△ 演劇用語解説[せ]

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せいさく【制作】 役割
 公演の企画から、劇場の決定、小屋の人との打ち合わせ、宣伝計画と実行、各スタッフとの調整、当日受付周り、金勘定などなど、公演にかかわるもろもろ雑用を行う役割。またはそれを行う人。
 会社で言うところの総務部的役回りでしょうか。ともかく仕事がたまりがち。人数を手厚くするか、役割の一部を他のスタッフに分担してもらわないと、潰されそうになります。
せーふてぃー【セーフティー】 照明
 燈体の落下防止のための針金線。バトンをくぐらせることで、ハンガーが壊れた時でも落下しないようにひっかかるようになる。
 ない場合はバン線で代用することもある。
せっと【セット】 装置
 →ぶたいそうち
ぜら【ゼラ】 照明
 燈体の手前に入れる半透明のシート。色がついていることが多く、これによって任意の色の灯りを作る。
 色により番号がついているのだが、素人には全くわかりません。
ぜらけーす【ゼラケース】 照明
 ゼラを挟むケース。これに入れたあと、燈体セットする。シートとも。
せりふ【台詞】 舞台
 役者がしゃべる言葉。またはそれらのうち、台本に書かれているものを特に指す。それ以外のものはアドリブ
 長いものは「長ぜり」などと言われる。淀みなく言えるようになるまで、何度も練習しよう。
せんしゅうらく【千秋楽】 公演
 舞台の最終日。→おおらく
 舞台に火がついては大変ということで「秋」にかわり旧字の「穐」を使うこともある。
せんでんびじゅつ【宣伝美術】 役割
 チラシポスターパンフレットなど、芝居の宣伝媒体のデザインなどを行う人。宣美(せんび)などと略される。
 劇団員の中で最も絵心のある人が選ばれるのが通例。最近はパソコンの一つも扱えないと勤まらない。

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