このごろ二十一 - 過去の部(13年01月〜13年06月)

 歴史は繰り返すと言うが、何年か前と状況はよく似てきた。うどん県などと名乗っていても、新しく出来るのはほとんどがチェーン店。香川県のうどんが美味しい理由の一つでありかつ県外客がうどんツアーをする理由の一つである多様性は失われつつある。まだまだ関東の讃岐うどんには負けていないが、関西の讃岐うどんには価格と待ち時間を無視すれば完全に負けている。
 ここだと勧めたいうどん屋10軒を選ぶのにも今は苦労するありさまだ。宮武、彦江、西森、…もう一度食べてみたいが叶わない。うどん県、うどん県と百回唱えてもなんら改善しない。当面の最善策は、県民みんながいろいろなうどん屋でたくさん食べることか。客が増えかつレベルアップも図れる。(13年1月1日記す)。
  2002年11月〜2003年3月はこっち、2003年4月〜2003年9月まではこっち、2003年10月〜2004年9月まではこっち、2004年10月〜2005年3月まではこっち、 2005年4月〜2005年12月まではこっち、2006年1月〜2006年6月まではこっち、2006年7月〜2006年9月まではこっち、2006年10月〜2006年12月まではこっち、 2007年1月〜2007年6月まではこっち、2007年7月〜2007年12月まではこっち、 2008年1月〜2008年6月まではこっち、2008年7月〜2008年12月まではこっち、2009年1月〜2009年6月まではこっち、2009年7月〜2009年12月まではこっち、 2010年1月〜2010年6月まではこっち、2010年7月〜2010年12月まではこっち、2011年1月〜2011年6月まではこっち、2011年7月〜2011年12月まではこっち、2012年1月〜2012年6月まではこっち、2012年7月〜2012年12月まではこっち、2013年7月〜2013年12月まではこっち

2013年6月30日(日) 6月も終わりです。マスメディアは溺れかけた犬を叩くのが大好きなようで橋下維新は風前の灯しになりました。参議院選も注目点は自共対決と変わりました。
 6月の備忘録。名城100選2城(小諸城、上田城)。歌舞伎3舞台(歌舞伎座)、国宝2件(安楽寺八角三重塔、大法寺三重塔)です。
 今年に入って6月末までに、県外41玉、県内226玉食べました。

2013年6月27日(木) 山越、松岡。これでインタレスト「私の好きなうどん店」アンケート、一箇月かかってベスト10まで食べました。
かけ大250円(6位:山越)
ひやあつ大280円(2位:松岡)

2013年6月24日(月) 金土日、例によって歌舞伎座。ちょっと趣向を変えてその前に信州旅行付き(笑)。
もり630円:草笛 小諸城三の門 上田藩主居館跡
上田城本丸堀(北東すみ) 上田電鉄別所線 別所温泉つる屋
八角三重塔:安楽寺 三重塔:大法寺 もり650円:刀屋

2013年6月17日(月) 釜上げをほとんど食べない麺聖、香の香に行くことはほとんどない。美味しいの?と聞かれても答えを持ち合わせていない。冷しを注文しても不自然でないほど暑かった昨日の昼、行列に並び食べてきた。普通だった(笑)。
冷し大350円(3位:香の香)

2013年6月16日(日) 昨日は雨。ちょっとは客が少ないだろうと日の出へ。11時25分頃到着、昼時の1時間のみの営業のため、とても久しぶり。何とか車は駐車場に止められた。三好社長によると、最近若い客が多くなったとのこと。写真でネギが飛び散らかっているのはハサミで切ったため(笑)。
大200円(5位:日の出)

2013年6月15日(土) 霞が関人事で、厚労省の次官は村木さんでほぼ決まったそうだ。冤罪はお気の毒だったと言うほかないが、部下が犯罪を犯すのを防げなかった監督責任って小さなことなのだろうか?普通なら組織を管理監督するトップにすえるのには無理があると考えるが、そのマイナスを補うほど、彼女には実績があるのか?他に人材はいないのか?新聞には知名度が高いとあったがそれなら冤罪を実績にした昇進と読めてしまう。そのあたりの事実をマスメディアに教えてもらいたい。
 こんなことを書いてて、某参事官のツイッター事件が気になった。守秘義務に反していないと思うが、公務員だから駄目なのか?匿名だったらいいのか?人の言うこと特にメディアの報道を信じない私、読める限り読んでみた。2013-02-08 23:47:01の他、彼の優しさがそこかしこに表れてたし、船橋市役所時代は部下への思いやりにあふれてます、2012-08-22 21:49:41という感性もいいです。「被災者の気持ちが〜」「被災地の復興が〜」と批難した人たちより彼はずっと被災地を応援している。朝日(6月14日付)に掲載された問題があるとされたつぶやきも前後を合わせ読むと機知や和み、問題発言も無力さへの自嘲に思えてくる。スクープとされる毎日の記事も彼を陥れることで復興の主導権を得ようとする力が働いたのではないのか?後追いの朝日の記者は先入観なく全文読んだのか?憤りの声を上げたとされる人は記者に誘導されただけではないのか?
 意図を持った抜き出しや悪意を持った解説付きの論評をされたらどんな表現でも中傷にされてしまう。論争では少数派につくことを信条としている私、擁護派が多数説かも?とちょっと心配になって(笑)ネットを見てみると四対六くらいで彼を是とするのは少数派で(安心しま)した。彼の名誉のためにも論評なく全文掲載されることを望みます。
 彼のが問題になるなら麺聖の文章なんて社会的地位を無視すれば懲戒免職もんですからね(笑)。

2013年6月14日(金) アベノミクス崩壊、短かったですね。参議院選までは持つと思ってました(笑)。このままでは消費税増税できませんね!どうするんでしょ?
 昨日は琴南に用事があったので、谷川。平日なので昼時でも落ち着いてました。皆さんこんな山奥までご苦労なことです。
冷たい大(+醤油+酢+青唐辛子漬)240円(10位:谷川)

2013年6月10日(月) 土日は大阪、文楽鑑賞教室。そのあと、兵庫、奈良と関西うどん名店ラリー。天粉盛、吉家、鈴庵と周り14店達成。時間が余ったので京都に行って、うどん博物館へ。博物館といいながら単なる食堂。あれだけの種類を提供しようとするオペレーションそのものに無理があったみたい。うどんの魅力が伝えきれてない。
とり天ぶっかけ750円(天粉盛) ネバトロぶっかけ780円(吉家) ひやかけ大550円(鈴庵)

2013年6月8日(土) 弟の店を紹介したらこちらも。昨日は、なかむら。小屋のような店と讃岐富士の組み合わせは絵になる。そのロケーションで県外からのうどん店巡り客に絶大なる人気を誇る。
かけ大+天ぷら410円(9位:なかむら)

2013年6月6日(木) 三日坊主に負けるわけにはいかないので、昨日は、中村。丸亀の海よりのテナントにある「なかむら」弟の店です。讃岐富士をバックとする飯山に比べると風情には欠けますがほとんど並ばなくて食べられるので好きです。もちろん写真でも分るように細麺です。
かけ大300円(7位:中村)

2013年6月5日(水) 一福、がもう、そして昨日は、麺聖の一押し店、田村。なかなか贅沢でしょ(笑)。県外ナンバーもチラホラ。平日でも常連さん中心からうどん店巡りの客にシフトしつつある。
かけ大250円(4位:田村)

2013年6月4日(火) 昨日は、がもう。12時半頃着いたら、何故か、駐車場はまばら。行列がない!いや、並んでいる人が一人もいない。「強者55人が白状した私の好きなうどん店ランキング」1位店でもこんな日もあるんだ(笑)。因みに麺聖は1位には田村を選びました。
かけ大+天ぷら300円(1位:がもう)

2013年6月3日(月) 団長日記によると『インタレスト15号』が31日に発行されたようだが、麺聖の元へは届いていない。一応「強者55人が白状した私の好きなうどん店ランキング」のアンケートに協力したんだけど(笑)。
 昨日は、国分寺の一福へ。11時頃に駐車場待ち。入り口にインタレストが積んであった。投票結果一覧が載っていたが、俺の投票どれだったっけ(笑)。一福8位ですか、混んでるはずですね。
かけ大300円(8位:一福)

2013年5月31日(金) 5月も終わりですね。月日が飛ぶように過ぎ去ります。驕れる者久しからず、橋下は相変わらず喧嘩強いですが、もう総理にはなれなくなりました。
 5月の備忘録。城下町100選1城(西条陣屋)。歌舞伎4舞台(南座、歌舞伎座)、文楽1舞台(国立小劇場)、国宝1件(白糸妻取威鎧:櫛引八幡宮)でした。
 今年に入って5月末までに、県外36玉、県内185玉食べました。

2013年5月27日(月) 日曜付けの四国「かけうどん15円値上がり」の記事。四国が代表的な50店ほどを調査したところ小麦粉の値上げなどで、かけうどんの平均価格は8年前(2011年と2003年の比較)に比べ15円上がったそうな。
 まあ讃岐うどんの安さの理由は、昔からの建物設備で投資・返済のお金がかからない、家内工業で人件費がかからない等などに加え、商売というよりは製麺業のおまけみたいな形態によるものだった。ということで、小麦粉、燃料とかの原材料費高だけでなく、県外客が増えそれへの対応が必要となり、若い世代に事業が継承されつつある現状では値上げも致し方ないと思う。「値上げの懸念が絶えない」と四国は書くが、多様性と他県のうどんへの絶対的優位性が失われつつあることの方がずっと懸念される。

 週末は、歌舞伎座こけら落し興行。このこけら落し興行、松竹らしく来年まで延々と続く(笑)。仁玉の吉田屋、吉の石切がすばらしかった。跳ねた後、萬福で東京ラーメンを食べた。人形町に泊まったので、翌日は町をぶらぶらして玄冶店跡を見て、水天宮駅から半蔵門線に乗ろうとしたら水天宮が仮移転しており、お参りした。小劇場文楽は正面最前列。紋壽さんの息が辛そうなかったのと清十郎さんの右手が震え気味なのが気になったが、さすが東京、満員御礼だったしそれに応えるかのようないい出来だった。

萬福 玄冶店跡 水天宮

2013年5月23日(木) 幸せな家庭はどれも似通っているが、不幸な家庭は不幸のあり方がそれぞれに異なっている。と、トルストイは『アンナ・カレーニナ』で語っている。格言とか名言は、「君子危うきに近寄らず」と「虎穴に入らずんば虎児を得ず」のように逆も真なりというところがあるから、見方や立場で変わる。私の実感からは幸せな家庭は様々だが、不幸な家庭はどれも似通っている、になる。同じことを考えた人はかなりいるようでネットですぐヒットした。
 で、麺聖らしくこれをうどん屋に当てはめて、美味しいうどん屋はどれも似通っているが、不味いうどん屋は不味さの様がそれぞれに異なっている、と、美味しいうどん屋は様々だが、不味いうどん屋はそのあり様が一様である、になるかな(笑)。
 ネット上だけでなく国会でも取り上げられた乙武さん銀座イタリアン入店拒否“騒動”、事実関係が分らないので、論争そのものには中立と言うことにさせていただくが、乙武さんの発信の仕方は間違っている。世間に対する知名度も影響力も全くない麺聖でさえ、腹を立てて書くときは、固有名詞を出さないようにしている。最近では不味いと言う感想も遠慮しているくらいだから(笑)。で、これもうどん屋に当てはめて、昔ながらの施設や夫婦でやっているうどん屋に手助けを求めるのは誰もが無理筋だと感じるであろう。彼は、個々の店を攻撃するのではなく社会全体に要求すべきだったし、彼の立場ならそれが出来たと思う、その意味ではバリアフリーを後退させた事件だったと後に語られるかもしれない。

2013年5月19日(日) 先週は時間的にも内容も仕事がハードだった(笑)。で、土曜日は日帰りで大阪、高速バスで3800円だ。どう考えても、達成にネックとなりそうな人気店の土塔のぜにやを暇なときに攻めようと思って。着いたのは開店時刻前のはずだったが既に開店しており前に7人並んでいた。その後も列は延びて延びて、ラリーのたびに客が増えてるような。食べ終わったのは並んでから1時間10分後。うち食べるのに要した時間は7分(笑)。リヒテンシュタイン展でクララを観て深夜に帰ってきた。
鴨ざる750円(紅葉庵) リヒテンシュタイン展(京都市美術館6月9日まで) カレーおじや1200円(てんま)
 橋下もついに終わったと思ったが、論点ずらしが巧妙でなかなかしぶとい。飛田の元顧問弁護士であるから風俗産業擁護は使命だろうし(笑)。アメリカに言われる筋合いはない、には橋下嫌いの私も同感である。アメリカの建前、誇り高き軍人!風俗は禁止!その実態を私も沖縄で見ている。
 そもそも歴史を今の価値観で批判してはならない。戦争だって、第一次大戦以前は宣戦布告すれば認められていたのだから。もっと歴史を知り生かさなければならない。

2013年5月13日(月) 土日は関西へ。目的は南座の海老蔵、歌舞伎十八番「鎌髭」の復活。歌舞伎の未来のためにいいことだが普段上演されている十八番がおもしろいと思ったが…。ついで国宝の展示はないが京博の山楽山雪展。京狩野はいいですねぇ。合間にラリーを。日曜は四時前というラリー参加店で唯一営業している悠々で食べた後、塚口城跡を散歩し、バスの時間までグランフロント大阪ぐるっと一回りして帰ってきた。
肉カレー940円(大和) 南座 サラダかき揚げぶっかけ800円(悠々)

2013年5月7日(火) 4連休、西条に行った日を除いて1日1軒計3軒のうどん屋に行った。坂出市、大川町、丸亀市どれもがうどん屋跡のうどん屋だ。そしてどれもで大丈夫かな?との印象を抱いた。出汁、麺、手順かなりの努力が必要だ。食べに行く身になって欲しいなぁ(笑)。
 溺れた犬を叩くのは不本意だが、まるいちの動線やはり欠点があるようだ。なんであれだけの数出店してて気付かなかったのだろうか?
 
 昨日付の日経地域総合面の「『自虐』PR、地方に光」に、讃岐うどんブームを仕掛けたと時系列が間違っていることを恥ずかしげもなくテレビでしゃべり、うどん県では「やらせ」を行ったことを堂々と公言したあの殿村氏が登場(参考までに村上春樹のエッセイ「人は何故うどんを食べるか?」が発表されたのが1991年、『そばうどん』に田尾さんの「素顔の讃岐うどん」が掲載されたのが1992年)。PRプロデューサーの肩書きどおり自分をPRするのが得意なこと。
 同じ内容を朝日がちょっと前に書いたときには、無邪気な記者だなぁと思ったが、子会社を使って「地域ブランド力調査」なる怪しげな調査を行いそれをネタに、自治体からPRの金を引出させようとする日経新聞はあこぎだ。そして強迫観念にとらわれ喰いのもにされる自治体と住民は哀れだ。

2013年5月5日(日) 連休後半、どこも混んでそうだし飛行機は高いので家に籠もることにしている。ただ、城巡りのノルマのため安芸か西条に天気のいい日に行こう!と決めていた。
 で、昨日午前は晴れの予報だったので、出かけた。行き先は今治に寄るオプションを付けて西条になった。西条陣屋、凹凸のない方形の単郭だから陣屋だろうが、数十メートルある堀だけは並の城以上。紀州連枝の松平家が石高以上に豊かだったことの証明だろうが、水の都西条を象徴している。跡地の大半は西条高校の敷地となっているが、校内に残る陣屋の遺構があるのなら休日にでも見せてもらいたいものだ。
 11時40分頃今治、重松飯店到着!開店時刻前だが、店にもう客が入っている。行列の37人目くらい(くらいはというのは赤ん坊や幼児がいたから)だったから最大50人以上は並んでいたのか?待つこと1時間、焼豚玉子飯=焼豚+目玉焼き2つ+御飯+タレ、まさにB級グルメの単純な料理だが味わい深い。
 まだまだ日が高いので、帰りに小松にも寄った。古い屋敷や寺があるなかなか趣のあるいい町だった。ただ、陣屋跡は家や田畑に変わり民家の脇に碑と絵図だけ建っているだけで、どこがどこだか分らなかった。郷土史の資料がないかと立ち寄った図書館には小松を愛しているらしい記述にあふれた小冊子もあり、陣屋の大きさの論争が記載された号があったくらいだから、位置は特定されているのだろう。もう少し昔を偲ばせる工夫が欲しい。CGとかで昔と今との組み合わせって出来そうだけど。でも、時代考証を無視した復元や○△武将隊で客集めするのは誤解を与えるのと想像力を乏しくさせるため私は反対である。
 私のような城郭愛好家は多いだろうが、注文だけ多く地元の自治体には歓迎されてないかもしれない。事実、西条でも小松でも(両方西条市)私は1円も使っていない。でも、落としたくなるような努力は地元がするものだろう。西条でも小松でも陣屋周辺の今の地図と古地図を組み合わせて、ポイントを解説したパンフレットでもあれば、私は買っただろう(笑)が、経済効果が高いのはB級グルメのような軽食かな。  
西条陣屋 焼豚玉子飯650円(重松飯店) 小松陣屋跡

2013年4月30日(火) 三連休は高速バスで関西へ。まず土曜日は文楽、昼夜ともにほぼ満席で、充実した舞台だった。嶋さんは絶好調だったし、住大夫さんもちょっと言葉が?というところもあったが、気というか執念が伝わってきた。初めてらしき人の会話がちらほら聞こえたが、これならきっとファンになってくれるだろう。宿泊は連休中のため安いところを探すと西成区の「生活保護の方相談下さい」と掲示のあるアパートの間にあるビジネスホテル。外国人さんの姿が目立つ。翌日は奈良博で當麻寺展のあと柳生の里をぶらぶら。地元のおじさんによると『春の坂道』のときは凄かったそうだ。今は、途中の忍辱山で大勢の乗客が降りるとバスはガラガラに。ただ1日数便しかないので帰りは柳生で空いていてもハイキング帰りの人たちで超満員。春秋の週末は増便してもいいのでは。月曜日は梵鐘が間近に見られるとのことで當麻寺へ。その後、仁和寺霊宝館で国宝を見る。
柳生城跡 當麻寺の梵鐘はるか向こうは二上山 仁和寺
 関西うどん名店ラリーが始まってるのでちょこっと。14店だけなので油断モード、まぁ無理にはしごしなくても可能だろう。そうそう、あうんでは鳥天ぶっかけ。ラリー客は注文前に申告とのことで嫌な予感はしてたが、特典にタルタル鳥天サービスとは…(笑)。
ひやあつ500円(嘉希) 鳥玉天ぶっかけ780円(元) 鳥天ぶっかけ800円(あうん)
 4月の備忘録。城下町100選2城(岩槻城、柳生)。歌舞伎5舞台(歌舞伎座、金丸座)、文楽2舞台(文楽劇場)、国宝8件(直刀黒漆平文大刀:鹿島神宮、女神坐像:東寺、家津美御子大神坐像:熊野速玉大社、木造上動明王及二童子立像運慶作:願成就院、醍醐寺文書聖教:醍醐寺、綴織當麻曼荼羅図:當麻寺、医心方・新修本草:仁和寺)でした。
 今年に入って4月末までに、県外29玉、県内152玉食べました。

2013年4月23日(火) 先週も東京に行ったのに関東UDONスタンプラリーの達成者パーティーのためまた東京に行くことになった。仕事は大丈夫かと聞かれるが、パーティーの日程が決まったときは急ぎの仕事の予定はなかった。香川から参加していた麺通団員Dの新幹線でその日の内に香川に帰るという言葉で理論的には帰れることに気付かされたが、貧乏人の麺聖には夜行バスよりも安い日程変更の利かない飛行機しか選択肢がなく月曜日は休むものだと決めていた(笑)。夕方まではたっぷりと時間があるので、まず東博の新指定国宝・重要文化財を観た。重文だが、木造中厳円月座像はすばらしく5分くらいは魅入っていたがまだまだ時間があるので、鈴本で落語を聞く。
 達成者パーティーは秋葉原のダイニング、パーティー、ダーツ、カラオケ他ができるおしゃれなビルの三階で立食形式。参加者が多く熱気であふれていて会場内を移動するにも一苦労。ただ田舎者にはおしゃれじゃなくていいからパイプ椅子でもある方が嬉しい。四国屋さんは、関西の新麺会がうらやましい、追いつくための一歩として企画したとおっしゃっていた。
 翌日は城下町百選の岩槻(岩付)の城下町を歩いてきた。沼地もいつしか平野になり、城の中心の本丸、二の丸、三の丸は市街地の下に埋もれてしまってるが、新曲輪、鍛冶曲輪は堀や土塁がよく残されている。外構えの土塁も一部だが愛宕神社に残っている。望むのは、町歩きが楽しくなるように、中心部のポイントの発掘整備。裏小路、諏訪小路、広小路などの武家屋敷跡の修景。これらはお金がたくさんかかるので、せめても少し昔が想像できるような案内板の設置をして欲しいなぁ。
 昼食は大宮の駅ビル三階か四階にあった讃岐うどん系の店。ひあやあつがメニューにあったので注文したら表面が、ピシッとしない上に芯がかなり残った麺が出てきた。ひやあつのよさがまるで出てない麺を提供するくらいならメニューに載せなきゃいいのに。口直しに日本橋三越のイベントに出展中の日の出でぶっかけを食べた。余談だがあのイベントコーナーイベントをやっていることが分った客っているんだろうか?他人事だけどちょっと心配。そうそう日本橋で道を聞かれて、自信を持って教えたら、あとで方位が90度ずれてたことに気付きました。尋ねられた方すみませんでした(汗)。
達成者パーティーのうどん屋さんたち GSにある岩槻城本丸の碑 ぶっかけ315円(日の出三越店)

2013年4月21日(日) 昨日は雨模様の中、こんぴら歌舞伎第二部へ。残念ながら二番乗り(笑)。寒い寒い、膝掛けを貸してくれたがこれだけ季節が逆戻りするとねぇ、舞台は熱かったけど(笑)。福山の祝幕は相変わらずの人気。やっぱり客層が変わっていた。脚の不自由な人の席とブロック指定でない全席指定が求められるようになったと思う。うどんは参道の「てんてこ舞」へ。人生で二度目だったか三度目だったか。少々観光客向け値段だが、建物は歴史がありセルフなのですぐ食べられていい。
 敵対する勢力を徹底的に攻撃する橋下だが、昨日付け朝日によるとネット選挙に関して「市民は絶対に攻撃しない」そうだ。反論する能力がある「公人やメディアにはとことん行く。こちらが踏み外しても相手は反論すれば良いだけ」という理屈で。な〜んだ麺聖が攻撃されなかったのは、私の説に屈してたのではなく相手にされてなかっただけだったのか(笑)。でもホントは大阪のおばちゃんが怖いというのが本心なんだろうな。

2013年4月15日(月) 週末は東京へ。歌舞伎座こけら落公演だ。外観も舞台も建替え前そっくりに出来ている。後ろの高層ビルや内部のエスカレーターがなければ以前の建物にいるような錯覚に陥りそうだ。吉右衛門と仁左衛門が規範を示すかのような好演だったが、一番光っていたのは、染五郎の子の金太郎(笑)。
 東博の大神社展にも行ったが、テーマがマイナーなためか開館前の行列も短かった。久しぶりに七支刀を観たが、目玉のはずなのに観客が集まってなかったのが不思議だった。
 芝居の幕間に弁当2回ですませたため、日曜の昼食だけ東京のどこででも見かけるほど出店している立ち食いそば屋のうどん。これは何だ?というくらい想像するうどんとも、麺聖の好みのうどんとも違っており、東京の人の味覚が信じられなくなる。同時に食べたカレーライスが普段食べているカレーライスと同じジャンルだっただけに、これだけ違う食べ物が存在することはある意味驚嘆すべきことだ。
新しい歌舞伎座 大神社展(東博) 立ち食いそば屋のうどん

2013年4月10日(水) 昨日付け朝日経済欄に『地域の魅力 お安く発信』と、小さなPR会社がインターネットを使って少ない予算で地域の魅力をアピールし自治体に人気とある。その成功例、「香川県の特産品発表会が2月末に開かれた直後、発表会の感想がネットで人気のグルメブログに一斉に載った。(略)ブログの書き込みが相次いだのは、発表会場に有力ブロガーたちが招かれていたからだ」、朝日の記者さん、これを世間では「やらせ」呼ぶ、詐欺まがいの行為ですよ〜。招かれたブロガーさんたちがどうゆう謝礼を香川県から受けたか分らないが、香川県の公金から支出されているとしたら違法な公金の支出として訴訟案件にもなる。仕掛けたのはTMオフィスの殿村美樹社長?な〜んだ、時系列的に無理があるのが明らかなのに讃岐うどんブームを仕掛けたのは自分だと07年に「がっちりマンデー!!」で厚かましく語ってた社長じゃないですか(笑)。(そう言えばテレビ局に事実誤認があると質問したけど未だに回答が来ないなぁ。)嘘、大袈裟、紛らわしいPRもお手のものだったんだ。宇佐市長さん「ボーッとしていたら取り残される」、そんな心配入りませんよ、香川県庁なんか讃岐うどんを毛嫌いして何もしなかったのに、優秀な県民のお陰でブームになりましたから。それにしても、朝日新聞記者の純粋無垢で世間知らずなこと。

2013年4月7日(日) 昨日は、こんぴら歌舞伎初日、恥ずかしながら一番乗り(笑)。亀治郎改め猿之助、非常に気合いが入ったいい舞台だった。ただ気になったのが二点。まず、町長の宿泊客を大切にし、お金をあまり落とさない近隣の住民にはチケットを売らないとの方針で、チケットの販売方法が変わり、後ろに並んでいた琴平町民一人を含む四人組のおばさん達も抱き合わせ販売のJRで必要のないお土産付きのチケットを入手したようだった。私はチケットホン松竹で確保したが、一番に電話がつながったはずなのに平場のチケットなど一枚もなかった。抽選か先着か何れかの方法で正価のチケットを少しでも提供する義務があると思うがいかが?
 ということで後舟上手で眺めていたら客層が少し違ってきた感じがした。初日とあって取材も目立ったが、マスコミの勉強不足は今さらのなので触れないが、許せないことがあったのでここで二点目。上手中舟横の階段に座った大向こうさんと女性を取材していたカメラマン(同じ社の複数人)は照明を消した客席でディスプレイやLEDの明かりをチラチラさせて撮影するお粗末さ、プロならプロらしくせえ〜。ひょっとしてアマチュアだったとしても、明かりが漏れないように覆いくらいするのがマナーだろう。こんな連中の取材許可は取り消すべきだ(今思えば社名を表す腕章が見えなかったけどまさか主催者じゃないよなぁ)。
 跳ねたあと、少し遅めのうどんをいわのやで食べた。
旧金毘羅大芝居通称金丸座 金丸座の内 かけ大250円(いわのや)

2013年4月2日(火) 新聞各紙によると、来場者数を各会場の基準施設を訪れた人数を合計し算出する瀬戸内国際芸術祭の来場者数が昨日、開幕13日目で10万人を突破したそうだ。この算出方式は業界標準だそうだがちょっと違和感がある。そもそもこの数字は多いのか?うどん屋でこの方式を用いると、観光客が来そうなうどん屋25軒を基準施設として、1軒一日当たり350人食べに来ると13日で11万3750人!瀬戸芸より多い(笑)。

2013年3月31日(日) 麺聖はうどんばっかり食べてるけど、うどんを食べることで生計を立ててるわけではない。一応普通にサラリーマンをしている。普通のサラリーマンには異動というものがある。で、3月末で観音寺から離れることとなった。というわけで、ここ何日かの昼食は、本場かなくま餅福田の期間限定白みそアン雑煮うどん、瀬戸のシャコ天うどん、上戸のかけとなった。まぁ離れると言っても、遠くに行くのでもなく丸亀に行くだけだが(笑)。
白みそアン雑煮うどん510円(本場かなくま餅福田) シャコ天うどん大680円(瀬戸) かけ大280円(上戸)
 3月の備忘録。城下町100選1城(下津井城)。歌舞伎3舞台(国立大、演舞場)、文楽2舞台(丸亀市民会館)、 国宝1件(金銅馬具類西都原古墳出土:五島美術館)でした。
 今年に入って3月末までに、県外22玉、県内122玉食べました。 

2013年3月28日(木) 昨日、注目される2つの条例が兵庫県の二つの市で可決した。ひとつは小野市の福祉給付制度適正化条例、もうひとつは朝来市の国史跡竹田城跡観覧料の徴収に関する条例だ。
 前者については、市長は当たり前のことを当たり前にと言うが、条例にするとねぇ。いろいろなメディアでいろいろな意見が上がっている。将棋が好きな私は、パチンコ、競輪、競馬その他の遊技などと名指しすることに特に抵抗感がある。
 後者については、高倉健さんの映画の影響などで「天空の城」と評判になり、急激に観光客が増加したため維持管理、清掃等の費用が追いつかないのだろう。観光客の減少につながるとの意見もあるなか、適正な管理のため観光客から実費程度を徴収しようと市民の多くが考えるのであれば止むを得ないと思う。壮大な石垣、すばらしい景観なので、時代考証を無視した建物や、ふさわしくない休憩所なんかは造って欲しくないなぁ。

2013年3月25日(月) 昨日、いまや流行りと言えるうどん店跡のうどん店、まるいち鬼無店跡の根っこ鬼無店で食べてきた。まるいちも一時は20軒を超えていた一大チェーン店だったが、その3割程度が閉店し斜陽のイメージがある。味も安さも量も中途半端というのが苦戦の原因かと思う。いまさら味を追求しろというのは無理だろうけど、もちょっとだけでも改善して、強烈なウリを作るのは不可能でないと思う。

2013年3月21日(木) 「人の行く裏に道あり花の山」、株でも芸術でも、みんながみんな薦めるなんておかしいと思わなきゃ(笑)。
 昨日付け朝日の文化欄に『文楽・歌舞伎、継がれる強さ』とドナルド・キーンさんのインタビューが載っている。「どんな名跡もいずれ情熱にあふれる若い人が現れ、継がれてゆくのでしょう」「政治家が狭量な目で文楽を見て、必要なお金を出さないのは、未来の人が許さないでしょう。売れるかどうかだけで芸術は続きません。近松門左衛門は大阪の人々のために書いていた。文楽は大阪の誇り。大阪の人が大阪の文化を否定するのはどうでしょうか」、いい言葉だなぁ。前のが訃報が相次いだ歌舞伎についてで、後のが橋本に対する批判。文楽については私も同じようなことを書いたが、歌舞伎については悲しがってただけで「継がれていく」とは思いもつかなかった。
 ところで橋本は彼に批判的な文化人を徹底的に叩いた。ドナルド・キーンさんも補助金問題で橋下批判をしたから、噛みつかれたのかなぁ。奴は喧嘩の仕方を知っているから、勝ち目のないときは逃げるからなぁ(笑)。

2013年3月20日(水) 昨日、瀬戸内国際芸術祭についての四国「一日一言」を読んだ。条件反射で書くと罵詈雑言をを浴びせる危険があるので、夜、頭でも冷やそうと宇多津で『ダイ・ハード5』を見た。客は他にいなかったので思考には最適な場だったが、アクションがアクションなので逆効果だったかもしれない(笑)。
 やっぱり醜いコラムだ。筆者はジャーナリストなのか?突然こう書くのはフェアじゃないか。私は瀬戸芸が嫌い、かつ四国新聞も嫌いであるから、かなりバイアスはかかっている。
 瀬戸芸が嫌いなのは、前回、乗船定員・入場券発売数から推計するとあり得ない数を(その手の業界の慣習だとしても何の説明のまま)実績として挙げ(一人歩きさせ)、かつ収支には動員した膨大な県庁職員の人件費を計上せず黒字と粉飾決算し、県民にいいとこだけ示し事業をまたも推し進めようとしている点。アイデアを出した福武がリスクを取って行うのなら大儲けしようが反対しないが、県庁主導で税金を使うからはこのあたりの情報をオープンにすべきだ。必ず儲けよと言ってるのではない、正確な事実に基づく議論に県民を参加させるべきと主張しているのだ。そもそも目的は何なのか?「島々が持つ魅力とアートを掛け合わせることで、瀬戸内海の島々に活力を取り戻し、地域活性化を図るとともに、瀬戸内の魅力を世界に発信することにより、瀬戸内海が地球上の全ての地域の『希望の海』となることを目指す」とは、金銭的利益か?離島振興なのか?離島航路の維持なのか?福武へのお礼なのか?文化振興なのか?同床異夢は責任を曖昧にする。
 四国新聞が嫌いなのは県庁の御用新聞でかつ読むところがないゆえ。最近特に読むところなくなったでぇ、と高校生の女の子に言われるようではねぇ(笑)。それもあるけど一番の理由は、サイトのどこかに書いてあるので興味がある人は探していただきたいが、一日一言でジャーナリストとしてあるまじきことを書いてあるのを2回読んだからである。
 一日一言子に問いたい。現代アートというのは、有名人をやたらありがたがることか?みんなが現代アートを好きじゃなきゃいけないのか?北川フラムが新潟県で博物館館長としてあるまじきことをしたことを知った上で礼賛しているのか?「私たち県民がいかにこの祭りに関わり、盛り上げていくかだ」、少なくとも私は私たち県民と勝手に仲間に入れて欲しくない。麺聖は離島にうどんを食べに何度か行っているが現代アートのために行きたいとは思わない。うどんだってアートだって好き好きだ。盛り上げたい人が盛り上げていけばいい。そもそも現代芸術とはそういうものではないか?新聞社としてジャーナリストとして、あおる前に検証すべきことがあるのではないか?瀬戸芸を楽しみしてきた人もいるだろう。多くの人の善意に水を差すつもりもないが、無垢な善意が大きな報いとなって島々、そして香川県を押しつぶすことはないのかを。
 四国新聞の悪口を書いたが、私が購読する朝日も日経もこの点の検証はなく、提灯持ち記事のみ。新聞というメディアの寿命はもう尽きかけてるのかもしれない。

2013年3月18日(月) 週末は、東京へ行った。超割がなくなって飛行機代は高いし、株価の高騰の影響か茅場町の定宿は割引が減った。仕方なくちょっと遠めの東陽町に宿をとり、昼発・昼帰りに。で、空港のかな泉後のうどん王の炊事場でゆっくり昼食を。所場代が高いのか値段は高め、味は特に主張がない普通め、ただ内装は派手(笑)。
うどん王の炊事場(入口) 親子ひやぶっかけ大900円 うどん王の炊事場(店内)
 で、東京。まずは国立、25年ぶり上演鶴屋南北の女清玄。南北は難解で苦手だがそこそこ楽しめた。次に歌舞伎座が地下鉄と直結しているのを確かめて演舞場。若手中心の座組。今までおもしろいと思わなかった「暗闇の丑松」が松緑の活躍もあってよかった。染五郎の大蔵卿も作り阿呆から本性を表したところが立派。そして、五島美術館。古林清茂墨跡選別偈には引き込まれた。家に持って帰りたかった。昔、夜のカフェテラスを見たときもそう思ったけど(笑)。
 え〜うどんは、芝居が跳ねた後、中野の四国屋と高円寺さぬきや。それに旗の台でら打ち。
歌舞伎座地下 五島美術館 ころ+カレー1050円(でら打ち)

2013年3月13日(水) 昨日、またまた高松へ行く用事が出来たので、昼食は竹清に。13時半頃だったので行列はない。店内も空いていた。半熟卵と竹輪の天ぷらを注文して、うどんを食べ始めたが待てども天ぷらが来ない。結局35分にうどんを食べ終わって天ぷらが揚がったのが45分。油の温度が上がらない冬場で仕方ないだろうし、常連さんの注文を先に通すのも否定はしない。でも、少なくともあの時間帯あの状態なら、天ぷらに合わせうどんの注文を待たせるとか、工夫が出来ないものか?
 やっぱりうどんと天ぷら、一緒に食べたいよなぁ。 
 夜は、ライオン通りの讃岐のこころで氷釜上げを食べた。氷の上に釜上げの麺、これに温・冷のダシ。考えれば考えるほど不思議なメニューだ(笑)。
かけ2玉200円(竹清) 天ぷら90円×2 氷釜上680円(讃岐のこころ)

2013年3月10日(日) 昨日は、もうすぐ春、じゃなくもうすっかり春ですねえ!くらい暖かかったのと高速バスのチケットが余ってたので、修復中の薬師寺東塔でも見ようと難波まで出て近鉄のフリーきっぷ1200円を買い奈良に向かった。
 東塔だけじゃ寂しいので、行ったことのないうどん屋に行こうと、情熱うどんはるりんを目指す。途中、時間調整というと罰当たりだが大安寺に寄り、11時半の開店少し前に着いた。とり天タルタルサラダぶっかけ大を注文したが、歳を取ったのかなぁ、大だとゴマたれが単調に感じ少々むつごくなりとり天で口直ししながら食べた。ゴマと醤油ベースのハーフ&ハーフって出来たら最高なのに(笑)。
 暖かさで梅や早咲きの桜が咲くなか、人々の服装も動きも軽やかだ。フリーきっぷがすぐれもんでおまけの小冊子はガイドにもなるし割引券も付いてる。薬師寺で80円、唐招提寺で100円得した。修復中の東塔にはちょっと行列が出来ていた。残念ながら近眼の私は仏舎利はよく見えなかった。唐招提寺で修復なった金堂と国宝の講堂、鼓楼、宝蔵、経蔵、屋根からおろされた元々の鴟尾を見学した。想像していたよりずっと小さかった。
 日差しも明るくて春っていいですね。
とり天タルタルサラダぶっかけ大970円(はるりん) 修復中の東塔(薬師寺) 修復なった金堂(唐招提寺)

2013年3月8日(金) 香川県庁の知事へのメールに『うどんのおいしさについて』という県外からの提言があった。県外から出張に来て駅前の店で食べたら「とんでもなくまずかった」そうで地元の店の方がマシ。で、商談先の人に聞いたら「安いので人が入っているだけ」 と教えられ、もう1軒チェーン店にトライしたけど「粉っぽくてがっかり」。 誇大広告だ、レベルを上げる施策はないものかという内容。
 知事の回答は課長が書いたであろうどうでもいいものだったので省略するが、この提言ある意味讃岐うどんの実態と香川県民の習性を捉えている。つまり香川県のうどん屋800軒、当たり前だが美味しい店もあればまずい店もあるという実態。小さい頃からうどんに親しんできた香川県民はうどんが大好きだけどいつも出来たてばかりを食べてきたわけではなく許容範囲もかなり広いという習性。「愛」のないうどん県PRを行っている県庁の観光関係者では当たり前だがこのあたりをうまく回答できるわけないよなぁ。

 ファミマが圧力に屈したらしく(笑)方針を変更して、ベアはゼロだが賃上げするそうな。これでコンビニ御三家の賃金は上がることとなったが、非正規社員は対象になっていない。財界のガードはまだまだ固く厳しい。で、政権は、不満のはけ口として生活保護費をスケープゴートにした。ということで良識ある新聞の朝日が『貧困となりあわせ(3/6付)』で保護世帯を取り上げたのは分かる。大阪に住む母子3人世帯で(税金、年金・保険料はかからず医者代はゼロ)家賃、教育費、生活費合わせて29万円!朝日の記者はこれで読者に何を問題提起したかったのだろうか? 勤続30年になろうかという正社員の私、税金、年金・保険料を除いた賃金の額は29万円だ。もちろん私は田舎暮らし、ボーナスも退職金も年金も(無くなる可能性も高いが)一応もらえる希望はある。29万円という額で、貧困を語ろうとしたことが、浮き世ばなれした高給取りの世迷い言と思えた。この記事を読んで怒りを持った人、働く意欲を無くした人も多いだろうなぁ。…ひょっとして変わり身の早い朝日の「深謀」だったりして(笑)。

 「愛」を持っているかどうかは別としてそこに店がある限り食べないわけにはいかない麺聖、昨日久しぶりに高松で用事があったので、夜だけ開いてる瓦町駅前のたぬき横丁にある豊三で初めて食べてきた。
ぶっかけ大700円(豊三)

2013年3月6日(水) 先日賃上げが必要だ!と書いたとき、セブン&アイがベースアップを発表したことを知らなかった。ローソンも賞与でだが先に年収3パーセントアップを表明していた。消費者に直接接する企業だからこそ賃下げ&値下げ競争が自分で自分の首を絞めているにすぎないとの危機感を持っているのだろう。
 
 昨日の昼は、がもうに行った。平日だしちょっと遅めだから空いているだろうと12時35分に着いたら行列。並んでる人たちから聞こえてきた会話からは、多くのグループがはしごするらしい。若者が多かったからもう春休みかな?食べ終わったら12時58分だった。
かけ特320円(がもう)

2013年3月4日(月) アベノミクスの円安・株高で明るさが見えたと人々が錯覚したいま必要なのは賃上げと私は信じているが、土曜日の朝日で安倍首相のブレーンのエール大学名誉教授が 「いま雇われている人の賃上げよりも、若者などの新規雇用の拡大を優先するほうが、国内総生産というパイを増やせるし、日本の潜在成長力を高めることにつながる」と指摘している。そうだろうか?この10年間、金融緩和も公共投資も行ってきたはずだ。仮に彼が理論的に正しくても、人間の行動は必ずしも理論的ではない。1円安いガソリンを求めて、差額以上のガソリンを消費する。1日目から入院給付金が出る保険に保険料が割高なのに入る等々のように。いま雇われている人の賃上げをして消費を増やさないとやがて失速する。

 昨日、風も弱くなって暖かかったので直島に行った。直島には少なくとも仕事で5回、うどんを食べに2回は行っている。今回も目的はうどんだ。新店ができたとは聞いていたが、瀬戸内海の冬は旅には向かない。春休みになると訳の分らないイベントで混んでしまう。で、昨日になった。うどんはセルフ、全店制覇なら行く必要はあるけどわざわざフェリーに乗って行くのもなぁ。そう言えば本村地区にもうどん屋としか表現できない店あったよなぁ。護王神社では山口から来た可愛い女性と一緒に見学できたし、親不孝で改易になった直島領主高原氏の高原城跡も見られてよかったよかった(笑)。
 そうそう高松までは、JRで行こうと思ったが、ガソリン代に駐車場代を加えたより運賃がずっと高いことが分ったので車にした。公共交通機関を使えと言われてもこれだけ高く本数が少ないとねぇ。  

2013年2月28日(木) 本当に早いですね〜今日で2月も終わりです。
 歌舞伎座の建て替え工事が完了し26日に竣工式が行われた。4月に向けてムードが高まってきたと言いたいところだが、私自身は 勘三郎が亡くなった悲しみと團十郎が亡くなった喪失感に包まれれている。で、みんなしっかりお祓いしたんやろか〜。
 2月の備忘録。正保図会1城(丹波亀山城)、歌舞伎3舞台(松竹座、日生劇場)、文楽3舞台(国立小劇場)、 国宝1件(行草書与中峯明本尺牘冊:静嘉堂文庫美術館)でした。
 今年に入って2月末までに、県外16玉、県内75玉食べました。

2013年2月26日(火) 昨日の朝、家でウグイスが鳴くのを聞いた。ほとんど「ホーホケキョ」に近かったが、まさか隣の人がCDを流していたのでは…(笑)。

 日曜高松の、移転したうどん屋とラーメン屋のあとに出来た、2軒のチェーンのセルフうどん屋に行った。どちらもオプションが、さほど魅力的ではないし価格も安くない。いろんなうどんが食べられるのがウリかもしれないが、かけだけ食べる私にはそれほど嬉しくない。それにしても回転が悪い、駐車場も客席も空いているのに両方の店ともかなり長く待たされた。

2013年2月23日(土) 先日四国電力が家庭向け電気料金の値上げを政府に申請した。原発が長期停止して代替の燃料費が増加したためだ。原発は止めていても動かしていても危険度は大して変わらない。方式・立地・年数から危険性が高いものも低いものもあるが、四電のは低い。合理主義者の私は、求めたい。燃料費とは比較にならない人件費を下げろなんて感情論に過ぎない。バカなマスコミや物事の本質を考えない人たちの理解を得ようなんてことせずにさっさと再稼働して、値上げの回避を選ぶことを。
 うどん屋あとのうどん屋で食べてきた。この傾向は相変わらず続いている。つまりうどん屋というのは、はた目で見るより儲からないのだろう。排水問題や労働法令違反問題はこのギャップに基づいているんだろうな。
 アベノミクスの成果が出る前の、小麦粉の値上げ・電力の値上げ、少なくとも回避できるものは回避しなければならない。感情論ではなく論理的に。

2013年2月19日(火) 友人から、お土産用の半生麺の店を教えて欲しい、と電話があった。残念ながら、半生麺などここ何年も食べていない、食べたことないものを推薦することはできないと答えたら、そんな固いこと言わずに教えろとしつこい。そんなこと言われても…(笑)。

2013年2月18日(月) ちょっと前の新聞記事「香川のうどん店の9割が労働法令違反」衝撃的な見出しだが、よく読むと法人40店のうちの9割である。どこかの夕刊紙みたいな発表(笑)。むしろ長時間労働や低賃金は店主たる職人さんの方だと思うが。
 
 男女同姓の記事、別に別姓を強制されるのでなければ反対する人にはなんら不利益を生じない。希望する人が望むように制度を改正してどこに問題があるのだろうか?というより困っている人を応援するように制度は作られるべきであろう。
 夫婦同姓が伝統だ!と声高に叫ぶ人がいたとしても、大半の日本人が苗字を名乗るようになってまだ140年くらいだからなぁ(笑)。家族制度の論議の時に、古き良き日本の伝統だという論調の人は多いが、その「古き良き伝統は」は往々にして明治のドサクサに一部の階級の習慣を取り入れて作られたものである。

 土日に2軒のうどん屋で鳥天ぶっかけ大を食べたら、合計で2,030円もした。大阪ではない高松の店である。値段が同じ程度の大阪のうどんに比べて、少しも讃岐うどんの優位を感じず、むしろ量では負けている。高いのには立地とかいろいろあるだろうが、この値段で勝負するのならば、強烈な何かがないといけない。

2013年2月11日(月) 三連休東京に行った。連休は飛行機代が高く、一番安い昼発、昼帰り。いつもの宿も景気回復のためか高いので、楽天で二泊朝食付き10,800円を探しだす。アベノミクスで株価上昇でもサラリーマンにとっては給料が上がらないと恩恵は回ってこないので辛い。
 まずは、染五郎の復帰公演の日生劇場。親子熱演だがちょっと寂しい入り。夜は目黒の山下本気うどんで鳥天タルタルぶっかけ880円。舞台が跳ねた後でも利用できるのでいい。でも夜こんなん食べるとメタボに…まあメタボは日本だけの健診用語だから気にする必要ないか(笑)。
 翌日はスペイン経済危機のため実現したというエル・グレコ展。長蛇の列と思ったら盆栽展の客が大半だったのには少し笑った。私こういう絵好きだったことが分った。そして人間国宝三人が休演で空席もチラホラみられる文楽東京公演。千歳大夫や始大夫が元気に語っていたのがすくい。
 次の日は東博で王義之展、満員で国宝だけチェックして目当てのうどん屋に行ったら連休で休み。仕方なく品川の駅なかで、手延べ黒豚つけうどん830円を食べたけどコスパが悪い。というかこういう価格でビジネスが成り立つ東京は恐ろしい。うどん喰いでなければ隣のカレーライス屋をきっと選ぶ(笑)。
鳥天タルタルぶっかけ エル・グレコ展 王義之展

2013年2月5日(火) 新麺会で大阪に行ったばかりなのに、また花形歌舞伎の初日に松竹座に行った。これも高速バスのおかげ(笑)。愛之助の新作の復活上演、いい!昼夜ともほぼ満席、客が若い。愛之助もしばらく伸び悩んでいたが、ここにきて完全な座頭だ。昼もいいが特に夜はタップダンスあり、女性の出演ありと違和感はあるものの本線を外してなく盛り上がる。壱太郎くん梅丸くんや多くの御曹司にも期待が持てる。そんな感想を持っていたとき、團十郎の死亡のニュースが飛び込んできた。ベテランの脇役が少なくなり主役級は相次ぎ死去。特に女形がどうしよもない、歌舞伎の危機だ。松竹はこけら落とし興行で馬鹿高い価格設定、これも考え直す必要があろう。
 一応うどんのページなので(笑)。芝居が跳ねた後行ける店はTKUと麦笑くらいしかなかったが先日の新麺会でうつ輪が天満に出来ていることが分かりさっそく南森町から歩いて行った。夜は人通りのない界隈だしどの駅からもそこそこ歩く、休日特に夜の営業は苦労しているようだ。
 日曜昼は亀岡に行った後、JRを通しで乗るより京都で途中下車した方が安かったので大河で食べてきた。
松竹座の金色の紙吹雪 うつ輪本店 大河
 
 百名城、ついにネタがなくなり、対象を拡大した正保城絵図の丹波亀山(亀岡)城。 明智光秀築城、藤堂高虎拡張。ここと間違えて伊勢亀山城の天守閣が取り壊されていう話が残っており維新まで無破風層塔型の天守が残っていた。 現在、本丸二の丸部分は、大本(教)になってるが、受付に申し出ると近くまでは行ける。明治維新後、建物、石垣とも 売られて、相当破壊されていたようで城跡を入手した大本が築き直した。 その石垣も宗教弾圧でダイナマイトで破壊され、再度石垣を築き直したのが今のもの。 3段目くらいから下は元々の石垣らしい。内堀、外堀、惣堀の跡をたどってしばらく歩いたが、そこそこに案内板もあり城下町らしいたたずまいも残っている 。名城百選には改変が多くて無理だが、城下町百選の候補には充分なりうる。  
内堀 本丸 惣堀
 
 そうそう城と言えば、デアゴスティーニ・ジャパンから週刊日本の城が発売になっている 。私も創刊号を手に入れており、昨日2号を買いに行くと売り切れとのこと。デ社が売れ行きを誤るとは考えにくいので あえて品薄感をつくり出し定期購読に結び付けようという策略と思う。乗せられるのは嫌なので当分の間(何もなければずっとという意味)立ち読みで対処しよう(笑)。

2013年1月31日(木) 体罰。なくすべきである。でもなくならないと思う。だからこそ「ある」ことを前提に制度を組み立てるべきだ。そうしないと隠蔽するだけ。根底にある非合理的かつ無意味な精神論をそのままにして体罰だけ禁止してもなぁと思う。

 1月の備忘録。城下町100選1城(郡山城)。歌舞伎7舞台(演舞場、国立大、浅草、松竹座)、文楽3舞台(文楽劇場)、国宝3件(舎利殿・梵鐘:円覚寺、明恵上人歌集:京博)でした。
 今年に入って1月末までに、県外11玉、県内38玉食べました。

2013年1月28日(月) 昨日、関西うどん新麺会2013が行われるので大阪に行った。その前にまずは郡山城。100名城、毎月1城が遠方の城ばかり残り対象に100選を加えたものの焼け石に水、今年は城下町100選を加え早速適用。でも、何故100名城に選ばれなかったか不可解。やっぱり復元建物のせいだろうか?内城部分はほぼ残っているし、外堀、中堀の跡もたどれる。観光案内所には中心部だけでなく外堀を探求する地図も完備。豊臣秀長の築城らしく城域は広大で内堀と石垣は雄大。あとは、天守台の石垣が老朽化して登れないのを改修することと外堀の内にもマンションがかなり立ってきてるので、景観を守ることだろう。

 次は文楽、研修終了発表会。ほぼ満員の盛況。無料なんだけどちょっとでも入場料を取り、入場料だと税金等の問題が生ずるなら募金でもいい、育成に用いる方がいいと感じた。それと本公演に若手を積極的に使うことと、本公演中、若手の会を開催することを望みたい。

 新麺会が梅田新阪急ホテルのバイキングということで、アネックスにチェックイン。楽天で5000円以下で探したら、たまたま4800円で発見。今年の参加者は230人程度。今井、美々卯さんまで参加しているとは!関西讃岐うどんのレベルと勢いを表している。香川のうどんがどんどん置いて行かれそうな予感が…。
 そうそうすぐに帰れるので二次会で水割りを10杯ほど飲んだけど朝スッキリと起きられたのは、いい酒だったのか薄かったのか(笑)。

 帰りはJR赤穂線経由、日生で途中下車し、カキオコを食べた。この前も行ったけど冬しか食べれないと思うとつい寄りたくなる。冬以外でも冷凍とかエビオコとかはあるようだけど。平日にも関わらず人気店は行列。
郡山城 新麺会2013 日生カキオコ

2013年1月26日(土) 3月末を待たない教員や警察官の早期退職。いろいろな意見があるだろうが、私なら、お金に困っているなら退職金目当てで辞める。ただ働きというのは制度設計が誤っているからお金に困ってなかっても、やっぱり辞める。可能ならば無休で3月末までボランティアする。
 12月15日に達成した関東UDONスタンプラリーのチェックシート、まだ送付してなかったので送った(笑)。パーティーいつになるのかなぁ?行ける日ならいいなぁ。
チェックシート

2013年1月24日(木) 関東UDONスタンプラリーに達成者用掲示板が出来てたので、書き込んだのが15日。他に誰も書き込みをせず、しばらく放置されていた(笑)。

2013年1月19日(土) 文楽の地方巡業が3月10日(日)に丸亀市民会館である。昼が「桂川連理柵」、夜が「義経千本桜」すしやの段。長老は来ないけど、呂勢さん燕三さん和生さん他が出演予定でワクワク、通しだと5000円と格安。だのに、チケットはさっぱり売れていないようだ。ポスター貼って待っているだけではそらそうだと思う。団体への営業の一方次の世代のファンを開拓するため若者を勧誘しなくては。もっとも桂川を中高生に見せるのはどうか?と言う正論もあるだろうが(笑)。見たことないあなた、だまされたと思って行ってみて。だまされた方が、幸せだったと思う人が一人でも現れることを願ってます〜。
文楽丸亀公演

 90円台の円安である。110円でドルをたくさん買った私にとってはまだまだ円高だけど(笑)今のドル建て原油価格から考えると、90円程度が輸入品の暴騰を防ぎ輸出品の拡大とを両立出来る適正水準らしい。でも、願ったところに止まってくれないのが相場だからなぁ。今話題のインフレ目標もハイパーインフレになったりして…。

 年始に値段と待ち時間を無視すれば香川県内のうどんより関西うどんの方がレベルが高くなっていると書いたが、補足すれば、ロケーションを加えれば県内うどんがちょっとだけ上回っている、くらいかなぁ。

2013年1月15日(火) 三連休は関西に行ってきました。松竹座で歌舞伎を見て、文楽劇場で文楽を聞き、京博・奈良博で国宝を見て帰ってきました。昔は阪神フリー切符という1万3千円する切符で新幹線を使って往復してましたが、今は半額以下の高速バスそれも早割で往復してます。因みに観劇弁当は2日連続でスーパー玉出の弁当でした(笑)。こんなところにもデフレの影響を感じます。えっ、うどんですか、道頓堀の今井と玉造のTKUと生駒の伊賀で食べました。
猿之助襲名興業(松竹座)

2013年1月6日(日) 新年おめでとうございます。
 2000年問題の時から年末年始は沖縄で過ごすこととしていたが、この大晦日から元日の早朝にかけては家にいた。ただ、新年早々飛行機に乗った(笑)。私の正月のすごし方など誰も読みたくないだろうが、自分の記録として書き記そう。
 1日。初日の出を高松空港で見て、1便で東京に飛んだ。円覚寺に初詣し、聞きたかった鈴本の初席2部と3部を聞く。
 2日。演舞場初日。ミカンを食べたくなったがコンビニになく知っている築地の果物屋は正月休み。思いついて昼夜の合間に、初売りで賑わう銀座三越で680円も払って買う。
 3日。昔、東西線沿線に住んでいたし通学に使ってたのに参ったことのなかった深川不動と富岡八幡に初詣。国立の初日開演まで時間があったので、九段下から歩いて靖國神社初詣経由で劇場へ。菊五郎の復活狂言は例年より遊びを抑えてなかなかの出来で拍手拍手。新宿まで脚を伸ばし人形劇場で行われる喬太郎他の新作落語の会へ。椅子が子供用で狭いのを除けば大満足。
 4日。浅草寺に初詣。海老蔵が座頭の若手の浅草歌舞伎。目一杯と言うか勢いか、いい出来だ。長老が相次いで亡くなり、勘三郎も急逝して層が薄くなった分、若手がチャンスと思い精進すればこの危機も乗り越えられるかも。昼夜の合間に公会堂すぐの家康で初うどん。夜は昨夜営業時間を店頭で確認した慎へ。まさかと思ったが行列が出来ていた。
 5日。東博に初詣。ただ昼はちょっと抜け出し、開店前から大行列の根の津と日本橋三越の山下清展へ。リニューアルした東洋館で、只から500円になったミュージアムシアターを見る。3〜400円だったらとアンケートに書いたこともあったと係の人に話すと苦笑された。4分の入りから考えると40分弱ワンコインはみんなちと高いと感じたのだろう。特別展もないのに東博は人が多かった。喜ばしいことだが、落ち着けなくなるのも困る。もっとも12月に私が待ち時間5分で入ったツタンカーメン展が2時間待ちの案内があったから正月だけのことかもしれないが。水天宮の谷やで夕食を食べ、ガラ空きの最終便で帰ってきた。そうそう達成者パーティの日取を谷やで聞いたがまだ分らないとのこと、既周知のとおりの3月下旬から4月上旬だと私も忙しい時期だし飛行機代も高いころ、まず参加できないだろうなぁ(涙)。
円覚寺舎利殿 慎 根の津

 今年のノルマ、うどんと国宝は今までと同じ。毎月一城はちょっときつくなってきたので、100選、100名城の他に『日本城下町100選(秋田書店)』と現存する正保城絵図63点の城を加えることとする。
 本年もよろしくお願いします。

 index.htmlに戻る