このごろ十二 - 過去の部(08年07月〜08年12月) -

 原油もそうですが、小麦粉の値段もとどまるところを知りません。小麦粉には不作なんて理由もあるのでしょうが、主因は金融商品にしてしまったことでしょう。実需とかけ離れた先物市場というのは恐ろしいものです。何度も書いてますが、うどん屋がビジネスとして成り立つ価格は支払いましょう!
 麺聖はうどんに関して真実を追究しています。たとえそれが誰であっても遠慮なく書きます。相手が望むのなら訴訟だって受けて立ちます。なお、麺聖あて(から)のメール、私信を承諾なく公開することがあります。(08年7月1日記す)
 2002年11月〜2003年3月はこっち、2003年4月〜2003年9月まではこっち、2003年10月〜2004年9月まではこっち、2004年10月〜2005年3月まではこっち、2005年4月〜2005年12月まではこっち、2006年1月〜2006年6月まではこっち、2006年7月〜2006年9月まではこっち、2006年10月〜2006年12月まではこっち、2007年1月〜2007年6月まではこっち、2007年7月〜2007年12月まではこっち、2008年1月〜2008年6月まではこっち、 2009年1月〜2009年6月まではこっち

2008年12月30日(火) 土、日、月とたまっていた新規店を攻めた。チェーン店とショッピングセンターの中の店、それとうどん屋がつぶれた後に新たにできたうどん屋だ。最近の新規オープン店はほとんどこの形、これでいいのか?
 昨年のSFCに加えて、今年はJGCを獲得した。ここまでならまあそんなに無理しなかったが、やっぱりプラチナも維持したくて、ちょっと修行をした。結果来年度は、SFCプラチナ、JGCサファイアということになった。今年の状況を見ると来年のプラチナ、サファイアの維持は無理っぽいので、JGCクリスタルぐらいで我慢しよう、と思っている。

2008年12月24日(水) 祝 プラチナ防衛!昨日のNH 778便CTS-ITM搭乗で「来年度もプラチナサービス基準に到達しました」の表示、この「来年度も」の「も」が心憎い。でも、そのために北海道に飛ぶってことほとんどの人に理解してもらえませんでした。で、悔しいけど旭山動物園を観るってことにしました。
旭山動物園

 新千歳空港で驚いたのは、今年の初めと比べ、じゃがポックルと花畑牧場の生キャラメルの人気が逆転してたこと。人気にあやかろうといろんなブランドの生キャラメルが並んでいたこと。今やじゃがポックルは夕方でも買えますが、生キャラメルは抱き合わせ販売ならぬ、豚丼を食べたら3個まで売るというあまり褒めらたものではない商法のお世話にならない限りほとんど手に入りません。もっとも私は豚丼が食べたかったのでラッキーでしたが…豚丼の肉が硬かったけどこんなもん?花畑以外の美味しい生キャラメルの出現を期待してます!

2008年12月21日(日) 祝 関西うどん巡礼達成!でもこういうのって達成した後は虚脱感というか馬鹿なことした?との後悔がわき起こる。あと数軒ってときが、一番高揚し楽しいときかも。以下一応、備忘録として。8月2日春菜で開始、12月20日伊和正で達成。12日かかった、内訳は1日1軒が4日、2軒が2日、3軒が3日、5軒が2日、6軒が1日。玉切れ4軒で6回、臨時休業2軒で2回、貸切り1軒1回、重複があるので計6軒で9回の無駄打ちがあった。値段、量など関西のうどんと讃岐うどんの違いはあるが、一番は、店に入ってから出るまでの時間と思う。提供する店、食べる客とも遅い。せっかちな大阪人がよく我慢できるものだと思う。
巡礼チェックシート
 実はいざとなったら、年末休みがあると悠長に構えていたのだが、サイトを見ていると、年末早々に営業終了する店の情報が。ちょっとあせって、早めにラストスパートしたら、 1日早く達成してしまい、意味なく大阪で時間をつぶすことに。結果的にはフェスティバルホールで狂言を観たので意味はあったのだが。あと、巡礼中どこから?と尋ねられたときは、御堂筋線に乗って、と答えてました。社宅が桃山台にあったことと、新幹線から行くことが多いので路線的にも時間的にも合いやすいので。なお、東京では、四国や香川からと答えるのが不自然なときは、下宿していた三鷹と答えてます。
 それはそうと、いわしやへの最寄り駅はバス利用を別にすれば田尾寺駅、実際徒歩で行くのにはどの道を通るのが正解なのでしょうか? 駅の地図で東と確かめ歩いていくと神戸市から西宮市に入った途端歩道がなくなり、自動車専用で人は通行できないとの 標識が現れた。私は南側の歩道を歩いたが、 ひょっとして北側の歩道ならちゃんとたどり着けるのだろうか?

2008年12月20日(土) 前回とは別の同僚の話。県外から来た知り合いをS級店に連れてったところ店員が下膳の汁を知り合いの服にこぼしたそうだ。その後の態度も悪くて散々な目にあったと。異様に混雑していたそうだから、百歩譲ってこぼしたのは仕方がないことだったとしよう、でも、謝るところはキチンと謝ろう、讃岐うどんファンを失わないためにも。

2008年12月12日(金) こわかった。昨日ある有名うどん店デビューした我が社の愛媛県出身者の言葉である。私はてっきり、硬いと理解して、若い女性にしては古風な表現をするなぁ、と思ったが違ったようだ。怖かった、のだ。昼時の完全セルフ店で、手順が分からずまごついてたら、店員さんに怒られたみたい。うどんはおいしくて、安かったのに、気分が一気に沈んでしまった、と彼女は残念がってた。
 ラッシュ時は店も人を捌くのに大変だろうが、客には常に優しく!をお願いしたい。

2008年11月30日(日) 早明浦ダムの貯水率が、夏以降こっそりと上昇を続け、給水制限が解除された。台風が上陸しなかったのにこうなったのは平年以上に秋の日照時間が少ないことの裏返しか?渇水時に、災害をもたらす台風を期待するのは間違っているとの投書があったが、早明浦に限らず、水資源のかなりの部分を台風に負っている現実を無視した感情論では何も生まない。
 早いもので11月ももう終わり。あと少しで正月だ!と会社で言ったら、昭和30年代生まれはそう言うけど、若者には、クリスマスという大きなイベントがまだあるんです!と言われてしまった。いいんです私は仏教徒ですから。
 11月末までに県内432玉、県外131玉食べました。JGCに入会しました、JALにログインするとこうなります。
JGCサファイア

2008年11月25日(火) 三連休、初日は文楽劇場へ。その前に関西うどん巡礼、朝からやっている山田へ。大将に聞かれるまま「関西の讃岐うどんは関西の人が讃岐うどんはかくあるべきと思いこんだ方向へ進化している」とつい講釈を、まぁ麺聖とは、ばれてないからいいか。文楽が跳ねたあとでは多分玉切れになるとの予想通り玉切れだったので1軒のみ。
 二日目は、六波羅蜜寺で特別に開帳されている観音様を拝んでから京博へ、特別展でサントリー美術館の手箱を観て平常展。客は相変わらず少ないが、そんじょそこらの企画展より豪勢に国宝21点をこれでもかと言うくらい展示中。昼前から夜にかけて京阪沿線のうどん屋を中心に6軒ほど攻めた。 三日目、国宝ウオッチャーの私、紅葉に合わせて国宝の本堂が特別に公開中の湖東三山ならぬ湖南三山(善水寺・長寿寺・常楽寺)に行った。湖東と同じくいずれも天台宗の寺だ。合併で誕生した湖南市が売り出しているが、少し寺がこぢんまりしている、もう少し紅葉の中に本堂があり、それに向かって歩くように修景できれば観光客は増える。
国宝:善水寺本堂 国宝:長寿寺本堂 国宝:常楽寺本堂と三重塔
 帰りの新幹線に乗る前に夜の営業開始直後の日和へ。冷たいぶっかけを注文したら、大将に「巡礼ですか?」と尋ねられた。ほとんどの客が温い麺を注文する季節でも巡礼者は冷たい麺を好んで食べるのだそうだ。あと14軒。

2008年11月20日(木) 「いか、たこ、えびのどれが好き?」ハタと困った、そして発した言葉は、どれも…あまり…。それらを食べているときの受け答えとしては我ながらまずいなぁと思ったが、気の利いた答えが浮かばなかった。だって寿司屋でも食べることは食べるがリクエストはしないから気持ち的には嫌いかも?でも、藤原屋のゲソ天、たこ焼き・虎杖のタコ天、エビチリは大好き!うーん、嫌いというのも変は変…。

2008年11月7日(金) 沖縄好きの私としては外せない夏川りみのコンサートが昨晩、丸亀市民会館であった。前回丸亀であったのは3年前の7月28日。涙そうそうを聴いて!カチャーシーを踊って!年齢層はちょっと高かった。デジャブ?のような今日この頃。

 先日、高松の商店街にできたセルフのうどん屋に行った。こんな街の真ん中のそれも1階に単価の安いセルフ店ができるのは土地の有効活用からすると無駄なような気もするが…。

2008年11月5日(水) 10月25、26日と30、31日の2回東京に行った。11月1日には、4時起きしてB-1グランプリin久留米に行った。
 B級ご当地グルメの祭典第3回のB-1グランプリ、9時45分に並んだ三会場の一つの両替町公園は長蛇の列。食券を買うまで1時間近く並んだ。他の二会場は比較的スムーズ。今年からの食券方式、食券さえ買ってしまえ後は自由時間。ただ、空いているブースに行きたいのに食券売場は行列という、営業側からも食べる側からも不満が出る事態も起こってた。出展ブースで小倉発祥焼きうどん、黒石つゆやきそば、おつけだんご、行田ゼリーフライ、久留米やきとり、すその水ギョーザ、八戸せんべい汁、富良野オムカレー、高砂にくてんを食べた。六角堂広場では南京千両本家の本物の屋台のラーメンや筑後うどん、やきとりを食べた。来年は秋のゴールデンウイークに横手大会。
 そんなこんなで、報告が遅れましたが、10月末までに県内393玉、県外116玉食べました。
 JALにログインするとこうなってました。
サファイア

2008年10月29日(水) 沖縄好きの私としては外せないBEGINのコンサートが昨晩、県民ホール(ネーミングライツとかいう愚策は認めていない)であった。前回高松であったのは4年前の12月15日、万博公園芝生広場のコンサート(2005/3/21)にも行ったけ。年齢層は赤ん坊からお歳を召した方まで幅広かった。終演が9時半を過ぎアンコールを観ずに帰った人も多かったのは公共交通の乏しい田舎では止むを得ないことか?傑作は島袋優のうどんカチャーシー!

2008年10月27日(月) 奈良の正倉院展は観ないかん、三十三ヶ所巡礼もせないかん、東京では中村座もある、PPも貯めないかん、仕事で土日しか休みが取れん…。その結果、阪神フリーきっぷで大阪へ、近鉄で奈良へ、正倉院展を観て、うどんやに行って、ビジネスきっぷで羽田に飛び、中村座を観て、翌日、歌舞伎座を観て、ビジネスきっぷで伊丹にそして帰る、という鬼のような行程になった。
 正倉院展、これがいつも閑散としているあの奈良国立博物館か?というくらい混んでるが、会期初日ということもあってまだ列は短かった。昔作られた物が進歩したはずの今では作ることができない。いい物、価値がある物が残るのではない、残さなければという意志の下残ったのである。
 うどんや2軒で食べ、あと22軒。つまりまだ3分の1しか行けてない。巡礼が進まない原因の一つに1軒の店での滞在時間が長いことが上げられる。注文に応じて茹でる店が多いこともあるが、讃岐と関西では客の食べる早さが違う。行列に並んでいたときイライラしながら測ったある客は提供されてから、店を出るまでに15分かかってた。私は注文してから店を出るまで8分だった、決して食べるのが早いほうではない平均的スピードなのに。
 ANAのPP、あと5,000ほどでプラチナ、やっとここまでたどり着いた。早割の東京なら10往復、沖縄2.5 往復。羽田関西(3空港)ビジネスなら2往復。高松からだと一番安いのは、高松−那覇−羽田−高松の早割プラス当日アップグレードか?できればの話だが!
 中村座、仮設の小屋ということもあって、バブリーな価格、一番安い席でも1万円を超える。その安い桜席は2階、舞台を真横から見下ろす位置にある。観たのはDプロ下手側、仮名手本忠臣蔵の五段目、六段目、七段目。新鮮な角度、舞台は近いし、歌舞伎を見慣れた人には一番いい席かもしれない。連判状も密書もよく見えた!でもあの内容で密書かな?季節の便りに読めたけど。

2008年10月20日(月) そう言えばまだ行っていなかったと土日に、まるいち松島店、こがね鬼無店、はなまる円座店へ行った。時間帯が少し悪かったこともあるのだろうが、天ぷらはどこもほとんどなかった、というより、どの店もかけに後載せのオプションで客単価を少々増やすより、色モンで手っ取り早く客単価を吊上げようとしている、ように見える。セルフ店での楽しみがまた一つ減った。

2008年10月15日(水) 大きな空港にはアメックスの勧誘カウンターがある。捕まってペンやメモ帳をもらっている人がよくいる。私も声をかけてもらいたくて前を何度も行き来するが、声はかからない。飛行機に乗るときは当然修行僧ルック!向こうもそこは商売だから、身なりがきちんとした人に声をかけている。それでも他に客がいなくて暇すぎてか声がかかったことがあった、私も暇だったのでSFCを持ってるよとしゃべると、俄然セールスに勢いが出てきたのには笑った。

 外見といえば、私がうどんを食べている姿はそれらしく見えるようで、先日関西讃岐うどん三十三ヶ所の店で店員から「巡礼ですかと?」と声をかけられた。「うどんが好きそうに食べてるから」、ええ、長年修行してますから!でも巡礼はあと24軒も残っている。

 昨日今年の初め頃にできたうどん屋に行った。今までに2度ほど行っている、そんなに美味しくもないがまずくもない、ちょっと高めが難点のセルフではない一般店だ。雨の影響か12時半頃なのに客がいない。天ぷらおろし650円(実際は大盛り100円プラスを食べた、天ぷら抜きのおろしだと500円だったかな)を食べた。天ぷらは揚げたてだったが、麺は死んでいた。客が来なかったから麺が死んだのだろうが、この価格で死んだ麺を食べさせられたら客は二度とは行かない。昼時に客がいなかったのには理由があった。

2008年10月10日(金) 年明けうどんに、麺聖が反対なことは先日書いた。他のファンはどう思っているのかと思っていたところ、昨日の四国『上村良介の舞台はまわる目はまわる』のお題が年明けうどんだった。彼は「これはあざとい。その上、ちょっとまぬけ…」と書いた後、こう理由を述べている、「『そろばん勘定』のキャンペーンが本来のうどんファンに水を差さなければいいがと思うからなのだ。いまのうどんブーム(もはやブームとは呼べないが)は遊び感覚あってのことなのだ。そこにあからさまなビジネスの匂いがすれば、ファンなんて気まぐれなものだ、ササッと潮が引くように逃げてしまうだろう」。
 
 台湾の企業が悪い!日本人のうどん屋さんが気の毒だ!という商標問題へのマスメディアの統一した報道に疑問を持っていた。事実関係を報じてくれないから疑問のままだったのだが、『麺の世界第14号』で少し分かった。それによると「讃岐」を商標登録した例の台湾の企業は加ト吉から技術を導入し、現在冷凍麺市場の90%を占めている、加ト吉には10年にわたりライセンス料を支払ってきた、らしい。ということは、報道されるような、あこぎな便乗組ではない。地名を商標にしたらいかんという原則と我々の「讃岐」に対する思い入れとを別にして(多分我々が一番引っかかっているのはここなんだろうが)冷静に考えると、讃岐の技術で作った冷凍うどんを台湾で10年以上作り宣伝をおこなってきた企業と後から進出した讃岐で修行したうどん屋さんのビジネス上の争いになる。台湾企業の主張の方により理があると麺聖は考える。まぁ結果を見れば、間抜けなのは加ト吉、商標登録し、それごとライセンス料を取り上げておけば、こんな問題は起こらなかったのだろう。 

2008年10月3日(金) 田尾さんが1日の団長日記に「オチが思いつかん時は話をせんことや。ほんだらオチのある話ばっかりできるようになる」と書いてあったが、その通りだと思う。知っている話にしか口を出さない、知らない話の時は、聞こえないか、用があるふりをして立ち去る、を実践していた私は、人から物知りと呼ばれるようになった。

 昨日は出張で岡山へ行った。昼に駅ビルのめりけんやでぶっかけうどんを食べた。セルフではなくフルサービスの店、内装も少し凝っている、味も悪くない。で、お代は580円(実際食べたのは大680円です)、夜の銀座じゃあるまいしどう考えても値段と価値が釣り合っていない。100円高い!

 スーパーでバナナが売り切れてた。ダイエットにいいと噂になってるそうだ。私は10年以上前からほとんど毎日、朝にバナナ、夜に納豆を食べてる。つまり噂は噂、たとえ事実だったとしてもサンプリングの誤りに過ぎないと思う。ところで「麺聖ってうどん以外も食べるの?」と思ったあなた、当然うどん以外が圧倒的に多い。うどんは1年におよそ500玉ほど食べる。2玉で1食として、年間250食だ。これを1年間の食事回数で割るとこんな式になる。250食/(3食/日×365日)≒0.228、ほら、5食に1食しか食べてません!

 「年明けうどん」が昨日正式に発表になった。守旧派と呼ばれようが、麺聖は反対である。何の伝統も下地もないものを売り出すことは、讃岐うどんとは相容れない。なぜなら商売でない商売という讃岐うどんの特徴を失うことになるから。それにしても商標登録申請までするとは!ビジネスの基本でしょうが、便乗する人っているの?

2008年9月30日(火) 県内のため池もダムも平年並みの貯水率なのに、なぜか早明浦ダムだけは水がない。データを改ざんして元々雨が降らないところにダムを造った?という噂が本当に思えてくる。
 四国新聞によると昨日の県議会委員会で台湾の「さぬき」商標登録をしているメーカーが、中国で商標申請していることについての質疑があったとある。「SANUKI」と「讃岐」を[「飲食店名」と「麺類の商品名」だけ申請してるそうな。つまり讃岐牛も讃岐夢豚も讃岐コーチンもまだまだ知られていないことの証明である。
 8月10日から開始した「日本100名城」スタンプ帳、ひと月1城、解脱に10年が目標です。この目標を聞いた家族は笑いましたが、大方の予想通り2箇月で8城クリアしました。 行った順に、伊賀上野城、大洲城、江戸城(以上8月)、足利氏館、首里城、小田原城、佐倉城、大阪城(以上9月)。この中では、一番たくさん行ってるのが首里城っていうのが、沖縄好きの私のひそかな自慢!
 9月末までに県内349玉、県外107玉食べました。

2008年9月29日(月) 日曜日、「西国三十三所」展を奈良博で観てきた。癒し人気か?最終日だったからか?奈良博には珍しくそこそこ混んでいた。巡礼つながりで、ほったらかしにしていた関西讃岐うどん西国三十三ヶ所巡礼もちょっとやった。この前の2回と合わせて8軒、あと25軒、1日3軒なら9日かかる。年末まで京阪神に行くのは文楽、歌舞伎がらみであと5日。5軒で5日、無理ではないが無謀な気がする、範囲が広いし、早朝からの店もほとんどないし…。
 関西讃岐うどんのここまでの感想。讃岐うどんに比べ、太く、硬い、ツルツルとは食べられない。量は多いが、値段は高い。注文を聞いてから茹で始めるので滞在時間は長くなる。はしごするにはなかなか手強い。

2008年9月24日(水) 何故か旅に出ようとすると台風が来る。もちろん自分は運がいい方とは思っていない。浜松町でチェックインした搭乗便がモノレールが羽田に着くまでに欠航になったことがあった、燃料給油のため途中の空港に降りたこともある。でも、ゴーアラウンドやダイバートの経験はないし嘉手納に降りたこともない、飛行機好きにとってどっちが運がいいか分からないが…。土曜のANA沖縄便、与那国から台湾まで寄り道してやってきた台風13号の通過で前日は欠航、振替えた人がいるのか満席、先日まで半分空席だったプレミアムクラスも当然空席なし。飛行機は定刻に高松に飛んで来た。幸せになれるという宝島を見(この前も見た気がするが、2回見ると効果がなくなる?)、与論島、羽地内海、海中道路と沖縄本島の東海岸を南下し旋回、無事着陸。飛んだことを喜ばねばならないが、PPが稼げなかったのは痛い。でも今回の目的は、JALの回数を稼ぐためだから、よしとしよう!MMY、ISGタッチ、もっとも宮古では寿し正に寄ったし、石垣ではやまもとに寄ったからタッチと呼べるかどうか?ともあれ帰りの羽田経由の高松便で50回搭乗、まだ3万FOPもいってないけど回数でサファイヤ確定!と思う。こうなってくると問題はANA、回数制度がなくなった今年はプラチナ維持をあきらめてJALの修行をしてきたのだが、マイルでもらった利用券を当日アップグレードに用い微妙なとこまで来てしまった、修行かな?

2008年9月12日(金) 昨日、近畿・四国の関連会社の集まりが、高松であった。昼食時には、みんなうどんやに向かっていた、うどん人気もまだまだ続くな!と手応えを感じた。福井(近畿に含めている)からやって来てた美人の若奥様(?)は1泊2日で5回うどんを食べたそうな。

2008年9月7日(日) 6日京都で行われた日本うどん学会の第6回全国大会に行った、統一テーマは「KYOTO発 UDON文化を語る」だ。会場の種智院大学は伏見区向島とあるから中書島のような町だと思ってたら、駅前から西に広がる水田地帯の中、平安京の朱雀に当る巨椋池の干拓地だ。種智院大学学長さんの話や広島の方の「うどんどんぶり」はなかなかよかった。昼の五島と讃岐うどんの対決、讃岐は硬く、まずかった。茹で方が悪い?五島の圧勝だと思ったけど、地元のうどんだけを食べに来た人を含めて180人を対象にしたアンケート結果は若干讃岐有利、みんな本当に味わったの?
 業者や研究者の側に立った研究討論がほとんどだった。商標問題にしても客には関係ない。私たちはうどんを食べているのであって、それがたまたま讃岐うどんと呼べれてるだけなのだから。いわゆるブームが客からの発信だったこと、業者や研究者の客を顧みない発信はブーム前の低迷期にさかんにうどん研究会で行われていたこと、学会でも話に出た讃岐うどんだけでなく他のうどんに呼び掛け10月1日に概要を発表するという年明けうどん、時代は繰り返しているだけかもしれない。全体に学生のサークル活動のような乗り、仲良しクラブもいいけど、古参の学会員の先生方のうどんに対する不勉強さが感じられた大会だった。「UDONは世界を翔けるか」と討論するより、もっと学会員がうどんを食べるアイデアを話し合うことが喫緊の課題だったりして。来年の学会は五島であるそうだ。

2008年8月31日(日) 『さぬきうどんや奮戦記:諏訪輝生著(旭屋出版)』を読んだ。夢2000の不正表示に関して「香川県はこの小麦を大きくPRし、そのネーミングは既に全国区になりかかっていた。むしろ『さぬきの夢2000』を使わなければ、讃岐うどんとは言えないような印象さえ与えかねない雰囲気まであった」なんて非常に公平な記述である。全体に著者の誠実な人柄がにじみてている。
 欠点は梅原JR四国・県観光協会会長が書いてある推薦のことば。「何といっても東京は江戸時代からの『そば文化』の地、うどんは見下された存在でした」よく言われることばだが、これは武蔵野うどんを始めとする関東の小麦に対する無理解、昔から知る人は知っていたはず。シルクロードという印象深い言葉と麺を結びつけた梅原さんなら、もう少し気の利いた表現が出来ただろうに。そしてそのシルクロード、県観光協会の事務局も明確に否定するシルクロードルーツ説をその会長が「麺のルーツと言われるシルクロード沿線の国々」と書いてあるのを読むと、彼のPRのセンスと今までの功績を認めるとしても、彼ほどの人でも裸の王様になったのだと感じた。もっとも彼が偉いのはその自覚があったのであろうJR四国の会長の椅子を惜しまれつつ譲っている。讃岐うどんの記録としていい読み物だ。ただ当然のことかもしれないが、著者がめりけんやに入った平成10年より前、次々と穴場店が発掘されて県外からうどん店巡りに人が訪れだしていた平成一桁代の考察と記録がないのが惜しい。

 そのいわゆるブームだが、日経30日付け四国経済面『こだま』に田尾さんが「うどんブームがなかったら、今ごろはなくなっている人気店も多かったと思う」、それもあろうが話題店が多い個人の新規参入なんてなかったはずだ。「支店を出す人気店は皆無」というのは、出したいと思っても現実的にはそのスタイルから無理だっただけかもしれない。「讃岐うどんが冷凍麺めんに取って代わらずに済んだ」はどうかな?香川県人の昼食におけるうどんのあり方とコスト面からブームに関わらずなかったと思うけど。反対にブームによるお土産うどん・冷凍うどんの生産設備増強の余勢をかっての大規模業者のセルフ店への進出もおこらずその余波での零細製麺所・一般店の廃業は緩やかだったと思う。
 8月末までに県内308玉、県外84玉食べました。

2008年8月28日(木) 大分の教員不正採用事件をきっかけにあちこちで縁故採用批判の声が上がっている。多分正しい意見なのだろう。でも、歴史上一番の理想的な国家だったと言われるローマはその利点を評価して縁故採用だった、とどこかで読んだことがある。縁故採用枠何%とかの制度化も難しいから公務員の採用は公平性を追求することが正しいとしても、いろんな分野で最近の論調、寛容を忘れた潔癖さ、それも本質から離れた、主張が多いように思う。結果、誰も幸せにできないような。「白河の清きに魚も住みかねて もとの濁りの田沼恋しき」と歴史は語る。
 
 8月に入って、仕事で下旬に東京に行くことになった。昼間は仕事、朝・夜は自由時間。築地は休市日、何かいいことないかなぁと、16日の夕方松竹のWebサイトを確認。納涼歌舞伎の第3部『野田版愛陀姫』、あの辛口の渡辺保さんも激賞、ネットでも、第3部だけは常に完売だった。ためしにたたくと、取れる、押さえた座席を見て、またびっくり1階1列20番、こんなチケットが戻るのだ、勢い購入してしまった。もう一つの演目『紅葉狩』は時間の都合で観られないかも知れないというのに、まさしくネットの悲劇。
 紅葉狩りは途中からだと入りにくい演目、2分遅刻なら許されるだろう。あとは一旦引っ込む15分過ぎかなどあれこれ思案していたが、走った甲斐あって、最初から観られた。最前列では衣装とか化粧とか3階からではよく見えないところに目が行く。触れないわけにはいけない愛陀姫、真山青果や岡本綺堂の新歌舞伎に比べるとセリフが洋モノ(洋物だから当然だけど)、熱演も今ひとつ訴えがしっくりこない。 まあ8月納涼歌舞伎一番の殊勲は『つばくろは帰る』(つばくろ自体は若干脚本が未熟だけど)の三津五郎さんところの小吉君ということで!小泉元首相が観劇に来ており、サインや握手に応じていた。
 100名城、江戸城のスタンプを押して、今月3つ目。このペースだと3年で解脱できる?

2008年8月24日(日) 血液型占い?浜村淳のラジオで聞いたときは冗談だと思ったが、ネットにも書いてある。オリンピック星野ジャパン惨敗の理由はいろいろあろうが、血液型占いで指導するような田淵コーチを選んだのもその一つだと思う。血液型占いは日本では人気があるが外国では人気がない。信じる人は救われるたぐいの話を、オリンピックで使おうとしたのなら悲しすぎる。何故なら帝国陸軍発祥のこの占いが外国人相手に通用しないことは先の大戦で検証済みである!

 私の車は昭和の御代に作られた20年もので15万キロほど走っている。もっぱら県内のうどん屋回りに使っているが、年1回だけ文楽公演のある内子座まで高速を走らせている。今年、何の条件も付けないで手にしたチケットは「い−10」床下、それも真下、距離も近い。嶋大夫さん、ぬぐってもぬぐっても顔から汗が噴き出していた。大夫と三味線を堪能した。でも、一番びっくりしたのは、全く別のルートでチケットを買った観劇仲間が真後ろの席にいたことである。
 午前の部を見終わって内子のちょっと気になるうどんやに行くと売り切れ、大洲まで足を伸ばす。途中にあった大きめのうどんやで食べる。冷たいうどんだったからかもしれないが、ちょっと堅め、それにしても他県のうどんってどうして堅いのだろうか?大洲城へ登る。先日伊賀上野城で衝動的に買ったスタンプ帳「100名城」のスタンプを押すためである。今まで100名城のうち70ほど見てきたが、スタンプはやっと2つ、解脱はいつのことやら。途中で雨が強くなり、町をほとんど歩けなかったし、肱川越しに見る大洲城ももやっていた。風情としては三の丸南隅櫓が好きだ。でも、今ひとつ物足りなく感じたのは、内堀、外堀がほとんど埋められてしまってることによる。復元されたりっぱな天守閣を持つ城より、苔むした石垣や堀がさりげにある方が兵どもの夢の跡を強く感じる。私だけかもしれないが、この思いが、高松城の天守閣復元に反対する理由の一つである。

 先週新聞に載ったうどんネタ三題。19日各紙で報じられた、薬局前の佐藤製薬のキャラクター「サトちゃん」の遊具を盗んだ容疑者の職業が、うどん店店長と店員。これって飲食店店長と店員の表記では駄目だったのか?
 19日四国の『ZOOM UP』は真部さぬきうどん振興協議会会長のインタビュー。構成団体はさぬきうどん協同組合、県製粉製麺協同組合、小豆島手延素麺協同組合、県物産協会、さぬきうどん研究会の五団体だそうだ。三つの目的のうち、小麦や油の高騰や商標問題への対応はまあ理解できる。うどんをテーマにした資料館の設立も自力で行うならよしとしよう。でも年明けうどん、もともとの風習でないオリジナルだったようだが、何故取り組むのかの説明がなかった。
 20日日経の四国経済面「四国の底ぢから」は「讃岐うどんに続け」そう簡単に続けと言われてもねぇ。

2008年8月19日(火) オリンピックや甲子園で熱戦が繰り広げられてるらしいが、テレビが壊れたまま見られない私にはあんまり関係ない。ただ、ちょっと嫌みを言わせてもらうと、トーナメント競技で、決勝戦の敗者を準優勝とか銀メダルとか称えるのは変だ。トーナメントは1位を決めるものであって、2位以下は決めないのだから。

 ネット通販の注文には関門を設けよ!と誰かが書いてたがそのとおりだ。盆シーズンで格安チケットの設定がない直行便を避け沖縄経由で羽田に飛ぶことにしてた。旅立4日前、石垣や宮古はシーズン真っ最中で高く、只でもらったICクーポンでは離島には手が届かないと、ネットをいじっていると、キャンセル待ち受付中の久米島があった。滞在時間4時間弱、はての浜までは無理だが、とりあえず行ったことのないそばやには行ける、2レグも稼げるから、取れればそれも運命と申し込んだ。昼に申し込んで夕方にはもうチケットが落ちてきた。
 当日朝、Webを見るとプレミアムシートに残席が2席ある。プレミアムポイント稼ぎのため8時20分に家を出て、まだ客も車も少ない宮武でひやあつ特を食べ、9時半に空港着。マイルでもらった紙クーポンでTAK-OKA当日アップグレード成功。機内食には「かまど」がいつも付くが私は「灸まん」か「観音寺」が好き、たまに採用して欲しいものだ。
 RACに乗り継ぎUEOへ、機内誌『Coralway』はたまたま久米島特集、宇江城にも行くことにする。15時過ぎ到着。タクシーで「やん小」へ行き、そばを食べる、手打かな?そばやで見た地図で途中に具志川城があったので向かうことにする。運転手さんが、ミーフガーには寄らないのか?と聞くが寄らないと答えた。着いて思った、来たことがある、城とミーフガーの裂け目と東支那海、以前見たことがある(2002年12月訪問、石垣は築き直されている)。宇江城に行く、島で一番高い場所、いい眺めだ。こんなとこにもレンタカーやタクシーがやってくる。晴れてるが雲もあり風も吹くどちらかと言えば涼しい。
 空港に戻る途中、一つ早い便の飛行機が飛び立った。2時間近くどこで潰そうかとボード見るとなぜか1時間早い便がある、臨時便ただしキャンセル待ち。珍しく変更可能なチケットだったので、だめもとでお願いする。端末をたたいたお姉さん、すぐに席が取れたと座席番号のシールを貼る昔ながらの紙のチケットを渡してくれた。先日のキャンセル待ちも今回もどうもRUBY(クリスタル)の威力!らしい。何の足しにもならないと言われるステイタスも鳥なき里ではコウモリになれる。滞在3時間弱なのに、何となく旅をした気分になった、空港のスタンドで久米島?そばを食べ那覇に帰る。
やん小 具志川城 宇江城

 ネット通販の悲劇はこのあとも続く。

2008年8月7日(木) さぬきうどん協同組合、県製粉製麺協同組合、小豆島手延素麺協同組合などの麺団体が「さぬきうどん振興協議会」という組織を作ったそうだ。事業の一つに「年越しそば」に対抗して「年明けうどん」を提唱し普及に取り組むとあった。
 香川県にも、「年越しうどん」という習慣はある。年末にせいろごと買ってきた玉を年の始めに食べてる人も知っている。でも、残念ながら、年明けにうどんを食べるという風習を麺聖は知らない。それは自宅で麺を打つの?玉買いなの?香川県のどのあたりに伝わってるのだろうか?
 うどんを商売にしている人たちの団体に客の私が言うのも変だが、多くの製麺所は大晦日まで働き、正月は休む、小さなうどんやさんに年明けも働けというのは酷に思えるし、年明けうどんが伝わらなかったのは必然だったと思うが。
 そもそも、何のために年明けうどんを全国に広める必要があるのか分からないし、そしてそれが、どこで真部会長のいう「さぬきうどん文化を広める」ことにつながるのかもさっぱり分からない。作る側の勝手な発信など、さぬきうどん文化には無用だ。
 どっちにしろ団体を作ったといって、のこのこ香川県知事に報告しに行くような客を見ていない組織には、期待は出来ない。麺聖ならそんな報告をしないし、したいとも思わない。

2008年8月4日(月) 土曜日早朝から、しおかぜに乗り、岡山でのぞみに乗り換える。自由席は満席、B席に荷物が置いてあったので、「開いてますか?」、若い娘さん:「乗ってくるんです」、席取りか!ルール違反だが冷静に「どこから?」、娘さん:「名古屋から」、当然座りました。ここまで常識がないと怒ることも出来ません。伊丹からコウノトリ空港へ飛び、バスを乗り継ぎ、出石へ、永楽館こけら落し歌舞伎。出石は2回目、こんなところに小屋あったっけ?八千代座と金丸座を足して割ったような内装、ちょっと小ぶり、舞台が近い。上手に黒御簾、文楽のよう上手から下手に幕を開く。 大入り満員、秀太郎さんの口上は長かったが面白かった。幕間にぶらっと町歩きも可能。それにしても暑い。歌舞伎の客がなかった無人ではと心配なくらい客が少ない。豊岡(合併で出石は豊岡に)は暑いので客が少ないのかとそばやのおばさんに尋ねると ガソリン高の影響と思う、夏こんなに少なかったことはないと。
永楽館 出石皿そば:よしむら 経王寺

  大阪へ飛んで帰る、夜は長いので、別府君がサイトで紹介していた「関西讃岐うどん 西国三十三ヶ所巡礼」を試みる。 1番の讃州へ行くと玉切れ終了、2番のたけうちは行列。仕方なく地下鉄で千日前の白庵まで行くとまた玉切れ終了。夜遅くまでやっているうどんやは?春菜でスタートを切る。 巡礼に麺切れという強敵があることを初めて知る。新大阪泊。
春菜

 翌日曜、国宝ウォッチャーとしては外せない出雲大社本殿一般公開、事前予約を知ったときには、締め切られてて、電話で聞くと、当日券もあります、でもなくなると終わりです、という温かい言葉。 伊丹発のボンバルディアQ400に乗って出雲へ。どこが静かなんやっていううるささのうち、 最終着陸態勢のアナウンスがあって 内海のほとりに滑走路発見、でも、どんどん遠ざかっていくから米子空港か。 中海・大根島、松江城、宍道湖・嫁ヶ島とミニチュア模型のような美しさ、 静かに若干早く湖畔に着陸。大阪便には出雲大社までの直行バスがない。 整理券を手に入れるため早く着きたいのでタクシーを。 1台あったタクシーが出ると、どこにもタクシーがない、と田尾さんに似たお兄さんがタクシーないですね、どこまで? と声をかけてきた、大社!彼は予約券持っているそうで、割り勘で。 途中、今高速では今、軽とベンツしか走ってないとの話をしたりしてるうち、左手に出雲ドーム、ぜんざい発祥の地って書いてある(ぜんざいの語源は出雲の神在餅から、他に自在餅説、一休さんの善哉此汁説などがある)と言ってると、到着9時10分ごろ。
 参道を小走りに、配布場所で手にした整理券の時間は「午後1時30分」4時間以上もある (最終は12時52分に午後5時30分の配布終了)。ぶらぶら境内や街中を歩き北島国造館では『北島國造家沿革要録』を手に入れる。 出雲国造家が千家家と北島家に分かれたのは建武の頃、 五摂家の成立、両統迭立と鎌倉から南北朝にかけて、この時代に必然があったのだろうか?少し早いが荒木屋へ、他のそばやは開いているのにここは11時開店、開店までに10人以上の列。 阿国の墓も見、県立博物館へ、荒神谷遺跡出土の国宝の358本(一部模造)の銅剣、 さすがにこれだけ並ぶと壮観。加茂岩倉遺跡出土銅鐸も国宝。
 拝観は少し押しぎみテントで待機、1番に階段を登り、回廊を1周し、天井の八雲を観て、再び階段を降りる。ご神体(今は当然遷られていない)が西向きということを確認、時計を見ると2時少し前。 1回500人として9時から17時30分までで9,000人以上になる。 土産物屋のおばさんが言っていたが祭のときのような混雑も当然か。 朝7時半に並んだ初老のご夫妻、寝台列車でやってきた「スゴー」という今風の言葉を使うが 礼儀正しいお嬢さん、歯も脚も丈夫だが頭だけが弱いと冗談が言える92歳のおばあちゃん、 いろいろな人が集まっていた。
出雲大社 出雲そば:荒木屋 島根県立古代出雲歴史博物館

 バスがちょっと遅れて、新しいやくもに乗り遅れ、古いのに乗って、坂出に着くと太鼓台競演、多度津に着くと花火、そんなシーズンなんだ。

2008年8月1日(金)  7月下旬からのあまりの暑さに更新が滞ってもう8月です。夏休み中にも関わらず、電車が混んでます。ガソリン高で、マイカー通勤をあきらめた人が多いから?オフィス街の昼のうどんやの行列は減ってるようには思えません。値上げしたといっても、相対的に安いからでしょうか!

 先月NHKの『プロフェッショナル仕事の流儀』は羽生挑戦者と森内名人の将棋名人戦を扱ってました。朝日の『サブch.』も触れてた羽生さんの終盤の手の震えを興味深く見ました。私は学生時代将棋をやっていたのですが、際どい終盤に手が震えたことがあります。押さえようとしても止まりませんでした。精神の鍛錬が出来てなかったのかと思ってましたが、羽生さんが震えるのだからそうじゃなかったようです。いい番組でした。ただ残念なのは「その年一番強い棋士を決める名人戦」のような表現がありましたが、間違いです、それは竜王選です。名人戦は過去の積み重ねが必要ですから、その年全勝でもなれないこともあり、それが重みになってます。二人の対決は新聞では、朝日と毎日に微妙に指了図がずれてダブル掲載されてました。見たはずの手順なのに、そう感じさせなかったほどすごく、永遠に二人の名人戦が続けば、両紙を月極したと思います。

 7月末までに県内261玉、県外72玉食べました。カウンターは今1,297,303です。
 修行のかいあって、JALのマイページがこんなんから
ただのマイレージバンク会員
 こう変化しました。ANA生涯マイルは61,190マイルです。
クリスタル

2008年7月22日(火) 三連休は 大阪(滋賀)へ観劇に、劇場は空調が効いて快適だったけど、一歩外に出ると呼吸が苦しいくらいの暑さ。 道を渡るのにも可能な限り地下街を歩く。 大阪で朝からやっているうどん屋を知らないもんで、 同じ粉モンで腹ごしらえ、たこやきくん・ワカナ・大たこをはしご。 たこやきくんが好き!
たこやきくん ワカナ 大たこ
 土曜日、松竹座、やはり仁左衛門さんです。 日曜日、比叡山に登る。下界の猛暑と違って涼しい。薪歌舞伎、1200年の不滅の法灯 (信長の焼き討ちで消え、分灯から持ってきている)から点けられた篝火に照らされての舞台は最高でした。 でも、一番驚いたのは、京都からバスでかなり登ったドライブウェイの入り口付近に、 バスが循環するほどの小学校もある大きな団地が出現したこと。別荘でもないようだし?海の日、文楽劇場通し、第1部の親子劇場は子供連れで満席、西遊記も子供向けに数々の演出、エンディングもなかなか、これで将来のファンが獲得できれば。2部3部と徐々に観客が減っていき、3部なんか住大夫さんが出ててあの入りじゃ、文楽のスポンサーが大阪府だったら、間違いなく橋下さんに助成を打切られるくらい空席が目立つ。文楽の将来不安がいっぱい。
松竹座 比叡山薪歌舞伎 文楽劇場
 麺聖なのでうどんも食べました。観劇の休憩時間は今井。観劇が終わって夜にやっている山本のかすうどん。京阪電車を途中下車してきぬ川。きぬ川はよかったけど少し麺が弱かった。ふと見ると誇らしげに長野産小麦使用と。 ひょっとしてそれが弱さの原因かも?
今井 山本 きぬ川

2008年7月9日(水) あるうどん屋に行ったらお盆がなくなってた。小麦粉が値上がりしたので、経費削減のためなくしたとのこと。どうしてお盆?って質問があり、理由は洗うのに人件費がかかるから(時給換算で1枚1分かかり10円ちょっと)。なるほどとは思ったが、お盆の汚れはどこへ消えたの?  

2008年7月7日(月) 今日は七夕、四国は梅雨明けしたとは言え、新暦ではちと味気ない。
 サミットの厳戒態勢のなか東京に行った。サミットの日程など関心ないので元々は千歳に飛ぼうと予約を入れてたが、決済する時あまりにチケット代が高いので止めた経緯があった。エアフォースワン見損なったのは残念。で、いつものように東博、たいした特別展もないのに何故か開館前から列が?みんな本館に足が向いている。聞くと真如苑が14億円(1437万ドル)で落札した大日如来坐像が展示されているとのこと。国宝ウォッチャーとしては目的外だが、観てきました。いいお顔でした、運慶作かどうかは別として、ふくよかで。同じ部屋に展示されてある湛慶作の三十三間堂の観音様のお顔とどこか似ているような。私も14億円あったら買ってたかもしれない。

 昨日の日経一面『ルールの誤算』に台湾での「さぬき」の商標事件が写真入りで扱われていた。香川県で生まれ育って今も暮らしている麺聖、当然讃岐ということばには愛着がある。地名が勝手に商標登録出来る制度はおかしいと思う。でも、登録不可能で誰でも名乗っていい、今の日本の制度もおかしい。かといって、どこかの組合が管理する地域団体商標にするのはもっとおかしいと感じている。取りあえず疑問点を書いておくので、ご意見があればどうぞ!
 ただ、私はこの事件の事実関係を、香川県で修行した人が2006年に台湾で開いたうどん店の看板に「さぬきうどん」と表示したら、台湾で「讃岐 さぬき」を1999年に商標登録をしている台湾の冷凍うどん会社から抗議を受け2007年看板からさぬきを除いた、以上のことは知らない。「原産地を公衆に誤認させるような地名の登録は認めない」という国際協定とかは置いておく。
 さぬきうどんは香川県内で作られたうどんという狭い解釈を別にすると、一般にさぬきうどんと名乗ることを我々が許せるのは、味が一定以上であることは当然として、
  1. 香川県内の企業(人)が作っているうどん
  2. 香川県内の企業(人)から技術を受け継いだ企業(人)が作っているうどん
ではないだろうか?未確認だが今回の台湾の企業は加ト吉と技術提携していると聞いた。だとしたら、2になる。抗議を受けた個人も2、どちらも名乗って許せる例に当る。よって両者の争いに関しては、明らかに先使用かつ先願である台湾企業の主張が正当性を持つ。「日本人が外国の企業から」と目くじらを立てる根拠はどこにあるのか?少なくとも加ト吉が利益を得ていたのなら。

 昨日の朝日、認知症の記事、「今日は何曜日?」、「お年は?」、「五角形を描いて」の三つが出来ないと、典型的な認知症の症状との記事があった。人事課長が、導入した馬鹿な朝礼のため、可能な限り月曜日を休むことにしている私、曜日が時々分からなくなることがある。年は、早生まれで昔からよく分からなかったし、五角形は描ける、と張り切って正五角形を描こうとしたら、六角形になった。すみません、将来私の認知症テストは別のお題でお願いします。

2008年7月3日(木) 半夏生とうどんの日その3、間違い探しです。
 「夏至から11日目にあたる半夏生の2日、風習に従い、高松市内にはうどんを振る舞う店もあり、同市内町の三越高松店前では、この日を『さぬきうどんの日』としている、さぬきうどん協同組合の高松支部がぶっかけうどん1千食を無料で味わってもらった(朝日3日付香川版)」
 何見て書いたの?理解せず書くとこうなるという見本、これぞ悪文!入試問題によく出ると自慢していた朝日新聞がこれでは…購読料返して!

2008年7月2日(水) と言うことで、今日は半夏生ではないけど、うどんの日!
 「橋下屋!」、昨日は松竹座七月大歌舞伎恒例の「船乗り込み」、文化施設廃止・縮小を打出している橋下知事が山城屋、松嶋屋らとともに乗船した。 タイミングを計ったように当日の朝日芸能欄には仁左衛門さんのインタビュー。「『文化を守るのは庶民、は正論。でも担いきれない時は官が支える必要もある』と語る。『質的に値しないなら仕方ないが、採算が合わないから切り捨てる、はどうか。政治家の多くに文化を楽しむ余裕がないこと、それが悲劇じゃないのかな』」と。文化を楽しむ余裕がない?橋下知事は「歌舞伎は大阪に不可欠の文化です(2日付け毎日)」と語ったそうだが、毎日新聞の見出がぴったり、まさに「呉越同舟?」。

2008年7月1日(火) 7月1日半夏生(もともと夏至から数えて11日目だが現在の定義では天球上の黄経100度の点を太陽が通過する日)うどんを食べる日なのに何でうどんの日じゃないんだ!かくて、うどんの日も半夏生とともに変動するのか?という数年来の疑問は(明日7月2日がうどんの日つまりうどんの日は固定ということで)解消した。半夏生には関西で蛸、福井県で焼き鯖を食べる習慣があるそうだ。
 ちょっと前だったか地方自治法施行60周年記念貨幣の打ち初め式があった。第1号は北海道、デザインは洞爺湖これはサミットから、2016年度までに全47都道府県ごとにちなんだ図柄で発行されるそうである。今年後半の第2号、第3号は京都、島根。京都は源氏物語、島根は石見銀山ここまで何となく理由付けしている。来年前半の新潟、長野と続くそうだ。私はうがった見方をした。今、道府県は借金に苦しんでおり、破綻も懸念されている。破綻しそうなところを紛れ込まし、優先発行してるのではないか?何があろうと 2016年度(平成28年度)までは、道州制は導入せず都道府県を存続させるということか?
 6月末までに県内225玉、県外60玉食べました。ANA生涯マイルは57,514マイルです。

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