別製・山杓子

解説

お客様よりのご注文で作成いたしました杓子です。全体のデザインはお話を伺いながら決めていきました。
言葉でのイメージを実際の形として表現するとなると中々難しいものです。実は、これは2本セットでもう一つは漆で赤く塗りをかけます。紅白杓子としておめでたい時に節目の折に使う事をイメージしております。
とてもおめでたい杓子のセットです。写真はその白の杓子です。

水目桜となります。素材の硬さも十分に備える中、優しく落ち着いた風合でとても好まれる材質です。磨きをかければ良い艶もでます。

特徴

杓子の首の形が通常の物と違い山のようになっております。一点を中心に直線的に広がりを持たせています。シャープな感じと持ち手の厚みも薄くして繊細な感じをイメージし、誓真杓子をモチーフに持ち手終端もバチ型にせずシンプルです。