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尾瀬の花図鑑 尾瀬の花 尾瀬自然保護ネットワーク


標準和名 科・属名 漢字表記
エンレイソウ ユリ科  エンレイソウ属 延齢草
九州〜北海道の山地・亜高山の湿った林下・林縁などに分布する多年草。

葉が3枚、花びらのように見える萼片が3枚、オシベが3×2の6つ、メシベの先が3つに分岐、実が三角形と、「3」づくしの植物である。
尾瀬では尾瀬ヶ原林道、尾瀬沼南岸道、段吉新道、燧裏林道、ほかの山道で、5月下旬から6月中旬のミズバショウの見頃のころに見られる。6月下旬からは実も見られ、中にはビー玉ほどの大きさになる株もある。

特に見晴(下田代十字路)の尾瀬ヶ原林道から燧小屋&公衆トイレへのショートカットの東側には数多く繁殖しているので、見晴に泊まられた時には観察・撮影されることをお勧めしたい。

尾瀬には仲間であるミヤマエンレイソウ(深山延齢草、別名:シロバナエンレイソウ)も、エンレイソウよりは数が少ないが、探せば見つかる。