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個展報告:03年5月

■色々ぼちぼち 2005-8-10(水)

今年のAAAも無事に終わって一息ついております。作品発送等の作業はまだ続いていますので完全に終わった訳ではないのですけども、会期中多くの方にご来場頂き、だいぶ気持ちは楽になりました。暑い中ご来場頂いた皆様どうもありがとうございました。

日本画作品のちゃんとした写真は準備中ですが、会場で撮ったデジカメ写真が上の一枚(思いっ切りわたしが映りこんでますけども)。黄色いカラーの花を描いた作品。タイトルは『光点』。

あと、今回の「AAAvol.2」のために作ったマッチがなかなか好評でしたので改めてご紹介。


最終的にわたしは8種類用意してみました。細長い箱のほうは全部で5種類。今年の4月の壁紙でも使用したカキトメ#74の花柄、ししゃも(カキトメ#47)柄が茶緑と橙、カキトメ#12の柄が利休鼠と臙脂(えんじ)と色違いを作ってみました。(あえて日本画絵の具の色名で書いてみた)。並べて置いておくとお菓子のようで以外ときれいでしたよ。

平たい箱のほうは表と裏を見せてる状態です。カキトメ#80のネコ柄、カキトメ#60の全体と裏はその人物のみを配置したもの、あとは日本画作品の「春水」の3種類。

人気度で言うとネコ柄がまず完売し、あとよく出たのは細長い箱の中央、カキトメ#74の花柄のもの。あとのものはまだ少し在庫があるので、ここで販売するのもありかな?と考えているところです。

あとはここのトップページもなんだか色んなものが増えてきましたので、ちょっと整理をしたいなあと思っております。

サイトを見てご来場頂いた方も何人もいらしたので、改めてサイトもきちんとしないとなあと思った次第です。色々ぼちぼちやっていきますので今後ともよろしくお願い致します。

■明日から 2005-9-3(土)

ちょっと北海道に行こうかなと。三泊四日で帯広、旭川、札幌とレンタカーでまわる予定です。

今のところ立ち寄る予定の場所は帯広近くでは「神田日勝記念館」(たまたま見たガイドに載ってた作品写真がとても良かったから)、旭川は「旭山動物園」(たまたま本屋で立ち読みした旭山動物園本が面白かったから)、で札幌はというと自分の出生地でありながら二年ほどしかいなくてまるで記憶がないので、生まれた場所と住んでた所を見て来ようかなと思ってます。旅行に出るなんてこれくらいの理由で充分充分。

上の本日のカキトメ#83はAAA展に出品した『断片の部屋』という作品。気に入って下さった方も多かった作品なので、描き上げるまで色々たいへんだったけど完成して良かったなあと今は思います。

そして現在この絵はどこにあるかといいますと、仕事先の会長がご購入下さいまして会社の会長室に置いてあるというなんともハズカシ嬉しい事になっているのでした。

■誕生日 2005-9-17(土)

今日でまたひとつ年を重ね、三十二となりました。このサイトも三十になる前に始めたことを思うと、ありきたりの言葉ですがはやいものだなと思います。

特に用事もなかった今日は、まあ好きなことでもしようかと簡単なラフスケッチを描いたあと、一番好きな時間帯(今だと夕方の四時半から五時半くらい)に車を出し、首都高湾岸線の景色を見ながら運転してきました。この時間の景色の色合いは全てが淡く、不思議な哀しさとあたたかさがあるように感じます。目に映るものの全てがその色調で染まり、そのなかを流れていくのはとても心地良いです。

妹(子持ち)の家で姪甥と転げてキーマカレーとケーキをご馳走になったあと、また夜の湾岸線へ。明かりの灯った大きな観覧車や重なりあう高架、飛び立つ飛行機やオレンジ色の工場地帯の電灯が流れていくなか、ラジオの音と景色だけが体内に入り込んでくる感覚を味わっていると、なんとも言えない満たされた気分になります。

二十歳になったときに漠然と思っていたことは「三十歳になるまで絵を描いていたら、そのまま続けていこう」というものでした。三十路も三年目、今のわたしは制作ペースはけしてはやくはないけれどまだ絵を描いています。

ここでもう明日から絵を描かないと決めたとしても誰も困ることではないのですが、今までに描きあげた作品を気に入って下さった方がいたという経験は、続けていく気持ちを新たに生み出してくれます。

なにも大きな事は出来ないけれど、もう少しこのままやり続けていこう。

あと、今まで出会った人たちに感謝の気持ちを。

■カキ 2005-10-22(土)

この季節になると「カキ」という単語の検索でこのサイトに来られる方も増えてきます。そう、おそらく「牡蠣」について知りたい方ですね。すみません、牡蠣について何も書いてないのですけどそういう方が来られた形跡を見つけると「おおそうか。今年も牡蠣の季節になったか。牡蠣は美味しいよねえ…(貝好き)」と秋の味覚の到来を知るのでした。

* * * * *

この間、美大の先輩の個展を観に行きまして、会場で他の美大出身の作家の方やご友人と絵の話をする機会に恵まれました。今のわたしは日中は絵とは離れた仕事をしていて、それはそれで自分の中で切り替えができて楽しいのですけれど、こってりと絵の話だけ出来る時間というのはまた良いものです。学校を卒業してしまうとなかなかそういう話を思う存分するという事が減ってきてしまうので、やはりこういう場所に来るのは作品を観るという事以外でも得られるものは多いなあと改めて思いました。

こういう会話をしていると、それまで自分の脳内にバラバラにあった様々な絵に関する事が話していくなかで色々な要素と繋がっていき、回路が出来上がる感覚があります。人と話すことの面白さは自分一人では作れないこの回路が出来る楽しさなのかなと思います。

で、秋は牡蠣やら何やら美味しいものがたくさんあって、美味しいものがあれば会話も弾み、会話が弾めば当然お酒もすすむし楽しいなと。

今月はぐっと酒量が増えております。

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