演劇用語解説[た]
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- だいげきじょう【大劇場】 劇場
-
大きな劇場(説明になってない)。
基準はないが、1000人近く入場できる劇場のこと。
こういうところでやるようになれば、商業演劇と言われるのかも。
- だいずみ【代済】 制作
-
チケット代をあらかじめ徴収してあること。またはそういう扱いにすること。
- だいほん【台本】 一般
-
台詞やト書きなどが書かれた、芝居の元になる本。スクリプト。
台詞覚えに自信のない役者のお守り。
稽古が進むに連れて、次第にぼろぼろになり、最後には本の体裁を整えていないことが多い。
- たたく【たたく】 装置
-
舞台装置を製作すること。たいていは木材に釘を打つ作業が最も多いため、この名がついたものと思われる。
人手の関係で役者自身が装置を作らなくてはならない場合は「役者も〜」とか「明日は〜きのため稽古は休み」ということになる。
- たちいち【立ち位置】 舞台
-
役者が舞台の上に立つ場所。【関連】ミザンス
大雑把に決めることもあれば。サスなどが正確にあたるように、厳密に決められることもある。その場合はバミる場合が多い。
- たちげいこ【立ち稽古】 稽古
-
役者が実際に立って動きをつけて稽古すること。
これが始まるまでには台詞を頭に入れておこう。
- たっぱ【建端・立端】 劇場
-
床から天井もしくは梁までの高さ。もしくは役者の身長。
後者が前者に近い役者は、本番中燈体に頭をぶつけないよう注意。
- たて【殺陣】 舞台
-
乱闘や斬り合いなどの演技。
もちろん演技なので、あらかじめ動きが決まっているのであるが、それを間違えるとケガのもと。
かと言ってケガを恐れて手加減すると、お客さんにもバレてしまう。
- たてこみ【建て込み】 装置
-
舞台上に舞台装置を設営すること。
大量の人手と時間を要する。短時間に行わなくてはならないため、小屋入り前にできることは、なるべく事前にやっておくことが肝要。
- だめだし【駄目出し】 稽古
-
通し稽古(ゲネプロ・本番も含む)で、うまくできなかったところを演出が指摘すること。
- ためる【ためる】 動詞
-
役者や照明や音効が、間を気持ち長くすること。
ためすぎるとタイミングを忘れているものと勘違いされる。匙加減が難しい。
- たるき【タル木】 装置
-
断面が3cm×4cm、長さ4m弱の木材。装置を作る際に骨となる部分をこれで作る。
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