ご挨拶
創業 大正四年、祖父「逸作」に始まり一00年以上にわたって「木杓子」を作り続けています。
元来「宮島名産の杓子」は材料生産地で荒削りしたものを宮島・大野で手製で製作したものでありました。
初代「逸作」の時代はこの通りだったと思います。
そして、父「政行」へ移る中、昭和の始めに発明されたと言う機械に着目し機械化をはかり研究・努力した結果、「型取り」「削り」「研磨」など
十数種類の機械で流れ作業に成功し「改良杓子」と銘する杓子を盛んに生産しました。これが、現在の「平杓子」となっています。
当時の資料では、年間3万本の生産をしていたとの記載があります。
今、改めて歴史ある「宮島杓子」とは?の問いかけから、自らの手で作る事の大切さ。原木の仕入れから全ての製品の製造を自工場でおこない
責任を持ってより良い製品をお届けする。誓真さんが教えてくれた「宮島杓子」の思いに立ち返り作り続けていきたいと思います。
一本一本の手触り丁寧な仕上げ
一本に込める作り手の思いの大切さ
最高の品質をお届けする・日常使いの・一品
倉本の作る「杓子」を感じてほしいと思います。