このごろ二十三 - 過去の部(14年01月〜14年06月) 

 製麺所の玉売りには残っているが香川県のうどん屋でも1杯100円以内で食べられるところは無くなりつつある。かといって高級路線で成功するのも限られるし、朝昼型が多いので酒類で儲けることもできない。元々個人の技術に頼るうどん店の継承は難しい。どうしてもセルフのチェーン店による寡占化が進んでしまう。儲けている店を悪く言うつもりはないが、大阪に個性あふれる店が続々と出来ている出来ているのに比べて、香川では一番の長所である店や麺の多様性が失われつつある。このままもう一世代たったら、うどん県と名乗れなくなってるだろう。
 県民みんなの財産の讃岐うどん、積極的新しい店に行き育て、今まで以上に近所の店で食べ、発展させようではないか。もちろんうどん屋さんも外食を積極的にしましょう(笑)。
 2002年11月〜2003年3月はこっち、2003年4月〜2003年9月まではこっち、2003年10月〜2004年9月まではこっち、2004年10月〜2005年3月まではこっち、 2005年4月〜2005年12月まではこっち、2006年1月〜2006年6月まではこっち、2006年7月〜2006年9月まではこっち、2006年10月〜2006年12月まではこっち、 2007年1月〜2007年6月まではこっち、2007年7月〜2007年12月まではこっち、 2008年1月〜2008年6月まではこっち、2008年7月〜2008年12月まではこっち、 2009年1月〜2009年6月まではこっち、2009年7月〜2009年12月まではこっち、 2010年1月〜2010年6月まではこっち、2010年7月〜2010年12月まではこっち、2011年1月〜2011年6月まではこっち、2011年7月〜2011年12月まではこっち、 2012年1月〜2012年6月まではこっち、2012年7月〜2012年12月まではこっち、2013年1月〜2013年6月まではこっち、2013年7月〜2013年12月まではこっち、 2013年1月〜2013年6月まではこっち、2014年7月〜2014年12月まではこっち


2014年6月30日(月) 昨日の四国『一日一言』。新橋の香川県庁のアンテナショップの麺が、さぬきの夢とオーストラリア産小麦が半分ずつを東京の業者が製造したのから、さぬきの夢100%の麺を香川県から取り寄せるのに切り替わったと伝える。(どんな状態で送ってるのか分らないが)香川県からの直送と東京で職人が打つのと、どっちがアンテナショップにふさわしいのだろうか?店で打つ意味はないのか?讃岐うどんでは重要ポイントのはずなんだが、粉にのみ注目した一日一言氏は県庁に「自ら運営する施設の麺にも当然、こだわってもらいたい。『うどん県』を名乗って恥ずかしくない程度には」と皮肉っぽく結んで一人悦に入っているようだ(笑)。

 マルヨシ今里店隣の何回もうどん屋が変わる店舗がまた新しい店になった。やぐらや。とりぶっかけ大750円、細麺。高松もこの価格帯で勝負出来る時代が来たのか?
とりぶっかけ大750円(やぐらや)

 6月の備忘録。100選の鹿島城。歌舞伎4舞台(コクーン、歌舞伎座、博多座夜昼)、国宝1件(短刀 銘 吉光:立花家史料館)でした。
 今年に入って6月末までに、県外41玉、県内223玉食べました。

2014年6月24日(火)  日曜の朝日『風』中国総局長がAKBの総選挙をのほほんと取り上げている。無垢の(じゃない人も多いだろうが)貧乏な若者から金を搾取してはならないことを忘れている。月曜の日経池上彰の『若者たちへ』はこの手法をタニマチ文化の応用と褒め称えるが、貧乏人から金を取り上げるのと金持ちのタニマチ文化とは違う。区別しないのは(気付いてないわけないはずだから)彼もウィンウィンの一員だからだろう。握手会に総選挙、こういうのをビジネスモデルとして成り立たせてはいけないとマスコミが主張できないほど秋元康には力があるのか?

 久しぶりに博多座遠征、土曜のチケットが取れなかったので、先に鹿島城(陣屋)と柳川の立花家の刀剣。
 100選の鹿島城(陣屋)、正直鍋島の支藩で2万石、期待してなかった。大手門から赤門の間の武家屋敷、本丸背後の武家屋敷通り、神社下(東郭)の石垣なんかなかなかどうしてどうして。100選に選ばれるのも100名城に入らなかったのも妙に納得できる。 私の100名城の候補に決定。
 ただ茅葺き屋根が朽ちていたり、地形の現状変更を伴う造成中もあった。学校も含む城跡、武家屋敷跡の統一感ある保全が求められる。
鹿島城赤門 武家屋敷通り〜東郭石垣
 
 博多への帰りに唐津線で寄り道をして、これも鍋島支藩7万石の小城陣屋跡。鹿島と違ってこちらは、正門前の石橋しか残っていない。
 博多の夜、昼間は小降りで住んだ雨が土砂降り状態に。あや(屋台)も休みのよう(涙)。
小城陣屋 石橋 鐘撞堂跡
 
 翌日曜、柳川、雨。堀めぐりの舟を止めてバスで。柳川城本丸、内堀?、中堀、外堀を駆け足で巡る。目的は国宝「短刀 銘 吉光」。柳川はいい町、堀も残っている、けどもっと堀端の景観に気をかけてもらいたい。
柳川城本丸 中堀 外堀
 
 柳川御花から瀬高駅までバス。九州はラーメンのイメージが強いが福岡県はうどん処。博多もうどん屋は多いが、小麦の産地、筑後地方にもうどんは根付いている。まずは、大力。日曜とはいえ10時ちょい過ぎなのにほぼ満席。大賑わい。セルフじゃなくて肉うどん270円、安さは香川県だけのものじゃない。かなり太め。こしじゃなくもちもすち、すするタイプではなく一本一本かみしめるように食べる。釜で茹でてる麺を見ると、伊勢うどんほどじゃないが、かなり長時間釜にあるようで、表面はぼけている。
 瀬高駅乗車、久留米駅から久大本線に入り久留米大学前駅、立花。インター近くの幹線沿いにある。香川だとちょっと?と?が付きそうな場所にある。12時前で客がひっきりなし、それを責任者であろう店員さんが大声を出して多数(彼、彼女らが通路でぶつかるほど)のバイト学生と思われる若者に指示を出している。肉ごぼう天うどん650円。ここは普通の値段。
 どちらも地元に受け入れられていることは香川と共通だが、うどんは香川のと全然違っている。こういううどんが存在するから讃岐うどんを外に広める試みは個性的なうどんが食べられているところで意外に難しかったりして。こうしてみると大阪で讃岐うどんが流行ったのは、店の都合で時間が経って劣化した麺を出汁が染み込むと言い訳し、麺を追求しなかった敵失によるもの。
肉うどん270円(みやま市:大力)
肉ごぼう天うどん650円(久留米市:立花)

 愛之助の宙乗り、本水を使った熱演で立ち見まで出てた博多座夜の部が跳ねた後、日曜だけど開いていた屋台で手作り餃子、めんたい玉子をつまみに一杯、〆はラーメン。翌日は承天寺に福岡がうどん県と福岡県民が主張する根拠の「饂飩蕎麦発祥之地」碑を見て博多座昼の部。
博多座 めんたい玉子焼650円 饂飩蕎麦発祥之地
 

2014年6月17日(火) 香川のうどん屋は例外はあるが量は多い方じゃない。セルフだと 単価が安いし、いろいろな需要を満たすオプションとの組み合わせにはこの方が合理的だ。今度丸亀駅の北に出来た石川うどんは、「多め」と注文すると普通の店の大くらいのボリュームの一般的。
ぶっかけ420円+げその天ぷら180円(石川)


2014年6月12日(木) ワールドカップが始まる。ロッシが活躍した32年前は寝ずにテレビを見た記憶がある私だが、今のワールドカップ一色のテレビには、他の話題の時間確保しようよ!と言いたい。
 いまではあちこちの店で見かけるとり天がうどん屋のオプションに登場し始めたのはいつの頃からだったのだろうか? 
とり天140円(かみ家)


2014年6月10日(火) 文楽観賞教室で大阪。腹ごしらえに福島の讃く。県外で朝うどんを食べられるところは少ない。立地によるがそこそこ流行ると思うんだけどなぁ。
ぶっかけ大300円(大阪市:讃く)

 年齢層が高かったのか観賞教室に似合わず静かだった。和生さんの柳の精が怪しく儚い、燕三さんの三味線が心地よくほぼ眠った状態(笑)。 京博へ行き『南山城の古寺巡礼』。1室1寺でないのでやや散漫に感じる。建替えに時間がかかっていた平常展の建物が完成し9月13日オープン。 東京に飛んで、おらぶさるから代わった茅場町食堂で一杯。証券街からは少し離れているけど景気回復の恩恵に預かれるか(笑)。
かけ300円(中央区:茅場町食堂)

 歌舞伎座、仁左さんの復帰興行、元気そうで何より。渋谷に移動して シアターコクーン串田演出『三人吉三』。先日の会見で串田さん、怒ったのは演出だったのか(笑)。そうなら一流、マジだったら?ちとイタいが、その子供っぽさが想像の源かも。その演出はよかったが、役者の腕だけで魅せる伝統のすごさを再認識。三人とも古典の吉三が当り役と呼ばれる役者になって欲しい。
 翌日は有楽町たも屋。ビルの地下、日比谷線から地上に出ずに行ける。昼のセルフにはいいが、夜の営業にはちょっとオープンすぎる店構えかな(笑)。香川のうどんを地価の分だけ高くした値段。テナント代次第だけど、安く借りていたらそこそこ儲かると思う。
かけ大370円+かきあげ120円(千代田区:たも屋)


2014年6月7日(土) 昨日の朝日のデジタル新聞「ひと」は新横浜ラーメン博物館長岩岡洋志さん。開業から20年、2240万人が訪れたという。各地から9店を集めオープンした94年度は150万人が来館。似た施設の乱立もあり、その後は年間80万人まで落ち込んだが近年は首都圏観光の定番コースになり、昨年度は約90万人に回復したそうな。
 20年前と言えばバブル崩壊後、穴場うどん店が認知され初めた頃に当たる。色々なコンプレックスが出来た。ラーメンだけでなく、うどん屋が入ったところもあったが大半は敢えなく撤退。質と対象を読んで当てねばならない難しい商売だと思う。そういえば、あそこにある必然性がないサンポートのラーメンポートはどうなったの(笑)。

2014年6月2日(月) 挑戦者羽生三冠の4タテで終わった名人戦。勝敗は一方的だったが内容は濃かった。結果は分っていても朝刊の観戦記が楽しみ。それにしても朝日新聞を面白いと思ったことは何年振りだろうか(笑)。
 昨日は高松市から国分寺町に移転した咲き乃屋。えび天はちょっと高いけど他はそんなに高くはない。一般店。
山かけえび天ぶっかけ760円(咲き乃屋)


2014年5月31日(土) 2、3日前に、ローマ法王に三輪そうめんを献上したとのニュースがあった。そうめんの歴史や食べ方を説明し、パスタ好きの法王は「パスタ・ジャポネーゼ」と喜んだが、側近は「たぶんトマトソースで召し上がると思います」。それにしてもローマ法王まで商売の道具にするとは。
 今月は連休があったためか慌ただしかった。仕事では、戦場で後方支援の味方から撃たれた気持ち。沖縄でリラックスしたのが、いっぺんに吹き飛んだ(笑)。
 5月の備忘録。城下町100選の安芸城。歌舞伎1舞台(明治座)、文楽2舞台(国立小)、国宝1件(仮面の女神:茅野市)でした。
 今年に入って5月末までに、県外34玉、県内191玉食べました。

2014年5月26日(月)  うどん屋かな?とは思うが『恐るべき』に載ってたので三谷町の無題庵で食べてきた。恐るべきの地図とナビの案内で走ったが、曲がりくねった離合するには50メートルほどは戻るであろう道を進む。ちょっと広い道に出たところに案内板があったが、これなら香川用水の道から北上する方がずっと分かり易くて安全やん!ナビは仕方ないが、恐るべきはもっと丁寧に作ってね。実際に走らず机上で作るからこうなるんだろうが、麺聖のうどんグルメの旅の地図なんかいい加減な線と目印だけのようで走ればキチンとたどり着けたもんだったが(笑)。
 行き止まりの表示を進むと池の畔に庭というよりガーデンに囲まれたおしゃれなカフェ、そんな趣の店が出現した。11時から14時の営業(月曜休み)でメニューはコーヒーか紅茶付きのうどん3種のみ。うどんを食べてゆったり出来るカフェがコンセプト。ガーデニングは趣味だそうだ。
あんかけコーヒー付500円(無題庵)


2014年5月20日(火)  沖縄へ学びの旅に出かけた。いろいろ学んだが、それを書いてもなんなんで、いつものように書こう(笑)。
 沖縄振興のため、毎晩オリオンビールや泡盛を飲みながらステーキを食べ、郷土料理を食べ、琉球舞踊も見た。もちろん沖縄そばも。国際通りや市場で海ぶどう、ちんすこう、サーターアンダギー、スナックパインなどのお土産を山のように買い込んだ。ただ舞富名は休業中とのことで今回は泡盛は2本だけ(笑)。ただ家の在庫を確認すると、舞富名10年(四合)、舞富名(四合)、春雨5年(四合)、春雨ラメ(四合)2本、泡波(三合)3本など計20本になった。
 それにしても梅雨の沖縄、ひとたび雨が降ればすごい。香川県では体験できない雨を体験した。
ソーキそば850円(那覇市:街角) 沖縄そば小・中細麺450円(那覇市:とらや) 沖縄そば小・平麺+じゅしい530円(那覇市:とらや)
 
 私はうどん喰い、沖縄でもうどんを食べる。久茂地の交差点すぐの小麦庵。おしゃれな外装にうどん県ポスターが貼ってあった。讃岐うどんと称しても何ら違和感はない麺。食べた後、ちょっと店長に話を聞くと、自宅で夕食をすませてから飲みに出る沖縄の習慣からか夕方からしばらくは客の入りが悪い。沖縄そばと比べて高いのが影響してか、リピーターになるのは地元の人より他県からの人が多いそうである。
ぶっかけうどん600円(那覇市:小麦庵)
アーサーうどん650円(那覇市:小麦庵)


2014年5月12日(月)  週末はシステム障害などいろいろあった東京の住大夫さんの引退公演。乗った京急が停車したので青物横丁のおにやんま。ここは立ち食いでなく座席がある。硬くなくヌルヌルっとした感じの麺。
とり天ぶっかけ大520円(品川区:おにやんま)

 で引退狂言「沓掛村の段」人形が簑助、文雀、紋壽、和生、勘十郎、玉女と豪華。住大夫さんお疲れ様でした。でも引退を早めた原因が橋下にあることは間違いない。だから私は橋下を許さない…えっ政治生命はもう終わってるって(笑)。 ここへ来て若手が力を付けてきたのが喜ばしい。跳ねたあと新中野の四国屋。ポテトサラダをつまみに生ビール。
冷しごぼう天うどん900円(中野区:四国屋)

 翌日曜日は東博、キトラ壁画展。かなり早く宿を出たつもりだったが既に長蛇の列。『栄西と建仁寺』もあるのにほとんどの客はキトラ展へ。開場前に50分、開場後に15分くらい待って無事キトラ展と新指定国宝の土偶(仮面の女神)を見たが、私が見終わった頃がその日最長の140分待ち。東京人は文楽もそうだが文化するということに強迫観念でもあるのだろうか? この後、明治座で若手の歌舞伎。頑張ってるのは認めるけどもっと義太夫稽古せなあかんなぁ(笑)。


2014年5月5日(月)  このゴールデンウィークは休養日。でも連休中どこへも行かないのも何なんで昨日城下町100選の安芸へ行った。山内一豊の顔を草履のまま踏みつけて鏃を抜いた五藤氏の居城。生け垣で囲った武家屋敷が並ぶ土居廓中と呼ばれるいい感じの城下町だ。ただ外堀の役割をしたであろう用水路が暗渠になっているのは残念。津和野みたいな活かし方も出来ただろうに。安芸城は堀の一部と虎口の枡形が残るだけで案内板も乏しい。無粋な博物館を2つも建てるその前に遺跡の発掘と郭中と一体となった活用法を考えて野良時計・土居廓中・岩崎弥太郎と同じように売り出して欲しいなぁ。

 まだまだ時間があるので帰り道に長宗我部氏の居城、岡豊城へ向かう。曲輪が山頂から詰ノ段、二ノ段、三ノ段、四ノ段と階段上に並び堀切や空堀や竪堀が点在する山城。ここを拠点に元親は四国統一を成し遂げた。かなり発掘が進んで礎石や石積みが復元されているが、全体の中の位置と役割を理解させる案内板がないのは不親切だ。
土居郭中 安芸城跡 岡豊城跡
 
 安芸で売り出し中のご当地グルメは釜あげちりめん丼らしいが、うどん喰いの麺聖、当然どこへ行ってもうどんである。安芸市内の国道沿いで行列が出来ていたうどん屋に入る。屋号が国虎屋。ひょっとして元親に滅ぼされた安芸国虎に因んだ命名だろうか?冷たいうどんが欲しい天候だったのに半数以上が注文していた国虎うどんを食べる。みそ仕立ての太い麺。豚肉とごぼうが入っている。豚汁うどんや打ち込みうどんのようなもの。熱いうどんを私が最後まで食べれたので味はそこそこなんだろう(笑)。香川県人の感覚からだと950円という値段なら具が天こ盛り欲しいなぁと思うが、客の入りから判断して地元では受け入れられてるようだ。
国虎うどん950円(安芸市:国虎屋)


2014年5月4日(日)  電話が出来ないスマホを買ったことは何度か書いた。で携帯のweb契約が不要なので通話だけの契約にしようとしたらソフトバンクは出来ないみたい。7年も使ったノキアも代替機がない。auかドコモに変えようとショップに行くと電話機はドコモが実質無料でauは本当の無料。当然auに決めたら2年間は25分間通話込みの100円/月のおまけ付き。どうも2年ごとにキャリアを乗り換える方が得なようだが、その原資がお得意さんからとするとビジネスモデルに問題あるなぁ。
 
 最近どこかで読んだプレジデント2013年12月16日号。相手別「ツボ」鉄板ネタ大図鑑があった。その「出身県別」褒め方ガイドの香川県の鉄板ネタ・旬ネタは「うどんのうまい店」と「瀬戸芸」だった。発売の時期からして瀬戸芸は旬ネタ扱いだったのだろうが、信じた人、NGワードになった可能性高いなぁ(笑)。

2014年4月30日(火)  あっと言う間に4月が終わった。あせってバタバタしただけで、何にもしてないような気がする。
 4月の備忘録。正保城絵図の新宮城。歌舞伎3舞台(金丸座、歌舞伎座通)、文楽2舞台(文楽劇場)、国宝2件(煙寺晩鐘図、大慧宗杲墨跡尺牘:畠山記念館)でした。
 今年に入って4月末までに、県外28玉、県内149玉食べました。

2014年4月29日(火)  ゴールデンウィーク、文楽劇場の住大夫さんを聴きに行く。ちょっと足を伸ばす予定があって新幹線。高いので新幹線にはほとんど乗れない。東京へは飛行機、大阪へはバスだ。あれだけ儲かっているのだから新幹線はもう少し値下げして欲しいものだ。ゴールデンウィークというのに自由席は空いてる。
 値段の分バスより早く着くので、早朝うどんがある西成の一紀。ちょっと太めのぐにゅぐにゅっとした麺。セルフではないのに、かけ大400円。朝日新聞の記者さんと百十四経済研究所の調査部長さん、もう少し勉強してからしゃべったり記事にしようね(笑)。
かけ大400円(大阪市:一紀)

 三味線を夢うつつで聴きながら浮世を離れる。住大夫さんの引退狂言は5列27番という絶好の席。住大夫さんお疲れ様でした!10時間あまりの舞台が跳ねたあと 文楽劇場の隣の正月公演の以後に出来たであろううどん屋へ。透き通った細めの麺。豊前のうどんらしい。焼酎とつまみがあれば、もっといいのに!評価がそこかよ(笑)。
鶏天ぶっかけ800円(大阪市:麺之介)

 翌日は朝食を食べ、すぐ出発。4時間かかって新宮に到着。もう昼、観光案内所で魚を食べたいことと目的方向を告げて東宝茶屋のさんまの馴れ鮓。初めてということで浅めのを食べるが美味しい。新宮周防守屋敷跡の本広寺、堀内氏屋敷跡の全龍寺を巡る。うどん屋を発見「めはり寿司」とあったので入った。寿司というより高菜のおにぎり。 古神宝がある熊野速玉大社にお参りし新宮城へ。紀州徳川家の附家老水野氏3万5千石の居城。水野氏の財政を支えた炭納屋跡がある水ノ手が他の城にはない見所。大手道が通れないのと切り込み接ぎの布積みの美しい石垣を見せる工夫がないのが残念。
さんまの馴れ鮓1080円(新宮市:東宝茶屋) 新宮周防守屋敷跡(本広寺) 堀内氏屋敷跡(金龍寺)
めはり寿司150円(税別)(新宮市:たぬき屋) 熊野速玉大社 新宮城跡
 
 先ほどのうどん屋、自慢はカレーうどんらしいが、香川県人がちょっと苦手とするタイプの麺。
カレーうどん800円(税別)(新宮市:たぬき屋)

 紀伊勝浦へ戻り、早くから開いていた居酒屋でクジラとイルカとマグロの刺身と太平洋という地酒でいい気分になり、中の島へ舟で渡る。日曜日ということか朝食付きで8650円(入湯税込み)。山の上からの眺めもいいし硫黄の臭いのする露天風呂は海と一体となった感じ。
 月曜日はゆっくりしようと思ってたら夜に仕事が入ったので、マグロもあったバイキングをたらふく食べて湯につかり舟で本土まで渡り朝二番の電車で帰る(笑)。
イルカの刺身1100円(東牟婁郡那智勝浦町:おがわ) ホテル中の島 中の島山上展望台
 

2014年4月25日(金) チケットを買うためにスマホを買ったことは先日書いた。タッチがしにくいことを除けば通信速度は速く快適だ。アプリの設定が終わった今は100MB/3日を超過することもなさそうだ。もちろん情報だけのSIMなので、電話はかけられない。Gメールアドレスに引続き050の番号を取得した。でも、メールの着信の知らせがこないし、電話の接続状況はちょっと不安定。つながるかな?と知人にかけたら050の怪しい番号から何回も発信したらしくストーカーに間違われた(笑)。

 昨日は金蔵寺のセルフの新店。コンビニの跡らしいが、うどん屋ごときでバイパス沿いの賃料大丈夫か(笑)。
かけ大300円(七や)


2014年4月23日(水)  昨日の朝日社会面「うどん県、実は貯金県?」という見出しで香川県の1世帯当りの預貯金残高が全国でも高いことを取り上げている。笑ったのは、理由にうどんの存在を上げた百十四経済研究所の調査部長さんと記者の、うどんに対する知識のなさ。「200〜300円で食べられる香川の昼の定番『セルフうどん』の存在も指摘する。『県外なら700〜800円はする』」。うどんが安いことを強調したかったのだろうが、事実は違う。香川で200〜300円程度のうどんは東京ででも400円程度で食べられる。700〜800円する関西のうどんと同等のボリュームとクオリティを香川で求めるとしたら、やはりその程度は必要である。基礎的事実を知らないでイメージで語ったり記事に書ける図太い神経がうらやましい(笑)。

2014年4月21日(月)  先週四国4県とJR四国などで作る「四国の鉄道高速化検討準備会」が四国にも新幹線の導入が可能との試算を発表した。費用便益比(投資額に対する経済効果の比率)が1.03と1をわずかに超えたので整備が妥当という。この記事、四国も朝日も日経も載せてたが、各社の記者さん達は書いてて疑問に思わなかったのだろうか?記事にある建設費が1兆5千7百億円、年169億円の経済効果なら単純に(建設費÷経済効果)すると建設費の回収に90年以上かかることが分かる。経済効果は儲けではないが経済効果以上の純益はあり得ない。維持費もかかる。新幹線導入に伴い既存路線は赤字増大の可能性が高い。費用便益比なんてさっぱり分らない理屈をこねるまでもなく破綻するのは明らかだ。推進する人達は建設費が天からでも降ってくるときっと信じているのだろう(笑)。
 
 週末は東京。JALの始発の出発が早くなったので、久しぶりに築地の場内へ。寿司大は大行列。昔は開店20分前に行ったら誰もいなかったこともあったが今はその時点で何時間待ちもあるそうだ。隣の八千代も数人待っている。限定のチャーシューエッグ定食カレーのっけ。昼の弁当に場外丸豊の鮭はらすと穴子のおにぎり1個216円を買う。歌舞伎座通し。昼と夜との間に、ちよだ鮨で一貫80円(税別)を食べる。開場から1年、歌舞伎座も空席が目立つようになった。
チャーシューエッグ定食カレーのっけ1400円(中央区:八千代) 丸豊のおにぎり かまトロ・コハダ・アジ一貫80円(税別)×3(中央区:ちよだ鮨東銀座店)
 
 芝居が跳ねた後日本橋三井タワーB1の釜たけ流うどんで食べる。何店か飲み屋が集まったフードコートなような一角。ちょっと飲んで締めにうどんというスタイル。ご要望通り健康的におでんでビールを飲み、夜というのに鶏天ぶっかけで不健康に締める(笑)。
鶏唐揚げぶっかけ980円(中央区:釜たけ流)

 翌朝は鈴本の早朝寄席。その後、白金台の畠山記念館で国宝煙寺晩鐘図と大慧宗杲墨跡尺牘を鑑賞。白金のお屋敷街?を歩くが道はあまりよくない。このあたりを歩くと東京は坂の町だと分る。先日デパートで買った食パンが美味しかったのでパン好きになった私、白金高輪のメゾンカイザーで1斤594円の食パンを買う。
鈴本演芸場 畠山記念館 メゾンカイザー
 
 昼食を食べてなかったので、京急のホームの立ち喰いのそば店へ。出汁はそばは関東風と関西風が選択できるようだが、うどんは関西風のみ。決して不味くはないが立ち食いでこの値段、都会のうどん好きがちょっと気の毒だ(笑)。
ごぼう天うどん390円(港区:えきめんや品川店)


2014年4月15日(火)  昨日の昼は丸亀塩屋の新店。早朝から営業しているセルフ店。かけ中(2玉)320円と消費税が上がったとは言えこの辺りの相場からはちょっと高め。サラダバーがあるのが目を引くが220円という値付けはどんなものだろうか?
かけ中(2玉)320円(岡じま)


2014年4月13日(日) 先日のあぜくら会のシステム障害、サイトにお詫びが載っているが、今さらお詫びされてもねぇ、というところ。その国立のチケット販売方法はそれまでの電話優先が4月以降はインターネットと同等となった。そんなこともあって今さらだけどスマホを入手した。と言ってもネットはパソコン、私用の電話はチケット取得時以外ほとんどしない私に取って高いパケット料を支払う必要も余裕もない。ネットで白ロム端末を2万8千円で買い、SIMは情報用の月額900円(税別)。シミュレーションで座席を押さえるとこまでは支障なかった。もちろん通話は出来ないしGメール(笑)。
 
 昨日はこんぴら歌舞伎。そんなことでもなければ食べない琴平の参道沿いのてんてこ舞でぶっかけを食べる。昔の琴平のうどんと比較すれば格段に讃岐うどんっぽくなっているし、値段も許容範囲。
ぶっかけ大450円(てんてこ舞)

  染五郎を座頭とした若手の座組。二部の女殺油地獄を見たが染五郎は喉の調子が悪いみたい。二部はいいとして一部の寺子屋は大変だろう。筋が分かり易かったのか観客もほぼ理解しているみたい。が歌舞伎座などと違い(歌舞伎ではそういうものというような)何でもないところで笑いが起こるのが気になると言えば気になる。結末がハッピーエンドでないので終演後の拍手が少ないのは止やを得ないが、盛り上がりを欠いた印象になる。
 跳ねた後、ちょっと前に何かで見たモリンの北にあるビストロへ。こぢんまりとした善通寺には不似合いなおしゃれな店。人気らしく満員のようだった。
こんぴら歌舞伎 イベリコ豚(のなんとか)(ふるる) デザート(ふるる)
 

2014年4月7日(月) 前日5月の東京の住大夫引退興行のチケット争奪戦をシステム障害で逃した傷を癒すべく昨日1回分残っていた青春18きっぷで、岡山のうどんを目指す。中庄駅から早足15分の「とも作」。ここを選んだのは東にも西にも電車が便利だから。メニューで一番高かった、とも作ぶっかけ980円。注文後新聞を2ページ読む前に出て来た。次の電車に間に合いそうだったので急ぐ気持ちもあった上に食べやすい麺であっという間に平らげた。素直できれいな麺。海老が二匹ついててプリプリだったが旨味は薄かった。海老はめったに食べないので元々そんなものかもしれない。
とも作ぶっかけ980円(倉敷市:とも作)

  行きもそうだったが駅へ一所懸命歩いて戻ったら赤穂行きの電車だったので日生に行く。カキのシーズンが終わって街は閑散としている。エビオコがあると聞いていた浜屋に行くとエビは6月くらいから。でも冷凍カキで食べられると。やっぱ日生のカキオコはカキがたっぷり入っている!帰りに岡山行きが1時間に2本に増える長船駅で途中下車し官兵衛ゆかりの備前福岡へ。ヒダ(道に一直線に家が建つのでなく、一人が身を隠せるようずれている)がある街を歩き福岡城跡(と言われている2カ所の一つゴルフ場の中にある方)を見て帰った。とも作への早足が響いたのか歩行距離8キロ程なのに両膝が痛い。それにしても7列23番が(涙)。
カキオコ900円(備前市:浜屋みっちゃん) 福岡の町並み(ヒダ) 備前福岡城跡
 

2014年3月31日(月) うどん屋にオシャレは求めないが、今の世の中清潔さは必要だ。古い建物を新しくしろというのではない。下膳された食器や残飯が雑然と見えるのはセルフ一般店に限らず興ざめだ。ある店では女性店員が頭に手ぬぐいか頭巾をしていたが髪は全然隠れてなかった。ファッションのために被ることも店の彩りに必要だろうが、そもそも論を忘れてはならない。

 3月の備忘録。100名城・選2城(掛川城、浜松城)。歌舞伎4舞台(南座通、演舞場、歌舞伎座昼)、文楽3舞台(倉敷通、フェスティバルホール)、国宝1件(不動院金堂)でした。
 今年に入って3月末までに、県外21玉、県内115玉食べました

2014年3月30日(日) 昨日の朝日教育欄。努力と成果の公開授業。A(努力した→成果が出た)、B(努力した→成果が出なかった)、C(努力しなかった→成果があった)、D(努力しなかった→成果がなかった)を順番を付ける。ABCDかACBDで授業が進んだらしい。努力と成果の授業だからそうなるのだろうが、成果を目的とする討論なら違う結果になる。一番コストパフォーマンスがいいCが一番、次はA。その次はD、無駄な努力をしただけのBは最下位(笑)。努力しても必ず成果が出るとは限らないのが現実。その努力が無駄な努力か次につながる努力かなかなか分らないのも現実。

 フェスティバルホールで開催される杉本文楽のため大阪日帰り遠征。ホールの赤絨毯の正面大階段は壮大だ。震災延期で11年夏に行われた神奈川芸術劇場で花道のスッポン脇の席から清治さんが三味線を弾くのと簑助さんと勘十郎さんが心中するのを至近距離で見た記憶が強すぎて感動も中くらい(笑)。切場と心中以外は浄瑠璃を睡眠学習していた身で偉そうには言えないけど。観劇前の昼食は豊中のやまぶき家。大阪にしては軽い感じ麺でペロリと食べた。
豚バラの肉汁つけ麺小ライス付700円(豊中市:空飛ぶうどん やまぶき家)

 観劇後の夕食は江坂駅数分のの四八のとり天ぶっかけ。こちらは大阪らしいしっかりした麺。
とり天ぶっかけ780円(吹田市:四八)


2014年3月24日(月)  友里さんのブログをいつも感心しながら読んでいる私、『堕落のグルメ(角川SSC新書)』を出版したと聞き早速買って読んだ。福岡と札幌で売れ行きが悪いと友里さんが書いてあるが地方の店が取り上げられないから止むを得ないだろう。それにいいこと書いてあるがちょっと内輪ネタが多く普段友里さんの文章に接してないと取っつきにくいかも?と思う。先ずはTOMOSATO BLOGを読んで『グルメの嘘(新潮新書)』を読んだ後読む方がよく理解できる。
 『堕落』の中の関西人の異常習性4「量さえあればあとはOK 味より見た目よりとにかく量」天こ盛りの関西讃岐うどんに遭遇する麺聖にはよく分る。そうそう先日聞いた、タピオカ入りのうどん専用粉で作った麺を関西人が好むと言うのも関西人の習性が何か関係しているのかな?

 昨日は丸亀の土器のうどん屋後の後のうどん屋、さぬき製麺所で食べた。それにしても後の店の寿命は短かったなぁ。
かけ中(2玉)280円(さぬき製麺所)


2014年3月23日(日)  関西・中国・四国B-1グランプリin府中に行った。広島県の府中市と聞いてマツダの企業城下町府中町がついに市になったのかと思ったら、備後府中の方だった。因みに府中町は安芸府中。人出は多いが待ち時間はそこそこで2,3を除き昼時で20〜40分待ち程度、これくらいなら楽しく待てるし、いろいろな料理を楽しめる。欲を言えば立食できるテーブルが欲しい。なみえ焼そば、勝浦タンタンメン、上対馬とんちゃん、庄原焼きと食べたあと地元の食堂に移りお好み焼き(府中焼き)をビールとともに食べた。あぁ、とんちゃんでビール飲みたかった!お好み焼き(そば・肉・玉子)480円このとき会場の商品価格がちょっと不評だった訳が分った。出展20団体の料理のうち姫路おでん以外はB-1か地元で食べたことになる(笑)。昨日は63,000人を集めたそうで今日まで開催される。
なみえ焼そば 上対馬とんちゃん お好み焼き(府中焼き)480円(広島県府中市:古川食堂)
 
 善通寺へいい便がなかったので、せっかくの18きっぷを有効に使おうとマリンを降りず高松へ行く。3月にオープンした街中のうどん屋後のうどん屋へ。手切りの不揃いな麺。店主が客が急に増えるのは困ると露出を控えているとのことなので店名は記さないでおこう。ここに書いたからと言って客が増えるとは思えないが(笑)。
かけ大500円(?)


2014年3月22日(土)  消費税増税間近とあって駆け込み需要で賑わっているそうな。ひねくれ者の私だが、ひねくれてるわけでなくきちんとした理論で買いだめはしない。そもそも少額の物は大した節約にならない。家電なんかの値の張る物はいいか悪いか別にして(経済にとってはもちろん悪いことだが)4月以降の方が反動減のため値引きで安くなると思う。税抜き年間300万円使うとして増税額9万円。大きいと言えば大きいけど、ここ何年ものボーナスの減りの方がずっと大きい。目先の増税分の節約に走り反動減で給与が減ったら何してるか分らないと思うが…。

 今シーズンカキオコ食べないまま春になった。で昨日青春18きっぷで日生を目指す。それだけじゃ寂しいので大元駅で途中下車しうどん屋へ。駅から数分のたぬき屋。開店前に10人以上待っている。棚に置いてある麺が入った鉢を取り、てぼで温め、オプションを取りレジ。出汁をかけ薬味、食べ終わったら食器を返すというフルセルフ。食べ終わって表の行列がなくなっても、てぼのところで混雑している。これだとセルフの意味がないなぁ(笑)。わざわざもう一度食べに行こうとは思わないが会社の近所にあれば普通に通うであろう普段使いの店。それより大元駅が昼間は1時間に1本しか電車が止まらない駅とは!
かけ大350円(岡山市:たぬき屋)

 日生駅到着。駅から歩いて道がカーブしているところにある安良田(あらた)。店名はひらがな表記が正式みたい。青春18きっぷで食べに来る客をがっかりさせないために4月10日の期間終了までは、カキオコは食べられるそうだ。
JR日生駅 あらた カキオコ900円(備前市:あらた)
 

2014年3月18日(火)  週末は京都経由東京で観劇、帰りに静岡の城巡り。まずは南座。若手中心の座組、空席がちと目立つ。限定スイーツのタダノブンジャーが気になる。昼の部と夜の部の間が1時間以上あったので祇園をぶらぶら。
南座 限定スイーツ「タダノブンジャー」400円 祇園
 
 萬屋へ。名物ねぎうどんを頼むが一面のネギと京都らしい麺。ここでの麺はアイスクリームにおけるウエハースのように口直しという重大な意味を持っているがそれだけの存在にすぎない。
ねぎうどん1100円(京都市:萬屋)

 芝居が跳ねた後は高瀬川沿いの美よし。あげカレーうどん、どの店でも感じることだが、うどんより後で食べるライスの方が美味しい。二つの味が楽しめるとよくうどん屋はいうが私は美味しい方をたくさん食べたい(笑)。
あげカレー750円(京都市:美よし)

 日曜は早朝ののぞみで東京へ。おにやんまの新橋店へ。前回雪で飛行機が遅れたとき15時過ぎに着いて閉まってたが、休日営業は確認済み。東京のうどん店では珍しいウェーヴのかかった麺で硬くない。
とり天ぶっかけ冷大500円(港区:おにやんま新橋店)

 新橋演舞場で猿之助のスーパー歌舞伎U。若き仏師の苦悩は歌舞伎役者の亀ちゃん自身って説、そうかもと思うけど如何せんヤマトタケルに比べるとスケールが小粒。跳ねた後、歌舞伎座の夜の部までチョコレート通りじゃなくちょっとだけ劇場に近いデルレイで景品のチョコを選ぶ。歌舞伎座夜の部、やはり吉右衛門菊五郎の勧進帳!
新橋演舞場 デルレイ銀座店 歌舞伎座
 
 月曜は掛川へ。静岡方面に向かうとだんだんと富士山が近づいて大きくなる。掛川城、関ヶ原の行方を決定づけた上に御殿が現存しているから100名城にして名城100選も理解出来るがちょっと物足りない。堀の残り方がわずかなのが物足りない理由だと思う。家光の御霊屋がある掛川古城に行く。意外にも堀切が良好に残っている。天竜川駅で途中下車し旧東海道沿いにある、かどやで餃子とお好み焼きを食べる。お好み焼きは沢庵が入ったいわゆる遠州焼。名城100選の浜松城。元城町東照宮の曳馬城跡を見てから天守閣へ。城跡は公園になっているが、どちらかというと都市公園として整備されている。浜松市は出世城として売り出しているし、今、天守門も造っているが、ちょっと方向性がずれていると感じる。
掛川城 餃子12個600円(浜松市:かどや) 浜松城
 

2014年3月13日(木)  昨日は香川町川東上、ひなた。昨年末東讃にうどんを食べに行った帰りに見つけたが寄れなかった。昔は2玉×2軒食べてても新店を発見したら食べに寄ったものだったが(笑)。細麺の上品なとり天と出汁。夜はうどん酒房という大阪によくある形態で同じような値段のとり天ぶっかけ中(2玉)840円。この価格を香川県民がどう評価するかだ。麺聖のよく行く丸亀の大衆的な店ならちょっと下品な味だけど500円だからなぁ(笑)。
とり天ぶっかけ中(2玉)840円(ひなた)


2014年3月10日(月)  盛り上がらないままフェードアウトしたと思ってた朝日の香川版の連載『熱血うどん旅』この土・日(しつこいって・笑)ついにうどんから離れ師弟の人情物語になった。マスコミによる感動ドラマの創作だ〜。この前のソチオリンピック感動の押売り中継いやだったなぁ。佐村河内守を作ったのもマスコミに責任の大半があったし。田尾さんの『恐るべき』は、ちゃらちゃら書いてたようできちんと美味しいうどんを描いてたよなぁ。朝日の記者とあの頃の田尾さんを比べるのは田尾さんに失礼か。

 昨日は土曜に引続き青春18きっぷで国宝を求めて広島に行った。目的の不動院金堂は工事中、まぁ壮大なこけら葺の屋根が見られたからいいか(笑)。被爆建物だそうだが、今に残ったのは山の陰だったからだろうか。アストラムラインという新交通で繁華街に。お好み村に向かって歩いてたら、由緒ありげな建物のパン屋さん発見。帝国銀行の建物だったらしい。ここも被爆建物。のぞいたら賑わってて、ホワイトデー用にチョコを買った。そのままほぼ東に進みお好み村到着。二階の入口の店は行列があったが中は比較的空いてた。奥にある新ちゃんで、かきそばにチーズとマヨネーズをトッピング!美味しかった!でもリピーターを獲得するような接客じゃないのがちょっと残念。路面電車で広島駅に戻る。
不動院金堂 アンデルセン かきそば+チーズ+マヨネーズ=1553円(広島市:新ちゃん)
 

2014年3月9日(日) 昨日は青春18きっぷを使って倉敷に文楽を聞きに行った。4月松竹大歌舞伎のチケットを家で電話予約して、最近予約電話が繋がり易くなった。人気役者の相次ぐ死がボディブローのように効いてきているのだろう。という出発だったので倉敷駅到着は12時半頃。駅前のふるいちでぶっかけうどんを食べて乗り込むことにした。香川県の一般的ぶっかけとは違って、甘めの濃い出汁で且つかけうどんのようにたっぷりかける。甘いや辛いは好みだろうが出汁は少量の方が美味しいと思う。ぶっかけは倉敷の郷土料理だったらしいので出汁たっぷりも好みの問題かも知れない。
おろしぶっかけ大620円(倉敷市:ふるいち仲店)

  芸文館は美観地区の終点にある。美観地区は土曜日とあってか人がとにかく多い。運河に面してうどん屋が蕎麦屋と並んであった。昼のはしごは時間的に無理だったのでおおにしで食べたのは昼の部と夜の部の間。昼の部の入りはまあまあだったが、夜はちょっと寂しかった。嶋さん千歳さんの熱演が凄かった。
芸文館 倉敷美観地区 おおにし外観
 
 私はあまりカレーうどんを食べない。食べないから発見できないのだろうが、同じカレーを使うとカレーうどんより絶対カレーライスが美味しいと思っている。カレーうどんにより合うカレーって存在するのだろうか?という麺聖の感想ですので適当に補正して下さい(笑)。麺はのびていない。カレーは辛いが旨みはそれほどでもない。このカレーに最適な麺ではないと思う。
カレーうどん+小ライス=750円+100円(倉敷市:おおにし)


2014年3月7日(金)  昨日の日経のローカル面に小さく掲載された「うどん県香川 北海道で指南」。北海道の十勝総合振興局が十勝豚丼PRのノウハウを学ぶため香川県庁と観光協会から職員を招くというもの。既に「とかち豚丼振興局」に改称しているという。詳細が分らないが本質が間違ってないだろうか?うどん県それだけじゃないプロモーションは成功したと言われるが、その巧拙以前にPR時には讃岐うどん人気は押しも押されぬ全国区。その讃岐うどん人気には香川県庁は関与していないというかむしろ足を引っ張ってきた。「うどん県。それだけじゃない香川県」はよく言えばあやかり商法、悪く言えばコバンザメ商法だ。十勝豚丼のポテンシャルは分らないが、PR時点の十勝豚丼と讃岐うどんの立ち位置はまったく違う。旅費をどちらが負担するにしても十勝側が学ぶという姿勢なら税金の無駄であろう、ただ十勝側が讃岐うどんのあやかり商法を目指しているのなら戦略としてありだろうが、田尾さんや麺聖の文章をよく読んで、香川県から行った職員達の嘘を見抜く力を養っておく必要がある(笑)。 

2014年3月3日(月)  雛祭りらしい陽気ですね。
 昨日は駐車場に車を止めるとナビが「愛媛県へ入りました」という県の西の端のうどん屋へ行った。この場所へは今年2回めである。高速がないとき、11号沿いのこの辺はドライブインが建ち休憩客で賑わっていた。宿場町が鉄道が敷かれ廃れように、周回遅れで観光地として蘇ることはあっても、盛衰は個々の努力を越えることがある。 
 うどん屋跡のうどん屋、丸佐屋、今回は鰹節問屋の直営店である。価格的には高いので近隣に安いセルフ店がある現状では、よほど目的とターゲットを絞らなければ苦戦すると思う。「天然素材のみを使っているのでもしかしたら物足りないと感じるかも知れません」との口上を聞き、出汁をすすり美味しいと感じた。そう書かなければ舌が悪いと言われそうだし…(笑)。
かけ大430円(丸佐屋)


2014年3月2日(日) 店主リニューアルのためインタレスト39位夢う、なかなか食べられない。昨日も臨時休業を現認した後、まだ食べてなかった春日町のこがねに向かう。場所は、まぁ走ってたら分るやろ(笑)。ナビに春日町中心部を表示させ向かったらそのポイントにあった。駐車場に車を置き、あっ、この駐車場止めたことある!元々は小町だったっけ?!チェーン店かつうどん屋跡の後のうどん屋、どうしてもテンションは下がる。まぁ、こがねもツアー客向けのコンセプトじゃないだろうからそう思われるのも心外で迷惑だろうが(笑)。
かけ中(2玉)280円(こがね製麺所高松春日店)


2014年2月28日(金)  昨日はちょっと遅めの私の誕生会。この歳になると誕生日は別に嬉しくもないが、誰にも祝ってもらえないのも寂しいので、自ら誕生会を企画し、参加者を募り開催した(笑)。うどんパーティじゃ参加者がなさそうなので、もう一つの大好物お子様メニューでお願いした。選んだ店は新北町の西洋亭。ビーフシチューにエビフライにオムライス、満腹満腹。
ビーフシチュー 黒毛牛ロースのカットステーキと大きなエビフライ オムライス
 
 2月の備忘録。100名城選1城(松江城スタンプ)。歌舞伎1舞台(歌舞伎座昼)、文楽3舞台(国立小劇場)、国宝1件(神魂神社本殿)でした。
 今年に入って2月末までに、県外12玉、県内73玉食べました。

2014年2月25日(火) 盛り上がらないままフェードアウトしたと思ってた朝日の香川版の連載『熱血うどん旅』この日・月に「丸亀に『丸亀製麺』はあった」と上・下に分けて掲載された。丸亀市内に1969年からトリドールと無関係な通称丸亀製麺、正式名称丸亀製麺株式会社が存在してきたことを紹介する。「お恥ずかしながら、出店した後に(丸亀市の丸亀製麺を)知った」とトリ広報に答えさせるあたりはさすが天下の朝日だ。
 で、ふと思ったのはトリが丸亀の丸亀製麺を支配下に置こうと考えるのじゃないかと。手続き上、可能ならば丸亀の会社を存続会社にするか形式上その下にトリを入れアドバイスを受ける。そうすれば讃岐うどんじゃない、丸亀と関係ない偽装だ等々、正当性でケチをつけられることがなくなる上に創業年もさかのぼれる。麺聖がトリの社長ならキットそうする(笑)。

2014年2月23日(日) 昨日は高松やぐらや。川六の前にうどんやが出来たと聞いてたが高松へ行く機会がなく食べてなかった。場所柄一般店だと思い込んで入ったらセルフ店だった。県外の讃岐うどんを称する店の麺は太いが、ここは香川の新店らしく細い(笑)。昼はセルフ店、夜はうどんがある居酒屋の二毛作らしい。
ぶっかけ大400円(やぐらや)


2014年2月22日(土) 作曲家の事件で音楽そのものを評価すべきことをマスコミは学んだはずなのに、何故オリンピック、競技そのものよりドラマを伝えようとするのか?冬季大会の採点競技の多さが胡散臭さの遠因か?昨日は瀬戸芸の運営のあり方を北川フラムに質す委員会が開かれた。やたら感動仕立てのオリンピックより北川フラムと県議会のやりとりが見たい私、いつもの時間NHKはニュースをやらず仕方なくYouTubeでKSBの2分33秒だけ見た。実際は分らないが編集者の解釈では、あれだけ鼻息が荒かった県議会の先生方が、北川フラム先生様の前では大人しいことになってる。利権は欲しいが客寄せは北川フラムにお願いしたい!あ〜情けない〜(笑)。
 
 新店が出来ると食べに行く。チェーン店も移転した店も食べに行く。昨日は丸亀の渡辺。街中からちょっと郊外に移転して大きな駐車場を構えたおしゃれな新しい店になった。こういう店は減価償却に追われ味が落ちることが多いので、店主はこころして欲しい。もちろん街中に埋もれてた店が移転して有名店になったおか泉の例もあるが(笑)。名物は大きな衣に小さな海老のえび天(笑)。
えび天中(2玉)530円(渡辺丸亀)


2014年2月18日(火) 土曜日から文楽と歌舞伎に東京。東京地方大雪のため午前中は飛行機が飛ばず、高松空港ラウンジで昼から出発を待つ。手に取った四国新聞の記事か広告か分からない「中学生レベルアップ講座」国語。香川県を国際的に広報するためのプレゼンテーション案を250字程度で書けというお題。解答例は「うどん」「アート」「香川県」から作った落語の三題噺のよう。うーん?麺の粘弾性を踏まえているのは評価できるが、うどんからアートへの転換が唐突でちょっと強引。ひねりと落ちが弱い。即興の試験答案なら合格だろうが、じっくり考えるレポートなら及第点は与えれない出来。と同僚に話したら、中学生が書くようにわざと下手に書いたんですよ!僕も子供の読書感想文書いたから分かるんですが子供が書いたように書くの大変なんですよ(笑)。
 15時過ぎ到着、電車のダイヤも乱れていた。こんな日もあろうかと元々土曜日は観劇の予定を入れてなかった(笑)。落語でも聴こうかと思ったが夜の雪道怖かったのでそのままホテルへ。夕食は側にあった吉野家で。牛チゲ鍋+ごぼうサラダ+ビール=株主優待券3枚+100円、すごい満足感(笑)。寒かったこともあろうが客の2人に1人はすき鍋かチゲ鍋を注文、吉野家10年ぶりの大ヒット。すき家が鍋をまねしたのも分かる。
 日曜10時文楽観劇の前に、神保町の小麦。食券制セルフ。おにやんまそっくりとのネット評だが本当にそっくり。張り紙に「コシのある讃岐うどん」とあるが大川製麺の卸し用の玉をそのまま食べるより硬い。東京の人が讃岐うどんをイメージするとこうなるのか。
とり天大冷590円(千代田区:小麦)

 文楽通しで見た後夜は遅くまでやっている目黒のこんぴら茶屋。夏は暑かったので食べなかったカレーうどんを食べる。季節限定のチーズ入りポパイの牛かれーうどん辛め1150円。麺は太め、もろくはないが延びる感じはしない。美味しい、でも、麺を食べ終わってご飯を入れて食べたら、むっちゃ美味しかった。うどん喰いがこんなこと言うのも何だが、カレーうどんよりカレーライスの方が食べ物の完成度が高いと思う(笑)。
チーズ入りポパイの牛かれーうどん1150円(品川区:こんぴら茶屋)

 月曜は歌舞伎座観劇の後、東洋文庫を経て、虎ノ門のおぴっぴ。太めの昔ながらの讃岐うどんといった様。野菜天うどん(大盛り1.5玉サービス)700円。この場所でこの値段で大丈夫かとちょっと心配。
野菜天大盛り(1.5玉)700円(港区:おぴっぴ)
 

2014年2月15日(土) 昨日はまた大雪。でも先週とは違い帰りには道から雪は消えていた。その車の中で聞いたニュース、香川県庁の新年度予算案発表のなかで、うどん…と確かに言ったようだった。また県庁がつまらないこと考えてるんだろうなぁ、今朝の朝日新聞「全国のご当地うどんを集めた『全国年明けうどん大会』開催(3750万円)」(笑)。
 で情報を探ると詳細は不明だけど、うどん県としての認知度向上のため12月13、14日にサンメッセでの開催を計画しているようだ。何のために認知度向上が必要なの?向上すればどんな効果があるの?そもそも誰のための事業?ちょっと歳暮商戦からは遅いけど組合とイベント屋さんのためは分るが県民やうどんに対するメリットはあるのだろうか?毎度のことだけど県庁のうどん関係の予算、讃岐うどんとファンを何故か幸せにしない。
 
 昨日は宇多津のひろ濱、漫画を読むため月に1回行っている、『ダイヤのA』やっと6巻まで読了(笑)。限定いかなごの天ぷらを食べた。
かけ中2玉260円+いかなご天120円(ひろ濱宇多津)


2014年2月14日(金) 昨日はインタレスト38位さか枝。昔怖いと言った県外人がいたけど、昼のラッシュ時に手順が分らなかったらそう感じるよなぁ(笑)。
大天310円(さか枝)

 瀬戸内国際芸術祭の運営に反発している県議会の経済委員会が12日に知事の出席を求めて開かれた。21日には北川フラムを呼ぶそうだ。主な論点は成果が不透明と総合ディレクターに運営権限が集中しているという2点。
 1点目はかねがね田尾団長の経費の総額と出所が不明な上に来場者数が変との主張と一致する。実績の来場者数は(業界標準という主張だが世間には受入れ難くかつ受け入れ態勢の整備にも役にたたない)いい加減な数値、経済波及効果の算定も(政策投資銀行さんには失礼だが常識的に変)疑義があるし、広告費に換算すればいくら(B-1でよく使われるが時と場合による)なんて主張は適切な露出管理が必要(節度のない露出はかえってマイナス)という今の考えからは無意味。県の事業のふりをしているが実質は福武のお陰という本質があるので難しいだろうが、ここをオープンにしなければ県民は判断すら出来ない。
 2点目はその職責はそういうものだから県議会の言いがかりと感じるが、私はそもそも北川フラムなる人物を知った上で選んだのか疑問を呈してきた。派閥争いのため悪く伝わっているとしても)国宝を展示できないような施設にした責任者である人物は芸術祭に相応しくない。福武さんに遠慮しているのかここを追求した私以外の人物を知らない(笑)。
 今になって議員が騒ぐのは瀬戸芸がそこそこ有名になったための手柄争いかなぁ?とも思うが、県庁が田尾さんを始めとする意見を無視してきたこと、マスメディアが検証というその使命を果たしてこなかったことに問題の本質があると思う。どこまで踏み込める知らないがつまらない利権争いで終わらないで欲しい。
 公平な議論のため私の立ち位置を明らかにしておく。瀬戸内海は好き。でも荒天と冬には行きたくない。国宝は好きだが、現代美術に興味はないというか意識して見たいとは思わない。県予算の使い道には関心が高い。北川フラムは嫌い。福武グループとは関係ない。県会議員に遠慮する立場ではない。香川県知事には興味はない。ついでだが麺聖は田尾団長の崇拝者ではない。うどんに関して彼は弟子のようなもの(笑)。

2014年2月12日(水) ここ以前何屋だったっけ?昨日は、1月にオープンした、こがね製麺所観音寺店。こがね得意のうどん屋跡のうどん屋ではない(笑)。
かけ中2玉280円(こがね製麺所観音寺店)

 東京都知事選、結果から見ると小泉・細川のご隠居さんグループは宇都宮さんから票を奪うためだけに立候補したことになった。で、大阪市長選挙、文楽に入場者数基準を設定した橋下。自らの選挙にも得票数の目標値を設定して戦えと要求する。目標値以下ならまた選挙になるが駄々っ子の彼が政治家を続けるよりはずっとよい。

2014年2月9日(日) ゴーストライターの件、そんな大問題だろうか?クラッシックでは珍しいかもしれないが、いわゆる商業音楽ではよくあることだろうし、出版界では常識だ。詐欺罪だと言った識者もいたが、曲そのものにに(パクリ疑惑はあるようだが)偽りはない。作曲家に物語を求める音楽愛好家こそ反省すべきではないのか?グルメ界でも料理そのものでなく料理人に物語を求めるつまらない番組ありますよね(笑)。もちろん音楽そのものでなく作曲家を持ち上げ利用したNHK他のマスコミは営業自粛という処分を自ら科すのだろうと信じている。

 昨日は大雪。家での測定で7センチ、一応冬用タイヤ装着だが公道に出るまでが不安だったので14時過ぎ晴れ間が見えるようになって出かけた。考え事をしてたら宮川を通り越してしまったので、八輻に。将来が楽しみな店だ。
かけ中2玉260円(八輻)

2014年2月3日(月) 週末は100名城のスタンプと国宝を求めて松江へ。5年振り3回目めの登城。その前に途中下車して米子城。100名城にも100選にも何にもなっていない城。でも、登って天守台の石垣の立派さに圧倒された。100名城に入れるべきだろう。ここに大、小の天守が建っていた姿は中海を背景に見ごたえがあっただろう。石垣の見事さに比べてマニアも含め評価が低いのは、江戸初期を除き鳥取藩の支城であったことと戦を経験しなかったことが大きい。でも堀が埋められてしまっていることもかなりマイナスに影響しているだろう。その堀跡を探そうとしたが発見できなかった。案内板と金をかけずに整備できると思うが…。昼食に隠岐で養殖したという炙りさば丼。
 そのあと神楽のペイントの鈍行で松江に。この時期の山陰としては奇跡的な天候のよさ!舟に乗っての堀川めぐりが快適。水上低い位置から見る石垣はまた趣がある。この観光船は人気だが、城マニアのために堀を隅々まで巡るコースを加えれば私はまた乗ろうと思う(笑)。あと三の丸御殿跡の県庁が建つ場所にあった堀、位置だけでも表示出来ないかなぁ。
 夜は伊勢宮の歓楽街。おでんの看板がやたら目立つ。戦後間もない場末の共同飲食店といった風情の「てれすこ」へ。見かけに反し値段はそこそこ高級。宍道湖七珍のスズキ、白魚をつまみに地酒を飲み、名物の蟹バクダンとか蟹いなりを食す。宿は宍道湖湖畔のビジネスHニューアーバンに取った。朝食が、しじみご飯、しじみの味噌汁、しじみの佃煮、あご焼き、割子そば等名物づくし。大浴場は温泉を引いてて肌がスベスベに(笑)。
 翌日は雨の予報に反し晴れ。国宝の神魂神社に向かうが、休日は八重垣神社を軽由の市営バスが便利だったのそっちから行く。八重垣神社は縁結びの神社として若い女性に人気らしくバスは満員。はにわロードというハイキングコースをたどって神魂神社を目指すが、さっきの賑わいが嘘のように誰にも会わなかった。神社も私一人だけ。国宝の本殿は出雲大社を小さくしたような建物。最古の大社造だそうだ。
米子城 炙りサバ丼1480円(旬門) 堀川めぐり
松江城天守 蟹バクダン 蟹いなり
しじみ、アゴ、割子そば 八重垣神社 神魂神社
 
 昼に松江駅に戻ると食のイベント開催中。鎧兜の武者もいたけど時代考証が怪しいこういうので客寄せしてどんな意味があるのだろうか?「おどん」なるもの発見!聞くと、あご出汁のおでんにうどんを入れた、おでん+うどん=おどん。あご出汁とおでんは美味しかったが、ネーミングのため以外にうどんの必然性が感じられない。イベントだから冷凍麺だったが、夜の街での提供はどうなってるのだろうか?今後ご当地グルメとして売り出していくなら、麺もあご出汁にあったものを選択して欲しい。松江の人たちに麺に対するそこまでのこだわりはないのかもしれないが(笑)。
松江市:おどん500円

2014年1月31日(金) 1月も終わりです。元日から活発に活動したからかいつもなら「もう」なんですが、「まだ」1月という気分です。福袋争奪戦に参加したのがずっと昔のような気がします(笑)。

  ある日の昼、中讃のチェーンのセルフ店での若い男女二人連れとその知り合い程度の関係のガテン系のお兄さんの会話。男女は県外人かどうか不明。ガテン系は県内居住。
  ここ美味しいで〜、高松の店よりここの方が美味しいと思う、から始まり中西や山越に話は広がって。
  ガ:「満濃のぶっかけの元祖は美味しいけど硬いでぇ」
  女:「大根を自分で摺るところなぁ」
  ガ:「そうそう」、「名前何やったかなぁ、長田や」
  讃岐うどんが有名になっても普通の人はこの程度のものなんでしょうね(笑)。

  1月の備忘録。城下町100選1城(田辺城)。歌舞伎7舞台(歌舞伎座、浅草、演舞場、国立、松竹座)、文楽2舞台(文楽劇場)、国宝2件(鐘楼・梵鐘:東大寺)でした。
  今年に入って1月末までに、県外6玉、県内38玉食べました。

2014年1月26日(日) 昨日はインタレスト37位名もないうどん屋。ネットでは月末の閉店情報がアップされてます。 順位の順番どおりの訪問なんだけど、微妙でしたね(笑)。 個人店の宿命と言えばそれまでですが、うまく継承するアイデアはないんでしょうか?
  
かけ2玉280円(名もないうどん屋)

2014年1月21日(火) 週末は大阪の新麺会に参加。その前に恒例の文楽と歌舞伎!文楽は停電報道の効果か補助椅子が並ぶ超満員、歌舞伎も玉三郎人気は高く満員。あと東大寺で見たかもしれないが記憶がない(笑)国宝の鐘楼と田辺城の水門。
 200名を超える参加者となった新麺会、これだけの人数を収容できるのはここしかないという新阪急ホテルのB1Fバイキングレストラン「オリンピア」を貸し切って今年も開催された。うどん屋さんが90軒程集まりその周辺に愛好家が集う関西うどん屋ネットワークは強力だ。業界団体と行政がつるんで消費者を無視した活動を行うだけで多様性が失われた讃岐うどんを抜き去った原動力はここにあると思う。毎年、新麺会に参加する度同じような苦言を書いているが、残念ながらこの文章香川県内のうどん関係者より関西の関係者が読んでいるようなので差はどんどん開きつつある(笑)。席上、関西と関東のラリーの次回計画が水面下で進行していることを聞くが、お願いだから期間を長〜く取って欲しい、もう連食が利かなくなってきたから(笑)。
 
 うどんは阿波座駅からちょっとの「あぶく」、なんとも豪快に串が載ったうどん!讃岐うどんと関西うどんの違いは飲み込めないことかと感じた。
串天ぶっかけ930円(大阪市:あぶく)

2014年1月14日(火) 昨日はインタレスト36位の宮川。イリコがそのままの姿で入った出汁!それを自分でかけるイリコ好きにとっての聖地である。インタレストでの評価が低いのは香川県にもイリコ嫌いのうどん好きがそこそこ存在する証だろう(笑)。
かけ大210円(宮川)

2014年1月13日(月) 三連休は会社が休みなので、準ひきこもりの麺聖、昼食にうどんを食べに出かける以外は家でテレビを見たり読書をしている。何度か触れたことがあるグルメ評論家友里征耶さんの本(グルメの嘘:新潮新書)も読み返したが、ヨイショ・ライターや褒め称えるだけのグルメ・ブロガーのとこなんか香川県庁が殿村社長と組んでカリスマブロガーに只飯を食わせたヤラセ事件を思い出して思わずソウソウとうなずいてしまった(笑)。
 他にも「外食しない料理人なんて!」や『「柔らかくて美味しい」は間違い』という節なんかも興味深かった。大阪の讃岐うどんが急速に進化したのは他の店のうどんをせっせと食べたことが要因の一つだし、「柔らかさ」と「美味しさ」がなんら相関関係にないとの主張は、硬いうどん!それが讃岐うどんの特徴でも褒め言葉でないことと相通じる。

2014年1月12日(日) 昨日はインタレスト35位坂出の山下。がもうとはバイパスを挟んで線対称の位置にある製麺所付属店。がもうの大将が高松で店をやっていた頃は明らかに山下の方が穴場として有名だった。それがどこでどう逆転したのか?1位と35位という差は何によるものか?いろいろと考える素材を提供してくれるが、がもうの大駐車場が要因の一つであることは間違いない。
かけ大280円(山下)

2014年1月10日(金) 早く顔を出さないと、山越の奥さんに何年振りかなぁ〜と皮肉を言われそうなので昨日食べてきた。昼時でも平日のためか行列はなし、県内車の方が多かった。
かけ大300円(山越)

2014年1月8日(水) 何事もスピード化した現在、松の内も7日までとなっている。今年になって県内でまだうどんを食べてなかった麺聖、ぎりぎり松の内の昨日、谷川で食べた。平日とあって昼時でも行列はなかった。
冷たい大240円(谷川)

2014年1月6日(月) ある本にひきこもりの定義が載っていた。「準ひきこもりとは、 自分の趣味に関することが目的の場合以外は外出しない人のことをいいます」、普通の人ってそんなもんじゃないの?私も生きるために仕事には行くが、趣味以外では外出なんてしない。仕事を引退して趣味に生きる人生を実現出来たら準ひきこもりに分類されるのかな(笑)。
 で元日、趣味に関することが目的で、ちょっと早い、お雑煮と餡餅の夕食をとって旅立った。飛行機のブレーキトラブルで機内で一時間ほど待機。 追い風もあり1000キロ超で飛ぶが宿には23時ごろ着、餅食べといてよかった(笑)。
 2日は7時過ぎから箱根駅伝応援に日比谷。読売が配る旗を振って待つ。先導が来たかと思う間もなく目の前僅か数秒。 1区の応援はあっけない。プランタンとアップルストアの大行列を横目に8時半ごろ松屋銀座に、両者よりは少ないけど200人は優に超えている。 9時半開店。焼酎1升瓶20本セットに引かれたが、人の流れにくっついてエスカレーターを駆け上がる。 ところどころで列を外れる人もいたが多くは8階まで行く。 階段を登りきったところに福袋がずらっと並んでたので手を伸ばしゲット。 女性に比べて図図しさは劣るが体格の差が有利に働き押されてこけそうになるも持ちこたえる。 ただ列の順番から考えてあんなにたくさん残っていた袋が70個限定のリタズダイアリーの福袋かどうかはいまだに分からない(笑)。ついでに覘いた3階の婦人服売り場の福袋争奪戦はすさまじかった。商品を追加しようする店員の手にあるうちに客の手が伸びてくる。 みんな2,3袋はかかえている。そう言えば福袋の始まりは松屋かららしい。そのあと歌舞伎座で初芝居。すごく気合の入った演技だった。
 3日早朝、煙が有楽町の方に上がっているのを見たがあれが火災だったのを後で知る。 明治神宮初詣、まだ早いのでそんなに混んでない。DJポリスもお参りを終えた頃出勤してきた。 猿之助、愛之助の浅草歌舞伎。若手の壱太郎、米吉、梅丸が頑張っていたが、印象に残ったのは巳之助。 踊りも演技もまだまだ下手だけど、筒井道隆のような印象に残る役者(個人的に若殿は彼が一番と思っている)になる予感がする(笑)。夜も人が多い浅草寺初詣。
 4日海老蔵の新橋演舞場。海老がせり上がっていくのは見たけど海老蔵が持ち上げてる趣向だったとは!3階席からは分からず後でテレビで知った。そのあと小三治が休演の鈴本。
 5日築地、場内の大和、大は大行列。井上でラーメンを食べる。初競りの大間のマグロを見物。 昨年の1億5千540万円から736万円になると有難味が薄くなる(笑)。 東博で松林図屏風を観て国立劇場、こちらは馬が飛ぶ。4座のなかでは一番年齢層が高く感じる。 夜羽田から高松空港へ。ガラガラの駐車場を初めて見る。
箱根駅伝1区 松屋福袋 歌舞伎座
明治神宮 浅草歌舞伎 浅草寺
新橋演舞場 初競りの大間のマグロ 国立劇場
 
 年始の東京なかなか楽しく快適だったが、うどん屋が閉まってるのが残念。浅草ならどこか開いてるだろうと芝居の跳ねたあと探すとちゃ〜んとあった(笑)。その叶屋が初うどん。
かしわぶっかけ800円(台東区:叶屋)

2014年1月1日(水) 新年おめでとうございます。本年もよろしくお願いします。
 今年も目標は100名城・名城100選・城下町100選・正保城絵図のうちからひと月1城と1国宝。城は近場や近畿圏、首都圏は攻めてしまったし、国宝は全部で1085件(見られないのや期日限定も含む)の75%以上見たのでこなすのが厳しくなったけど(笑)。うどん県内1日1玉、県外1週1玉、もちろん毎日毎週必ず食べるのではありません(笑)。あくまでも平均してです。

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