△ 演劇用語解説[た]

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だいげきじょう【大劇場】 劇場
 大きな劇場(説明になってない)。
 基準はないが、1000人近く入場できる劇場のこと。
 こういうところでやるようになれば、商業演劇と言われるのかも。
だいずみ【代済】 制作
 チケット代をあらかじめ徴収してあること。またはそういう扱いにすること。
だいほん【台本】 一般
 台詞ト書きなどが書かれた、芝居の元になる本。スクリプト
 台詞覚えに自信のない役者のお守り。
 稽古が進むに連れて、次第にぼろぼろになり、最後には本の体裁を整えていないことが多い。
たたく【たたく】 装置
 舞台装置を製作すること。たいていは木材に釘を打つ作業が最も多いため、この名がついたものと思われる。
 人手の関係で役者自身が装置を作らなくてはならない場合は「役者も〜」とか「明日は〜きのため稽古は休み」ということになる。
たちいち【立ち位置】 舞台
 役者舞台の上に立つ場所。【関連】ミザンス
 大雑把に決めることもあれば。サスなどが正確にあたるように、厳密に決められることもある。その場合はバミる場合が多い。
たちげいこ【立ち稽古】 稽古
 役者が実際に立って動きをつけて稽古すること。
 これが始まるまでには台詞を頭に入れておこう。
たっぱ【建端・立端】 劇場
 床から天井もしくは梁までの高さ。もしくは役者の身長。
 後者が前者に近い役者は、本番燈体に頭をぶつけないよう注意。
たて【殺陣】 舞台
 乱闘や斬り合いなどの演技。
 もちろん演技なので、あらかじめ動きが決まっているのであるが、それを間違えるとケガのもと。
 かと言ってケガを恐れて手加減すると、お客さんにもバレてしまう。
たてこみ【建て込み】 装置
 舞台上に舞台装置を設営すること。
 大量の人手と時間を要する。短時間に行わなくてはならないため、小屋入り前にできることは、なるべく事前にやっておくことが肝要。
だめだし【駄目出し】 稽古
 通し稽古ゲネプロ本番も含む)で、うまくできなかったところを演出が指摘すること。
ためる【ためる】 動詞
 役者照明音効が、間を気持ち長くすること。
 ためすぎるとタイミングを忘れているものと勘違いされる。匙加減が難しい。
たるき【タル木】 装置
 断面が3cm×4cm、長さ4m弱の木材。装置を作る際に骨となる部分をこれで作る。

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