ミスト/THE MIST  |
[MONSTER PANIC]
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2007:アメリカ作品/2008.05日本公開(ブロードメディア・スタジオ) |
監督:フランク・ダラボン 原作:スティーブン・キング 「霧」 |
CAST-1:トーマス・ジェーン/マーシャ・ゲイ・ハーデン/アンドレ・ブラウアー |
CAST-2:ロバート・C・トレヴァイラー/トビー・ジョーンズ/アレクサ・ダヴァロス/ウィリアム・サドラー/デヴィッド・ジェンセン/クリス・オーウェン |
CAST-3:ローリー・ホールデン/フランシス・スターンハーゲン/ジェフリー・デマン |
CAST-4:ネイサン・ギャンブル/ケリー・コリンズ・リンツ |
CAST-5:サム・ウィットワー/アミン・ジョセフ/メリッサ・スザンヌ・マクブライド/他 |
スティーブン・キング原作「霧」の映画化作品、救いのなさが好みではあるものの…なんか中途半端な感じが残念、注意深き人は…途中でオチが分かっちゃうんだな、そこが特に惜しい… |
【STORY】 ■湖のほとりの家、映画用ポスターを製作するデヴィッド・ドレイトン、外は激しい風雨&雷鳴! ■翌朝、地下室を出た一家、妻ステファニーと5歳の息子ビリー、晴天、祖父が植え&育った巨木が倒れ…家を破壊、描きかけのポスターも無残、駆け回るビリー、ボートハウスの損壊状況を報告、隣家の木が倒れ…破壊、敷地境界で揉めた因縁の相手…やり手の黒人弁護士ブレント・ノートン、保険について確認するとデヴィッド、湖の向こう岸に発生した霧の壁を目撃!コチラに流れ来る霧、不自然さ…不安な気持ちを振り払い…隣家へ ■ノートンとの会話、友好的な対応、巨木の下敷きとなった車、街に出るかの問い ■インフラ壊滅、とりあえず…息子とノートンを連れて買出し、話題…山頂にある軍の基地…何のためにアソコに? ■大型店舗の並ぶ一角、妻に連絡…携帯も公衆電話も不通、マーケットは混雑中、顔見知りの店長のバド、副店長のオリー、レジ係のサリー達は大忙し、レジに長蛇の列、老女教師レプラーが話し掛けまくる…新任女性教師アマンダの紹介、マーケットに場違いな軍服姿の若者3人…長期休暇に出かけるバス待ち!外部では…軍&警察車両が往復、MP入店、若者3人に帰還命令! ■突然鳴り始める町のサイレン!鼻血を流した中年男ダンが駆込んで来る、必死の形相「霧の中に何かがいるっ!」、扉にロック、何?窓ガラスへ群がる人々、迫り来る霧、やがてマーケット全体を包む、数m先も見えない霧、突然大きな衝撃音!壁や天井にひび割れ、落下、幼い子供を家に残してきた女性、どうしても帰る!止めるダン、それでも霧の中へ、悲鳴?骨董品店の女主人カーモディの独り言「外は死、この世の終りよ!」…狂信的なキリスト教信者 ■一向に消えない濃霧、ビリーの発熱、毛布を求める…奥の倉庫!向かうデヴィッド、煙を上げる発電機をOFF!突然…外からシャッターを押し&揺する何か?店員に訴えるも信じて貰えず、失笑、でも…発電機のチェックへ向かう副店長オリー、倉庫係ジム達、不審な様子なし、発電機の排気口が塞がっている?開きに行くと店員ノーム、電動シャッターが開く、濃霧、突然…彼を引張りだしていくモノ、助けようとするデヴィッド達、抗えず…、叫び声と共に霧の中へ消える若者…
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スティーブン・キング原作の短編小説「霧(邦題)」の映画化作品で…少々悩んだ末に前売券購入しました、一時スティーブン・キングにハマってまして大量に本を読んだので…もしかして原作は読んだかもしれないし、読んでないかもしれない、覚えが無いので…やはり読んでいないか!?まあどうでもよいこと…
プロット的にはよくある内容だと思いつつ…劇場予告の映像を見いていて、スティーブン・キングだし…ヤッパリ見てみようかなと?思ったしだい…、「霧〈ミスト〉の中には
“何” が待っていたのか…映画史上かつてない、震撼のラスト15分」の宣伝コピー…さあどういうことになるか映画館へ
おーっ!実に唐突に「霧」が発生、一気に確信に突入、何かから必死に逃げてきた男…入口を封鎖、スーパーマーケットに閉じ込められた人々、出て行こうとする女、そして男、絶叫!目撃してしまった人々…この世のものではなし?それでも状況を受け入れ前後策を考える者達、説明されても信じない超現実的な弁護士と同調者のグループ、そして…普段は邪魔者扱いだったキリスト教の熱烈信者の女がアジり始める…「終わりの時」だの「神の与えたもう試練」だの…爆発的に増える同調者、ついには神に「生贄」をと叫びだす!混乱の始まり…
えーっと、パンフ情報だと原作ラストは考えオチらしいが、映画は映画版のラストあり…これが「震撼のラスト15分」ということでしょう、ゆえに多くは語れません、チョット強引なラストですが…あえて、あえて書くならば…
〈ネタバレ・ギリギリ!?〉…地上と上空の…!気が付けば…!〈これ以上は無理だ!〉まあなんというか…救いのない映画って好きです、しかし全体として面白いかとすれば…なんか描ききれてない感じが残り、不満あり、エンディング・スクロール中の音に期待も…ラストのラストには特に何もなし、うーん…、です |
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公開初日の第3回(16:10〜)、267席の映画館は、ほぼ満員(TOHOシネマズ六本木ヒルズ SCREEN 5) |