★星空を見上げてみよう★ 天文現象カレンダー |
このページはめずらしい天文現象、見頃の天体など 夜空を見上げるきっかけとなる情報をお知らせします。 この欄以下の画像(表形式)は回線等の状態により、 |
天文現象カレンダーバックナンバー |
2002年7月〜9月天文現象カレンダー | ||||||||||
夏の夜空を見上げてみましょう。天をかける橋のように天空を横切る天の川のなか、天頂付近に輝く、はくちょう座のα星デネブ、こと座のα星ベガ、わし座のα星アルタイルが作る大きな三角形がまず目につきます。これが夏の大三角です。そして天の川の流れに沿って南に視線を移すと、天の川のなかでもひときわ濃い中心部にたくさんの星雲星団をしたがえ輝く
、いて座の南斗六星、南の空を這うように進むさそり座が目につくでしょう。赤く輝くさそり座の1等星アンタレスは夏の夜空によく似合います。 今年はペルセウス流星群が月明かりの影響も少なく、ほぼ最高の条件で観察できます。夏休みを利用して、ぜひ素晴らしい星空の元で流れ星を堪能してくださいね。
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2002年 |
2002-7-3![]() |
2002-7-10![]() |
2002-7-13 月と金星が接近 ![]() 夕方の西空で月齢3の三日月と金星が約4°ほどにまで接近します。-4.1等で輝く金星と月のランデブーは美しい光景となるでしょう。 |
2002-7-17![]() |
2002-7-23 くじら座のミラが極大光度 ![]() 約331日の周期で約2等から約9等の変光を繰り返すミラがこの日極大光度となります。ミラとはラテン語で「不思議な星」を意味します。 |
2002-7-24![]() |
2001-7-29 みずがめ座δ流星群が極大 ![]() みずがめ座δ星近くに輻射点がある流星群で、日本からは輻射点の地平高度があまり高くならないため、極大事に1時間に10個程度の流星が見られる程度です。今年は 下弦前の月があるため、悪条件となります。 |
2002年8 |
2002-8-1![]() |
2002-8-9![]() |
2002-8-13 ペルセウス座γ星流星群が極大 ![]() ![]() ペルセウス座に輻射点を持つ流星群で、7月末から約1ヶ月間も活動し、ほとんど一晩中、明るくて痕を残す長経路の流星を楽しむことができます。8月13日午前1時頃の極大期には、1時間に40〜50個の流星を見ることができるでしょう。この流星群の母彗星はスイフトタットル彗星です。 今年は月の条件もよくほぼ最高の条件で観察できるでしょう。詳しくは、夏の天の川・流れ星特集をご覧ください。 |
2002-8-15![]() |
2002-8-22 金星が東方最大離角 水星や金星などの内惑星は太陽の近くを周回しているため、明け方が夕方の空にしか見られません。この日、金星は、太陽の東側、46°ともっとも離れ見やすくなり、夕方の西空に-4.3等級で半月状に欠けて見えます。 |
2002-8-23![]() |
2002-8-31![]() |
2002年9 |
2002-9-1 水星が東方最大離角 水星や金星などの内惑星は太陽の近くを周回しているため、明け方が夕方の空にしか見られません。この日、水星は、太陽の東側、27°ともっとも離れ見やすくなり、夕方の西空に+0.2等級で半月状に欠けて見えます。 水星は、見かけ上、太陽から最大離角でも18゜〜28゜程度しか離れないため、肉眼では日の出前あるいは日没後のわずかな時間しか見ることができませんので、この時が水星を見るチャンスとなります。 |
2002-9-1 月と土星が接近 ![]() 夜半過ぎの東の空で下弦過ぎの月と土星が約2°ほどにまで接近します。視野の広い小型の望遠鏡では、同一の視野で眺めることができ、興味深いでしょう。 |
2002-9-7![]() |
2002-9-14![]() |
2002-9-21![]() |
2002-9-30![]() |