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個展報告:03年5月

■願い事 2004-7-7(水)

七夕ですね。ここのところなぜか更新意欲が湧かず、モヤモヤとしたまま徐々にネットに繋ぐ時間も少なくなっていました。迷っている状態を書き記すより、今まで通り絵と文章がきっちり出来上がったら何事もなかったように更新を再開するほうがいいかと思っていたのですが、さっきふと思いついて、自分がサイトを始めるきっかけとなったサイトを見に行きました。

そこはある写真家のサイトで、作品とともに日常の出来事や作品に対する姿勢など、作家の思考が素直に綴られています。久しぶりに見ていると自分もこういうサイトを運営してみたかったんだという想いが甦ってきました。

誰からも強制されたものではないけれど、自分が望んで始めた事は続けていけるものだと思います。わたしにとって絵もサイトもそういうものなのだと思います。休んだり歩いたり、でも確実に前に進むものであればいいなあと感じています。七夕かざりには「ゆっくりでも前進できますように」と書いておこう。

■AAA展レポート 2004-7-16(金)

完成しました。

コチラから

■味わい 2004-7-26(月)

先日、仕事場に植木職人さんが入りました。立ち枯れてしまった大木の伐採の為です。その職人さん方、かなり年輩のおじいさん三人組。危険も伴う作業らしいのですが、表情は余裕そのもので登場しました


伐採する木を見上げつつ煙草をふかしながら「こっから切って、こーいけば大丈夫だろ」とちょいちょいとお互い手順を確認すると、長年使いこまれた木の梯子を大木にかけスルスルと上がっていきます。その後はロープやチェーンソー、のこぎりなどを巧みに使いつつ、着々と作業が行われていきました。

邪魔にならない場所から仕事ぶりをコッソリ覗いていたのですが、プロの手仕事というのはどんな分野でも見ていて惚れ惚れするものです。その際、作業報告を作成するための写真をデジカメで何枚か撮影させてもらいつつ、青空を背景に大木と梯子に登った職人さんの図はなかなか絵になるものだと思ったりしていました。

無事に伐採も終わり、お疲れさまでしたと声をかけながらその写真を液晶画面で再生してみせると、「あー今はこれでスグ見られるんだろ。知っとる知っとる」と皆さん興味津々。

「おー良く撮れとるぞ」「こっちの枝切ってるとこのが良かったんでないか」と自分達の仕事姿を見て純粋に喜ばれている言葉は仕事に対する自信を感じられ、なんだかこちらまで良い気分にさせてもらえました。

帰り際、一番年輩の職人さんから「これ、うちの畑で採れたから」と袋に入った胡瓜を頂きました。細くイビツな形だけれど、芯のあるような重さとざらりとした手触り、そしてとても深い緑色をしています。その晩、食卓にのぼった胡瓜は、香りも歯ごたえも強くて味わい深く、なんだか職人さんたちを思い出させるものでした。ごちそうさまでした。

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