青空バーベキュー
だいぶ遅れてのアップです。
八月某日、炊飯係りの計画の下、沢山の人達がとあるダム湖に集まった。
企画担当者の責任は重大・・・
遠い山の中まで来てもらうので失敗はしたくない・・・とゆうわけで、前日の夜に竹をもらいに友達の家まで G0
車の走らない道路は快適。風も気持ちいい。明日は一日になりますように・・・
「 悪いね、遅く・・・ 」
「 いいさぁー。 」 眠そうである。案内してもらい歩いて1分かなり広い土地である。縦長・・・?
「 どこまで行くの・・・ 」
「 すぐそこ 」
「 どこ? 」
「 やっぱり車の方が早いかも・・・ 」 もっと、早く言ってほしかった・・・
到着。すげー。かぐや姫が出てきそうないい竹だっ。
企画を変更して、流し素麺もいいなぁ・・・気まぐれである。
2本もらい帰る・・・道のりは長い・・・足どりも重い。疲れた・・・年はとりたくない・・・寝よう・・・
朝、 「 休みのときは早いね。 」 かみさんがぼやく・・・都合の悪いことは聞こえない・・・
犬を連れて早々にその場から退散。大きいほうの子供をつれ現地へ向かう。
朝の空気は美味い。とりあえずシートを広げて場所取り、
ここは結構知っている人がいるので場所を取らないと良いところを取られてしまう事がある。
ブルーシートを敷いてその上にテントを設営。
子供たちが吸血昆虫に刺されないよう寝れる様に気配り。
肉用、芋用、釜戸を作り、蒔きの採取、結構落ちていたのに加え持ってきた4束の薪、充分ある。
穴を掘り、トイレ作り、ポータブルのトイレを置きテントを被せて出来上がり、
次は、魚釣り後で子供達が掴み取りをして焼いて食べる予定・・・。
山の中でやることの醍醐味のひとつ、釣り始めると、上のチビがやりたがる・・・
「 杏ちゃんもやる。 」
「 そこで座って待ってなさい。 」
「 やぁーる。 」 こうなると、釣りどころではない。サッパリ釣れない。
騒ぎすぎっ。石は投げるし、歌を歌うし多分もう、釣れない・・・やめよう。
この時点で、掴み取りは断念。
帰りの水溜りで足を滑らせ、チビが転ぶ、泣く、固まる、抱きつく、汚れる、散々なめに合いながらズボンを脱がし、
ボンネットの上で乾かす、着替えを持ってくるようにと家に電話をかけに車で5分、ココは圏外。
この時点で、頭の毛も抜け落ち、廃人となりかけた頃、ボクサーサウンドと共に駒さんが来た。
時間はもう12時・・・腹も減ってきた。
「 みんな、ココわからないんじゃない。 」 駒さんが釣竿を持ったまま言う。
電話をかけにまたまた、5分・・・帰ってくると岩魚を持ってる。
釣れた様だ・・・なんだか切なくなってきた・・・
真ん中にポツリと居るのが駒さん。
曲がり角をまっすぐ行ってしまって人、道を間違え脇の林道で車の腹を擦って泥だらけで来る人・・・。
トラブル続出。申し訳ない気持ちで一杯・・・でも、無事全員集合できて安心した。
今回初登場。火熾し職人。
釜戸に火が入り、それっぽくなってきた・・・ちょっと勢いがよすぎるけど、消防団が居てくれると安心。 (^-^)
大世帯にもなるとやることは、早い。肉を焼き始める人、ビールを飲む人、・・・
あっ、竹を切らなくちゃ・・・一回、竹のコップで飲んでみたかったんだ・・・子供たちも手伝ってくれる。なんか嬉しくなってきた。
だんだん毛も生えてきたしイイ感じだ・・焼きそば大臣も健在。ジャガイモをホイルで包んで火の中へ、
ご飯も炊いて女性軍が握ってくれた
駒さんが釣った岩魚も炭火へ・・・最後にコツ酒になった。
これって、山さんの案でしょうか・・・?
焼き上がりと同時に肉が無くなってゆく・・・・

「 あれ?焼ソバさっき焼いてましたよね・・・?もう、ないじゃないかーっ。」
誰かが叫ぶ。
「 早い者勝ちだよーん。 」 と、焼ソバ大臣。
とっさに、自分の子供が食べている焼ソバを2口ほどいただき
何とか味わえました。野菜が一杯で美味かったです。
で、やっぱりお腹が一杯になると、
遊びたがるのが子供たち・・・川に入るの、チャンバラするので大人たちは気が気でない。

しかし、ここぞとばかりに駒さんに耳うち「 今のうちに 釣りしません。」
「 どこいくの・・・」 キラーン(☆。☆)
ようやく、遊べると思ったら勘の鋭い子がいた・・・
「ん、釣りしようかなぁー・・・「おーい、つりだってーっ・・・とおもって・・・」(*゜□゜*)
「危ないからやめたほうがいいよ。」 やんわり、諭す。
「大丈ー夫。」駒さん!!!!!!なんか言って下さいよ。
視線は送るが同じ事を考えていたのかもしれない・・・・
仕方ない・・・「ゆうことを聞かなきゃダメだよ。」大人2人に子供9人・・・・
何か違う・・・渓流釣りってもっと、
こう、静かに川の流れの中で水面を見ながら自然と一体となって
マイナスイオンを浴びながら、いつもの雑踏を忘れてのんびりと楽しむ物の様な気がするのだけれど・・・
今日だけは違う・・・釣りってアドレナリン分泌する遊びでない事は確かだ・・・何かイイ方法は・・・( ̄д ̄;)
遠くではノンビリくつろぐ大人の姿が見える・・・
こんなはずではないのだが・・・
ココは、ダムとつながる川なので子ハヤがすぐ釣れるのだ・・・
「 ヤッター釣れたよ。」 あっ!!!! いいこと考えたっ。
「 魚をお父さんとお母さんに見せておいでっ。」釣れた子供から次々返す。
ようやく最後の子供が釣り終え、“しめしめ”と思ったのもつかの間・・・
一番に行った子がそこまで来てる、しかも、小走りで・・・(T△T) 続々帰ってくる・・・((((((;_ _)ノ はう。
これも諦めよう・・・自分の時間もここまで・・・あとは子供のためにがんばるぞ。
これからはイベントタイム、スイカ割り、射撃大会。子供中心のつもりだったのだが、大人の方がムキになってる。笑。
自分が作ったスイカは皮が厚いせいか、子供の力ではナカナカ割れず、何度も出来、結構楽しめたと思う。
さすが、スイカ割り専用スイカ・・・あるのか・・・・?
大人はムキにならない様に・・・
食後のデザートの時間、粉々のスイカだが、外で食べるせいか美味い。犬のカールも満足。
満足したところで射撃大会。BB弾も土に還る物を使い自然を愛することをアピール。
しかし、子供たちにとって、どうでもいい事の様だ・・・
早くやりたいと群がる・・・こうゆう事は、男の子の方が興味があるようだ。
でも聞き分けがいい子供が多かったので順番を守ってくれてやり易かった。家の子を除いては・・・・
標的が倒れたら、お菓子のプレゼント。
ナカナカ当たらない・・・用意した玉も寂しくなってきた。
不安になる。何とか、全員が終わり何とか、任務達成。

遊びに夢中になっていたけど、結構いい感じの場所なんです。
夜テントの中にいると、狐や狸がテントの横で走り回ったりします。
鳥の声が聞こえたり、川の流れの音・・・・
そして、静寂を破るオナラの音・・・失礼。

日も暮れ始めた頃には、花火大会。
何とか、怪我も無く・・・約一名、手を切りました。
無事終了〜。今回のメンバー写真です。山の中までご苦労様でした。
またの機会にでもやりましょう。
個人的にはこれからが楽しいのですが、子供達がまだ小さいので大きくなってから夜の部を楽しみましょう。
焚き火をしながら、星を眺めてると流れ星があったり、
普段話せない様な事を親子で話すのも自然の中だと不思議と話せたりするのです。
そんな日が近いうちに来ることを楽しみにして
今回は〆。
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