山の版画家
畦地梅太郎展終了しました
南アルプス芦安(あしやす)山岳館 〒400-0241 山梨県中巨摩郡芦安村芦倉1570 電話 055-288-2125 ファックス055-288-2162 ホームページアドレス http://www.minamialps-net.jp |
畦地梅太郎は、50歳を過ぎて「山男」を発表し、山の版画家としての一歩をしるしました。その後、山岳風景、登山者をテーマに、温かみのある和やかな魅力ある作品を発表し続け、山の版画家として揺るぎない地位を築きました。白峰三山をはじめ日本を代表する山岳・南アルプスの国立公園指定40周年にあたる本年、その名を冠した南アルプス市制1周年も記念し、山懐の芦安山岳館で、畦地梅太郎展を開催致します。ヤッホウのこだまが響くこの地で、畦地版画の世界を堪能下さい。 |
畦地梅太郎(1902年〜1999年) 畦地梅太郎は1902(明治35)年愛媛県に生まれ、上京し、20歳の頃から画家を志します。はじめは印刷工や看板描きのかたわら小説や詩、短歌を投稿し、やがて平塚運一や恩地孝四郎との知遇を得て版画の道にすすみます。都会や故郷の風景、そして山岳風景を描き、50歳で初めて「山男」を題材に<登攀の前>を国画会に発表、「山男」の中に自分を表現したような親しみとぬくもりのある作品を次々と生み出しました。畦地の山岳作品や山男などの作品は、多くの人々の心をとらえ、いつしか山の版画家と評されました。作風は具象、半具象さらに抽象と多様ですが、いずれも対象の美しさや感動を表現し作家の人となりを感じさせるあたたかみのある和やかで限りない魅力ある作品です。 |
南アルプス芦安山岳館開館・南アルプス市制1周年、南アルプス国立公園指定40周年記念
2004年4月24日(土)〜2005年1月31日(月)
開館時間 午前9時〜午後5時(水曜日休館。祝日の場合は翌日。7月20日〜8月31日は無休)
入館料 大人200円、小学生まで100円
主催:南アルプス芦安山岳館/山梨日日新聞社/山梨放送
後援:NHK甲府放送局/テレビ山梨/朝日新聞社甲府総局/毎日新聞社甲府支局/読売新聞社甲府支局/産経新聞社甲府支局
協力:南アルプス市立春仙美術館/町田市立国際版画美術館/あとりえ う
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