星空を見上げてみよう−星空GALLERY

 

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★星空を見上げてみよう★
天文現象カレンダー

 

このページはめずらしい天文現象、見頃の天体など
夜空を見上げるきっかけとなる情報をお知らせします。

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天文現象カレンダーバックナンバー
2003年7月〜9月天文現象カレンダー
 夏の夜空を見上げてみましょう。天をかける橋のように天空を横切る天の川のなか、天頂付近に輝く、はくちょう座のα星デネブ、こと座のα星ベガ、わし座のα星アルタイルが作る大きな三角形がまず目につきます。これが夏の大三角です。そして天の川の流れに沿って南に視線を移すと、天の川のなかでもひときわ濃い中心部にたくさんの星雲星団をしたがえ輝く 、いて座の南斗六星、南の空を這うように進むさそり座が目につくでしょう。赤く輝くさそり座の1等星アンタレスは夏の夜空によく似合います。
  今年のペルセウス流星群は満月過ぎの月明かりの影響が大きく、決してよい条件とはいえませんが、夏休みを利用して、ぜひ素晴らしい星空の元で流れ星を堪能してください 。
 またおよそ6万年ぶりという、火星の超接近も見逃せません。表面の模様を観測するには望遠鏡が必要になりますが、8月後半から9月にかけて、火星の明るさは-3等級にもなり、その赤い輝きは誰の目にもとまることでしょう。
2003年8月20日22時頃の星空(東京)
2003年8月20日22時頃の星空(東京)


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star できれば、見ておきたい天文現象
starstar 必ず、見ておきたい天文現象
starstarstar これを見のがすと、あなたは、後悔の念に苛まれ、まっとうな人生を送ることができなくなるでしょう
starstarstarstar 一生に一度見れるかどうかの世紀の天体ショー!
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2003年7月
2003-7-7
上弦上弦
2003-7-14
満月満月
2003-7-21
上弦下弦
2003-7-29
新月新月
2003-7-29
みずがめ座δ流星群が極大star
 みずがめ座δ星近くに輻射点がある流星群で、日本からは輻射点の地平高度があまり高くならないため、極大事に1時間に10個程度の流星が見られる程度です。今年 は新月にあたり、月明かりのない最良の条件で流星を観測することができるでしょう。輻射点の近くには大接近を控えた火星が輝いています。

 

2003年8月
2003-8-5
上弦上弦
2003-8-12
満月満月
2003-8-13
ペルセウス座γ星流星群が極大starstar
 ペルセウス座に輻射点を持つ流星群で、7月末から約1ヶ月間も活動し、ほとんど一晩中、明るくて痕を残す長経路の流星を楽しむことができます。8月13日午前1時頃の極大期には、1時間に40〜50個の流星を見ることができるでしょう。この流星群の母彗星はスイフトタットル彗星です。
 2003年は 満月過ぎの月明かり があり最悪の条件となりますが、明るい流星は月明かりの元でも見やすいため、諦めずに挑戦してみてください。月明かりを避け、8月5〜8日の明け方に観測するのもよいでしょう。詳しくは、夏の天の川・流れ星特集をご覧ください。
2003-9-15
水星が東方最大離角
 水星や金星などの内惑星は太陽の近くを周回しているため、明け方が夕方の空にしか見られません。この日、水星は、太陽の東側、27.5°ともっとも離れ見やすくなり、夕方の西空に+0.4等級で半月状に欠けて見えます。
 水星は、見かけ上、太陽から最大離角でも18゜〜28゜程度しか離れないため、肉眼では日の出前あるいは日没後のわずかな時間しか見ることができませんので、この時が水星を見るチャンスとなります。
2003-8-20
上弦下弦
2003-8-27
火星が大接近starstarstar
 この日、地球と火星は5576万kmまで再接近し、その見かけの大きさも満月のおよそ1/70ぼどにもなります。今回ほどの接近はまれで、およそ6万年ぶり、次回は287年後となります。
 表面の模様を観測するには望遠鏡が必要になりますが、8月後半から9月にかけて、火星の明るさは-3等級にもなり、その赤い輝きは誰の目にもとまることでしょう。火星は夜半過ぎから明け方にかけて南東の空で輝いています。
2003-8-28
新月新月

 

2003年9月
2003-9-3
上弦上弦
2003-9-09
火星と月が接近starstar
 最接近を終えた火星が、満月前の月齢12.4の月の北側を通過します。-2.7等級で赤く輝く火星が月の傍を通り抜ける様子は美しい光景となるでしょう。東京での再接近の時刻は21時頃です。
2003-9-11
満月満月(中秋の名月)
2003-9-19
上弦下弦
2003-9-26
新月新月
2003-9-27
水星が西方最大離角
 水星や金星などの内惑星は太陽の近くを周回しているため、明け方が夕方の空にしか見られません。この日、水星は、太陽の西側、18°ともっとも離れ見やすくなり、 明け方の東空に-0.4等級で半月状に欠けて見えます。
 水星は、見かけ上、太陽から最大離角でも18゜〜28゜程度しか離れないため、肉眼では日の出前あるいは日没後のわずかな時間しか見ることができませんので、この時が水星を見るチャンスとなります。

 

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