演劇用語解説[せ]
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- せいさく【制作】 役割
-
公演の企画から、劇場の決定、小屋の人との打ち合わせ、宣伝計画と実行、各スタッフとの調整、当日の受付周り、金勘定などなど、公演にかかわるもろもろ雑用を行う役割。またはそれを行う人。
会社で言うところの総務部的役回りでしょうか。ともかく仕事がたまりがち。人数を手厚くするか、役割の一部を他のスタッフに分担してもらわないと、潰されそうになります。
- せーふてぃー【セーフティー】 照明
-
燈体の落下防止のための針金線。バトンをくぐらせることで、ハンガーが壊れた時でも落下しないようにひっかかるようになる。
ない場合はバン線で代用することもある。
- せっと【セット】 装置
-
→ぶたいそうち。
- ぜら【ゼラ】 照明
-
燈体の手前に入れる半透明のシート。色がついていることが多く、これによって任意の色の灯りを作る。
色により番号がついているのだが、素人には全くわかりません。
- ぜらけーす【ゼラケース】 照明
-
ゼラを挟むケース。これに入れたあと、燈体にセットする。シートとも。
- せりふ【台詞】 舞台
-
役者がしゃべる言葉。またはそれらのうち、台本に書かれているものを特に指す。それ以外のものはアドリブ。
長いものは「長ぜり」などと言われる。淀みなく言えるようになるまで、何度も練習しよう。
- せんしゅうらく【千秋楽】 公演
-
舞台の最終日。→おおらく。
舞台に火がついては大変ということで「秋」にかわり旧字の「穐」を使うこともある。
- せんでんびじゅつ【宣伝美術】 役割
-
チラシやポスターやパンフレットなど、芝居の宣伝媒体のデザインなどを行う人。宣美(せんび)などと略される。
劇団員の中で最も絵心のある人が選ばれるのが通例。最近はパソコンの一つも扱えないと勤まらない。
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