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尾瀬の花図鑑 尾瀬の花 尾瀬自然保護ネットワーク


標準和名 科・属名 漢字表記
ダケカンバ カバノキ科  カバノキ属 岳樺  別名:エゾノダケカンバ
四国〜北海道の亜高山・高山に分布する落葉高木。

ダケカンバは、ブナオオシラビソ、ネズコなどの大木が枯れて倒れて空間ができると直ぐに進出して、やがては日陰で育つブナ、オオシラビソ、ネズコなどと、また交代します。
尾瀬では標高1,400m前後、つまり尾瀬ヶ原の標高がシラカバとダケカンバの分布境界で、尾瀬ヶ原には両方が生えていますが、それより高い1,591mにある鳩待峠にはシラカバはなく、全てがダケカンバなのです。

ですからシャトルバスで鳩待峠に近づいた時に「シラカバ林がきれい〜!」と叫んだ方は間違いを犯しているのです(^0^)

尾瀬沼周辺・至仏山・燧ヶ岳・三平峠・沼山峠にあるシラカバのような木は全て、ダケカンバなのでお間違えのないように。