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★星空を見上げてみよう★
天文現象カレンダー

 

このページはめずらしい天文現象、見頃の天体など
夜空を見上げるきっかけとなる情報をお知らせします。

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天文現象カレンダーバックナンバー

2000年10月〜12月天文現象カレンダー
 ジャイアンツが優勝し、松井選手もホームラン王・打点王に輝きました。またシドニーオリンピックでは、サッカー・野球は残念な結果に終わってしまいましたが、よく健闘し私たちを熱くさせてくれました。柔ちゃんの見せてくれた笑顔もとても素敵でした。
 こんななか星空GALLERYもついに10万アクセスを達成することができました。これも星空GALLERYにご訪問くださった皆様のおかげです。21世紀にむけてこれからもがんばって更新を続けたいと思います。今後ともよろしくお願いいたします。
 では、マイペースに戻って星空の紹介に移りましょう。どこかさびしい感じのする秋の星空ですが、今年は東の空に明るい星々が集まりとてもにぎやかです。おうし座の1等星アルデバランを含むヒヤデス星団と有名なプレヤデス星団(すばる)の近くに輝きを競っている木星と土星です。この両惑星は小型の望遠鏡でも充分に楽しめます。木星のガリレオ衛星の運動や太い縞模様、美しい土星の輪などぜひ宇宙の神秘的な光景に触れてみてくださいね。それに忘れてはいけないのが、秋の星雲星団の代表各である、アンドロメダ大星雲です。プレヤデス星団(すばる)と併せてぜひその美しい姿を楽しんでみてください。双眼鏡でも充分に楽しむことができます。
 それでは20世紀最後の星空を充分お楽しみください。

2000年11月15日午後10時頃の星空(東京)
2000年11月15日午後10時頃の星空(東京)
2000年11月15日午後10時頃の星空(東京)


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star できれば、見ておきたい天文現象
starstar 必ず、見ておきたい天文現象
starstarstar これを見のがすと、あなたは、後悔の念に苛まれ、まっとうな人生を送ることができなくなるでしょう
ご意見、ご要望、ご質問など、メールにてご連絡ください。

 

 

2000年12月
2000-12-04(月)
上弦上弦
2000-12-11(月)
満月満月
2000-12-14(木)starstar
ふたご座α流星群が極大
 ふたご座α流星群は夏のペルセウス座γ流星群に匹敵するメジャーな流星群で、毎年12月7日〜12月18日に活動し、極大時には1時間あたり50個程度の出現が見られます。
 この流星群は明るいものが多いのが特徴で、暗い星空のもとではもちろん、街明かりのある都会地でも観測できるでしょう。輻射点はふたご座α星カストルのすぐちかくで、一晩中観望できます。しかし今年は満月過ぎの月明かりがあって条件としては最悪です。ただ明るい流星が多いことから、多少の月明かりがあっても充分楽しめるでしょう。
2000-12-18(月)
下弦下弦
2000-12-22(金)
こぐま座β流星群が極大
 こぐま座β流星群は、毎年12月17日〜24日に活動する流星群で、出現数は少ないものの、突発的な出現が見られることで知られています。前回は1980年12月22日に、ヨーロッパで1時間あたり50個程度の出現がありました。今年は月明かりもほとんどなく好条件です。輻射点は北の空に位置するため周極となり、一晩中観望できます。
 この流星群の母彗星はタットル彗星です。
2000-12-26(火)
新月新月
2000-12-30star
月が金星に接近
 夕方の西の空で、月齢5の三日月と金星が接近します。このときの月と金星の離角は約5度弱ほどです。夕焼け色に染まった風景の中、マイナス4等級で明るく輝く金星と月の姿は、とても美しい眺めになるでしょう。

 

 

2000年11月
2000-11-03
おうし座流星群(南群)が極大

 おうし座流星群は出現も少なく、ピークもはっきりしない流星群ですが、ゆっくりと流れる経路の長い流星が多いのが特徴です。10月下旬から1ヶ月間程度出現しますが、1時間当り多くても10個程度の出現しか見られません。ピークは11月3〜10日ごろとはっきりしません。輻射点の位置により南群と北群に分類されます。
 南群は、有名なスバルの近く、北群はくじら座よりに輻射点があります。
 この流星群はエンケ彗星が母彗星だといわれています。
2000-11-04
上弦上弦
2000-11-12
満月満月
2000-11-13
おうし座流星群(北群)が極大

 11月3日のおうし座流星群(南群)の説明を参照してください。
2000-11-17〜19starstar
しし座γ流星群が極大
 しし座γ星付近に輻射点がある流星群で、母彗星はテンペル・タットル彗星です。33年ごとに大出現し、流星雨が降ることで有名な流星群で、過去1799年、1833年、1866年、1966、1998〜1999年に大流星雨が見られました。特に昨年のヨーロッパ地域での大出現の映像はNHKなどで放映され記憶に新しいところです。
 来年の2001年には日本を含むアジア地域で1時間あたり数万個という予想があるのではないかと一部では予想されています。
 今年は輻射点付近に下弦前の月明かりがあるものの平年並みの出現が予想されています。この流星群は明るいものが多いので、月明かりのもとでも楽しむことができるでしょう。
 詳細は昨年のしし座流星群特集ページを参照してください。
 国立天文台のホームページには今年の出現に関する情報もアップされています。併せてご覧ください。国立天文台発表天文ニュース2000年の「しし座流星群」

しし座流星群特集1999

2000-11-19
下弦下弦
1999-11-21
土星が衝
 外惑星が、地球から見て太陽の反対側に位置して、太陽−地球−外惑星と並ぶときを衝(しょう)といいます。土星はこの日、衝となり、ほぼ一晩中観測することができ、もっとも観望に適した時期と言えます。
2000-11-22star
月が火星に接近
 明け方の東の空で、月齢25の細い月と火星が接近します。このときの月と火星の離角は約3度強ほどです。透明感のある朝焼けの空のなか赤く輝く火星と月の姿は、とても神秘的な眺めになるでしょう。
2000-11-26
新月新月
2000-11-28
木星が衝
 外惑星が、地球から見て太陽の反対側に位置して、太陽−地球−外惑星と並ぶときを衝(しょう)といいます。木星はこの日、衝となり、ほぼ一晩中観測することができ、もっとも観望に適した時期と言えます。
2000-11-29star
月が金星に接近
 夕方の西の空で、月齢3の三日月と金星が接近します。このときの月と金星の離角は約5度弱ほどです。夕焼け色に染まった風景の中、マイナス4等級で明るく輝く金星と月の姿は、とても美しい眺めになるでしょう。

 

 

2000年10月
2000-10-05
上弦上弦
2000-10-06
水星が東方最大離角
 水星や金星などの内惑星は太陽の近くを周回しているため、明け方が夕方の空にしか見られません。この日、水星は、太陽の東側にもっとも離れ、見やすくなります。この頃、水星は、夕方の西空に半月状に欠けて見えます。
 水星は、見かけ上、太陽から最大離角でも18゜〜28゜程度しか離れないため、肉眼では日の出前あるいは日没後のわずかな時間しか見ることができませんので、この時が水星を見るチャンスとなります。
 月面のクレータにも名前がついている天文学者のコペルニクスは生涯、水星を見たことがなかったという話が残っているほどです。私?私は何度も見ています(^0^;
2000-10-08star
りゅう座γ流星群(ジャコビニ)が極大
 りゅう座γ流星群(ジャコビニ)は13年ごとに活発な活動を見せるのですが、その他の年にはほとんど出現が見られないので、今年はあまり期待できません。1998年がその年にあたりました。しかし流星の予報は天気予報よりはるかにあてになりません。注意が必要です。今年は上弦過ぎの月明かりがありますが、明け方前には月も沈み好条件となります。輻射点は北極星のあるこぐま座のすぐ隣、りゅう座の頭付近にあります。北の空が開けた観測地で観望するとよいでしょう。特集記事バックナンバーもご覧ください。
2000-10-13
満月満月
2000-10-20
下弦下弦
1999-10-21star
オリオン座流星群が極大
 オリオン座流星群は非常に早い流星が多いことで有名な流星群です。輻射点はオリオン座北部付近にあります。出現は1時間に10個程度です。今年は下弦の月明かりが邪魔して、あまりよい観測条件ではありませんが、明るい流星が多いことが特徴の流星群ですのでぜひ観望してみてください。
2000-10-30
月が金星に接近starstar
 夕方の西の空で、月齢3の三日月と金星が接近します。このときの月と金星の離角は約5度弱ほどです。夕焼け色に染まった風景の中、マイナス4等級で明るく輝く金星と月の姿は、とても美しい眺めになるでしょう。
2000-10-27
新月新月

 


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