螺旋の鎮魂歌


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あらすじ


リベラ大陸の地図


螺旋の鎮魂歌


「サンクがいない世界なんて──壊れてしまえばいいのよ」


螺旋に絡まりながらも高みに焦がれる二人の恋の行方は……。

世界には音があふれていた──。
サンクとキリエは見えない糸に引き寄せられるように出逢ってしまった。
お互い、心惹かれていく。

「歌うことしかできないけど……だれかの代わりでもいいの。ずっと、あなたの側に置いてほしい。わたしを置いてどこかに行かないで」

天涯孤独の身になったキリエはサンクに懇願する。

「キリエ……ずっと側にいて」

キリエに初恋の人を重ねていたサンクは、キリエの想いを知りながらそう告げることしかできなかった。
しかし──キリエが事実を知った時。

「あなたを信じていたのに!」

繋いだ手を振り払い、キリエは姿を消す。
サンクはキリエを求め、彷徨う──。
キリエ、もう独りにはしないから。
キリエから与えられる物だけが真実、生きている証。

待っていて、キリエ。
きっと探し出すから……。

執筆開始:2009年12月18日
連載終了:2010年2月20日


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目 次

【序章】世界には音があふれていた

【一章】ディエスとミサの出逢い

【二章】ミサとの出逢い

【三章】魔王・ディエスとミサ

【四章】魔王討伐

【五章】二人旅

【六章】罪悪感

【七章】想い

【八章】お互いの想い

【九章】甘いキス

【十章】痛みと後悔

【十一章】ルシス・ルナの女将

【十二章】キリエは詠う

【十三章】サンクの決意

【十四章】キリエとラクリモサ

【十五章】螺旋の鎮魂歌

【十六章】うわさ話

【十七章】狂った想い

【十八章】逢えない

【十九章】告白

【二十章】確認

【二十一章】甘い夜

【二十二章】罪

【二十三章】旅立ち

【二十四章】追跡者

【二十五章】lamentation

【二十六章】救出に向かう者

【二十七章】心の安らぎ

【終章】始まりの洞窟で

【番外編】未来へと続く道・前編

【番外編】未来へと続く道・後編

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