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★星空を見上げてみよう★
天文現象カレンダー

 

このページはめずらしい天文現象、見頃の天体など
夜空を見上げるきっかけとなる情報をお知らせします。

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天文現象カレンダーバックナンバー

2003年1月〜3月天文現象カレンダー
 あけましておめでとうございます。昨年は交通事故によるリハビリで、ほとんど1年間活動らしい活動ができず、また星空GALLERYの更新遅延をはじめ、いただいたメールへのお返事ができなかったなど、みなさまにたいへんご迷惑をおかけしました。本年は新規一身このようなことのないようがんばりたいと思います。引き続き星空GALLERYをよろしくご愛護のほどお願いいたします。

 それでは2002年冬の星空案内をはじめましょう。夕方の南の空には、ふたご座、オリオン座、おおいぬ座など冬の代表的な星座達がにぎやかに輝いています。一際目を引くオリオン座、その右肩にあたる位置に赤く輝く1等星、オリオン座α星ペテルギウス、こいぬ座α星プロキオン、全天一の明るさを誇るおおいぬ座のα星シリウスがつくる三角形が冬の大三角形です。今年はおうし座にいる土星とかに座にいる木星の輝きで冬の大三角の印象がすこし薄いかもしれませんね。
 空の暗いすばらしい星空の元では、冬の天の川も楽しめるでしょう。力強い夏の天の川に比べて、冬の天の川は淡く目立たない存在ですが、冬の透明度の高い空では思ったよりも美しく輝いて見えるものです。ぜひみなさんも冬の天の川を眺めてみてくださいね。またこの時期は南の空地平線ぎりぎりに輝くカノープスをみるチャンスです。南の開けた観測地が見つかったら、ぜひ探してみてください。カノープスはおおいぬ座のシリウスに次いで全天2位の明るい恒星ですが、日本からは、南中時に南の地平線すれすれにしか見えません。中国では「南極老人星」と呼ばれ、この星を見ることができると長生きができると言い伝えられています。
 夜半過ぎ頃の東の空には、しし座やおおぐま座、おとめ座などの春の代表的な星座が見られます。明方前の東の空にはすでに夏の星座であるさそり座も顔を出し、冬の寒さに震えながら輝く、アンタレスも印象的です。

 それではみなさん風邪をひかないようしっかり防寒して冬の星空を楽しんでください。
2003年2月1日22時頃の星空(東京)
2003年2月1日22時頃の星空(東京)


日付の右側の
starマークは、お勧め度をあらわします。

star できれば、見ておきたい天文現象
starstar 必ず、見ておきたい天文現象
starstarstar これを見のがすと、あなたは、後悔の念に苛まれ、まっとうな人生を送ることができなくなるでしょう
starstarstarstar 一生に一度見れるかどうかの世紀の天体ショー!
ご意見、ご要望、ご質問など、メールにてご連絡ください。
2003年1月
2003-1-1
初日の出
各地での日の出の時間はおよそ以下のとおりとなります。
札幌元日(初日の出:札幌07時06分、東京06時51分、大阪07時05分、福岡07時23分)
2003-1-3
新月新月
2003-1-4
しぶんぎ座流星群(りゅう座ι星流星群)が極大
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 しぶんぎ座流星群は、りゅう座ι星付近に放射点がある流星群で、夏のペルセウス座γ流星群、冬のふたご座流星群に匹敵するメジャーな流星群です。毎年1月1日〜1月5日に活動し、極大時には1時間あたり80個程度の出現が見られます。
 今年は月明かりがないため最高の条件で見ることができます。予想極大時刻は4日午前9時頃です。
2003-1-10
上弦上弦
2003-1-11
金星が西方最大離角
 水星や金星などの内惑星は太陽の近くを周回しているため、明け方が夕方の空にしか見られません。この日、金星は、太陽の西側、46°ともっとも離れ見やすくなり、 明け方の東空に-4.4等級で半月状に欠けて見えます。
2003-1-18
満月満月
2003-1-25
上弦下弦
2003-1-28
月と火星、金星、水星が接近starstar
月と火星、金星が接近 水星、金星、火星と三日月の美しいランデブーが明け方の南東の空で見られます。 朝焼け色に染まった空に輝く3惑星のなか、月齢25の三日月が浮かぶ姿はとても美しい光景となるでしょう。月との離角は、火星が1.5°、金星 が2.5°、水星が11.5°となり、36°内に3惑星と月が接近します。
 掲載した画面は、1月28日午前5時半ころの南東を中心とした東京での星空です。

 

2003年2月
2003-2-1
新月新月
2002-2-2
木星が衝
外惑星が、地球から見て太陽の反対側に位置して、太陽−地球−外惑星と並ぶときを衝(しょう)といいます。木星はこの日、ふたご座で衝となり、ほぼ一晩中観測することができ、もっとも観望に適した時期と言えます。
2002-2-4
水星が西方最大離角
 水星や金星などの内惑星は太陽の近くを周回しているため、明け方が夕方の空にしか見られません。この日、水星は、太陽の西側、25°ともっとも離れ見やすくなり、 明け方の東空に0.0等級で半月状に欠けて見えます。
 水星は、見かけ上、太陽から最大離角でも18゜〜28゜程度しか離れないため、肉眼では日の出前あるいは日没後のわずかな時間しか見ることができませんので、この時が水星を見るチャンスとなります。
2003-2-9
上弦上弦
2003-2-17
満月満月
2003-2-24
上弦下弦

 

2003年3月
2003-3-3
新月新月
2003-3-11
上弦上弦
2003-3-18
満月満月
2003-3-25
上弦下弦
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