本杓子・細 「槐」

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縁起について

槐(えんじゅ) 名前が「延寿」に通じ「出世の木」「長寿の木」として大切にされ、古事記の中でも「平産の幸ある木」「安産の守神」として信仰されていていました。 中国などでは、高官に出世すると庭に植える風習があり「幸福」を呼ぶ縁起のよい木とされています。 木自体も強い木で、実は止血や高血圧を予防する漢方薬として役立ってもいます。また、木材としても強靭で割れにく特徴を持ち耐久性・保存性の高い木材です。

槐杓子について

槐の材は、「宮島杓子」でも高級材として使われてきました。しかし、木もあまり大きなものが無く「杓子」に加工するには非常に高価な材となります。 槐自体の言われも縁起が良いのですが、実際の木としても非常に耐朽性が良く使い込めば味の出る材となります。定番製品の中では最高級品となります。
お祝い事・大切な方への贈り物等としてお使い頂ければ幸いです。

本杓子・細「桑」

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桑杓子について

使い込めば使うほど味の出る材「桑」は非常に強く朽ちにくい材です。手をかけてしっかりと使ってやれば時と共に味の出る木です。 色味は、濃い黄色の感じで時ともにだんだんと濃くなていきます。材自体も高級材で扱いも格上の本杓子となります。

「細」の特徴

「本杓子」の中でも特に首の部分を細く「厚」に比べて持ち手の部分が曲線的になっています。「厚」の方は、シンプルにしっかりと持てる様になります。 「細」は、よりクラシックな様相で「弁財天」の琵琶を思い起こさせます。 握りの部分を細くすることにより女性の小さな手でも握り易いと好評です。