このごろ二十二 - 過去の部(13年07月〜13年12月)

 インタレストの「私の好きなうどん店」アンケート。ただのアンケートに過ぎない。こんなの気にせず食べ歩いてもらいたい。投票している身なので自戒を込めて書き記すが、45人ほどが累計500軒の強者と言われると現在の店が800軒ほどなので凄そうに見えるけどトリックがある。いわゆるブームの始まり頃からだと廃業店を含め県内店は累計1500軒程度になる。つまり彼らは3分の2の店では食べてない無責任な投票者にすぎない。10人程度は累計1000軒以上らしいが、それでも3分の1を残している。その程度で強者と名乗るのは厚かましいと思うが…。信頼があるように加工した情報もその基礎データはいい加減なものである。
 やたら新鮮味がない新店が増える理由の、うどん屋跡のうどん屋とチェーン店。最近はチェーン店跡のチェーン店まで加わった。こんな店ででも食べなきゃならないのかと正直むなしく感じるときはある。でも、未熟者の投票者諸君!次回は全店制覇とか2000軒制覇とか胸を張って投票しようではないか!いろんなうどん店でみんなが食べる。それが讃岐うどんを育てる道であると麺聖は信じている(13年7月1日記す)。
 2002年11月〜2003年3月はこっち、2003年4月〜2003年9月まではこっち、2003年10月〜2004年9月まではこっち、2004年10月〜2005年3月まではこっち、 2005年4月〜2005年12月まではこっち、2006年1月〜2006年6月まではこっち、2006年7月〜2006年9月まではこっち、2006年10月〜2006年12月まではこっち、 2007年1月〜2007年6月まではこっち、2007年7月〜2007年12月まではこっち、 2008年1月〜2008年6月まではこっち、2008年7月〜2008年12月まではこっち、2009年1月〜2009年6月まではこっち、2009年7月〜2009年12月まではこっち、 2010年1月〜2010年6月まではこっち、2010年7月〜2010年12月まではこっち、2011年1月〜2011年6月まではこっち、2011年7月〜2011年12月まではこっち、2012年1月〜2012年6月まではこっち、2012年7月〜2012年12月まではこっち、2013年1月〜2013年6月まではこっち、2014年1月〜2014年6月まではこっち


2013年12月31日(火) 昨日はインタレスト34位丸亀の綿谷。年末最後の営業ということもあってか大混雑(新年は4日から)。いつものように、牛肉・豚肉・温玉・わかめ入りのスペシャルぶっかけ普通サイズ。県内のうどん屋では大を注文する麺聖もここでは普通サイズで大満足。
スペシャルぶっかけ440円(34位:綿谷)


 インタレストTOP10に続き11位から34位まで順に食べてきた。20位くらいまでは好き嫌いはあってもなんとなく他の人達が高評価する理由が分った。でも、それ以下になると、ちょっとねぇ、と感じることが多くなった。多分それは好き嫌いという次元からではない。修正すべき点じゃないかと思う。そう言えば辛口評論家の友里征耶さんの『グルメの嘘(新潮新書)』に「外食しない料理なんて!」って節ありました(笑)。
 ここらのレベルだと関西の讃岐うどん店のTOPの方がずっと個性があって面白い。香川のうどん好きの皆さん、うどん屋の皆さん、たまには県外でうどんを食べてみては!
 
 12月の備忘録。正保城絵図1城(関宿城)。歌舞伎4舞台(歌舞伎座、国立大、南座)、文楽1舞台(国立小)、国宝1件(太山寺本堂)でした。
 今年に入って12月末までに、県外84玉、県内448玉食べました。

2013年12月30日(月) 昨日はインタレスト33位宮武。あの宮武の名を名乗らなければ将来有望な新店と応援されてたろうが、名乗ったばっかりに名前負けしているとの評価になる。量は琴平に比べて多い(笑)。藤原屋のゲソ天を採用しなかったことが一番の失敗かな。
ひやあつ大350円(33位:宮武)


 もう今年も終わりだ。今年の十大ニュースなんてのがあちこちで作成されているので、まねしてちょっと作ってみた。十も思い出せないので五大ニュース。
1 食品偽装
   暗黙の了解で日常行われていたことなのに、あの社長のホテルがきっかけに白状続出。もっとも偽装の定義は難しい。例えば丸亀製麺が讃岐うどんと名乗ることは偽装か?丸亀は偽装か?いろんな意見があると思う。香川県内のうどん屋でも偽装と言いたくなるような店もあるしね(笑)。
2 香川県庁瀬戸内国際芸術祭の来場者数30万人を107万人に偽装!
   こちらも偽装!正直な数値を基に考えようという我々の活動が実って、県庁は来場者数を訂正。実は訂正後の30万人も怪しいので、それを前提に作った経済効果にも偽装の疑いがかけられている。
3 只喰いをして香川県庁のためにブログを書いたカリスマブロガー達
   こちらはヤラセ!只喰いさせてもらったお礼に県産品賞賛のブログ記事を書いたらしい有名ブロガーさん達とそれを仕掛けたという殿村氏を批判した麺聖の7月8日付け「このごろ」。香川県庁は著作権法違反の状態で「知事へのメール」に8月から掲載し続けている。一応は電話で忠告したが是正されず。知事は謝金を否定したが、只喰いは否定しなかった。殿村氏(勝手に匿名にしているが)への疑問の部分も掲載されているので放置しているが、そのうち損害賠償請求でもしようかと思っている。あっ、著作権侵害だから刑事罰もか(笑)
4 歌舞伎座開場!
   4月に新しい歌舞伎座が開場した。松竹らしく2部制を3部制にし、かつ値段を上げる商法でずいぶんとお金を使わされた(笑)。でもその華やかさと対照的に「歌舞伎座の呪い」と噂される役者の災難が続出しており、舞台は少し寂しくなっている。
5 丸亀城天守閣入場者8万人突破!
   歴史ブームというか城ブームというか、愛好家の一人として嬉しい。昔は姫路城とか大阪城のような有名な城以外は観光客は少なかった。丸亀城なんてめったに開いてなかったし(笑)。人が来ると言うことは儲けにつながるから、保存や整備に今以上にお金を使えるはず。案内板の設置や破壊されそうな遺構を保存して欲しい。まずは外堀跡と武家屋敷の保存かな。高松市のような天守閣復元命ってのには反対だけど。
 

2013年12月24日(火) 昨日はインタレスト31位詫間の道久。ちょっと前から休業情報があったがやはり休業中。引き返し玉売りから一気に高級店、32位丸亀の明水亭へ。ぶっかけ天ぷら大970円。ちょっと高い。どーんと海老が二尾鎮座している、おか泉のひや天おろし大1103円に比べると安いが、インパクトで劣る。こうやって比べると満足感を与えつつ客単価を高くする、おか泉のビジネスモデルはかなり優秀だ(笑)。
ぶっかけ天ぷら大970円(32位:明水亭)

2013年12月23日(月) 師走だ!ということで南座の顔見世。でもその前に神戸の国宝の寺へ。塔頭がいい感じ。修景を上手くすれば人気も出るだろう。襲名披露興業、亀ちゃん改め猿之助はもちろん香川照之も頑張っていたが、仁左さんが休演でちょっと淋しい。怪我や病気で歌舞伎界も大変そう。

太山寺本堂 南座まねき 福山雅治デザインの祝幕
 
 うどんは福島の讃く。個性的な麺。セルフ、安い。
ひやあつ大280円+かき揚げ100円(讃く)
 

2013年12月19日(木) 昨日は琴南に用事があったので谷川。うどんとそばを食べる。下は雨だったが、谷川から山道に入ると雪へと変わった。
そば小140円(谷川)

2013年12月16日(月) 電気量販店で特売のコタツを買った。安かった。プリンタの替インクよりもずっと安かった。耐震マットを合わせて買おうとしたら、店員からうちのは高いから、100円ショップにでもと言われた(笑)。
 
 昨日は丼と箸と醤油を持ってインタレスト30位仏生山の橋本へ。玉売りの製麺所。多くの製麺所が食堂を兼ねるようになるなか、玉売りのみを貫いている。で丼を持たずに食べさせて欲しいと来た客には、お帰り願っているらしい。
2玉140円(30位:橋本)

2013年12月15日(日)  「最初から正直に発表すればいいのにねぇ」瀬戸芸の来場者数に関する朝日の報道を読んだ知り合いの感想だった。えっ、107万人を信じていたの?来場者が県民の数より多いって不自然でしょ、30万人でもまだ偽装、倍返しだ〜!
 田尾団長が「ややこしい計算式を作らなくても、たぶん調べられますよ。島なんだから交通手段は船しかない。だからシンプルに、期間中の島への乗船者数(船会社が持ってると思います)を足して、島民の利用者数を概算で出してそれを差し引いたら、生活利用以外の島への上陸者数が出るでしょう。それがたぶん、実数に一番近いと思いますよ。」と10日に団長日記に書いた。
 それを読んだ四国運輸局(サイトに元データが見つからなかったので数値は四国から)は早速翌11日に、瀬戸芸の会期中に旅客船を利用して会場の島々を訪れた観光客が39万6431人に上るとの試算を発表した(笑)。ということで107万人−40万人=67万人もが瀬戸内海を泳いで島々へ渡った(笑)。実際は集計に入っていない大島や沙弥島・高松港・宇野港、島に住んでいる人もいるから泳いで渡った人の数は50万人くらいに減る。前回に比べると、2回目の開催地は倍増の男木、女木を除き前回並か減少。総来場者を前回並に維持できたのは、夏会期の伊吹や秋会期の粟島、高見、本島の手柄。
 この内容から一人3島程度は行ってそうと推定できる。来場者実数は一人が2島に行ってると40万人÷2=20万人。3島だと13万人、4島だと10万人になる。計算式は簡単だが結局ややこしいことになるので、投資とリターンを考えるためなら、無料の子供達の数が集計されなくてもチケット枚数がいいと思う。確か三年前はパスポートの売り上げは9万枚弱だったと記憶しているが…。
 
 昨日はその田尾団長一押しのインタレスト29位の柳川。いかにも観音寺のうどんっていう麺。
かけ大380円(29位:柳川)

2013年12月10日(火) 昨日、瀬戸内国際芸術祭2013の経済波及効果が発表になった。政策投資銀行と実行委員会が試算したものだが、その前提の33%を占める「県内・日帰り客の一人あたりの消費金額14,899円」は庶民感覚からして高すぎるだろう(笑)。前提条件の怪しさは結果の不信感につながる。
 注目すべきは、来場者数を当初発表の107万人から30万人に実行委員会が訂正したという部分。経済効果を伝えた朝日、四国、日経のうち朝日だけは「本当は30万人?」と水増しを皮肉り社会面にまで載せている。田尾団長の問題提起に実行委員会も耐えきれなくなったということか(笑)。県庁の担当者は「定義が難しい。前回との比較では、今後も107万人の数字を使う」というが、定義は 前回も述べたが、来場者数でなくチケットの売り上げ枚数を公表すればいい。それだと少なすぎるので30万人を採用したいのなら2010年の日銀と実行委員会による経済効果試算時にも来場者数は25万人と発表しているのだから、遡って2010年来場者25万人と合わせて訂正するだけですむ。

 城巡り、だんだんと小粒になっていく感があるが正保城絵図の関宿城。埼玉県、茨城県の間に千葉県が手を伸ばしたその手に当たる部分。車のナンバーも春日部・大宮・つくば・柏・野田・土浦・熊谷が行き交う。7月に行った古河の下流にあたる。ここも河川改修で本丸は半分以上堤防下に眠る。わずかに掘の跡らしき形状が見て取れるだけで城跡は水田や畜産施設に。水運の価値の低下もあろうが、便利さを求めた結果地方が貧しくなった象徴に思えた。案内の高札が所々に立てられて散策には親切。
関宿城本丸跡 模擬天守(関宿城博物館) 移築された関宿城本丸御殿(実相寺)
 
 歌舞伎を見て文楽を聞いてそれなりに満足したが、たまたま寄った鈴本で、さん喬の芝浜が聞けたのが一番嬉しかった。師走は芝浜に限る(笑)。うどんもトライはしたものの、ちょっと気になった6軒のうち廃業2軒、臨時休業1軒、営業時間変更1軒。で、まずは、錦糸町の五郎。ひやあつのネーミングが示すように宮武系だろうか?一玉の少なさからそうに違いないと判断した(笑)。
ひやあつ大500円(五郎)
 

 次は、東京駅の飲食街にある釜たけ。日曜の夜営業している店という選択。場所柄コストパフォーマンスは悪い(笑)。
ちく玉天ぶっかけ880円(釜たけ八重洲北口店)


2013年12月2日(月) 就職活動が始まったというニュース。ずいぶん遅いなぁ?と思ったが、大学三年生のことだった。こんなに早くて大学生の勉強に支障は生じないのだろうか?私の時は四年の夏休みに活動し内定をもらい、秋の解禁日に挨拶に行くというスケジュールで就職活動で講義を欠席するとしても1,2回だけだった。
 
 讃岐うどんを生活うどんと観光うどんに分類したのは田尾団長の功績のひとつだ。観光うどんの代表インタレスト28位のわら家。ブーム以前からその存在が知られ今に至るも人気を保っているのは賞賛に値する。細ネギ本当に美味しかった(笑)。
ぶっかけ大680円(28位:わら家)

2013年11月30日(土) インタレスト27位の上杉。日の出前の6時半過ぎに着くと先客が数人、食べてるとカップルや親子連れもやってきた。ごちゃごちゃした具材やおしゃれな店を全否定はしないが、こういう店が残っていくことが嬉しいし、こういう店のレベルを高めることが讃岐うどん全体のレベルを上げていく。
 そうそうごちゃごちゃと言えば、NHKさんうどんを勉強し直してね(笑)。自局の番組に出演した職人と称えるの変だし、そもそも視聴者に食べずに投票させるなんてバラエティだとしてもいかがなもんかと思う。こういう自分の舌で味を確かめず評判で選ぶという積み重ねが食材偽装につながるんだろうなぁ。まるで『恐るべき』以前に戻ったのかと、昨日NHKのある番組(武士の情けで番組名は晒さない)を見て感じた。歴史は繰り返すと言うがなんで歴史から学ばないのだろうか?
かけ2玉300円(27位:上杉)
 
 11月の備忘録。100選かつ100名城1城(長篠城)。歌舞伎3舞台(金丸座、丸亀市民会館、国立大)、文楽2舞台(文楽劇場)、国宝1件(毛詩鄭箋残巻:大念仏寺)でした。
 今年に入って11月末までに、県外75玉、県内401玉食べました。

2013年11月25日(月) B-1に香川からの出店はないが、渡邉会長の発言から讃岐うどんがモデルだったことが分かる。「うどんしかない香川県」だから他のB級グルメが育たなかったのはある意味仕方ないが、讃岐うどんが今参加してもグランプリは難しい。香川県庁が何もしなかったら成功した讃岐うどん。世間にその認識があるかどうかは知らないが、県庁の商工労働部局も今では「うどん屋は、行政に頼らず自主的に努力して成功した代表的な例」との認識になっているようだ。昔、スタンプラリーの達成者パーティーで勘違いの発言をした幹部がいたことを覚えている麺聖には格段の進歩に思える(笑)。

 東京で早朝からやっているうどん屋は少ない。で、うどん喰いと観劇は相性が悪くなる。夜の店はそこそこ行ったが、朝が手薄なので比較的早く開店する店を探して観劇前に食べに行った。
 まずは、瑞江駅からちょっと歩く、はんなりや。製麺所付属のうどん屋で、県外でこの形態に出会ったのは岐阜の高山以来かも。正月以外無休で10:30から営業。食券制。オプションが豊富。感動したのは店への途中にあったスーパー、みかんが安かった(笑)。
おろしぶっかけ+大+とりから揚げ=550円(はんなりや)
 

 次は、金町駅前の四国大名。10:00から営業。食券制。値段も風情も座れる立ち食い店といったところ。麺はすっごく固い。香川県人の麺聖にはちょっと固すぎる(笑)。でも東京のうどんってどうしてこんなに固めなんだろう?
盛合わせ+特大=470円(四国大名)


2013年11月16日(土) 食材偽装問題、あちこちに飛び火し友里征耶さんの高笑いが聞こえてきそう(笑)。私、友里さんのブログの愛読者なのだが、言動は怪しいが食べ物以外の発言にもすごく同意できる。業界べったりの評論家とは違うので大胆な発言が出来るのだろう。今回の問題、業界が悪いのはもちろんだが、ブランドで選ぶ客も褒められたものではない。 いや、ブランドでしか選べない客が増えたので偽装が罪なのか(笑)。

 火曜日は25位中西。2時前だったので客も少なめ、天ぷらも少し、麺も時間がたったもの。中西が順位を上げるには、このあたりの見直しの必要がある。  
かけ2玉320円(25位:中西)
 

 昨日の金曜日は同点25位のうぶしな。平日昼間、広い神社の境内は県外ナンバーも含む車でいっぱい。神主さんのうどんや、人気上昇中!
宮うどん大550円(25位:うぶしな)


2013年11月11日(月)
豊橋カレーうどん1280円(玉川)

 底に御飯の入った豊橋カレーうどん。多分3回目にして3軒目。駅前の玉川、ノーマルタイプ880円に各種トッピングを選べる。ちょっと豪華にカキフライ+400円を選ぶ(笑)。冷たい麺が選べるのがいい、今まで店の中で一番麺がしっかりしていた。

 芸術の秋、食欲の秋ということで、文楽、B-1グランプリ、城めぐりを行った。大阪文楽は東京公演と同じ伊賀越道中双六の通し。昼の部はともかく夜の部はガラガラ。道行と祇園一力茶屋がない 忠臣蔵のようなので、沼津以外の上演機会がないのは仕方ないだろう。いくら橋下が過去の人物になったからって…マニアックな演目は東京にまかせて、大阪はもっと庶民的なものがいいのでは…。
 B-1グランプリin豊川。来場者が多くて(2日間で58万人)とんでもない状況。人気が高まったのはいいが、味わうイベントではなくなった。 2時間以上並んだ宇佐からあげは平凡だったが、待ち時間0分で食べた「かほく冷たい肉そば」はすぐれもん、温かい物が好まれる季節だったのが 人気が延びなかった原因か。64団体のうちB-1か地元で食べたことあるのが41団体。来年は福島県の郡山市で今回ゴールド・グランプリの浪江の人たちが中心になって開催される。
 お城。100選にして100名城の長篠城初登城。本丸はJR飯田線が走り、その他は市街地に。城跡としてはそれほどでもないが、歴史の節目から選ばれるのも当然か。飯田線を戻り時間の都合で古戦場より新城城を選ぶ(笑)。豊鉄で渡辺崋山の町、田原まで行き、田原城。 もちょっと早く保存に乗り出せばいい感じの城下町になってたのに…。

長篠城 新城城 田原城
 

2013年11月5日(火) 食品偽装問題、何故食品誤表示と伝えるのか?
 私の家で九条ネギの種子から育てたネギをうどんに使うときは九条ネギ使用と書いちゃ駄目なんですか?食材の名前、法律は複雑だ。私のこの疑問に答える記事を書いた新聞はない。レストラン批評家の友里征耶さんによると「産地や質の偽装なんてこの業界では日常茶飯事。やっていない店を探す方が大変だ」そうだ。業界の常識は世間の常識と乖離している。
 
 瀬戸芸の来場者数偽装問題、元々いい加減な数字ではあるが、比較できる範囲でみると11%以上減っている、なのに何故増えたと伝えるのか?
 業界の常識が世間の認識とずれてるのに業界標準の数値を、来場者数を目標とするものでないと言う県知事は発表し、マスメディアは伝える。ダブルカウント、トリプルカウント(その次はクァドラプルカウントと呼ぶのか)の数値では、事業の実態は見えない。もう会期が終了したのだからマスメディアも提灯持ちの記事から、事業の検証という本来の報道に戻ると信じたい。怪しい業界標準の来場者数でも3年前の94万人から、今回同じ8会場では84万人と10万人以上減っており、小豆島を除く7会場で減少している(笑)。なのに大成功と脳天気な記事を書く無能な新聞に期待する方が無理か(笑)。

 昨日はインタレスト24位の善通寺山下へ。連休中なので昼時を避けて14時前に行ったのだが混雑していた。
 
ぶっかけ大300円(24位:山下)

2013年11月4日(月) 
大阪市美術館 春日大社宝物殿 奈良国立博物館

 昨日は文化の日。日帰りで大阪市立美術館、春日大社宝物殿そして奈良国立博物館。
 ちょっと覚え書き。市美術館では神照寺の華籠2枚があった。平安〜鎌倉時代との表示なら何も思わなかったけど平安時代と鎌倉時代と分けて離れて展示していたので、監視員のお姉さんに違いを尋ねたが分らなかった。展示品についての資料を持たせておくべきだろう。そして展示は対比させて時代の違いを示す方が親切だと思う。
 宝物殿、いつも空いてるのだが、連休中のためか国宝の鎧が三領そろって展示されてるためか観客が多かった。正倉院展、朝の長蛇の列を見慣れていたが、昨日の昼頃は列なし、そのあとも15分程度待ち。雨模様のせいかも知れないが、朝よりおすすめかも。多分ベストは夕方だろうが。

野菜天ぶっかけ800円(たつや)

 一応麺聖なので、破石町のバス停近く新薬師寺参道のたつや。志賀直哉旧居の横を通り禰宜さん達が通ったという道を経て春日大社に向かった。

2013年10月31日(木)
もり太うどん大650円(大木)

 台風27号がまだ沖縄辺りにいるのに早々に甲州市での武田家の楯無の公開が中止になり、予定変更した結果、桶川の大木うどんで食べることになった。太くて中はほぼ生の状態で固い。これが、うどんなら普段食べているのは何という食べ物だろう?と言うくらいのもの。美味しそうに食べる人達を見、食文化を改めて恐ろしいと思った(笑)。
 予備日まで用意し楽しみにしてた楯無、主催者としては止むを得ない決断だったのだろうが、最終日の行楽日和から考えると釈然としない。四国から飛行機に乗って国宝を見るために山梨に行く人がいることを甲州市の人が知ってたなら判断は変わってただろうか?代わりに宿泊地の八王子から埼玉まで行き金錯銘鉄剣を見て、甲府に行き鳥もつ煮を食べ、湯村温泉泊。戻って八王子城でスタンプを押した。100名城は北条氏の子孫が選んだの?と言うくらい関係する4城が入っている。小田原城を除き八王子城も含めた3城、歴史的意義からも遺構からもどれか一つで充分だ。

武蔵埼玉稲荷山古墳出土品 鳥もつ煮 御主殿
 
 10月の備忘録。100名城1城(八王子城)。歌舞伎4舞台(松竹座、歌舞伎座)、国宝1件(武蔵埼玉稲荷山古墳出土品)でした。
 今年に入って10月末までに、県外67玉、県内367玉食べました。

2013年10月29日(火)  四国新聞27日付けの『香川知ってるつもり!?』に「うどんの消費量、うちわや手袋の生産量などは県民がよく知る香川の日本一だ」という記述があった。私は???
 うちわや手袋は工業統計にそれらしい根拠があるが、うどんについてのそんな話私も香川県民のはずだけど聞いたことがない。仕方がないので四国新聞に電話した。Q:出典は?A:総務省の家計調査にあります。Q:それって香川県じゃなくて高松市の調査ではないですか?A:高松市を香川県に読み替えました。Q:香川県の人口から考えて不自然では?A:正確に言うと一人当たりということです。
 補足すれば、そばもうどんも分けずに調査するため、高松市が高いのはそうめんが寄与しているかも知れない(笑)。こんな分りにくい県民がよく知る日本一ってあるのだろうか。ちゃんとした誰もが知っている例を挙げたかったけど思いつかなかったのでネットから拝借したが、元ネタが注釈付きだってことをうっかりした(都市別を注釈を付けた上で都道府県ランニングとしたサイトが実在する)くらいのことだろう。まあ四国新聞の力から考えると止むを得ないが、一応、新聞と名乗っているのだから、もう少し考えて記事を書いて欲しい。

2013年10月20日(日) 昔、鉄道会社は人の集まるターミナルにデパートを作り関連事業の売り上げを伸ばした。ターミナルへの輸送量増強でどんどんやってくる車両を回送で戻すのは効率が悪いと、田舎に遊園地を作り上り下りの客を均衡させるというモデルまで編み出した。
 高松天満屋の閉店、このモデルからいうと当然の帰結だろう。もっとも三越の売上高が前期比7%アップが予想される中での売り上げ減による閉店、いろは市場の敢えない閉鎖から考えると瓦町という場所の価値も香川県民のマイカー保有率の高さに反比例するように低下しているのだろう。

 昨日はインタレスト23位三嶋に。土曜日とは言えこんな奥地の店に複数の県外客がいる状況を誰が想像しただろうか?冷たいのと温いの、大小のみの選択。オプションは卵。醤油をかけて食べる。
冷たい大220円(23位:三嶋)

2013年10月17日(木) まずはとても暗いニュースから(笑)。高松(TAK)−成田(NRT)線に12月から就航するというジェットスター・ジャパンだが 昨日の日経は「格安航空『成田組』が苦戦」という見出しで、 ジェットスターが90億円の営業赤字。エアアジア・ジャパンが33億円の営業赤字になったことを伝えている。成田が都心から遠いことが原因だそうで、成田空港もLCCのサポートに力を入れているが、高松便は大丈夫なのか(笑)。

 同じく昨日の朝日「楽天 経営も快進撃」に「宮城県の人口は約230万人。広島県を下回り、12球団がある都道府県で最少。」と球団経営の苦労を書いてある。香川県庁は地域密着型スポーツチームが香川に夢と元気を与えると、先日私が苦言を書いたカマタマーレ讃岐以外に 野球の「香川オリーブガイナーズ」、バスケットボールの「高松ファイブアローズ」、 アイスホッケーの「香川アイスフェローズ」の活動を支援している。県庁はスポーツ振興に伴い賑わいが生まれ経済が発展すると言い触らしているようだが、経済が発展し人口が増えスポーツが盛んになるんじゃないだろうか?夢と元気を与え続けた実業団チームの中には母体の企業そのものがなくなったところもある。NPBと地域密着型チームは違うが、100万県民でこれだけのチームを養えるほど香川県経済は大きいのか?本当に将来に花が咲くのか?

 月曜の休みはインタレスト22位清水屋に。善通寺から移って、所場代さえ安ければ成功と言えるくらいの混みようだった。
かけ2玉300円(22位:清水屋)
  

2013年10月13日(日)
かけ中(2玉)270円(21位:うどん馬鹿一代)
 
 昨日は湿度も低く過ごし易かったです、いい季節ですね。
 インタレスト21位のうどん馬鹿一代で食べた。13時過ぎに行ったが断続的に行列が出来ていた。名物は釜バター、でも釜上げが嫌いな麺聖は、冷たい麺でも溶けるバターを使った新しいメニューを開発して欲しいと願っている(笑)。

 釜上げ嫌いな麺聖が何でこんな名前にしたのか理解に苦しむ、カマタマーレ讃岐(笑)。債務超過を解消するため支援持株会を作るそうだ。株主総会に出席できず、議決権はない。配当金は拠出させられる。少額な金を集めるためとは言えこれでは寄付金だろう(笑)。債務超過の会社だから情報開示をきちんとしないと詐欺に当たる可能性が高くなるが、正々堂々と株主を募るべきだ。これはサポーターの問題だろうから私が口を出す問題ではないのかもしれないが、税金の使い道と関わってくるから黙れと言われる立場にはない。
 持株会とは別に香川県庁や高松市、丸亀市などは追加の出資に応じるらしいが、香川県人口100万人弱でクラブ経営が成り立つかどうかを検証する時期に来ている。 「私達の手づくりでチームを育てて、郷土香川の財産にしたい。」というのが持株会のコンセプトのようだが、思いに反して出資金要請、職員派遣要請などなど「税金に頼り続け、郷土香川の子孫の負債になる」方向に歩み出してる。納税者として、香川県庁の英断を求めたい。

2013年10月8日(火) 土曜日は黒崎検査官役で時の人となったラブリン愛之助が座頭を勤める松竹座。半沢効果で満席だと思っていたら当日券はあるし、夜の部では空席が目立った。演目の夏祭浪花鑑が一般受けしないものだったかもしれない。熱演だったが、まだ三日目のためか客層が若干異なるため客席とのリズムが違うためかしっくり来ないところがあった。吉太朗と猿弥がいい。
 
 日曜日は20年に一度の遷宮の伊勢神宮。麺聖はうどん喰いで且つ国宝ウォッチャーなので伊勢に行くのは三度目となるが、20年以内のことなので新しい正宮の場所は只の空地の時になる。近鉄の2階建て特急に乗り9時半過ぎに伊勢市駅。報道では多くの客が押し寄せているように見えたが、正月の有名どころの神社と比べるとかなり少ない。月夜見宮を参拝し、天照大御神の弟の月夜見尊が夜に豊受大神に会いに通うという神路通りを歩き外宮へ。駐車場待ちのマイカーは列に。奉幣の最中で参拝客は足止め、いつまで待たされるのか分からなかったため添乗員が内宮へ先に向かうと叫んでいたツアーもあった。幸い20分ごろ待って儀式が正宮のなかに移ったため古い正宮の向こうの新しい正宮を拝むことが出来た。土宮、多賀宮、風宮を参拝し、ちょっと早いが伊勢うどん「中むら」へ。
 名物は伊勢玉子うどんらしいが暑い日だったので、冷やし伊勢うどんに。どんな口触りかと楽しみだったが、延びた冷やしのボソボソとも違う、冷たくてもコシというものが全く感じられないフニャフニャ伊勢うどんそのものだった(笑)。
 増便しているらしい内宮直行のバスでスムーズに宇治橋のたもとの駐車場へ。ここでもマイカーは遠くの駐車場に誘導されている。五十鈴川で清め、風日祈宮を拝み手前に出来た新しい正宮へ。古い正宮の脇を通り、荒祭宮を参拝し、人で溢れるおはらい町経由で月読宮まで歩く。参拝の後、タクシーで古市の油屋跡まで。石柱を眺め昔へ想像を働かすがここ古市が遊郭として栄えていた状況は描けない。麻吉旅館を見、宇治山田駅まで歩く。
 名物手こね寿司を食べながら電車待ちし、近鉄、高速バスを乗り継ぎ無事家まで戻った。
近鉄特急 外宮 冷し伊勢うどん550円(中むら)
内宮 油屋 手こね寿司

2013年9月30日(月)
かけ大380円(20位:SIRAKAWA)
 
 夏のあの暑さが嘘のように涼しくなりました。いい季節ですね。
 昨日はインタレスト19位の橙家閉店につき、20位のSIRAKAWAである。何度か書いたが、うどん屋は師匠の味を忠実に再現した新規開店直後が味のピークであとは、徐々に落ちていくことが多い。この例外がSIRAKAWA、山本町という高松から遠い場所でなければ順位はもっと上だったろう。ちくわの天ぷらが名物だが、個人的には鳥天もメニューに加えて欲しい(笑)。
 
SIRAKAWA外観 たこちく 11:00〜14:00
 
 9月の備忘録。正保城絵図1城(沼田城)。歌舞伎3舞台(新橋演舞場、歌舞伎座)、文楽2舞台(国立小劇場)、国宝1件(歓喜院聖天堂)でした。
 今年に入って9月末までに、県外61玉、県内333玉食べました。

2013年9月23日(月)
冷たい大320円(18位:須崎)
 
 連休になるとアクセスが増える(笑)。でも麺聖のサイト、うどん店巡りには親切ではない。どちらかというとうどん店巡りの心得を書いてあるから香川県入りする前に読んでいただければと思う。香川県に入ってからは十把一絡げのグルメサイトやガイドブックで対応してもらえばいい(笑)。
 三連休中日の昨日はインタレスト18位の須崎。香川県人でも知らない人が多い製麺所が食べログの威力で県外人にはいつの間にか大人気!昼前の駐車場は県外ナンバーと「わ」ナンバーで満車。店内外に行列が…。10年前に誰がこんな状態を想像したか(笑)。大・小と温・冷のみで醤油で食べる。オプションは温玉と生卵。当然ながら麺聖は冷たい麺、卵なし。数少ない食料店併設の形態だし人気につれいつもいい状態の麺が出るようになった。讃岐のうどん店巡りに加えたい、次世代に残したい店のひとつである。
 ただ有名になったきっかけの食べログの香川県うどんランキング1位は明らかに過大評価だった。こんなところにも食べログの限界と欠点が現れている。
須崎外観と客 須崎内部 須崎値段表

2013年9月17日(火) マイルの期限が迫っていたので、三連休は東京。いつものように、東博、新橋演舞場、歌舞伎座と過ごし最終日。当然予約したときに台風など発生していない。朝一便の飛行機は飛ぶようだが、昼過ぎには通過しそうだし…高台の安全なところで通り過ぎるのを待つことに。で、国立演芸場で落語を。台風のせいでガラガラだったけど同じようなこと考えた人他にもいました。飛行機は2時間遅れで離陸し無事帰ってきました。
かしわ天ぶっかけ大800円(丸辰) 東京中央銀行 本店(笑) サラダうどん950円(こんぴら茶屋)

2013年9月10日(火) 文楽を聞きに東京に行った。青春18きっぷのプチ旅行付き(笑)。まずは正保城絵図の沼田城。上越線を降りて歩く。地図では近そうだったが坂道。突然歩道が屋根付きの階段に。息も絶え絶えに登ってびっくり、山の上に街がある。後で知ったが沼田は河岸段丘の街で城は丘の上に築かれ、鉄道は下を通っていたのだ。城は沼田真田家が改易にされた後、取り壊された。よって石垣と土塁と堀がちょっと残っているだけ。復元せよとは言わない。石標が設置されてたのも認める。でも、もちょっと全体像を示すことは可能だろう。バスで猿ヶ京温泉、宿泊。
 日曜は熊谷。熊たまやという駅のうどん屋で腹をおこし、昨年国宝に指定された歓喜院聖天堂へ。あいにくの大雨の中だったが、彫刻が豪華絢爛!東京に戻って通し狂言『伊賀越道中双六』を夜の部から見る。跳ねた後、山下本気うどん、夜も遅いので健康のためタルタルは我慢した(笑)。翌日は昼の部から。技芸員が人数的にもいっぱいいっぱい、だが頑張っている。いい舞台だった。住大夫さんも元気!大阪ではもっと充実するだろう。当初発表より7分延びたタイムテーブルが5分押したため、永田町の駅までダッシュしたら、乗り換えがうまくいき幕が閉まってから50分でチェックイン出来た(笑)。
屋根付き階段歩道 沼田城本丸西櫓石垣 猿ヶ京温泉夕食
とろろぶっかけ大650円(熊たまや) 歓喜院聖天堂 鳥天ひやひや780円(山下本気うどん)

2013年9月4日(水) 瀬戸芸夏期間終了。マスメディアが大々的に宣伝している割に盛り上がりに欠けてるなぁと思っていたら前回に比べて13,505人減(積算は後述)と伸び悩み具合が数値に現れた。
 なのに昨日付け毎日は「夏会期盛況 来場者 予想の32%増 直島最多の11万6104人」と書いた(笑)。田尾さんにいじってもらいたく敢えて書いたの?と思わせるような見出しだ。四国は「単純比較はできないが、最終的に約94万人が来場した前回を約12万人上回るペースで推移している」と。
 朝日は客観的に会場別来場者数を載せていた(ところでどうしてこれが署名記事なのだろうか?)。カウント方法や基準施設数の違いに目をつむる(笑)として、それによると、直島は最多だが、2010年の201,368人から179,662人と21,706人減っている。2010年に比べて新しく加わった、伊吹島・沙弥島・宇野港周辺が135,757人。四国のいう増加分約12万人はここの値。それを除くと562,627人と前回(576,132人)に比べると13,505人減っている。
 減った原因は猛暑、2回目で県民が飽きた、メディアの騒ぎすぎを嫌った、そのうち分析されるだろうが、美術館にカビを生やし国宝を危うくする文化財に理解のない人物がディレクターを務める芸術祭の理念に共感できない人が多かったのならありがたい。
 私が瀬戸芸に批判的なのは主観的なもので仲間を徐々に広げるしかないが、田尾さんが言っているのは、県庁は県民に正直に数値を明らかにし事業の是非についての判断を仰ぐべきだというマスメディアが常日頃言っていることと同じなんだから、記者さん達も田尾さんの意見を無視をせずいっしょに検証すれば県民のためになるのにねぇ(笑)。

2013年9月2日(月) 丸亀製麺のアメリカでの商標登録がちょっと前に話題になった。地名の独占はおかしい。一企業に登録させないことは出発点だ。
 で、旧国名が問題になった台湾の商標の問題。台湾企業が登録した「讃岐」や「SANUKI」など計14件の商標の無効が確定したようだ。でもNHKや四国の報道だけだと台湾の業者が悪で、日本人の経営者が「善」となり総て解決したように見えるがそれでいいのだろうか?
 私がネットから仕入れた情報だと、台湾の業者は香川県の企業から技術援助を受けて台湾で冷凍うどんを普及させた。日本人の経営者は香川県出身者じゃないが香川県での修業経験はある。と言った微妙な問題の評価も定まってはいない。
 元に戻って、一企業によるに地名の独占が排除されただけで何か解決するのか?今後台湾では誰でも讃岐を名乗れるようになる。つまり国内で讃岐と関係ないうどん屋が讃岐うどんを名乗っている状態が台湾でも再現されることだろう。ただ、讃岐うどんがこれだけ発展したのは商標登録されなかったことが理由の一つであるとよく言われているのだが…。

2013年9月1日(日) ほぼ夏休みの子供状態(笑)。パソコンのデータが飛んでから更新してなかった索引に手を入れようとしたが、新店も廃業も多くて…。廃業500軒で取りあえずアップということで(笑)。
 そんなこんななか昨日は台風がどこかに消えて晴れたので小豆島に行った。「小豆島に行く!」というと皆「瀬戸芸ですか?」と尋ねる。いえいえ、うどんを食べに行きました。同じ目的で島に渡った人もう3人はいるだろうなぁ(笑)。
 そうそう草壁行きのフェリー空いてましたよ。25分前には誰も乗ってませんでしたし、帰りの双胴型高速艇11人でした。この航路なら瀬戸芸の観客数に間違ってカウントされることないですよね(笑)。
フェリー前方客席 ぶっかけ2玉340円(とろん家) 双胴型高速艇内

2013年8月31日(土) 暑かった8月も終わりです。でも、9月も暑かったりして(笑)。
 8月の備忘録。100名城1城(岩国城)。歌舞伎5舞台(国立文楽、コクーン、歌舞伎座)、文楽2舞台(パルコ、内子座)。国宝1件(太山寺本堂)でした。
 今年に入って8月末までに、県外53玉、県内299玉食べました。ちょっと

2013年8月21日(水) ちょっと遅めの盆休みで週末東京に行った。まだ盆休みの店が多い築地場外でワンコイン丼を食べる。酢飯が美味しくないこととネタとのバランスが良くないことは分かるが、ネタがコストパフォーマンス的にどうなのか判断できない程度の味覚なので、まっ、これでもいいかと思ってしまう(笑)。東博をちょっと見て渋谷に。コクーンで海老蔵を観てパルコの三谷文楽に移動。文楽か?とは思うが喜劇として見れば面白いので今年は楽しんだが太夫の声、音響が悪いのか今年も気に障った。
 日曜は歌舞伎座通し。三津五郎の独壇場!月曜、東洋館には行列が出来てたが空いていた浅草演芸ホールで落語昼の部。住吉踊りということは昨年もこの時期に来てた事になるのか(笑)。美人落語家と評判の美るくが踊っていたが踊りはまだまだだが美しさは進歩している(笑)。帰りの羽田空港で「関西風讃岐うどん」なる表示があったが、関西風って何なんだろう?
関西風讃岐うどん

2013年8月11日(日) 先日の勤務時間終了間際、あちこちで携帯が鳴った。誤報だった緊急地震速報だ。私の3台はどれも対応しておらず鳴らなかったが(笑)。
 何度も書くが麺聖はしつこい(笑)。例の知事へのメールに対する知事の回答、今回は情緒的に言うが、県庁の職員が大切にすべき視点が欠けていた。誰が讃岐うどんをここまでにしたのか?製粉会社、うどん店そしてうどんを毎日食べ続けてきたうどん好き、そう主役は県民だ。一部の県庁職員やPR会社が成果を誇りたい気持ちも理解出来ないことはない。でも事実と違うし、本質を見誤らすことになる。何よりうどん県県民に対して失礼であろう。
 昨日は、竹清、12時半頃訪問。店外まで行列があったりなかったり程度。天ぷらで有名になった店で天ぷらを注文しないのも何だがうどんだけ食べた(笑)。 
かけ2玉230円(17位:竹清)

2013年8月10日(土) 香川県庁の知事へのメール「うどん県の発表時のヤラセについて(シートNO:1407)」を見てまずびっくりした、やがて怒りがこみ上げてきた。県庁が殿村氏に依頼した発信方法の疑義についての7月8日付けの麺聖の「このごろ」がほぼそのまま質問の形で掲載されているではないか。「この記事は事実ですか」という問に直接答えないところに(被害妄想だろうが)麺聖への敵意を感じた。「マスコミやブロガ―の方々が情報発信する費用の負担や謝金の支払いなどは行っておりませんので、アンフェアなものではないと考えております」。見解の相違に持ち込みたいようだが、じゃ飲食代は(笑)?やらせが周知の事実であるマスコミの報道は別として、昨今はプロのグルメライターに対しても、「タダ飯」かどうか公表しろとの意見は多い。試食会だから試食程度ですという認識は(たとえ味覚が鋭いにしても)ブロガーさんたちがよく食べもせずいい加減な発信したみたいで彼らにかえって失礼である(笑)。
 質問した方は心から讃岐うどんを愛し憂えて、適切な意見であると信じ麺聖の文を使ったのだろうからこの場では非難はしない。でも香川県庁のこの掲載方法と著作権法の理解のなさは如何なものか?質問メールは引用の方法と程度を逸脱した著作権侵害になっている。回答の公開を求められても出典の確認をし著作権の存在を相手に説明し掲載できないことへの理解を求めるべきだろうに。県庁は著作権者の麺聖に何の連絡も了承のないまま掲載するという著作権法違反を自ら行った。もし事前連絡があれば、出典の明示と伏字の実名化を要求し合わせて麺聖の疑問に対する回答も同時掲載することを条件にオープン化を認めただろう。
 まぁ怒りを抑えて冷静に読めば回答内容も突っ込みどころ満載になっている(笑)。テレビで殿村氏と森永氏が30万円と言ってた費用が回答では委託費約40万円と微妙に上昇している。もちろんプロジェクトの費用=ビデオ制作費+飲食費+委託費40万円+ホームページ運営費、になるだろうが、ソロモン流で語っていた費用対効果が嘘(と言えなくても紛らわしい行為)と判明することを回避するためか公表していない。そして成果は「新聞・雑誌・HP・テレビなど計283媒体に掲載されるなど、大きな成果をあげており」。何度も言うがこれは「成果」ではない。媒体に掲載されることは目的達成のための「手段」にすぎない。
 麺聖はうどんに対して真剣に発信している。うどんに見向きもしなかったはずなのにちょっと有名になると利用するだけで還元をしない香川県庁に、足を引っ張ることだけはするな、と申し上げる。この文章を関係者が読まれることがあれば無断掲載の組織としての謝罪と麺聖の主張に対応した真摯な回答の再掲載を求める。「うどん県。それだけしかない香川県」みんなでうどんを大切にしよう!

2013年8月8日(木)
錦帯橋と岩国城
 
 昨日は青春18きっぷで岩国に行った。平日なのに夏休みらしく列車は混んでいた。その大半は宮島口で下車。お城は40年ぶり2回目だが、錦帯橋は5回目(笑)。岩国寿司で腹ごしらえをして、吉川家の墓所など見る。家康の器量を正しく判断した吉川広家が戦況を先入観なく眺めれば関ヶ原の勝者になれていたのに。結果論からすると南宮山を下るべきだった等など考えながらロープウェイ。山上も暑かった。復元天守には興味がなくスタンプを押すためだけに入った。最上階からの眺めは良かったが、オスプレイは見えなかった。北の丸の石垣がなかなか感動もん!築城時期や広家の経歴から考えると登り石垣があってもよさそうだけど元々なかったのだろうか?岩国城のパンフレットには山上と山麓の居館の跡の縄張りも含めた解説を追加して欲しい。でも錦帯橋目当てでこれだけ観光客が押し寄せる岩国市にとってその必要を感じないのだろう。広島駅の阪神ファンが行列している店でお好み焼きを食べて帰路につく。福山駅で快速に乗り換え損なったが、9駅も通過して2分しか速くない快速って何のために存在するのだろう(笑)。 
岩国寿司 北の丸 麗ちゃん

2013年8月5日(月) 昨日は、あたりや。久しぶり。いわゆるブームの頃の行列はもう見られない。
ひやあつ大400円(16位:あたりや)

2013年8月4日(日) ご当地ナンバー追加ですか。「世田谷」は住民アンケートが民意を反映していないと反対運動が起きてる。私は選択制と思ってたが、強制なんですね。賛成した人の中にも誤解している人きっと多いだろう。
 田尾さんの口撃が功を奏したのか瀬戸内芸術祭の来場者数について新聞は、重複していること前回とは比較できない数値であることの注釈を付けて記事にしている。でもでもネットで見られる香川県庁の報道発表資料にはそんなこと一言も書いていなかったから 新聞社各社が良心で加えたのだろうか。田尾さんの口撃も県庁には届いてないらしい(笑)。
 昨日は、上戸。香川県の西の端から今は4軒目になったが、大部分の香川県人から遠いことは遠い。
かけ大(3玉)360円(15位:上戸)

2013年7月31日(水) 毎日暑いですね。豪雨が時々あるのに早明浦はまた渇水です。オスプレイの横田基地配備問題。気になりました。何故面積を表すのに東京ドームの157倍という表現を使うのか?2倍とか3倍ならなんとなく分かるが、これだけ倍率が違うなら面積を書いてもらう方がずっとイメージし易い。

 7月の備忘録。正保城絵図1城(古河城)。歌舞伎3舞台(松竹座、歌舞伎座)、文楽2舞台(文楽劇場)、国宝5件(木造騎獅文殊菩薩及脇侍像:文殊院、北山抄巻第三:前田育徳会、和漢朗詠集巻:静嘉堂文庫美術館、古今和歌集巻二十:土佐山内家宝物資料館、稿本北山抄巻第十:京博)でした。
 今年に入って7月末までに、県外47玉、県内261玉食べました。

2013年7月29日(月) 予報では雨模様の週末、昨年亡くなった叔父の法事に東京へ行った。結果から言うと隅田川花火大会が途中で中止になったほどの激しい雨が各地で降ったが私は降られなかった。法事も無事終わり、天海祐希が檀徒と分った(笑)。
 合間に正保城絵図の古河城へ。古河って?埼玉、栃木、茨城、群馬の寄り添う辺り、下総国葛飾郡で茨城県にある。日光街道の拠点で土井(大炊頭)家が代表的城主。古い商家や社寺や武家屋敷は残るが城は渡良瀬川の治水工事で川の中に消え外郭の土塁がわずかに点在する。赤外線写真では痕跡が見えるらしいが本丸跡に立っても川の中には何も見えなかった。取り込まれなかった堀(沼)跡ははっきり分る。うまく復元出来ないかなぁ。これが出来ると落ち着いた町並みと合わせて町歩きに幅が生れる。名物は川魚らしいが高いので、唐辛子の産地と七福神巡りにかけた「七福カレーめん」を街おこしに売り出している。駅前の蕎麦屋のはカレーの粘りに?耐えるりっぱなうどんだった。鮒の甘露煮を土産にした。
武家屋敷 古河城本丸跡 七福カレーめん850円(三嶋屋)
 歌舞伎座の若手公演「四谷怪談」はあちこちからおもしろの声が、東博の「和様の書」はきれいとの声、どちらも秀逸だった。
 帰りに羽田空港地下の丸亀製麺、大きな讃岐富士(飯野山)の写真があった。旧丸亀藩領に住む麺聖は丸亀製麺が「丸亀」を名乗ることを不快に思っているが地名は保護できないのでどうしようもない。で何で丸亀だったんだろうか?丸亀市(合併前)には穴場うどん店は西森くらいしかなかったし、丸亀藩なら宮武や山内があるがよほどの地理好きか歴史好きでないとこれは連想できないだろう。県民には丸亀とうどん処は結びつかない。まぁ丸亀製麺はまるがめじゃなくMARUKAMEらしいので香川の丸亀とは関係ないみたいだが(笑)。ただ讃岐を象徴する飯野山の写真に「讃岐釜揚げうどん」の言葉をかぶせるのは、不正競争防止法の周知な商品等表示の混同惹起、著名な商品等表示の冒用、原産地・品質等の誤認惹起表示等になりそうだ。味?飛ぶ鳥を落とす勢いで展開してるので心配していたがこの程度なら杞憂だった。3階にあった別のセルフ店よりは讃岐うどんっぽいとは言えるが…。

2013年7月26日(金) 讃岐うどんがブームになったのはちょっと前なのにもうその事実関係があやふやになっている。と書いたばかりだが、朝日新聞がやらかした。昨日付の朝日第2香川面「我が町自慢の富士」の飯野山の紹介「2006年に公開された映画『UDON』では、宮池がロケ地だった。映画は讃岐うどんブームの火付け役になった」。この方が文章の流れはきれいだが、2006年?今回の讃岐うどんブームは『恐るべき』第1巻1994年から第3巻の1996年の間からだろうが、県外進出の2002年説を採っても、ブームが先で映画があとでしょ!ちなみに香川県のうどん用小麦粉使用量は2003年から2007年にかけて毎年減少し続けてる。この程度の事実確認もせずに朝日は記事を作っているのだ。鳴物入り「熱血うどん旅」って朝日にとって何だったのか?うどんを弄ぶ輩を麺聖は嫌いであるし許さない。
 嫌いついでに例の殿村社長の件、自慢じゃないが麺聖はしつこい(笑)。語られる彼女の実績は「今年の漢字」「佐世保バーガー」「さぬきうどん」「ひこにゃん」。ソロモン流での彼女のPR成功の効果測定は広告効果らしいが、それは目的か?それは手段だろう(笑)。作り上げたブームで集客アップにつなげる」というが集客アップについては数値すら明らかにしていない。まあ売り上げに無頓着でイメージアップとか賑わい作りとかが好きな団体行政向けに特化した殿村自身をPRする手腕はさすが「売れないものを売る」本領発揮と言えよう(笑)。
 改めて1995年頃からの讃岐うどんを思い出して欲しい。口コミやネットを通じ県の内外で穴場うどんが語られていたあの時期、大量の露出つまり彼女が仕掛けたというプレスツアーは必要だったのか?情報の陳腐化をもたらしただけではないか?特に穴場店の容量オーバーへの対応が求められつつあったときに、PR効果があったと主張しても無意味というより害の方が大きかったはずだ。おもしろいのは何年か前には、讃岐うどんブームの仕掛け人を名乗って「がっちりマンデー!!」に登場してたはずだが(このときTBSに事実誤認があると確認を求めたがいまだに回答がない)、ブームを年代順に整理したら仕掛け人としての彼女の実績を入れるスペースがないことが判明したためか実績を「さぬきうどん観光」にこっそりと変えている。ただ彼女が行ったという、うどん県PRは「やらせ」−今ネット上ではステマと言うらしい−だから論外であるが。麺聖はしつこいが心は広い。殿村社長〜、いつ香川県庁と委託契約をいくらで結び、プレスツァーを行ったという資料があれば、讃岐うどんブームの年代順のところに加えますから連絡下さ〜い(笑)。ソロモン流で彼女が森永氏と作り上げた費用対効果の数値は「30万円が7億7千万円に化けた」だったが、昨日の毎日香川版の「『うどん県』HP1カ月半空白」によると、ひと月のHPの延長料だけで300万、仮に18か月運営に5000万円ほどがかかるとしたら(分子もそれなりに増えてるとしても)万馬券という効果は事実をかなりゆがめている。

2013年7月23日(火)
鹿と興福寺五重塔
 
 奈良公園を歩いててふと小3の夏休みの家族旅行を思い出した。夜行の旅客船から近鉄に乗り換え早朝に来たっけ、思い出す限り生れて初めての旅行だったなぁ。近鉄奈良駅前の東向き商店街は何気にうどん屋が多い。うどん屋、うどん屋、うどん屋‥ちょっと奥まったうどん屋で食べる。讃岐うどんタイプ。大きなとり天3個。土日は奈良博、文楽、松竹座で過ごす。
 月曜日は本を片手に青春18きっぷの旅。難波駅から桜井駅に行き、文殊院で快慶作の国宝の文殊菩薩を見てぶらぶら歩いていたら聖徳太子が作った日本最初の国立劇場「土舞台」、松永久秀も布陣した安倍山城跡なんかに出くわし駅へ。帰路明石駅で途中下車し明石(玉子)焼を食べる。20個500円これで儲かっているのか?
 
とりてんぶっかけ大800円(釜粋) 土舞台 明石(玉子)焼500円(ふなまち)

2013年7月22日(月) 先日会社から勤務時間内に、訓練と称して直ちに回答を求めるメールがあったそうな。ふと考えた。就業規則に差はあってもどの会社も職務専念義務はあるだろう。我が社は厳格な方で勤務時間内のメール確認は規則上出来なかったはずだ。メールの内容からして職務専念義務違反は免れるはずだが、そもそも違反をしないとメールが届いたことすら分らないし(笑)。これが勤務時間外に一定時間内に返信を義務付ければ、自由時間を拘束することになり違法性が生じるなぁ。
 えっ、私?チケットを取るときとうどんの写真を撮るとき以外は携帯電話を必要としないので私用の携帯は1日に1度くらいしか確認しません。で当然回答は出来なかったわけだが、職務専念義務違反の人達に罰則を与えるトラップだったらと…(笑)。必要な連絡ですか?貸与された携帯があります、でもソフトバンクなのでよく行く外出先では繋がりません(笑)。

2013年7月14日(日) 麺聖が人の名前と顔を覚えられないのは昔からだからこれは老化とは違うと思うけど、最近昔のことがすぐには思い出せなくなった。世間の物忘れもひどいもんで、讃岐うどんがブームになったのはちょっと前のことなのにもうその事実関係があやふやになっている。で、大きな声を出した人や有名人ひどいのになると香川県庁が力を入れたから(足を引っ張ったことはあるがそんな事実はない)という人たちまで現れている。その度に書いときゃなきゃと思って昔のページを読み返してたら、ちょっとおもしろいのを見つけたので再掲する(What's New2002年12月1日分から)「『香川県うどん県に改名か??』、香川県庁は全国的に知名度のない香川県の名称に見切りをつけ、昨今のうどんブームに便乗し「うどん県」に改名することの検討を始めたらしい。香川県庁発表の資料からいくつかの証拠をつかんだので検証してみたい。」このころには「うどん県」改名はうどん好きの間ではもう語られていたのだ。
 
 年代順に整理してみた。
1989(平成元)田尾氏「ゲリラうどん通ごっこ」の連載を始める。
1990(平成2)『うどんグルメの旅』初版発行(コピー7ページ)。
1991(平成3)村上春樹氏「人は何故うどんを食べるのか?」を『hi fashion』に掲載。
1991(平成3)上原冨士夫氏『さぬきうどん』発刊。
1992(平成4)田尾氏「素顔の讃岐うどん」を『そばうどん』に掲載。
1993(平成5)『恐るべきさぬきうどん』第1巻発刊。
1994(平成6)VOICE21で『恐るべき』紹介。
1996(平成8)『うどんグルメの旅』ネット版。
1997(平成9)銀座に「さか田」開業。
1997(平成9)さとなお「さぬきうどんをCHAIN EATING!」をネットに掲載。
1998(平成10)「ウッチャンナンチャンの気分は上々」を見た別府氏初めてうどんツアーで来県。
1999(平成11)田尾氏高松市から文化奨励賞受賞。
2002(平成14)めりけんや、はなまる東京進出。
2003(平成15)田尾氏香川県庁から21世紀大賞受賞。
2006(平成18)映画『UDON』公開される。

 法外な値段で提供したため瀬戸大橋ブームとともに過ぎ去った二次うどんブーム後のバブル末期の平成初め頃、怪しい店や個性あふれる店主に注目した人達が発信を始めた。バブルの崩壊という時代背景、冷凍うどんの普及による知名度向上、ネットによる発信が似合う怪しい店人気が相乗効果を発揮し爆発的に広まったと考えるのが妥当である。全国的になったのは「うどん県。それだけしかない香川県」のように讃岐うどんのポテンシャルがB-1のモデルになったように途轍もなく高かったということ。決して行政や仕掛け人の手柄な訳ではない。
 でもつい最近のように思っていたけどもうすぐ四半世紀なのね。滝廉太郎の一生とほぼ同じかと考えたら、自分が何をしてたのか疑問を感じてしまったが…(笑)。

2013年7月8日(月) 殿村美樹と言えば何年か前の「がっちりマンデー!!」でさぬきうどんブームを作ったのは自分だと時系列の怪しいことを述べてたので麺聖のなかでは胡散臭い只の自慢しいの扱いだが、世間はもてはやしているらしい。さぬきうどんは勇み足だったが実は立派な人なのかもしれない。
 昨日はソロモン流に登場したので真贋を見極めようと見たら、うどん県の改名にあたって「試食会にグルメ分野のカリスマブロガー20名ほどを招待してネットで騒ぎを起こした」と述べていた。このブロガー20名ほどは便宜供与を受けたことを明らかにして情報発信したのだろうか?じゃなきゃそれは「やらせ」と呼ばれる。
 公のお金を30万円ほど使った発信なら公表は当然であろう。成功したと言われる「うどん県」、うどんの実力で話題になったのであって、アンフェアな行為で評判を呼んだとは信じたくない。香川県庁に便宜供与の有無と発信の公平性の確認を行うことを要求したい。アンフェアなことが事実なら香川県庁は謝罪を嘘なら香川県庁は殿村氏に今後の活動の差止めを求めなければならない。

2013年7月7日(日) 関西うどん名店ラリー達成者パーティ9月8日(日)ですか。1週間前か1週間後なら参加できたのですが調整はしようと思いますが残念ながらほぼ欠席確定です。

 昨日は、はりや。11時開店なので、座れて2回目の麺の番になる10人程度まで列が出来るまで車で待とうと余裕を持って10時20分に着いたら10番目。暑い中40分も待ちました(笑)。もう少し気軽に食べられれば順位はもっと上がることでしょう。
いか天ざる大800円(14位:はりや)

2013年7月6日(土) 昨日の新潟県知事と東電社長との会談。少数に付くことをまずは考える私、朝日新聞は東電が悪い、ネットの多数は新潟県知事が悪い、どっちが少数派なんですかね。私はテレビを観て、あれじゃ知事じゃなくガキ大将のいじめだ、と感じました。「お金と安全どちらを優先するんですか?」と知事は問うたが、私が社長なら「お金も安全も大切です」、「急いでいます」と答えた。社長が経営を考えないなら社長じゃないし、倒産すれば安全は今より守れなくなるのは明らかだ。東電社長は大人だったのでそうは答えなかったが、正直にそう答えたら知事は何と切り返したのだろうか?知事が大人かガキ大将か分ったのにとても残念だった(私は東電株は持ってませんし、新潟県にも東京電力にも親類知人はいません)。

 安倍総裁が大円でうどんを食べた後の街頭応援演説で「讃岐うどんをごちそうになった。ぶっかけ(うどん)にエビのてんぷらが載っていた。これが大切だ。ボーナスが増えて観光に行って、今まではぶっかけだけだったけれども、エビのてんぷらを2本載せたらお店ももうかるし、漁師さんも喜ぶ。こうして景気は良くなっていく」と言ったらしい。経済学的には正論なんだけど、香川県では何も載っていないうどんが一番評価されてるし美味しいから…(笑)。

 ちょっと麺が縮れている「よしや」。美味しい!あとちょっと突き抜ければ、もっと支持が広がると思う。宮武を抜くことを目標に頑張ってもらいたい。
ひやひや中(2玉)290円(13位:よしや)

2013年7月5日(金)  昨夜の『秘密のケンミンSHOW』は大阪の安い店特集。食い倒れの町大阪では、うまいのは当たり前で安いことが絶対必要だとか。100円のうどんも紹介されてたが、大阪でうどんを食べた経験から言うと、大阪のうどんはうまいけど高い(笑)。
 昨日は、おか泉看板メニューひや天おろし。経営的にも大成功と思われる。10位以内に入る実力はあると思うけど、ちょっと高いのが評価を下げてる理由では?と思う。大阪ならこの程度の値段、普通です(笑)。
ひや天おろし大1103円(12位:おか泉)

2013年7月3日(水) 昨日は半夏生、タコを食べる日でした(笑)。うどんの日の行事も行われた。収穫に感謝する献麺式は行う理由が一応理解できる。じゃあ、無料接待は何のため行うのだろうか?客への感謝?接待を受けた人と客はほとんど一致しないと思うけど…今さらうどんの美味しさを伝えると言う目的も変だし…。さぬきうどん協同組合が中元商戦に向けて存在を誇示するためだろうか?他人が勝手にやっていることなので、勝手に考えたのだが、よく分らない。条件的に劣る中途半端な味の年に一度の無料接待より、いつもの店でいつものように代金を払いこれが「うどん」という麺の提供をいつも受ける方がずっとうれしいし、それがサービスだと思う。

2013年7月1日(月) 今年も下半期、早いものです。今回は山内です。11位からは順番に挑戦しようと思います(笑)。
ひやあつ大300円(11位:山内)

 index.htmlに戻る