。それでも個人的に気にはなるんだけど。相変わらず5月のショップは寒そうな状況。自社流通やってるエニックスは別口で発注取るから、ドラクエVIIが公表通り5月に発売されるとして、なんとか例年並というところだろうな。さっき相変わらずと言ったように、5月は例年発売タイトルが少なく、ビッグタイトルも2、3もあれば良い方。まったく、ソフトの発売時期をもっと平均させればいいのにと思わずにいられないんだけど、これは決算期過ぎ、年度始めという企業の事情によるもの(…のはず)だから、変わりようもない。DCだって、PSが廉価版ばっかでPS2ソフトが出揃っていないうちに巻き返さなくてどうするんだか。しかし「サンバDEアミーゴ」のマラカスコントローラ、また数少なそお。おもけに価格が判らない?? 虎沢は二の腕ダイエットになら安いといっていたなあ(笑)
 ついでに、昨日の事件はどうなったのかと思ったら、別格で予約扱いになっている? 謝罪の意でということなのか、それとも先方が要求したのかは知らないけど、こうなると別の疑惑も出てくるんだけど…まあ、そういう対応をせざるを得ないんだろうし。

【怒るお客さんに初遭遇】 2000/3/13(月)
 3月13日の記が並んでいるのも妙だけど、こちらは日記ということで。下は、バイトに行く前に書いておいたものだけど、正直言って、今日はこの後特筆することもないだろうと思って。
 というのはタイトルの通りなんだけど、10時になって閉店しようとしていた矢先に事は起こった。シャッターを半分閉めたところで、待ってくれと声が掛けるお客さんが。ギリギリ10時だし、閉めかけてはいるけど応対しなくては。もっとも、ここで「本日はもう閉店ですので」と言ってしまえば事は起こらなかったんだろうけど、客商売としてはそう杓子定規な対応もしていられない。それに、そうしたらそれで別の問題に発展していたようにも思える。
 その方は、PS2を予約したけど入ってきたかと聞くので、「入荷し次第、ご予約のお客様にはお電話を差し上げていますが…」とは答えたものの、どうもかみ合わない。電話番号は書いていないというけど、予約でそんなことあるのかな?と。ちょうど今日、チーフの人が再入荷待ちの方に連絡をしているところを見ていて、閉店時間の受け答えをしていた覚えもあるものだから、そのお客さんかと思ってしまったのが私の早計だったのだけど。その方は予約票は置いてきたというし、予約をしたのは弟で会員証も持っていないと言うから、ますます確認が取れない。予約をした日を聞いてみると、発売日の翌日で5日だというので、だったらまだ順番が来ているはずはないなと思ったものの、チーフはまず予約の確認をということなのか、控えを調べているし。私はと言えば、そのお客さんが店内を見て回られていて、PS2のソフトについてや、今売れている物は、面白いソフトはないかと聞かれるのでご案内していたのだけど。この辺は、ゲーム屋のバイトには入ったばかりとはいえ、元々ゲームの情報屋的な仕事をやっていた経験が役に立ったというところ。
 結果論で言えば、この時点で5日のご予約ならまだ先になる旨をお伝えしていれば良かった。ところが、どうも調べたところ予約票の控えはなく、会員を検索しても名前が見あたらない。となると、当店ではその予約を受けていないようだ…ということになってししまう。そうなると、お客さんは「そんなはずあるか!」と怒るし。ともかく、予約された本人に確認を取るしかないのだけど、それもまた「嘘言っているというんか!」ということに。そのうち「馬鹿にしとんのか!」と、どんどん事態は悪化する。そもそも、私が最初に電話連絡があったかをしっかりお聞きしなかったことから行き違いがあった訳だけど、チーフは余計なことは言わなくていいというように止めるし、お客さんの方も、私の言うことには「それはいいんや」とチーフ相手に怒鳴りまくる。
 うー…接客業のマニュアルとして、お客さんの言うことに反論することは出来ないし、こちらは経緯はどうあれ謝るしかない。そのお客さんも、謝ったら謝ったで怒るんだから、それなら、私が頭下げる方が行き違いということをはっきりさせるのにもいいとは思ったんだけど、入ってから実質一週間にしかならない私に余計なことを言わせられないということなんだろうなあ…。それに、確かにお客さんが怒っているのは、散々調べたり聞いた挙げ句、予約を受けていないと言われて、どういうことだと引き下がれなくなったんだろうから。
 結局、その後も私が案内してソフトを買っていって頂いたものの、PS2の件に関しては、こんな店で買うかとご立腹の様子。店の外まで行ってチーフともめていたようだったけど…どう収拾がついたのかは不明。
 そんな訳で店を閉めたのは40分近く過ぎてから。
 感想としては「なるほど、こういうお客さんもいるんだなあ…」と。私が怒鳴られているのではないからまだ気が楽、というのもあるかもしれないけど、この場合、納得してもらえるようにどう話を持っていけばいいのかずっと考えていて、お客さんに対して怒るとか、また萎縮するとかいう気持ちはまったくなかったなあ。なんといっても、こちらの説明をするのも難しい状況だった訳で。
 ついでに、そのお客さんにしてもチーフにしても、私の対応の仕方のまずさを咎める方が、まだ気分的に納得できるんだけど。ともかく、今後気を付けて将来の糧にしよう。

【2000年F1開幕戦】 2000/3/13(月)
 ここ数年のF1は、あまり雑誌やスポーツ紙で情報を仕入れることもないから、各チームの状況がどうなっているのかまるっきりチェックしていなかったけど、そういえば今年からホンダが復活だっけ。撤退したのが92年だったから、もう8年も経っていたんだなあ。時の経過の早さをしみじみ実感。
 今年も特にひいきのドライバーはいないけど、私の場合は、一番強いチームは応援しないというのははっきりしている。スタートからマクラーレンが馬鹿っ速くて、なーんかつまらんなと思っていたところ、前半で早々に2台ともリタイヤで、なんだ、マシンの信頼性はまだないのかと拍子抜け。実のところ喜んでいたりする。フェラーリも1-2フィニッシュなものの、中盤シューマッハのペースダウンやバリチェロのピットインがどうも怪しい…。完走10台(1台失格だけど)というのは開幕戦だから不思議ではないけど、一応、開幕時にちゃんとマシンを仕上げられたということで、入賞チームも運とは言えないものかな。しかし、ホンダの4、6位と喜ぶのはいいけど、上位がつぶれてじゃあそう評価できるかどうか。どうもスポーツで、上位陣のトラブルで好成績を得ることを喜ぶ報道の仕方は好きになれない。まあ、当人が喜ぶのはいいんだけど。

【今月のグイン・サーガ】 2000/3/12(日)
 今月の、って『グイン・サーガ』は月刊じゃないんだけど、70巻が出てからまで一ヶ月で、実際ここ1、2年は1〜2ヶ月ごとに出るという、おそろしいハイペース。
 説明しておくと、『グイン・サーガ』は栗本薫の幻想群雄大河小説…とでもいおうか、一人の著者によるものとしては世界最長の小説。全100巻とは言われているものの、はたして100巻で完結するかどうか。現在、正伝71巻、外伝16巻まで刊行。ここまで長いとあまり気軽に人にお薦めできないけど、戦乱あり、宮廷劇あり、冒険活劇あり、恋愛ありで、どこかしら好みに合った部分があれば楽しめるかと思いますが。また、ファンタジー版三国志とも言えるもので、中原の3つの大国が舞台となり、それぞれ物語の雰囲気も大きく違ってくるし。
 ただ、こう長いと文体が変わってくるのも当然で、ある程度、過去の記述と整合が取れなくなってくるのもやむを得ないかもしれない…。が、近年の巻の質の低下は目に余る! 心情描写が多いのは作家の特徴とはいえ、うだうだ同じ事のくり返して進展が遅く、文体も唐突に現代語が出てきて気分をそがれる(○○モードってそりゃないでしょと)。作者がこだわっていないのか読み返さないのか、前と言っていることが違うとか。
 そんなことが気になって仕方なかった最近の巻だけど、71巻『嵐のルノリア』は一気に怒濤の展開! 変な文体もあまりないし、なんで今までこうちゃっちゃっと進めないかなーと思わずにいられなかったくらい(一応、誉めているんだけど)。期待していると全然進まないから近頃は読むのに気が重かったパロ編なのに。最近うだうだしていたヴァレリウスが久しぶりにかっこいいー! しかし、外伝『十六歳の肖像』が好きな私としては今回の話は辛い…。なんかもう、先が読めないし。本当はケイロニア編の先を早く読みたいんだけど。


【借金生活】 2000/3/11

 ついに所持金マイナス。つまり借金でしのいでいる訳だけど、今月末のあれこれ引き落としのためにも借金をすることになるのに。実家にいるから、そういう必要経費以外には極力お金を使わないようにはできるけど…。だー、だからバイト帰りにゲーセンに寄ってドリってる場合じゃないって!おまけに古本屋でずーっと探していた『おざなりダンジョン』の抜けている巻を見つけて買っている場合でもないっ!『グイン・サーガ』の71巻も買ってるけど、今のところ新刊の本だけは前の職場で餞別にもらった図書カードがあるから大丈夫。とはいえそれも残額500円を切った。おまけに、電話代の請求が来てみると、計算していた倍近い金額に。うーん…ネットの使用も今後は最低限に絞った方がいいか…。テレホーダイに入っといた方が率は良さそうだけど、回線が重いのはイヤだし。来週こそもう一つバイトを確保しないと。

 ゲーム屋のバイトと言えば、今日は初めて早い時間帯のシフト。人は多いし仕事も多いしで、細かい点があちこち抜けるザル状態だったけど、やる仕事の多い時間帯でないと勉強にならないんだから、これでよし。良しというのは、もちろんザルな仕事ぶりじゃなくて忙しい事。クレジットカードという第一の関門は解ってきたし。
 今日はやっとPS2用のマルチタップが入ってきた。まあ、PS2じゃ今のうちはそう需要もないだろうけど。でかくて格好わるー。PS2用のメモリーカードはいつ出せるようになるやら。
 現行PSのメモリーカードは一色しかなくなる一方、“なんとかメモリー”って類の非純正のメモリーカードが大量に入っていた。しかしこれ、PS2との互換性は大丈夫なのかね…。

【今週の金八先生(まだ止まりません)】 2000/3/9
 かつてここまで『金八先生』でハードな展開があっただろうか。と思わずにはいられないけど、第2シリーズがやっぱり生徒が逮捕されるという事態にまでなっているんだっけ。どうもその辺はあまり覚えていない。ともかく、もともと荒れる生徒を扱ったシリーズよりも、その衝撃度が違うんですよ!
 優等生の仮面をかぶりながら、影で生徒を脅し、煽って、いい様にクラスを操ってきた健次郎。それを白日の下に晒されて以来クラスで孤立していたもののようやく心を開き、ついに自分が休職にまで追い込んだ元の担任教師に謝りに行きたいと言ってくれたのに…。最初のうちはそりゃ本当に嫌な役どころだし、その謝りに行くと言った冒頭のシーンがなければ、ここまで来たか…と思うだけだったはずだけど、もう、どうして15歳の少年にこんなに過酷な運命が降りかかるのかと思わずにいられないんすよ! 母親をナイフで刺した容疑者として追われる健次郎を見ながら、「だからそりゃ事件じゃなくて事故だって」とか「少年事件で町中にパトカー出したりおおっぴらに名前呼んだりするかよ」とか思いつつも、BGMにアメイジング・グレイスが流れるともう条件反射で泣くようになってしまったらしい。『ガラスの少年I』で流れたときは、なんでここで黒人霊歌?と唐突に思ったんだけどなあ。「ママを刺したのは…僕です」の台詞からパトカーで連行されるEDまでの間泣きっぱなし。しかも、次回で最悪の事態がありそうで…。風間君の演技にやられました、今回。ジャニーズと甘く見ちゃいけないんだなあ。ここまで上手い少年役はめったに見ない。あと、母親役の田島令子の演技が怖すぎ!
 終わる早々、藤条嬢から電話がかかってきて、延々1時間金八先生を語り合う。
 しかし、電話で話していて思ったのが、TBSの掲示板でも、これ以上辛いのを見たくないという書き込みがかなり多いし、藤条嬢もそう言うけど、自分はそういうことってないな。むしろ、話の続きが気になって早く見たいもの。「見たくない」って言う人だって見るんだろうし。そういうと身も蓋もないのかね。

【花粉症デビュー】 2000/3/7

 2月末に風邪引いていたのが、鼻水だけとまらないと思っていたら、一昨日から目がかゆくなってきた。どうやらこれは花粉症らしい。昨年の8倍のスギ花粉飛来量なんて言ってるもんな〜。しかも、今日の夕刊を見たところ、関東では3月3〜5日の3日間だけで、昨年一年分の花粉が飛来したらしい。そりゃ、これまでなんともなくたって、一気に許容量超えたって不思議じゃない

 今日は求人広告に載っていた、在宅のセル画のデジタルペイントの仕事の説明会に行ってみた。別段、やりたいと思った訳でもないけど、条件や環境はどうなっているのかと思って。う〜ん、世の中進歩したもので、デジタル部のスタジオは新型Macのモニタがずらーっと並んでいてきれい。しかも、作業が早い早い。前にどこかで──確かゲームのアニメシーンの制作記事で見た覚えがあって、セル画の場合はPhotoshopでなく専用のソフトがあるとは知っていたけど、今日見た「ペイントマン」がそれかも。あれは慣れればかなりイケそうで、割に合わない仕事じゃないとは思ったけど……初期費用かかりすぎ! ソフト自腹で買わなきゃいけない訳で、その他にも講習費と登録料が必要。マシンの動作環境は問題なかったんだけどなあ。
 くぅ、見てきて面白かったはいいけど、交通費でよけいな出費をしてしまったーっ。

【就職活動中のぼやき】 2000/3/6
 今のバイト先ではやっぱり、システム的に私のやりたいことは出来ないだろうと思うに至った。ま、それとは別に勉強のつもりだから、替わりが見つかるまでは辞めようとは思わないけど。
 あーあ、前の会社辞めたのは早まったかなという気もするけど……あのまま働いていたら…死ぬし。毎日11〜1時まで残業、休日も半分は返上、しかも時間外手当も社会保険も一切なしっていう条件で際限なく働き続けていたって、仕事自体は好きだったけど未来がないからなあ。健康保険や雇用保険がないってことは、身体壊したらそのまま使い捨てってことなんだから。既にだいぶ壊れたけどさ。年末に一番遅かった2時まで働いていた日には、家に帰った瞬間、左胸にしめつけるような痛みが走ってマジでやばいと思ったものだけど、1月中くらいまで続いたがあれはなんだったんだろう…。肋間神経痛とか??
 それで懲りたもので、「デザイン系だとか、ゲーム屋のFC本部とかは、どうせ定時に終わる訳ないし条件だってろくでもない」と警戒してかかっているけど、スキルで選ぶならどっちかだろうし、実際やりたい仕事なんだからしょうがない。あーあ、結局私には時間や体力に余裕のある仕事はめぐってこないのかなあ。もう少し休暇を味わっておきたいところだけど、これで20代後半に入ってしまうと募集がなあ…。
 そのFC本部だって、昨年秋に某所が募集していたのを見送ってしまったらその後は見かけない。「あの時に応募しておけば…」とはそりゃ思うけど、すぐに「でも、自分がその時そうしなかったのだから」という内心の声がするので、まあ、今ある事しかどうにも出来ないんだから、これからどうにかしてみましょ。

【とりあえず一段落】 2000/3/5
 このホームページを見に来てくれた人から、レイアウトデザインを誉めてもらえて一安心。ホントうれしいです。今まで職場でネットを使っていたから、見る側からすると重いのが一番イヤ、あと、目的の場所に行きやすいのが何よりだろうと。本当は、掲示板も直接行けた方がいいとは思ったけど、これは注意書きを通っていってもらうためなので。イラストギャラリーの画像のサイズは、15インチモニタで見る人がスクロールさせなくて済む大きさ(ブラウザにもよるだろうけど…)を心がけて決めているけど、大きいモニタを使っている人には物足りないのかも。自分では、TOPの看板でGIF使っているのがまだ重いと思っているけど、ふくろう看板外すとあまりに味気なさそうだし。どこで見ても恥ずかしくないように、ロゴ以外では画像を置かないで、イラストはクリックして見るようにしたものの、考えてみりゃ、個人で見るのにいきなり絵が出て恥ずかしいもなにもないのか。……はっ、前の職場でいかに私用ネットしていたかが知れるというものっ?!
 いつもは昼間にレビューなど追加しているけど、今日はなんだか疲れていたので、読むのに時間が掛かる『ファイブスター物語』読み返した後、夕方2時間ほど寝てしまい、まるっきり更新せず。まあ、後はそう急いでアップする必要もないだろうし、おいおい作っていきますかね。あっと、SSとFC系のゲームレビューがまるっきり手つかずだ。『裏方稼業』の題材はまだ考え中。

【PS2発売日】 2000/3/4
 本来はバイトが朝〜夕で、PS2の店頭販売はなく予約分のみとはいっても、やばい、入って3日目でそんな修羅場に晒されても対応できないよ、処理能力オーバーでフリーズするよ! ……なんて思っていたところ、昨日行ったらシフトが替わって夜だけになっていた。よ、よかった〜。新米を置いといたって足手まといと考慮してくれたんだろう。
 で、20時の時点で予約分残り5台。平穏に過ごしました。金庫はすごいことになっていて、店の売り上げは最高記録だったそうだけど、だからといって利益にはなってないんだよねー。もちろん発注は前の職場辞めてからだったので直接は知らないんだけど、PS2になってから掛け率(定価の何%で入ってくるかね)がハード、ソフト共に大幅に上がっていると聞いていたので、先輩のバイトの人に試しに聞いてみたら、最初は「そんなに高くなかったよ」なんて言いながら、なにやら書類探して確認したあと悲鳴あげていた。92%だって!
 ついでに、初期不良の対応を聞く。基本的に、ソニーのクリニックセンターに当たってもらうようにと。そりゃ、お店に言われたってどうなるものでもないから当然そうなるけど、ユーザーというのはまず買ったお店に不具合を訴えるもんなあ。最近は、その辺わりと浸透してきたのか、店に問い合わせが来る件数は減ったみたいですけど。ちなみに今日聞いたところによると、初期不良は3割とのこと。ま、そんなとこでしょ。
 縦置きスタンドの問い合わせが多いけど当然売り切れ。しかも品薄で再入荷も不明。縦置きがウリのひとつなんだから、需要集中するのは判ってんだろうが…。なんで生産ライン整えておかないかなー。
 大体、PS2ってそんなにすぐに欲しいものなの?! 私には今ひとつピンとこない。てゆーか、初期ロットをあえて買うか?って。
 まあ、この時期のゲーマーの日常会話というものか、やはり私も「PS2買う?」って聞かれるけど、私は買うつもりはさらさらない。第一に、現時点でやりたいゲームがない。きれいだからといってゲームそのものに新鮮味は感じないし。「決戦」は多少目新しく感じるけど、どうもなまじ画面がきれいな分、不自然な部分がより目立つ。これは他のゲームにも感じること。『花と太陽と雨と』が出るまで買わないんじゃないかと。第二に、DVDもどうでもいいので、今のところは必要性がない。DVD見たかったら最初からiMac DV買ってますがな。第三に、経済的に不可能。ついに財布の中に300円しかなくなりました。月末までこれで耐えないと。明日から、バイトは自転車で通おう。

【今日の金八先生(暴走気味)】 2000/3/2
 シフトが空いて実はラッキー。これでちゃんと家で「3年B組金八先生」を見られる!
実は、6話目からはもうビデオまで録ってしまっているんですけど。正月のスペシャルは永久保存版です。
今回のシリーズはまじで重いんだって! 現実の事件となっている、引きこもりとその家庭問題というあまりにタイムリーな題材に目が離せないです。
 まして、今日は元校長の大西さんが亡くなる回。予告見て衝撃だったので覚悟していたけど、やはり泣く。お年寄りだからこうなる可能性は…と覚悟できる展開だったけど、桜中学から出すお葬式の場面で泣く。HRの、心臓病ゆえに3Bの誰より命の重さを知っている邦平の言葉でさらに泣く(邦平ひいき)。
 しかし、家では家族揃って金八先生を見ているので、おおっぴらに涙流す訳にも…と思っていたら、どうも後ろで父親も泣いていたらしい。それにしても、家族全員、一言も発さず見入っているのも異様かも…。しかも、大西さんに送る言葉、最後に健次郎がぽつりと「ごめんなさい」だよ! これは胸に痛い…! しかも予告がさらに衝撃。『ガラスの少年』がまだ続くのね……あああ健次郎〜〜っ!

【仕事初め】 2000/3/1

 夜中のうちにアップロードして、試運転してみたらカウンタが暴走しているじゃないですか!
4時回っていたので、直すのは朝にしようとひとまず寝たら、その間に来た人もいたのね〜。とほほ。
とりあえず、カウンタは10からスタートに。掲示板にも看板を取り付けて、ブラウザで実際に見ながらレイアウトも調整して、なんとかちゃんとオープンにこぎ着けたのは昼過ぎになってから。

 仕事初めって言うのは別にホームページの話じゃなく、2ヶ月間無職で過ごしてきたけど、今日からゲームショップでバイトを開始。
 今まで、販売店の現場を知らないのに、お店に関してあれこれ言っていることに負い目があったんすよ。そうは言っても、コンサルティング業なんだからお店に対してあれこれエラそうに言うのが仕事だったんだけど。それで、一度は実際に現場の仕事を経験しておきたいと思っていた訳で。
 初日なので、いろいろ覚えるので手一杯で、特に書くことはなし。ただ、正直ちょっとがっかりした点もあったけど。うーん、私のやりたい仕事内容は、やっぱりFC本部の方なんだろうなあ。それにしたって、まずはお店での経験を積まないと。とやかく言う前に慣れるようにがんばってみよう。

 しかし、シフトが決まったら当初の予定より大幅に時間が少なくて、その上バイト代は月末にならないと入らない。なのに今日、私の財布の中にはもはやお札が一枚もない! そそそ早急になななななんとかしないと…!

【日記考】 2000/2/29

 公開日は明日だけど、せっかく閏年なんだから今日から日記をスタートすることに。コンピュータの誤作動で知られているように、今年は400年に一度の閏年の例外の例外。……もっとも、下二桁が00の年は閏年にならないという例外自体が知られていなくて、単にいつもどおり4年ごとの閏年になっている気もするけど。
とはいえ、毎日更新しようという気はない。特筆することがないような日だってあるだろうし。

 ただ、日記をHPに載せるということに関しては、色々考えていたことがある。
日記に限ったことじゃなく、
不特定多数の人に向けて発信するものになのだけど。

 だいぶ前(95年)に出した同人誌でのこと。
この頃は合同サークルのC−ZEROで活動していたが、この時期の虎沢との対談は非常〜に仲が悪げ。
そこには諸々の事情が絡んでいた訳だけど、それを知らない読者の人の目の前に出しちゃいけないだろうと、ある本で対談中にたまりかねて虎沢に言った。それは口頭でのことで文中に出てはこないけど、虎沢が対談の文中で返答している。「今、みらに読む人のことも考えろっていわれたが、読者もかいてる人のことは知っといてくれよってことで書きましたん」と。
 それは実際その通りだと思う。
当人の状況を知っていてこそ意図が通じるものだし。ただ、それには書き様というものがあるだろうと思うけど。もっとも、暴言はそれに至った事情を想像させうるので、そう見れば意義があるのかもしれない。

 5年ほど前にゲーセンに通うようになってから、コミュニケーションノートというものがあることを知ったのだけど、ネットのBBSとノートは近い…といおうか、媒体の差であって同質のものだろう。
 ある店のノート(私は通常参加していない)で、仕事などの愚痴や体調の不良を話題が多かった。確かに私も目に付きすぎるかと感じていた頃、そういう書き込みは見る人が気分のいい物ではないという指摘が出た。それで自粛に向かったのだけど、その自粛ムードが気になって自分の見解を書いておいた。
 これは、読売新聞の日曜版の漫画に載っていたことなのだが、
話題というのは自慢か愚痴になる。自分の近況を報告しようと思えば、その人にとって“非常”の状態のことであって、そうなると自慢できる良い事か、不運、不幸な目にあった事。普段の状態なら特記することがないのだから。

 だから私は、人の愚痴と言われるような発言に対しては、「ああ、この人はこういう状況なのだな」と思うだけで、あまり気分を害するようなことはないし、そんな必要はないと思っている。暴言や礼を失した発言は嫌いだけど、話題そのものに関しては気にしない。……この辺が冷淡と言われる所以なのかね。

 さらに長くなるけど、HPの日記に関して、最近強く印象に残った話がある。
 PSのアドベンチャーゲーム『シルバー事件』の中での、バーテンの台詞。
「たとえば、日記を公開したりするでしょう? 若い世代のあの手の日記は非常に不可解ですよ。
あれは読み手を意識した日記でしょう? それも大抵は理想の読み手を想定しているんです。自分自身と自分の周囲の世界だけを表す言葉を散りばめて…。本来、そんなものを読んで正しく理解できる不特定多数の読者など存在しない。けれど、そんな自分だけの言葉を理解して共感してくれる読者を想定して書かれている。(中略)世界中の誰もが見られる日記に、本当は誰にも理解できないことを書き記して公開しているんです」
 なるほどなあ。ただ、日記ってそんなに理解してもらうことを前提にして書いているんだろうか?
 自分としては、
その人の状況を認識するためのものと思っている。
 共感はともかく、理解したかどうかなんて誰に判る?
 しかし、あまりに主観とゆーか感性のみの日記を見たら、そりゃ状況の認識はできないだろうなあ。私がそういう日記を見たことがないだけかもしれない。

 同人の方のインフォメーションペーパーでは、近況を書くと体調のことと仕事のことから離れられないので、どうしても愚痴に近くなっていた。別段、愚痴を言おうというつもりはなく、自分ではそう悲観したり気に病んではいなくて不幸も話のネタと思っているけど、件のゲーセンノートのように、そういう話題で気分を害する人もいるのだろうと気にかかる。自分では、こういう状況に置かれていると認識してほしいだけなのだけど。
友人や読者の人も、その近況を注意して見てくれているようなので、心配かけちゃ悪いけど、やはり載せておいた方がいいと思っている。

 折に触れ考える問題だけど、個人の事情と読み手の受け取り方の問題は、うまく折り合いをつけるか、あるいは最初から考えない方がいいのかもしれない。
 発信者は、その発言がどう取られるかの責任を背負うのだから。