MEN/同じ顔の男たち/MEN  |
[HORROR]
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2022:イギリス作品/2022.12:日本公開(ハピネットファントム・スタジオ) |
監督:アレックス・ガーランド |
出演:ジェシー・バックリー/ロリー・キニア/パーパ・エッシードゥ |
ガイル・ランキン/サラ・トゥーミー/ソノヤ・ミズノ/他 |
今週も年休を1日取得(減らさねば)しての、映画鑑賞!
先週までは観たい映画のラッシュだったが、来週の「アバター/ウェイ・オブ・ウォーター」との間に空白期間発生!
折角のお休みなので、一応リストに上げておいた
単館アート系スクリーンで地味に宣伝しててた映画「MEN/同じ顔の男たち」を、まあ観てみようかな?
(一応TOHOシネマズの大きなスクリーンもあるが、渋谷の単館系に行きます)
くらいの感じで観に行きます!
ジャンルはホラー!目の前に現れるのが皆んな同じ顔をしてたら・・・怖いよな! |
【STORY】
窓に向かっていた彼女は全てを目撃した…“それ”は窓の外、階上から突然現れ、落下していった!
ほんの一瞬の出来事、しかし忘れることができない
ロンドン郊外(高速道路を車で4時間)にやってきたハーパー
宿泊先の“(1軒貸しの)お屋敷”
たわわに実った林檎の樹、1個もいで食べてみる!
管理人ジェフリーが出迎える、ハーパーは親切に対応する彼に何故か違和感を覚える
(自分の呼び名が気になるが、それは予約してくれた友人の夫のせい)
屋敷は手入れが行き届いており、窓から見下ろす林檎の樹、この場所が気に入ったハーパー
(何かあれば自分は近くに住んでいる、村まで徒歩10分、教会や良いBARがあるとのジェフリー情報)
友人との電話を終え、一息つくと…夫ジェームズとの会話が蘇る
離婚を切り出すハーパーに対して、「(離婚するなら)僕は命を絶つ!君が一生、罪の意識を背負うように」
気分転換、近くの森に散歩に出かけるハーパー
大きな廃トンネル(昔の鉄道跡)、声の響きを楽しむが…反対側から足早に駆けてくる人影
何か尋常ならざるものを感じたハーパー、足早にその場を去るが
森の中を逃げても追ってくる影、斜面を登り、古い建物群を抜けて開けた場所へ
一安心して、古い建物群を写真に収める?彼女が目にしたのは、立ちはだかる全裸の男
翌日、リモートワーク後、友人とのビデオ通話、ルームツアーを始めるが
窓外に昨日の全裸男の姿!通話断!男が家に侵入を試みる段に至って警察に通報
間一髪で逮捕される全裸男、駆け付けた警察官は何処かで見た顔だった
再びジェームスとのやりとりを思い出す
「夫が怖い」と打ち込んだスマホ
背後から突然現れたジェームズがスマホを奪う
抗議したハーパーを殴りつけるジェームズ
警察の事情聴取の後、ハーパーは近くの教会に向かう
祈りを捧げているうちに夫への恐怖がこみあげてきて絶叫!
殴られて激昂し、ジェームズを家(マンションの一室)から締め出したハーパー
(後から分かったこと…ジェームズは上の階に侵入)
ベランダから落下していく夫(こちらを見ていた?)を目撃、ほんの一瞬の出来事、しかし忘れることができない
夫は足を滑らせたのか?それとも自ら命を断ったのか?
教会を出ると少年に声を掛けられる、かくれんぼしない?
困惑していたところに神父が現れる
親身になって話を聞いてくれる神父に心を許したハーパー
夫との過去を話し始めるが、突然神父が自分を責め始める
「彼が殴った後、(彼に)謝る機会を与えたのか?」と…、反射的に怒り、その場を去るハーパー
気持ちを晴らそうとBARを訪れた彼女は管理人ジェフリーや常連客、来店した警察官と会う
彼等は皆、同じ顔をしている(もしかしたら笑うところ?)
さっきの神父も少年も同じ顔だった!
なぜ、同じ顔の男たちがハーパーの前に現れるのか?
そしてその夜、想像もしなかった恐怖がハーパーの前に出現する…
◇
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なんだこれは?
ジャンルはホラー映画と括られているが、全く恐くない!コメディーとするのもコメディーに失礼
まあよくこの程度の内容でスクリーンに掛けたな!逆に感心してしまうよ!
この映画を短く説明するならば
「男側の言い分を一方的に押し付けられた女性の不快感を爆発させる映画」ってとこかな
象徴的に使われる林檎はエデンの園の知恵の実か?原罪は女性にあるってこと?
妙に女性の性と女陰に拘る?憎悪の連鎖を産み続けるのは女性?何かの儀式か?
私は何を観せられている?本当に何が言いたいのか分からないし…
結局「同じ顔」だったのは何故?彼女の「罪の意識」の象徴なのか?どこまで女性に罪を被せるのか?
まあそれを蔑んだ様に見下ろす主人公の顔が印象的
2段オチを期待していたが、中途半端に100分は終了する!
ホラーだけあって、音響的に意識付けされていたのだけはセーフ!
特に他に感想もなく、これ以上語ることもない
ああ〜最後に、タイトルの「同じ顔の男たち」はいらないんじゃないか?
公開初日(平日金曜日)の初回10:10はキャパ115席のスクリーンに「6人」
早期撤退必死!多分スクリーンで観る必要なし!
ペラペラのパンフが900円は超イタイ!
上記ストーリーのラストの3行は「パンフ」のストーリーどおりに書いたが
同じパンフの監督インタビューでは、彼女は同じ顔だと気付いていないとあるので要注意!
“男なんてみんな同じなんだ”だって!それでいいの?
今度こそお終い! |
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公開初日の第1回(10:10)、115席の映画館で6人の入り(シネクイント スクリーン2) |