尾瀬の花 コース案内001
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 鳩待峠→至仏山 
 
注:花の観賞・撮影のためのコース案内&ポイント案内が目的であり、歩くのが
 目的のハイキング用コース案内と違い、所用時間は記載してありません。


鳩待峠は尾瀬入山者のほぼ半数が使う登山口で、標高は1,591m、登山口は3ヶ所あり、左側が至仏山の登山口、中央が尾瀬ヶ原:山ノ鼻への登山口、右側が鳩待通りの登山口です。

001:鳩待峠〜1km地点〜2km地点〜トカゲ岩

至仏山登山口

至仏山登山道はスタートから暫くは落葉広葉樹の林の中を南に向かって進み、途中からクマザサ・ネマガリタケなどの広がる笹原となって明るくなりますが、木道は殆ど設置されていない、登山道の中央が抉れて歩きにくい箇所が続きます。

登山道の通行止めが解かれる7月初旬には、ユキザサオオバギボウシヤマブキショウマタニギキョウツクバネソウオオバノヨツムグラミネカエデナナカマドなどが咲き、オオバタケシマランゴヨウイチゴエンレイソウズダヤクシュなどが実をつけ始めてます。

1km地点

林の中で左側に鳩待峠から1km地点の標識を見送って登っていくと、

笹原の中を

両脇が背丈の高い笹が続き、やがて明るく開けた箇所に差し掛かると横田代(鳩待通り)、燧ヶ岳となどが見え、

右端:横田代 雲海下:尾瀬ヶ原

道は平坦となって本格的な木道が始まり、

平坦な木道

所々にダケカンバの大木はあるものの笹原が続き、木道脇にはノウゴウイチゴナンブアザミヤマブキショウマなどの花が目立ち、前方にはピラミッドのような笠ヶ岳が見えてきて、

笠ヶ岳

間もなく本格的な登り道が右カーブで始まり、針葉樹の多い森の中を登山道は進んでいきます。

2km地点

直ぐに登り始めてから2km地点の標識を左手に見て進むと、ハリブキの地味な花、可愛らしいコヨウラクツツジ、鮮やかなベニサラサドウダンなどが見え始めます。

やがて右手の展望が開け、登山道の左側:南側にはミヤマキンポウゲミヤマダイモンジソウ、標高が高いので7月でも咲いているズダヤクシュオオバタケシマランゴゼンタチバナマイヅルソウなどの花が目立ってくると前方に、

トカゲ岩

トカゲ岩(至仏山原見岩)が見えてきます。

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