演劇用語解説[ま]
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- ま【間】 舞台
-
台詞と台詞の間の時間。長さもいろいろ。演出によって意図的につけられていることもあるが、まれに、単に役者がセリフを忘れたために生じた事故の場合もある。それが予想外の効果出すこともあるから、芝居は面白い。
- まいむ【マイム】 演技
-
小道具や装置などの具体的なものがないものに対して、あたかもそれがそこにあるかのように演技で表現すること。パントマイム。
これがうまいかへたか、というのも、役者の技量を計る指標の一つになる。
- まえうりけん【前売券】 制作
-
代金をあらかじめ払ってある入場券。劇団もしくは関係者から購入したり、チケット流通業者から買い求めたりする。劇団員には何枚売るようにというノルマが課せられていることが多い。
この券で入るお客様が多い劇団は健全。
- まく(1)【幕(1)】 舞台
-
芝居を区切る単位。具体的には、緞帳が下りることで区切られる。
- まく(2)【幕(2)】 舞台
-
文字どおりの意味。大きな布でできたもの。
舞台を区切ったりハケを作ったり要らないものを隠したり、色んな用途に使われる。
劇場で使われるものは圧倒的に暗幕が多い。そのほか緞帳、紗幕、ホリゾント幕など、いろいろな種類がある。
- まく(3)【幕(3)】 舞台
-
「幕が降りる」の略。終了の意味。戯曲の締めくくりなどに使われる。
- まく【巻く】 動詞
-
時間を短縮するために、早めにセリフを言ったり動作を早くしたりすること。【対】引っ張る。
- まくぎれ【幕切れ】 舞台
-
ひと幕が終わり、幕が降りること。「あっけない〜」
- まじゃく【間尺】 舞台
-
一区切りの演技など、もろもろの所用時間
- まちね【マチネ】 一般
-
昼の公演のこと。matinee(フランス語)から。【対】ソワレ。
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