V:「生きづらさ」について
女と男と家族と物語
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T:はじめに
生を受けると同時に引き受けてしまった「どうしようもないこと」とは。習俗をめぐる議論のはじまり。
U:学校ってなんだろう
大人になるための通過儀礼にすぎなかった学校が、時代の変化とともに変質して今、社会全体が学校化されている。
肥大化してしまった学校教育がその存在意義を模索している。学校はどこへ向かおうとしているのか。
巧みに仕組まれた競争原理から解放される道もある。学校を軽くする方法とは。
「本当にやりたいこと」って、誰にもあるのでしょうか。存在しないものを探して悩んでいませんか。
人間関係しか詰まっていない学校は実は厄介な場所なのです。学校とは「取り扱い要注意」な存在です。
思春期の若者にとって難しいこの時間をうまく生き抜く知恵とは何か。
V:婚活・就活を考える
就職や結婚相手を自由に選ぶことができるのは、一定の範囲内だけのことです。
「赤い糸で結ばれた運命の人」とか「天職」というのは、近代社会の仕組みに特有の物語です。
結婚も就職も偶然の積み重ねで決まっていく。意味はあと付けされた物語にすぎません。
W:働くってどんなこと
労働と遊びは兄弟。労働とは物を作ること、それが義務になると仕事、責任をともなう仕事が職業。
職業はステータスか、社会的連帯のきずなか。職業を分業から考えると、いろいろなことが見えてきます。
資本主義社会は転職を前提に成り立っています。転職は社会にとっても個人にとってもパワーアップのためのシフトチェンジ。
何気なく繰り返されている毎日も、世界史の一断面である。大きなうねりのなかで考えよう。
X:セックスを科学する
人は本能でセックスをするのか、それともセックスをする理由が他にあるのでしょうか。
セックスが気持ちいい理由に、どんんな意味が隠されているのか。
性行為は粘膜どおしを接触させて行う。どうして粘膜なのでしょう。
Y:恋愛ってこう考えたら
”性”の問題って、ほんとうは心と心の結びつきのこと。
人はなぜ、人を好きになるのか。そのことにどんな意味があるのか。
好きになるのはなぜ、特定の人なのか。特定の人はどのように決まるのか。
特定の人を好きになるのと、人とうまくやっていけないこととはどこかで繋がっている。
”性”が人と人の心の結びつきの問題なら、男が男を、女が女を好きになっても、いいじゃないか。
”性”が心の問題なら、外見の善し悪しに人はなぜこだわるのか。
好き嫌いの他に、人を惹きつける”エロス”とは何なんだろう。
生殖、家族から自由になった人間の”性”はどこまで行くのか。家族の問題の今後は。

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