ご挨拶

創業 大正四年、祖父「逸作」に始まり一00年以上にわたって「木杓子」を作り続けています。 元来「宮島名産の杓子」は材料生産地で荒削りしたものを宮島・大野で手製で製作したものでありました。 初代「逸作」の時代はこの通りだったと思います。 そして、父「政行」へ移る中、昭和の始めに発明されたと言う機械に着目し機械化をはかり研究・努力した結果、「型取り」「削り」「研磨」など 十数種類の機械で流れ作業に成功し「改良杓子」と銘する杓子を盛んに生産しました。これが、現在の「平杓子」となっています。 当時の資料では、年間3万本の生産をしていたとの記載があります。
今、改めて歴史ある「宮島杓子」とは?の問いかけから、自らの手で作る事の大切さ。原木の仕入れから全ての製品の製造を自工場でおこない 責任を持ってより良い製品をお届けする。誓真さんが教えてくれた「宮島杓子」の思いに立ち返り作り続けていきたいと思います。
一本一本の手触り丁寧な仕上げ
一本に込める作り手の思いの大切さ
最高の品質をお届けする・日常使いの・一品
倉本の作る「杓子」を感じてほしいと思います。

工場概要

工場名 倉本杓子工場
所在地 〒 739-0421 広島県廿日市市深江1丁目1番18号
電話 0829-56-2121
Fax 0829-56-2122
E-Mail kuramoto@asahinet.jp
代表者 倉本 充明
創業 大正4年
主事業 木製杓子・木製料理ベラ・木製靴ベラ・業務用スパテラ・別注杓子・バター・ジャムベラなどの作製

創業当時

昔の写真

左から四番目が創業者 祖父「逸作」
工場の様子は写っていませんが、左にあるのが材料だと思います。
材料の量からも創業してある程度時間が経っての一コマかと。
当時は、ほとんどが手作業での生産だったのではと伺えます。
今なを手仕事での仕上げはさらに重要な要素となりました。
伝統は受け継がれます。

アクセス

地図

JR宮島口より約1km
広島市方面からお越しの場合
「安芸グランドホテル」を目印に、二車線になるとすぐを右折

山口方面からお越しの場合
「チューピーパーク」の高架道路を過ぎると左折
非常に分かりにくい所ですが、是非お越しください。