△ 演劇用語解説[こ]

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こうえん【公演】 一般
 広くお客さんに見てもらうために行う芝居
 一つの公演を行うために、毎回膨大な時間とお金とエネルギーが注がれる。だからこそやりがいがある。
こうかおん【効果音】 音効
 舞台を効果的にするための音。雨音だったり銃声だったり剣の打撃音だったり。
 役者の動きに合わせて出すことが多く、これが多いと音効さんは死ぬほど大変。
こうばんひょう【香盤表】 舞台
 役者小道具の動きなどを記した進行表。
 縁起でもないので「降板表」とは書かないように。
こーるどくりーむ【コールドクリーム】 メイク
 ドーランなどを落とす際に使われるクリーム。
 あーさっぱり。
こけらおとし【柿落とし】 劇場
 劇場がオープンして最初に行われる公演のこと。
 多分にイベント的な意味合いが含まれる。
こどうぐ【小道具】 小道具
 役者舞台場で使う、持ち運びのできる道具のこと。また、それらを調達したり作ったりする担当の人。
 本物を使うこともあるし、本物そっくりの模造品を使うこともある。
ころがし【転がし】 照明
 床面に直接置かれる燈体のこと。
 出はけの際の邪魔者。しばしば準備中や本番中に役者が蹴飛ばしては、照明が泣く泣く位置を直す。
ころす【殺す】 舞台
 マイクなどの電源を切っておくこと。
 または、装置照明などを動かないように固定すること。
こや【小屋】 劇場
 劇場のこと。ニュアンスとしては特に小劇場のことを指す。
こやいり【小屋入り】 劇場
 芝居関係者が劇場に入ること。またはその日時。例:「〜まであと○日しかない」「明日の〜は10時厳守です」
こわり【小割り】 装置
 断面3cm×2cmの木材。タル木よりは細く、あまり強度を必要としない部分の骨組などに使われる木材。
こんぱね【コンパネ】 装置
 コンクリートパネルの略。広さ約1間、厚さ9mm程度の、丈夫な板。人が上に乗るような部分に使う。
 重いよ。

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