Rock Listner's Guide To Jazz Music

DVDレコーダーの入れ替え
(2007年春)



ホームシアターを導入後、長らくグレードアップなどまるで考えない日々が続いていました。8年経った2007年の春ころ、それまで使っていたパイオニアのDVR-77HというDVDレコーダーから東芝のVARDIA RD-E300にリプレース。DVR-77HはDVDレコーダーとして良い製品だったと思うけれどこの種のものとしては初期の製品だったこともあってHDD容量が少なかったし、番組表が使えないという旧世代相応の不便さが気になってきたことからの入れ替えでした。

RD-E300はデジタル・チューナー内蔵だったのでWOWOWもデジタルに切り替えました。そのころは日立のプロジェクター PJ-TX100Jで映画を見ていたんですが、デジタルWOWOWに切り替えて録画した映画を映してみいると、フル・ハイビジョンでもない3年落ちのプロジェクターの画質がそれはそれは驚くほど鮮明に映る。画質にうるさくない僕でもデジタル放送の画質には衝撃を受けました。

デジタルWOWOWのもうひとつの利点は5.1chサラウンドで映画を鑑賞できることにあり、むしろこちらを楽しみにしていたんだけれどDR-90をアンプとして通して聴いても5.1chで音が出てこない。いろいろ調べているうちにデジタル放送のサラウンド音声フォーマットであるAAC(iPodと同じヤツですね)にアンプが対応していないからと分かる。DR-90を購入した99年当時にそんな規格なんて一般のAV環境に存在しなかったわけで、対応していなかったのも当たり前のことではあるんだけれど、オーディオ&ビジュアルの世界に無頓着だった僕はそんなことすら知りませんでした。

ホームシアターを導入して8年、アップグレードなどまったく考えておらず最新のAV機器情報にもまったく関心がなかったのに、このVARDIA RD-E300を導入がきっかけで、魔のスパイラルに陥ることになるのです。