二項述語・2変項命題関数" x loves y"  の二重量化(変域明示)


(1)「∀xSyT ( x loves y )」の意味・読み
(2)「∃xSyT  ( x loves y )」 の意味・読み
(3-1) 「∀xSyT ( x loves y )」 の意味・読み
(3-2) 「∀ySxT ( x loves y )」 の意味・読み
(4-1) 「∃xSyT ( x loves y )」 の意味・読み
(4-2) 「∃ySxT ( x loves y )」 の意味・読み  
※一階述語論理による表現の応用例
  ・「誰もが誰か愛し愛されて生きるのさ」
二項述語二重量化一覧/多重量化一覧 
※論理関連ページ:古典論理/論理記号一覧/述語・命題関数
総目次   







xSyT ( x loves y




・「xSyT ( x loves y )」は、

 変項xのみを含む一項述語 
    「yT ( x loves y )
 について、

 変項xも全称量化子で束縛して普遍量化した

  命題「xS (yT  ( x loves y ) )

 の略記。



・「xSyT ( x loves y )」は、

  「集合S,Tから、どの対象を選んでも、
   Sから選んだ対象を変項xへ、
   Tから選んだ対象を変項y
   代入すると、
   x-y間に関係・条件" x loves y "が成り立つ。」

 と主張する命題を意味する。



・「xSyT ( x loves y )」の読み下し例。

 「Sの誰もが、Tの誰もを愛している」
 (本橋『新しい論理序説p.64を参考に自作。)



【具体例】
 ・x∈『男性を全員あつめた集合』 ∀y∈『女性を全員あつめた集合』 ( x loves y ) 
  Sを『男性を全員あつめた集合』、Tを『女性を全員あつめた集合』にした具体例。    
 ・x∈YMO ∀y∈Perfume ( x loves y )  
   Sを外延的に定義された有限集合YMOTを外延的に定義された有限集合Perfumeとした場合の具体例。






以下未確認

【文献−数学基礎論】
 ・前原昭二『記号論理入門』第1章§7多変数(p.21-23);§8自由変数束縛変数(pp.23-25)。
 ・新井紀子『数学は言葉』2.3∃∃,∃∈∃∈(p.57-);例題3.2.9∀∀(pp.89-90);例題3.2.10∀∀(⇒∃)(p.90):変則的;∃∈∀∈(p.92);量化子が複数並んであらわれるとき、その影響の及ぶ範囲が明らかなときに限り、カッコをしょうりゃくしてよい。(p.100);4.1∀∃,∃∀の和訳・英訳(pp.123-5);4.2関数の定義∀xy f(x)=y・全射∀yx f(x)=y・単射∀∀(pp.128-9);例題4.2.2関数fは上に有界M ,∀a f(a)M)(pp.132-134):f,a,M3項述語の二重量化;例題4.2.2単調増加関数の定義 (pp.132-135):f,x,y3項述語の二重量化;例題4.3.1.1数列が極限値に収束するの定義:数列,極限値,ε,N,Mからなる5項述語の三重量化(pp.136-137);例題4.3.1.2関数の極限の定義:5項述語の三重量化(pp.136-137);例題4.4.3連続と一様連続:四重量化(pp.144-6);例題4.4.4数列・級数に極限値が存在して収束する:四重量化(p.147);

【文献−分析哲学・論理学】
 ●戸田山『論理学をつくる』7.1.5愛の論理学(pp.169-172)
 ・野矢『論理学』2-2-2-多重量化(pp.96-99)


 




・「xSyT ( x loves y )」 

 は、

 「x ( xS y ( yT x loves y ) )」  
 の省略表現。

 ※なぜ?→説明 



・「xSyT ( x loves y )」 

 は、

 「(x,y) S×T  x loves y

 と表現してもよい。

 ※なぜ?→ 順序対を用いて二項述語を一項述語と解釈すると…/「∀xSyT P(x,y)順序対・直積を用いた別表現  



二項述語"x loves y"の二重量化一覧
二項述語二重量化一覧/多重量化一覧 
総目次 

xSyT  ( x loves y )




・「xSyT ( x loves y )」は、

 変項xのみを含む一項述語「∃yT  ( x loves y )」について、

 変項xも存在量化子で束縛して存在量化した命題

   「xS (yT ( x loves y ) )

 の略記。 



・「xSyT ( x loves y )」は、

  《集合Sに属す対象》《集合Tに属す対象》をそれぞれうまく選んで
  《集合Sに属す対象》を変項xへ、
  《集合Tに属す対象》を変項yへ代入することによって、
  "x loves y"というx-y間の関係・条件を成り立たせることができる

  と主張する命題。



・「xSyT ( x loves y )」の読み下し例。

 「誰かが誰かを愛している」(本橋『新しい論理序説p.64)




【具体例】
 ・x∈『男性を全員あつめた集合』 ∃y∈『女性を全員あつめた集合』 ( x loves y ) 
  Sを内包的に定義された『男性を全員あつめた集合』、Tを内包的に定義された『女性を全員あつめた集合』にした具体例。
 ・x∈YMO ∃y∈Perfume ( x loves y )  
   Sを外延的に定義された有限集合YMOTを外延的に定義された有限集合Perfumeとした場合の具体例。




以下未確認
【文献−数学一般】

【文献−数学基礎論】
 ・前原昭二『記号論理入門』第1章§7多変数(p.21-23);§8自由変数束縛変数(pp.23-25)。
 ・新井紀子『数学は言葉』2.3∃∃,∃∈∃∈(p.57-);例題3.2.9∀∀(pp.89-90);例題3.2.10∀∀(⇒∃)(p.90):変則的;∃∈∀∈(p.92);量化子が複数並んであらわれるとき、その影響の及ぶ範囲が明らかなときに限り、カッコをしょうりゃくしてよい。(p.100);4.1∀∃,∃∀の和訳・英訳(pp.123-5);4.2関数の定義∀xy f(x)=y・全射∀yx f(x)=y・単射∀∀(pp.128-9);例題4.2.2関数fは上に有界M ,∀a f(a)M)(pp.132-134):f,a,M3項述語の二重量化;例題4.2.2単調増加関数の定義 (pp.132-135):f,x,y3項述語の二重量化;例題4.3.1.1数列が極限値に収束するの定義:数列,極限値,ε,N,Mからなる5項述語の三重量化(pp.136-137);例題4.3.1.2関数の極限の定義:5項述語の三重量化(pp.136-137);例題4.4.3連続と一様連続:四重量化(pp.144-6);例題4.4.4数列・級数に極限値が存在して収束する:四重量化(p.147);

【文献−分析哲学・論理学】
 ●戸田山『論理学をつくる』7.1.5愛の論理学(pp.169-172)
 ・野矢『論理学』2-2-2-多重量化(pp.96-99)


 




・「xSyT ( x loves y )」 

 は、

 「 x ( xS かつ y ( yTかつP(x,y) ) )
 
 の省略表現。

 ※なぜ?→説明 





二項述語"x loves y"の二重量化一覧
二項述語二重量化一覧/多重量化一覧 
総目次 


xSyT  ( x loves y )



・「xS ∃yT ( x loves y )」 は、

 変項xのみを含む一項述語「∃yT ( x loves y )」について、

 変項xを全称量化子で束縛して普遍量化した命題

   「xS (yT ( x loves y ) )

 の略記。 



・「xS ∃yT ( x loves y )」 は、   

 「どの《集合Sに属す対象》を選んで変項xへ代入しても、
  その《集合Sに属す対象》にたいして、
    《集合Tに属す対象》をうまく選んで変項yへ代入してあげることによって、
     "x loves y"というx-y間の関係を成り立たせることができる」

 と主張する命題。



・「xS ∃yT ( x loves y )」 の読み下し例。

 「誰もが誰かを愛している」(本橋『新しい論理序説p.64)

 「誰にも好きな人がいる」(本橋『新しい論理序説p.75)



【応用例】

誰もが誰か愛し愛されて生きるのさ

  「 x ( y( x loves y )   ) かつ y ( x ( x loves y )   ) 」   

【具体例】
 ・x∈『男子を全員あつめた集合』 ∃y∈『女子を全員あつめた集合』 ( x loves y ) 
  Sを『男子を全員あつめた集合』、Tを『女子を全員あつめた集合』にした具体例。
 ・x∈YMO ∃y∈Perfume ( x loves y )  
   Sを外延的に定義された有限集合YMOTを外延的に定義された有限集合Perfumeとした場合の具体例。




【文献−数学一般】
 ●本橋『新しい論理序説』4.5問題7(;pp.81-82)問題8場合2(p.74;83) 


下記未確認


【文献−数学基礎論】
 ・前原昭二『記号論理入門』第1章§7多変数(p.21-23);§8自由変数束縛変数(pp.23-25)。
 ・新井紀子『数学は言葉』2.3∃∃,∃∈∃∈(p.57-);例題3.2.9∀∀(pp.89-90);例題3.2.10∀∀(⇒∃)(p.90):変則的;∃∈∀∈(p.92);量化子が複数並んであらわれるとき、その影響の及ぶ範囲が明らかなときに限り、カッコをしょうりゃくしてよい。(p.100);4.1∀∃,∃∀の和訳・英訳(pp.123-5);4.2関数の定義∀xy f(x)=y・全射∀yx f(x)=y・単射∀∀(pp.128-9);例題4.2.2関数fは上に有界M ,∀a f(a)M)(pp.132-134):f,a,M3項述語の二重量化;例題4.2.2単調増加関数の定義 (pp.132-135):f,x,y3項述語の二重量化;例題4.3.1.1数列が極限値に収束するの定義:数列,極限値,ε,N,Mからなる5項述語の三重量化(pp.136-137);例題4.3.1.2関数の極限の定義:5項述語の三重量化(pp.136-137);例題4.4.3連続と一様連続:四重量化(pp.144-6);例題4.4.4数列・級数に極限値が存在して収束する:四重量化(p.147);

【文献−分析哲学・論理学】
 ●戸田山『論理学をつくる』7.1.5愛の論理学(pp.169-172)
 ・野矢『論理学』2-2-2-多重量化(pp.96-99)


 




  

二項述語"x loves y"の二重量化一覧
二項述語二重量化一覧/多重量化一覧 
総目次 


 ∀yTxS ( x loves y )



・「 yTxS ( x loves y )  」 は、

 変項yのみを含む一項述語「∃xS  ( x loves y )」について、

 変項yを全称量化子で束縛して普遍量化した命題

  「yT (x∈S ( x loves y ) )

 の略記。 



・「 yTxS ( x loves y )  」は、   
 「どの《部分集合Tに属す対象》を選んで変項yへ代入しても、
  その《部分集合Tに属す対象》にたいして、
    《部分集合Sに属す対象》をうまく選んで変項xへ代入してあげることによって、
     x-y間の関係・条件P(x,y)を成り立たせることができる」

 と主張する命題。



yTxS ( x loves y )  」の読み下し例。

 「誰もが誰かに愛されている」(本橋『新しい論理序説p.64を参考に自作。)



 

【応用例】

誰もが誰か愛し愛されて生きるのさ

  「 x ( y( x loves y )   ) かつ y ( x ( x loves y )   ) 」   



【具体例】
 ・y∈『女子を全員あつめた集合』 ∃x∈『男子を全員あつめた集合』 ( x loves y )
  Sを『男子を全員あつめた集合』、Tを『女子を全員あつめた集合』にした具体例。
 ・y∈Perfume ∃x∈YMO ( x loves y )  
   Sを外延的に定義された有限集合YMOTを外延的に定義された有限集合Perfume とした場合の具体例。






【文献−数学一般】
 ●本橋『新しい論理序説』4.5問題7(;pp.81-82)問題8場合2(p.74;83) 


下記未確認


【文献−数学基礎論】
 ・前原昭二『記号論理入門』第1章§7多変数(p.21-23);§8自由変数束縛変数(pp.23-25)。
 ・新井紀子『数学は言葉』2.3∃∃,∃∈∃∈(p.57-);例題3.2.9∀∀(pp.89-90);例題3.2.10∀∀(⇒∃)(p.90):変則的;∃∈∀∈(p.92);量化子が複数並んであらわれるとき、その影響の及ぶ範囲が明らかなときに限り、カッコをしょうりゃくしてよい。(p.100);4.1∀∃,∃∀の和訳・英訳(pp.123-5);4.2関数の定義∀xy f(x)=y・全射∀yx f(x)=y・単射∀∀(pp.128-9);例題4.2.2関数fは上に有界M ,∀a f(a)M)(pp.132-134):f,a,M3項述語の二重量化;例題4.2.2単調増加関数の定義 (pp.132-135):f,x,y3項述語の二重量化;例題4.3.1.1数列が極限値に収束するの定義:数列,極限値,ε,N,Mからなる5項述語の三重量化(pp.136-137);例題4.3.1.2関数の極限の定義:5項述語の三重量化(pp.136-137);例題4.4.3連続と一様連続:四重量化(pp.144-6);例題4.4.4数列・級数に極限値が存在して収束する:四重量化(p.147);

【文献−分析哲学・論理学】
 ●戸田山『論理学をつくる』7.1.5愛の論理学(pp.169-172)
 ・野矢『論理学』2-2-2-多重量化(pp.96-99)


 




  


二項述語"x loves y"の二重量化一覧
二項述語二重量化一覧/多重量化一覧 
総目次 

xSyT ( x loves y )



・「xSyT ( x loves y )」 は、   

 変項xのみを含む一項述語

   「yT  ( x loves y )

 について、

 変項xを存在量化子で束縛して存在量化した命題

  「xS (yT  ( x loves y ) )

 の略記。  



・「xSyT ( x loves y )」 は、 

 「《部分集合Sに属す対象》をうまく選んで変項xへ代入してあげることによって、

   いかなる《部分集合Tに属す対象》を変項yへ代入しようとも、
    
      "x loves y"というx-y間の関係を成り立たせることができる」

 と主張する命題。



【具体例】
 ・x∈『男子を全員あつめた集合』 ∀y∈『女子を全員あつめた集合』 ( x loves y )」 
  Sを『男子を全員あつめた集合』、Tを『女子を全員あつめた集合』にした具体例。
 ・x∈YMO ∀y∈Perfume ( x loves y )  
   Sを外延的に定義された有限集合YMOTを外延的に定義された有限集合Perfume とした場合の具体例。





【文献−数学一般】
 ●本橋『新しい論理序説』4.5問題7(;pp.81-82)問題8場合2(p.74;83) 


下記未確認

【文献−数学基礎論】
 ・前原昭二『記号論理入門』第1章§7多変数(p.21-23);§8自由変数束縛変数(pp.23-25)。
 ・新井紀子『数学は言葉』2.3∃∃,∃∈∃∈(p.57-);例題3.2.9∀∀(pp.89-90);例題3.2.10∀∀(⇒∃)(p.90):変則的;∃∈∀∈(p.92);量化子が複数並んであらわれるとき、その影響の及ぶ範囲が明らかなときに限り、カッコをしょうりゃくしてよい。(p.100);4.1∀∃,∃∀の和訳・英訳(pp.123-5);4.2関数の定義∀xy f(x)=y・全射∀yx f(x)=y・単射∀∀(pp.128-9);例題4.2.2関数fは上に有界M ,∀a f(a)M)(pp.132-134):f,a,M3項述語の二重量化;例題4.2.2単調増加関数の定義 (pp.132-135):f,x,y3項述語の二重量化;例題4.3.1.1数列が極限値に収束するの定義:数列,極限値,ε,N,Mからなる5項述語の三重量化(pp.136-137);例題4.3.1.2関数の極限の定義:5項述語の三重量化(pp.136-137);例題4.4.3連続と一様連続:四重量化(pp.144-6);例題4.4.4数列・級数に極限値が存在して収束する:四重量化(p.147);

【文献−分析哲学・論理学】
 ●戸田山『論理学をつくる』7.1.5愛の論理学(pp.169-172)
 ・野矢『論理学』2-2-2-多重量化(pp.96-99)


 


・「xSyT ( x loves y )」の読み下し例。

  「Sに属す誰かが、Tに属す誰をも愛している」(本橋『新しい論理序説p.64を参考に自作。)
  「Tに属す誰をも好きになる『「Sに属す人』がいる」(本橋『新しい論理序説p.76を参考に自作。)





 

二項述語"x loves y"の二重量化一覧
二項述語二重量化一覧/多重量化一覧 
総目次 

yTxS  ( x loves y )



・「yTxS ( x loves y )  」 は、

 変項yのみを含む一項述語
   「x  ( x loves y )
 について、

 変項xを存在量化子で束縛して存在量化した

   命題「yT (xS ( x loves y ) )

 の略記。
 



   
【具体例】
 ・y∈『女子を全員あつめた集合』 ∀x∈『男子を全員あつめた集合』 ( x loves y ) 
   Sを『男子を全員あつめた集合』、Tを『女子を全員あつめた集合』にした具体例。
 ・y∈Perfume ∀x∈YMO ( x loves y )  
   Sを外延的に定義された有限集合YMOTを外延的に定義された有限集合Perfumeとした場合の具体例。





【文献−数学一般】

 ●本橋『新しい論理序説』4.5問題7(p.82);問題8場合2(p.74;83)

以下未確認

【文献−数学基礎論】
 ・前原昭二『記号論理入門』第1章§7多変数(p.21-23);§8自由変数束縛変数(pp.23-25)。
 ・新井紀子『数学は言葉』2.3∃∃,∃∈∃∈(p.57-);例題3.2.9∀∀(pp.89-90);例題3.2.10∀∀(⇒∃)(p.90):変則的;∃∈∀∈(p.92);量化子が複数並んであらわれるとき、その影響の及ぶ範囲が明らかなときに限り、カッコをしょうりゃくしてよい。(p.100);4.1∀∃,∃∀の和訳・英訳(pp.123-5);4.2関数の定義∀xy f(x)=y・全射∀yx f(x)=y・単射∀∀(pp.128-9);例題4.2.2関数fは上に有界M ,∀a f(a)M)(pp.132-134):f,a,M3項述語の二重量化;例題4.2.2単調増加関数の定義 (pp.132-135):f,x,y3項述語の二重量化;例題4.3.1.1数列が極限値に収束するの定義:数列,極限値,ε,N,Mからなる5項述語の三重量化(pp.136-137);例題4.3.1.2関数の極限の定義:5項述語の三重量化(pp.136-137);例題4.4.3連続と一様連続:四重量化(pp.144-6);例題4.4.4数列・級数に極限値が存在して収束する:四重量化(p.147);

【文献−分析哲学・論理学】
 ●戸田山『論理学をつくる』7.1.5愛の論理学(pp.169-172)
 ・野矢『論理学』2-2-2-多重量化(pp.96-99)


 




・「yTxS ( x loves y )」 は、 

 「《部分集合Tに属す対象》をうまく選んで変項yへ代入してあげることによって、

   いかなる《部分集合Sに属す対象》を変項xへ代入しようとも、
    
      "x loves y"というx-y間の関係を成り立たせることができる」

 と主張する命題。


・「yTxS ( x loves y )」の読み下し例。

 「Sに属す誰からも好かれる「Tに属す人』がいる」(本橋『新しい論理序説p.76;82)
  



二項述語"x loves y"の二重量化一覧
二項述語二重量化一覧/多重量化一覧 
総目次