★星空を見上げてみよう★
天文現象カレンダー
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 このページはめずらしい天文現象、見頃の天体など夜空を見上げるきっかけとなる情報をお知らせします。

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特集記事
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2003年10月〜12月天文現象カレンダー
 空気が澄みわたり、空が高く感じられるようになってきました。読書の秋、芸術の秋、食欲の秋・・・いろいろな秋がありますが、私たち星好きにとっては、星空の秋がというのがぴたっりですね。

 それでは、秋から冬の夜空を見上げてみましょう。天頂付近には大きな四角形が輝いています。これが秋の四辺形ともいわれるペガサス座の四辺形です。W字型のカシオペア座も目を引く存在です。カシオペア座が見つかったら、そこから天の川にそって目を東に向けてみましょう。アンドロメダ大星雲で有名なアンドロメダ座、ペルセウス座、ぎょしゃ座、おうし座、ふたご座が輝いています。今シーズンのおうし座には土星が、ふたご座には木星があってとても賑やかです。
 東の空には一際目を引く冬の星座、オリオン座が輝いています。その右肩にあたる位置に赤く輝く1等星、オリオン座α星ペテルギウス、こいぬ座α星プロキオン、全天一の明るさを誇るおおいぬ座のα星シリウスがつくる三角形が冬の大三角形です。今年はふたご座にある土星が加わり冬の大三角が冬のダイヤモンドとなっています。
2003年11月20日21時頃の星空(東京)
2003年11月20日21時頃の星空(東京)


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star できれば、見ておきたい天文現象
starstar 必ず、見ておきたい天文現象
starstarstar これを見のがすと、あなたは、後悔の念に苛まれ、まっとうな人生を送ることができなくなるでしょう
starstarstarstar 一生に一度見れるかどうかの世紀の天体ショー!
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2003年10月
2003-10-3
上弦上弦
2003-10-09star
りゅう座γ流星群(ジャコビニ)が極大
 りゅう座γ流星群(ジャコビニ)は13年ごとに活発な活動を見せるのですが、その他の年にはほとんど出現が見られないので、今年はあまり期待できません。1998年がその年にあたりました。しかし流星 群は何があるかわかりません、注意が必要です。今年は残念ながら満月の月明かりがあり最悪の条件となります。輻射点は北極星のあるこぐま座のすぐ隣、りゅう座の頭付近にあります。北の空が開けた観測地で観望するとよいでしょう。
2003-10-10
満月満月
2003-10-18
上弦下弦
2003-10-21
オリオン座流星群が極大
star
 10月10日頃から11月5日頃にかけて活動する、輻射点がオリオン座北部付近にある流星群です。オリオン座流星群は非常に早く明るい流星が多いことで有名な流星群で 、出現は1時間に10個程度です。今年は下弦過ぎの月明かりがあるもののまずまずの観測条件です。
2003-10-22
木星と月が接近starstar
 明け方の東の空で、月齢26の三ヶ月と木星が、5°ほどまで接近します。朝焼け色のなか-1.8等で輝く木星と月が並んで輝く様子は美しい光景となるでしょう。
2003-10-25
新月新月

 

2003年11月
2003-11-1
上弦上弦
2003-11-03
おうし座流星群(南群)が極大

 おうし座流星群は出現も少なく、ピークもはっきりしない流星群ですが、ゆっくりと流れる経路の長い流星が多いのが特徴です。10月下旬から1ヶ月間程度出現しますが、1時間当り多くても10個程度の出現しか見られません。ピークは11月3〜10日ごろとはっきりしません。輻射点の位置により南群と北群に分類されます。南群は、有名なスバルの近く、北群はくじら座よりに輻射点があります。
 この流星群はエンケ彗星が母彗星だといわれています。
2003-11-9
満月満月
2003-11-13
おうし座流星群(北群)が極大

 11月3日のおうし座流星群(南群)の説明を参照してください。
2003-11-17
上弦下弦
2002-11-18〜19
しし座γ流星群が極大
starstar
 しし座γ星付近に輻射点がある流星群で、母彗星はテンペル・タットル彗星です。33年ごとに大出現し、流星雨が降ることで有名な流星群で、過去1799年、1833年、1866年、1966、1998〜2002年に流星雨が見られました。特に2001年11月19日には日本を含むアジア地域で1時間あたり数万個という大出現がおこったのは記憶に新しいところです。
 今年は下弦過ぎの月明かりがあるもののまずまずの観測条件です。例年並の1時間当たり10〜30個程度の出現が見られるでしょう。
2003-11-22
木星と月が接近star
 明け方の東の空で、月齢24の三ヶ月と木星が、4.5°ほどまで接近します。-1.9等で輝く木星と月が並んで輝く様子は美しい光景となるでしょう。
2003-11-24
新月新月
2003-11-24
南極で皆既日食
 この日、南極大陸で皆既日食が見られます。オーストラリアからニュージランドでも部分日食が見られますが、残念ながら日本から見ることはできません。
 南極大陸での皆既日食ツアーも予定されているようです。
2003-11-25
水星と月が接近starstar
 夕方の南西低くの空で、月齢1.4の糸のような細い三ヶ月と水星が接近します。近くには金星も輝いています。夕焼け空のなかの天体の競演は美しい光景となるでしょう。 南西の空が開けた場所で観測してみてください。

 

2003年12月
2003-12-1
上弦上弦
2003-12-9
満月満月
2003-12-9
水星が東方最大離角
 水星や金星などの内惑星は太陽の近くを周回しているため、明け方が夕方の空にしか見られません。この日、水星は、太陽の東側、21°ともっとも離れ見やすくなり、 夕方の西空に-0.4等級で半月状に欠けて見えます。
 水星は、見かけ上、太陽から最大離角でも18゜〜28゜程度しか離れないため、肉眼では日の出前あるいは日没後のわずかな時間しか見ることができませんので、この時が水星を見るチャンスとなります。
2002-12-15
ふたご座α星流星群が極大
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 ふたご座α流星群は夏のペルセウス座γ流星群に匹敵するメジャーな流星群で、毎年12月7日〜12月18日に活動し、極大時には1時間あたり50個程度の出現が見られます。この流星群は明るいものが多いのが特徴で、暗い星空のもとではもちろん、街明かりのある都会地でも観測できるでしょう。輻射点はふたご座α星カストルのすぐちかくで、一晩中観望できます。今年は 下弦前の月明かりがあり、あまり条件はよくありませんが、夜半過ぎに月が昇る前は最高の条件でこの流星群を楽しめるでしょう。
2003-12-17
上弦下弦
2001-12-23
こぐま座β星流星群が極大
 こぐま座β流星群は、毎年12月17日〜24日に活動する流星群で、出現数は少ないものの、突発的な出現が見られることで知られています。前回は1980年12月22日に、ヨーロッパで1時間あたり50個程度の出現がありました。輻射点は北の空に位置するため周極となり、一晩中観望できます。 今年は月明かりもなく最高の条件で観測できるでしょう。
 この流星群の母彗星はタットル彗星です。
2003-12-23
新月新月
2003-12-30
上弦上弦

 

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