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個展報告:03年5月

■屑デス2レポ 2005-5-4(水)

先日行われた「屑DEATH2」に行ってきました。ネット友人たちの活躍を見るのは楽しいものです。

レポはコチラ

■継続通信 2005-5-17(火)

美大の同期から個展のDMが届いた。大学卒業後も定期的に作品発表を続けているうちの一人。同期からのこうした案内状は年々減っている気がするので、制作を続けている仲間を知るのは嬉しく思う。

DMの隅に作家のURLが記してあったので覗いてみると、学生時代からの作品も載ったサイトが表れた。懐かしい。当時の批評会の様子や大学のアトリエでの制作風景を思い出した。その頃はまだ携帯電話もなく、パソコンを持っている人もまわりにあまりいなかった。手仕事に喜びを見いだす絵描き連中が、パソコンでの画像作りやメールに手を出すようになったのは、それから随分たってからだったと思う。今でもメールすら苦手だと言って、パソコンに近づかない人もいる。

DMをくれた人は、その中では割と早くから新しいものを作品に取り入れている人だった。出力された印刷物と手描きの要素を融合させたり、自分の作品に必要な技術は積極的に取り入れている印象があった。今までサイトがなかったのが不思議なくらいな気もした。

サイトには制作に向かっている自分の気持ちを綴った日記があった。一見クールな作品からは見えてこない、作家の地味な逡巡の言葉が並んでいる。そうなのだ。モノを創ることは地味で迷うことばかりだ。

美術大学には才能やセンスのある人は何人もいたが、その後もずっと制作を続けているという話は聞かない。最近になって思うのは、才能やセンス云々よりも「続けていくこと」のほうが数段自分を鍛え、また身に付いていくものも多いのではないかということ。

制作を続けている彼らに会ったときに、自分は今こんなものを描いている、といつでも言えるようでありたい。

■制作中 2005-5-26(木)

本日のカキトメ#78はただいま制作中の絵数枚。7月29日からのAAAに出品するつもりで進めています。

昨年の第一回のAAAでは、最初の目的が「サイトで更新していた絵を並べる機会を作りたい」というものだったので、カキトメとして描いていた鉛筆での作品を中心に出品したのですが、せっかく色々な方々に観て頂ける機会なので今年はがっつりと日本画画材で制作したものも出したいと思ってます。

今のところ小品をいくつか並行で描いていて、出来る限り沢山の作品を用意しようと心に決め、がつがつでろでろぐちゃぐちゃと絵に向かっております。これ以外にも昨年同様カキトメからも何点か出品します。昨年行った作品購入にあたっての事前入札その他については追って詳細をお知らせする予定です。(今年も入札をやってほしいという方いらっしゃるでしょうか?良かったらご意見伺いたいです!)

絵を描いていて毎度毎度襲ってくるものの一つに、「絵の動きがとまる」という感覚があります。描いている画面の表情がべったりとして、空気が淀んでしまったような状態というのでしょうか。観ている側がこれっぽちも絵の中に入り込めないような雰囲気を醸し出してくる時があるのです。

そういう状況の絵を観ていると、自分の仕事ながら本当に腹立たしく、なにがなんでもこれを打破しなければと躍起になり、更にドツボにはまり込んでぐわーー!と心の中で叫びつつドンドン画面に荒療治を施していき、どうにか風を通すということを繰り返しています。

もうちょっとサラサラーっと気持ちよく描けるとか、そういう風にならないものかねとも思うのだけど、こればっかりは自分ではどうこう出来るものではない気もするし、こうやってジタバタしていくしか絵は仕上がっていかないのだろうなあと思いつつ今日も一日ジタバタしておりましたとさ。

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