ウルフ・オブ・ウォールストリート 
THE WOLF OF WALL STREET |
[COMEDY & NON FICTION]
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2014 ゴールデングローブ賞[主演男優賞(ミュージカル・コメディ部門):レオナルド・ディカプリオ] |
2013:アメリカ作品/2014.01日本公開(パラマウンド・ピクチャーズ・ジャパン) |
監督:マーティン・スコセッシ |
出演:レオナルド・ディカプリオ/マーゴット・ロビー/クリスティン・ミリオティ |
ジョナ・ヒル/ロブ・ライナー/ジョン・ファヴロー/ジョン・バーンサル/P・J・バーン/ケネス・チョイ/
ブライアン・サッカ/ヘンリー・ジェブロフスキー/イーサン・サプリー/ステファニー・カーツバ/アヤ・キャッシュ |
マシュー・マコノヒー/ジャン・デュジャルダン/ロバート・クロヘシー/ジョン・スピノガッティ |
カイル・チャンドラー/テッド・グリフィン |
ジョアンナ・ラムレイ/カタリーナ・キャス/クリスティーナ・ジェフス/シェー・ウィガム |
クリスティーン・エバーソール/ジゼル・アイゼンバーグ |
アシュリー・アトキンソン/他 |
レオナルド・ディカ(で顔)プリオって昔から苦手でして…、基本「タイタニック」だけでしょ…
演技ヘタだし、なのに人気だけはあるのが不思議?まあファンの皆様スイマセン!
アカデミー賞5部門ノミネートということですし、世間の評判が妙に高いので…観に行ってみることとしました! |
【STORY】
一攫千金(アメリカン・ドリーム)を夢見る男ジョーダン・ヘルフォート
ウォール街の一流証券会社に入社(証券会社相手に証券を売るパフォーマンスが功を奏したよう)
電話の取り次ぎ役でキャリアをスタート、彼に目を付けたカリスマブローカーのマーク・ハンナ、ランチの誘い
酒と女とドラッグに溺れる先輩の姿に圧倒される(ヤクをやれ!日に2度はトイレでマスターベーションしろ!)
株価の行方など誰にも分からない!顧客に儲けを渡すな!次の投資へ!ともかく手数料を稼ぎ出せ!
売上の1%が手に入る!
そのアドバイスに感銘を受けるジョーダン、資格試験を受けながらの勤務、ついに合格!
ついにトレーダーとしてデビューの日が…ブラックマンデー!
株価大暴落の煽り、半年後にはまさかの老舗証券会社の倒産、無職となるジョーダン
すっかり不況となった証券業界では再就職先を見つけることは不可能、億万長者の夢は捨てられず!
まずは倉庫番から再スタート?妻テレサの大反対!妻が見つけた新聞広告、地元の聞いた事もない証券会社
面接、ここが証券会社?驚くジョーダン、1ドルにも満たない“ペニー株”を専門に扱う会社
株価が安いため、会社の利益も少ない、投資してもまず儲からない…と
しかし、この会社、売り上げの50%が手に入るという!
大手で鍛え上げたセールス・トーク、1本目の電話、口からデマカセ、高額取引成立、唖然とする社員達
あれよあれよという間に高額の報酬を手にするジョーダン、安マンションに高級車のチグハグ生活
それに目を付けたドニー・エイゾフ、即仕事を辞めてジョーダンに付き従う(ドラッグを強引に勧める)
ドニーが見つけてきた物件!店頭取引のペニー株に関するノウハウを取得、新たな証券会社を起こすジョーダン
独自の選定眼、怪しげな連中を雇うジョーダン、ペンを俺に売ってみろの試験、合格者はブラッドのみ
社員にはならないブラッド…裏方稼業で協力、残りの面子に営業ノウハウを伝えると…大躍進
規模を拡大していく会社、ジョーダンの言う通りにすれば契約が取れる取れる…
現金報酬以外にも無茶苦茶な見返り、ドラッグ&SEXパーティー!盛り上がる会社
海岸に建つジョーダン宅でのパーティ、絶世の美女ナオミとの遭遇、恋に落ちる…
自分を支えてくれていたテレサと離婚、ナオミと再婚、幸せな家庭を築く誓いだが…
あらゆる欲望を満たすだけの富と権力を手にしているジョーダンを止められるものなし
狂乱の日々を繰り返すジョーダン、目立ち過ぎ
ゲッコーの再来!?騒ぐメディア
裏ではFBIが捜査を進行、やがて証券詐欺の証拠を掴んだパトリック・デナム捜査官が司法取引を求めてくる…
それはジョーダンが仲間を裏切るということだった…
◇
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3時間に及ぶおバカコメディ映画でした!一応実話ベースらしいけど!
マーティン・スコセッシ監督とレオナルド・ディカプリオによるブラック・コメディというよりは悪ふざけ
それも3時間掛かりの徹底ぶり!アカデミー賞5部門ノミネートなんて言葉に騙されて観に行ってはいけない!
絶賛してる皆さん!本当に面白かったですか?
こういう映画嫌いじゃないはずなんだけどてななんか嫌悪感!
金と時間を掛けた悪ふざけ…さあ、笑え!ってな映画、かなり強引で押しつけがましい…
札束で顔を叩かれながら笑うことを強要されている雰囲気!
苦笑いの連続、腹から笑ったシーンはなし! 唯一共感できたのはFBIのデナム捜査官だけだな…
しかしなんとアメリカはドラッグとSEX(あと拳銃ね!)に寛容なんだろう!?
ベロベロになるまでラリってても捕まらないんだよね?まあそういう映画なんだけどね(一応実話ベース)!
アメリカン・ドリームという好都合な言葉の国
財産形成も手堅さより、ハイリスク・ハイリターンが好まれるよう…そこに付けこむ新興証券会社
シースルーエレベーターでフェラしてる会社、SEXし放題の会社、オナニーしまくりのパーティー
安定株で実績を作ったら、クズのようなペニー債で荒稼ぎ…ほとんど嘘で固めたセールストーク
で、仕事中もみんなラリってる
社内イベント、ストリッパーとの乱交パーティ、おバカなイベント
坊主頭になるのと引き換えに1万ドルを得る女子社員…豊胸手術費稼ぎ、そんな会社
公共機関でもラリって迷惑かけてるけど…捕まらない
悪評と言うものが立たないのか?アメリカは?まあ映画だしな…
そんな滅茶苦茶なシーンを…まず2時間観せられて
漸くチョットだけ映画らしい動きと思ったら…残り1時間はグダグダ!そして…まさかの仲間の大安売り!
まあ多少は笑えたが、評価するほどの映画ではない!
ドラッグものなら、「ラスベガスをやっつけろ」とか、「ハングオーバー」シリーズの方が上だな!
当然証券ものなら「ウォール街」とか「ウォール・ストリート」でしょう!
両方を掛け合わせても化学反応は起きなかったようです
なぜだろう?ドラッグ依存、SEX依存と言いつつ…誰も後遺症の恐怖感も禁断症状も現わさないことかな?
まあ、どんだけやっても大丈夫だよ!って言っているようで違和感ありありなんだな…
仕事で破綻きたさなかったかな?シラフな奴らが必死にフォロー!?そんな会社、よく実在できたね!
まあ、それはさておき、やはりレオナルド・ディカプリオ作品とは縁が無いようで…
クチャっとしてるのに、無理した“どんなもんだ顔”は相変わらず嫌いだな!
ちなみに2月1日の映画の日につき1,000円で観ましたが…、まあ…いいか、頭から消去しよう!
その前に…出演者数が多過ぎる!HP投入で一苦労だな… |
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公開2日目の第2回(13:30)、646席の映画館で満員(TOHOシネマズ六本木ヒルズ SCREEN7) |